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あなたが、「グッと来た」フレーズ。

1 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 01:35
あなたが今まで読んだ小説で、
感動した、衝撃を受けたor忘れる事のできない
フレーズや一節を書き込んでください!!
他の人の書き込みを見て
興味の幅が膨らむかも(?)。

<例>

人は、一生で最も大切な記憶を30歳までに体験するらしい。
それからはただ、一杯になったコップから記憶が溢れ出てしまうようなものだろう。
真新しい体験でさえ、同じ方法やインパクトによって記憶に焼きつけられることなどほとんどなくなってしまう。
飛行機の中で、素っ裸のまま、ダイアナ妃と一緒にヘロインを打っていたとしても、
高2の春に、テイラーん家のガーデン・ファニチャーを庭のプールに投げ込んで
警察に追いかけられた時の、あの感覚には勝てっこない。そうだろ?

ライフ・アフター・ゴッド/ダグラス・クープランド
<Douglas Coupland ”LIFE AFTER GOD”>
(角川書店)

2 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 01:44
age

3 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 03:08
あげ

4 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 05:05
>>1
ケチつけてすまんがどうもそのフレーズはイマイチだと思う。
つーか陳腐すぎないか。

5 :台無し:2001/06/26(火) 07:28
「人間は三つのもののためにしか死なない。愛か、自由か、無だ」
−スティーブ・エリクソン「Xのアーチ」

6 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 12:20
age

7 : :2001/06/26(火) 12:22
ここかしこ

8 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 12:38
ダグラス・クープランドか...
なかなか“いいカンジ”のドキュン作家だね、、、

「陳腐」だっていう批判は出てきて当たり前なんで何を今さら、、、
という感じだが、キッチュもここまで行けば一つの芸当。
私には自意識に苦しんでいる、自称“文学青年”の書く気取っていて
退屈な文章を読まされるより、よほどこちらの方が参考になるよ...
第一アイデアが豊富だし、、、

9 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 13:52
>>8
本当にそう思ってる?(藁)

10 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 22:03
私は世界を両手で粉々にすりつぶし、それを見て微笑むあなたが見たい、ベイビー、ベイビー、ベイビー……

11 :吾輩は名無しである:2001/06/26(火) 23:52
しかし、彼女はもう答えなかった。彼女の呼吸は、ただ大きく吐き出す息ばかりになってきた。
彼女の把握力は、刻々落ちていく顎の動きと一緒に、彼の掌の中で木のように弛んできた。
彼女は動き止まった。そうして、終に、死は、鮮麗な曙のように、忽然として彼女の面上に浮き上がった。
――これだ。

12 :吾輩は名無しである:2001/06/27(水) 01:46
誰のどの本かも書いてね♪↑

13 :吾輩は名無しである:2001/06/28(木) 00:38
age

14 :吾輩は名無しである:2001/06/28(木) 15:24
age

15 :吾輩は名無しである:2001/06/28(木) 23:48
>11
横光利一『花園の思想』のラストです。

16 :吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 02:26
>11お〜。良いね〜。

17 :吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 02:43
「オリンポスの果実」
一番最後 「ほんとうに私を愛してくれていたのだろうか?」

18 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 01:40
age

19 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 01:47
「夜更けに仲間の少年の二人が脱走したので、夜明けになっても僕らは出発しなかった。」

イイなあ、これ。いいよ。...ってもうがいしゅつだっけ?
イメージが沸いてくる。

20 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 01:51
「来た、見た、勝った」

陳腐だけど。

21 :吾輩は名無しである :2001/06/30(土) 02:25
私は今すごいことを思いついた。
気ちがいどもを殺してしまえばいいではないか。
そうすればどれだけ金が残るか考えても見よ。
狂人というのはよく食うし、寝るところだっている。
それにやつらは胸くそが悪い。
とんでもない叫び方をするし、糞は壁に投げつけるしで、
やることなす事が頭に来る。

チャールズ・ブコウスキー「バッドトリップ」
(「ありきたりの狂気の物語」新潮文庫)より

まさしく同意。

22 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 03:21
私は学校をやめてしまい、子供達のおなかのたしに、
馬鈴薯の丸茹でや、パンの耳を買って与えなければならなかった。
百科事典はそれきり流れてしまって、子供達が今は、ただ見るだけではなく、自分で検索出来る様に大きくなっていても、
与える事が出来ないのである。

内田百閨u可可貧の記」

23 :ラオウ:2001/06/30(土) 03:30
我が生涯に一点の曇りなし!

24 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 05:22
へたな文章はだめな女に似ている。してあげられることが、ほとんどない。

      チャールズ・ブコウスキー『ビールと詩人とお喋り』のラスト
         ―――「ありきたりの狂気の物語」新潮文庫・所収

25 :はむ:2001/06/30(土) 09:29
>>21,24
ほう。これ読んでみよう。面白そうやな。

わたくしだったら人間の最後に生涯の最後に青春を持って来ていたであろう。
ある種の昆虫は、その最後の変容においては、ハネのみを持っていて胃はもたない。
彼らはこうした清められた形のもとに生れ変わって束の間を愛し、
そして死ぬばかりなのである。
〜〜〜まず幼虫の状態において、身を養うためのいやな仕事を
なしとげるようにさせてやっていたであろう。その期には性はないであろう。
したがって飢えが愛の価値をさげることもないであろう。
それからわたくしは、最後の状態において、男と女とが輝くばかりのハネを広げて
露と欲情によって、生き接吻を交わしながら死んでゆくような具合に、
人間を創っていたであろう。

「エピクロスの園」アナトール・フランス

きれいで、un peu erotique!!(ちょっとエロチック)でいいやろぉ。
でも、ごめん。長すぎた。

26 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 12:19
最後は、どうか幸せな記憶を……

27 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 14:58
わたしは、どうやら自分が犯したらしい致命的な失敗を、
すべての責任を引っ被らねばならぬような失敗を、
探してみるのだが、発見することが出来ない。
しかしわたしは犯したにちがいないのだ、
もしなにひとつ失敗の事実がなく、しかも、
長い生涯を賭けてのまじめな努力にもかかわらず
わたしの望みがかなわなかったというのであれば、
わたしの望みは最初からかなうわけのものではなかったのであり、
徹底的な絶望が状態がそこから生まれるであろうことが、
証明されるからだ。

28 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 15:05
>>27
なかなか。いいじゃないの。
読みたいわ。これ出典は?

29 :吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 17:36
弱者への愛には、いつも殺意がこめられている−
安部公房「密会」

これ読んで鳥肌立った。

30 :matoma:2001/07/01(日) 00:46
貞淑とは 情熱の怠惰である

ラ・ロシュフコオ伯爵 「箴言」

31 :吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 01:46
ロシュフコーの「箴言」ってたくさんいいこと書いてあるわよね。

嫉妬には愛情よりも自己愛の方が多く含まれている。

ってのもあるわよね。。。

32 :吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 10:02
27はカフカの「審判」。

「密会」の弱者への愛〜には対になってる言葉がある。
談話記事かなんかで言ってたんだが、こういうの。
「弱者の幸せには、いつも殺される期待がこめられている」
とかそんな感じ。

33 :吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 11:46
palease, please, please,
make me a real boy.

34 :吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 16:48
age

35 :仙介:2001/07/01(日) 17:59
 読者はどう思うか知らないが、もちろん私は彼女を殺すことなどとうていできなかった。
おわかりだろう、私は彼女を愛しているのだ。
そしてそれは、最初会ったときから最後まで、いや、永劫に変わらぬ愛なのだ。

 ナボコフの「ロリータ」より。
この一文を見て、これは少女愛小説ではなく純粋な恋愛小説なんだと思った。

36 :たぐち:2001/07/01(日) 21:43
もっとナイスなもののあるほうへのろのろと歩いていった

「さようなら、ギャングたち」

37 :吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 22:52
ベリィ、ナイス。
ベリィベリィ、ナイス。

38 :たまごリュック:2001/07/01(日) 23:12
手元に本がないので、うろおぼえですが。

「そうなりゃ、俺は暗闇の中のいたるところにいるんだ。
おっ母ぁの見るどんなところにもな。
パンをよこせと人々が騒いでいる、おれはそこにいる。
おまわりの野郎が俺たちの仲間をぶん殴っている。そこにもおれはいる。
腹を減らしたガキどもが、メシができたと聞いて喜んでいる、その
笑い声の中にだって、俺はいるんだ。
そうして、もしケイシーのいうとおりなら、人々が自分で作った食べ物を
食べ、自分で建てた家に住むようになりゃ、俺はそこにもいることになるんだ。
わかったかい?」

39 :たまごリュック:2001/07/02(月) 00:06
ネッダは生まれた子が女の子だと知ると、激しく泣いた。
「かわいそうな子! おまえにだけは、できるだけ遅く苦しみがやってきますように!」
この祈りを知った人々は、ネッダを非難した。

40 :たまごリュック:2001/07/02(月) 00:15
ジェルヴェーズは両腕をのばして、何を言っているのか自分でも分からずに、一所懸命彼に嘆願し始めた。
「さあ! あたしをつれていてちょうだい。もうあきあきしたの。あの世に行ってしまいたい・・・。昔のことなんか根にもっちゃいやよ。なにも知らなかったんだもの。ほんとに! 誰だってその気にならないと、なかなかわからないものよ・・・。ええ! そうよ、だれだっていつかはそこに行くのがうれしくなるわ!・・・・・ さあ、つれてって、つれてって、お礼を言うわ!」

41 :たまごリュック:2001/07/02(月) 00:26
だが今となっては、死を免れる者が 一人としてあるべきではない、
イーリオスの前で 苟しくも我が手に神が 委ねたまおう
トロイエー人のことごとく、別してプリアモスの子とある者には。
さればさ友よ、御身も死ね、何故そのように泣き悲しむのか。
パトロクロスさえ死に果てたのだ、御身より遙か優れていたのに。
それ見給え、いかほど私も姿美らかに秀でるものかを。

(註)アキレウスに対して命乞いする、
ヘクトールの弟リュカーオーンに対して、アキレウスはこう言って
リュカーオーンを殺害するわけですが、ここでいまから殺害する
相手に、
「さればさ友よ」と呼びかけている。
戦争でなかったら、リュカーオーンがヘクトールの弟でなかったら、
きっといい友達になれただろうけど、
彼が宿敵ヘクトール(親友パトロクロスを殺害した)の弟である以上、
殺さずにはいられない。
そういう悲劇的な出会いを知ると、ぐっと来てしまいます。

42 :たまごリュック:2001/07/02(月) 00:45
「私は、徒刑囚です。」

(註)
これについては、ここ(文学板)の住民なら解説不要だと思います。

念のための解説。
コゼットと結婚したマリユスに対して、ジャン・バルジャンが
みずからの素性を告白するセリフ。自分はコゼットの父親なんかでは
ない。ただの徒刑囚だ。自分は人からさげすまれるべき人間であって、
コゼットの父親として尊敬されるに値する人物ではない。
そういうシーンです。

43 :たまごリュック:2001/07/02(月) 00:58
R.Wagner "Parsifal ACT 1"
PARSIFAL "Ich schreite kaum,doch wahn' ich mich shon weit."
パルジファル「私はほとんど歩いていないのに、
もうずいぶん遠く来たように思える。」
GURNEMANZ "Du siehst,mein Sohn,zum Raum wird hier die Ziet."
グルネマンツ「息子よ、おまえの見るとおり、
ここでは時間が空間になるのだ。」

(註)さすが天才ヴァーグナー!!
アインシュタインよりはるか以前に(1882年初演)、
相対性理論を発見していました。
その証拠です(爆)

44 :たまごリュック:2001/07/02(月) 01:15
「もし憲法の準則のうちに、他のどの原則にもまして
絶対的に遵守を要求されるものがあるとすれば、
それは思想の自由の原則である。
われわれと同じ意見を持っている者のための思想の自由ではなくて、
われわれの憎む思想のための自由である。」
(United States v.Schwimmer,279 U.S.644,655(1929))
(Holmes裁判官の言葉。
なお、「シャーロック・ホームズ全集1」によれば、
彼はシャーロック・ホームズのいとことされています(笑)。)

45 :CC名無したん:2001/07/02(月) 02:13
「絶対大丈夫だよ!」
木之本桜たん

46 :matoma:2001/07/02(月) 02:29
中学校の頃は、よく寺山修司の「ポケットに名言を」を読んでました。
一方、芥川竜之介の「しゅじゅの言葉」(出て来ない)はあんまピンとこなかった。

47 :CC名無したん :2001/07/02(月) 02:33
桜たんハアハア

48 :たまごリュック:2001/07/02(月) 02:38
「ハンノ、わたしのハンノ。」とトーニはつづけ、
むだ毛におおわれて艶がなくなった頬を涙が伝わった。・・・
「トム、お父さん、お祖父さん、ほかのみんな!
どこへ行ってしまったのでしょう、みんなは?
二度ともう会えないんだわ、ああ、つらい悲しいことよ!」
「また会う日があってよ。」とフリーデリーケ・ブッデンブロークが、
膝の上で両手を握りしめ、目を伏せ、鼻を突き出して言った。
「そうね、そういう話ね。・・・ああ、それがなんのなぐさめにもならない
時間があるのよ、フリーデリーケ、罰あたりなことを言うようだけれども。
それが信じられなくなるのよ、神の正しさとかやさしさとかが、・・・
なにもかもが。人生は、そうよ、わたしたちの持っている信仰を
砕いてしまうのね、いろいろ信仰を持てなくしてしまうのね。・・・
いつかまた会える。・・・ほんとうにそうだったら!」
(中略)
「その通りですよ!」とゼゼミ・ワイヒブロートは、
力をふりしぼって言って、挑みかけるようにみんなを見つめた。

(註)
ブッデンブローク商会の解散が決まり、家族で一人残されたトーニが
(この世から)去っていったブッデンブローク家のみんなを思い出し、
嘆き悲しむ。
それに対して、ゼゼミ・ワイヒブロートが信仰・神の正しさを強調する。
要するに「没落したブッデンブローク家」を象徴的に表すシーン。

49 :吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 05:29
age

50 :たまごリュック:2001/07/02(月) 23:33
以下は「ぐっ」とは来なかったんですが、まあ有名なセリフを
集めてみます。

この世に生を享けないのが、
すべてにまして、いちばんよいこと、
生まれたからには、来たところ、
そこへ速やかに赴くのが、次に一番よいことだ。
(「コロノスのオイディプス」(岩波文庫)p72)

(註) 説明不要に有名な文句。人生論について述べられた文章には
必ず出てくる。この句が出てこない文章は、作者が不勉強。

51 :たまごリュック:2001/07/02(月) 23:39
「死んでしまえ、死の運命を 私はそのおり 身に受けようよ、全くいつなり
とも、ゼウスや、その他の不死なる 神々が、果たされようと望む折りには。」
「イーリアス・呉茂一訳」(下)p256

(註) 世界文学の最高峰「イーリアス」のクライマックス。
ヘクトールをついに討ち取ったアキレウスが、
このように自らの死の運命を受け入れるセリフを述べて、
ヘクトールのいまわの際の頼みを拒絶する。
つーか、以後の世界文学は、このシーンを乗り越えることを目指しての
戦いだったというくらいに重要な場面。

52 :吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 23:59
横入りゴメソ。ちょっと長いが・・・

「この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。
 世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。
 きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。

 でも、外に立つ世界とは別に、きみの中にも、一つの世界がある。きみは自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。きみの意識は二つの世界の境界の上にいる。
 大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。
 たとえば、星を見るとかして。

 二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過すのはずっと楽になる。心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。
 水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。
 星を正しく見るのはむずかしいが、上手になればそれだけの効果があがるだろう。
 星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれども。

<・・・>
池澤 夏樹 「スティル☆ライフ」

53 :吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 00:03
復讐は女のたしなみ。

54 :吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 00:06
???

55 :たまごリュック:2001/07/03(火) 04:14
「とにかく、名誉、面目って野郎が、尻ッぺたァつっつきゃがる。
ううむ、だがな、いってえイザとなった場合によ、もしその名誉とやらのおかげで、
怪我でもした日にゃァ、どうなるってんだ?
名誉にお脚がつげますかってんだ。つげねえだろう、え!
じゃ、お腕は? こいつも駄目だ。
それとも、傷の痛みくれえならとれようってェのかい? そいつも駄目か!
じゃ、名誉なんて吐しやァがって、外科医の腕さえねえんじゃねえか?
そうだろう。
へえ、それじゃ、名誉って奴ァ、ただの言葉じゃねえか?
じゃ、その名誉って言葉にゃ、なにがある?
なんだね、その名誉って野郎は? 空気じゃねえか。」
(シェークスピア「ヘンリー4世(T)」第5幕第1場 岩波文庫版p160)

(註) みなさんご存じ、人類史上最高に魅力的な男、
Sir.John Falstaffの名ぜりふです。
デブで、汗っかきで、大酒飲みで、うそつきで、弱虫で、
臆病者で、ごうつくばりで、すけべぇで、口汚い。
けど、ウィットとユーモアを最高に持ち合わせている。

彼は結局、フランスで汗かき病のために死ぬんですが、
本作の続編「ヘンリー5世」では、彼の仲間が嘆き悲しんで、
次のようなせりふをいいます。

ピストール「地獄ででもいいから、ヤツと一緒にいたいよ。」

死んだ後まで仲間にこう言われるってくらいに、魅力あふれる男でした。

56 :たまごリュック:2001/07/03(火) 05:40
すんません。ちと間違ってました。>>55の自己訂正

× ピストール「地獄ででもいいから、ヤツと一緒にいたいよ。」
○ バードルフ「地獄ででもいいから、ヤツと一緒にいたいよ。」

なお、もっと原文に即して言えば、以下の通り(やっと本を見つけた(^_^;)

ピストル 「だって、フォルスタッフの野郎、とうとう死んじめえやがった。だからよ、おいら悲しいんだ。」
バードルフ 「あいつと一緒にいてえな、どこにいるんだか知らねえが、天国だって、地獄だってよ。」
(「ヘンリー5世」第2幕第3場)

57 :吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 08:29
ファルスタッフといえば・・・
ヴェルディのオペラ「ファルスタッフ」は最高に素晴らしい。。

58 :吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 16:42
誰か国内文学とかでいいの、知らない?

59 :たまごリュック:2001/07/03(火) 18:31
またフォールスタッフものですが。

世の中、すべて冗談さ。
人間みんな、道化師で、
誠実なんて、ひょうろく玉よ。
人間みんな、ペテン師で、
誰もが他人を笑いたがるが、
最後に笑う者だけが、
本当に笑う者なのだ。
(「フォルスタッフ」アリゴ・ボーイト台本、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲)

(註) これはおそらく「ウィンザーの陽気な女房たち」かどこかから
採られたものです。それとも「お気に召すまま」だったっけ?
みんなでこの歌詞をフーガ形式で歌って大団円。すばらしい結末です。
ここまですばらしい文句もそうそうあるもんじゃない。

60 :たまごリュック:2001/07/03(火) 18:44
オペラつながりということで。

あなた方がマイスターたちの働きを
敬愛すれば、
たとえ神聖ローマ帝国が霞(かすみ)の中に消え去ったとしても、
聖なるドイツの芸術は永遠に残るだろう。
(「ニュルンベルクのマイスタージンガー」リヒャルト・ヴァーグナー)

(註) いまだに問題の残るシーンです。
ナチス・ドイツがこの場面を使って「ドイツの偉大さ・永遠さ」を
強調したといういわくつきの文句です。いまだにイスラエルでは
ヴァーグナーの上演は禁止されています。
ただ、永遠なのは、ドイツ「国家」じゃなくて、
ドイツの「(マイスターの)芸術」なんですよねぇ。
(現に歌詞でも、「神聖ローマ帝国が滅んでも」と
国家の永続なんてはなから軽視してます(笑))
芸術が政治に悪用された悲しい実例です。

61 :たまごリュック:2001/07/03(火) 20:59
なんか私一人で書き込んでるなぁ。寂しい…(T_T)

「賭け事のような真剣な話をしている時に、
良識ある英国人が冗談をいうことは決してありません。」
(「80日間世界一周」J・ヴェルヌ作 岩波文庫版p37)

(註) こういう、どこまで本気で言ってるのかよく分からないセリフを
口にして、フィリアス・フォッグ氏は世界一周の旅に出たのでした。

62 :曲がり角:2001/07/03(火) 22:04
ちょっとスレの主旨と外れてしまうのですが
私は「グッと来る」っていうより「ゾクッと来る」のですが、みなさんどうですか?

63 :吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 22:59
ー蝶ー

「二つ折りの恋文が、花の番地を探してる。」

64 :吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 00:05
age

65 :名無しのオプ:2001/07/04(水) 00:16
「おれはおまえにこんなものをやろうと思う。
ひとつはゼリーだ。ちょっとした人の足音にでさえ波紋をおこし、
風がふいてくるとさざなみをおこす。色は海に青色で、
ご覧そのなかを、いくつも魚が泳いでいる。
もう一つは窓掛けだ。織物ではあるが秋草が
茂っているくさむらになっている。またそこには見えないが、
色づきかけた銀杏の木がその上に生えている気持ち。
風が来ると草がさわぐ。そしてご覧。尺取虫が枝から枝を匍っている。
この二つをおまえにあげる。まだ出来あがらないから待っているがいい。
そしてつまらないときに時には、ふっと思い出して見るがいい。
きっと愉快になるから」
梶井基次郎の「城のある街にて」

66 :吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:06
いや。このスレは、たまごリュックさんの
博識にかかっている(笑)
しかし、すごい読書量ですよねえ。

67 :吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 02:37
グット

68 :吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 04:14
 私は段段悲しくなつて来て、涙が何時迄も止まらずに流れた。さうして、
こんな事を考へた。目玉の中から出る涙と、心の奥から出て来る涙とある。
心の奥から出た涙でも心は涙の通るのを知らずにゐることがある。出てきた
涙を見た後で、始めて心の奥の事を知る時もあるだらう。さうださうだ、
どうやら解りさうになつて来たと思つて、私は猶の事泣いた。

                          内田百閨u波止場」

69 :吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 01:38
倉庫行き阻止age

70 :吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 03:31
>>61
あんまり本読まないから書きこみたくても書きこめないんだよう。
でもたまごリュックさんのレス見るためにちょくちょくこのスレ覗いてるよ。

71 :たまごリュック:2001/07/05(木) 04:05
ありがとう(^_^) >>70さん
最近、凹むことが多いので、こういうはげましは正直嬉しいです。
いま、部屋の中はこのスレッドのためにひっぱりだした本が散乱しています。
少しずつ引用していこうと思います。
(けど、「クォ・ヴァディス」が見あたらない… どこに行ったんだろう?)

「他でもありません(と私は答えました)、イギリスの羊です。
以前は大変おとなしい、小食の動物だったそうですが、この頃では、
なんでも途方もない大喰いで、その上荒々しくなったそうで、
そのため人間さえもさかんに喰殺しているとのことです。」
(トマス・モア「ユートピア」岩波文庫版p26)

(註) これも有名な句です。いわゆる「羊が人間を食い殺す。」
当時のイギリスのエンクロージャーを批判した文章。
高校世界史の教科書にも載ってます。

72 :たまごリュック:2001/07/05(木) 04:09
「ナポレオンは死んだが、別の男が現れた。」
(スタンダール「ロッシーニ伝」)

(註) ええ、8000円しました。買いました(笑)
当時ヨーロッパですさまじい人気を誇った作曲家ロッシーニ
(あまりの人気にベートーヴェンの人気が霞んだほど)について、
スタンダールが書いた伝記です(彼の生前唯一のヒット作)。
当時ナポレオンを頂点としたロマン主義的な「英雄崇拝」の雰囲気が
よく分かる文章です。

73 :たまごリュック:2001/07/05(木) 04:26
***** 一 開扉 *****

慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において……

讃えあれ、アッラー、万世の主、
慈悲ふかく慈愛あまねき御神、
審きの日の主宰者。
汝をこそ我らはあがめまつる、汝にこそ救いを求めまつる。
願わくば我らを導いて正しき道を辿らしめ給え、
汝の御怒りを蒙る人々や、踏みまよう人々の道ではなく、
汝の嘉し給う人々の道を歩ましめ給え。
(「コーラン」(上)岩波文庫版p11)

(解説) 世界三大宗教の一つ、イスラームの聖典コーラン(アル・クルアーン)です。
その冒頭の有名な句。たしかここらへんは「アラビアン・ナイト」でも
さかんに引用されてたような…
イスラームの人々にとっての「主の祈り」「南無阿弥陀仏」みたいなものです。

74 :たまごリュック:2001/07/05(木) 04:31
すべて無常のものは
ただ映像にすぎず。
及び得ざるもの
ここには実現せられ、
名状しがたきもの
ここには成し遂げられぬ。
永遠なる女性は
我らを引きて昇らしむ。
(ゲーテ「ファウスト 第二部」岩波文庫版P495)

(解説) ドイツ語文献としては、おそらく一番有名な文句。
「ファウスト」の最終場面です。「永遠なる女性」って、
おそらくどこかで耳にされたことがあると思います。
個人的な感想になっちゃいますが、
ファウストって、あまりおもしろくなかったです。

75 :たまごリュック:2001/07/05(木) 04:52
それを見るとキロンは突然、崩折れてとぐろを巻いた蛇のようになり、
その口から人間の声というよりはカラスの鳴き声に似た叫びが出た。
「グラウコス、グラウコス。……」
実際、燃え上がる柱の上から医者のグラウクスがキロンを見ていた。
(中略)
「グラウクス、グラウクス、クリストの名に於て赦して下さい。」
あたりはしんとした。居合わせた人々は身慄いをしてすべての眼は
知らず識らず上に挙げられた。
殉教者の頭は軽く動いたが、やがて柱の上から呻きに似た声が聞こえた。
「赦してあげる。……」
キロンは野獣のように吼えて俯伏し、両方の掌に土を掬って自分の頭に
振りかけた。
(中略)
「ローマの民衆よ。私は自分の死にかけて誓う。ここに死んでいくのは
罪のない人々だ。放火人は──あれだ。……」
そう云いながら指でネロをさした。
(シェンキェビッチ「クォ・ヴァディス」(下)岩波文庫(旧版)p230〜232)

(解説) これにはほんと、「グッと」きました。
キリスト教の救済思想(赦しの教え)がいかに大切か。
卑劣漢のキロン・キロニデスはネロの命令でローマに火をつけて、
キリスト教徒に罪をかぶせて処刑します。そのとき、旧知の間柄の
医者のグラウクス(キリスト教徒の長老格)が十字架にかけられて
火あぶりになっているところに出くわします。
そして文字通り彼に「赦して」もらい、ネロの犯罪を暴露するわけです。

76 :たまごリュック:2001/07/05(木) 05:05
じっさいこのときアウグストゥスの受けた衝撃は大変に強烈で、
伝えるところによると、数ヶ月間髭も剃らず髪も伸ばし放題で、
ときどき扉に頭をぶっつけては「クィンティリウス・ウァルスよ、
軍団兵を返してくれ」と叫んでいた。そしてこの惨敗の日は、
毎年喪に服し哀悼の意を表していたという。(Aug.23)
(スエトニウス「ローマ皇帝伝(上)」岩波文庫版p116)

(解説) ローマ軍がテウトブルクの戦いで惨敗した知らせを聞いて、
アウグストゥスは半狂乱になりました。この句はけっこう使えます。
たとえば、くだらない授業にぶちあたったときには、
「○○(<講師の名)よ。授業料を返してくれ!」って
アンケートに書いたりして(笑)

77 :たまごリュック:2001/07/05(木) 05:15
>>59の元ネタ判明しました。

ジェイクイズ  世界はすべてお芝居だ。
男と女、とりどりに、すべて役者にすぎぬのだ。
(シェークスピア「お気に召すまま」岩波文庫版p71)

(解説) >>59の元ネタです。
「ウィンザーの陽気な女房たち」じゃなかったです。
「お気に召すまま」(As you like it)でした。失礼しました。

78 :たまごリュック:2001/07/05(木) 05:29
「わたしも、あなたのように没落しなければならない。
わたしが今からそこへ下りていこうとする人間たちが言う没落を、果たさねばならぬ。
では、わたしを祝福してください。どんな大きな幸福でも妬まずに見ることのできる
静かな眼であるあなたよ!
満ち溢れようとするこの杯を祝福してください。その水が金色にかがやいてそこから流れだし、
いたるところにあなたのよろこびの反映を運んで行くように!
ごらんなさい! この杯はふたたび空になろうとしている。
ツァラトゥストラはふたたび人間になろうと欲している。」
──こうしてツァラトゥストラの没落ははじまった。
(F・ニーチェ「ツァラトゥストラはこう言った(上)」岩波文庫版p10)

(解説) ニーチェの主著「ツァラトゥストラ」の冒頭部分です。
ここからツァラトゥストラの没落がはじまる。その没落の物語が本書です。
本書については様々な解釈が成り立ちうるのであまり言及はしません。
(つーか、下手に言及したら、自分の読みの浅はかさをつっこまれる(^_^;)
ただ、また個人的な意見になりますが、
ニーチェって、なんでこんなにうけてるんだろう?
(私にはただの人格破綻者としか思えないんですが…)

79 :たまごリュック:2001/07/05(木) 06:10
うーん。思いつくままにばらばらに書き込んでるなぁ。
せめて国別・作家別とかに固めて書き込めばよかったような…

************
フィガロ「かしこまってござります。さあ、フィガロ、運をつかまえるんだぞ。坊や。」
伯爵「退却しよう。怪しまれてはいけない。」
フィガロ「(強く、)ではやつがれめはこの家に乗り込み、得意の術を用い、
魔法の棒のひと振りで、、警戒を眠らせ、愛をめざまし、嫉妬をはぐらかし、
陰謀を狂わせ、邪魔者いっさいひっくりかえすことにいたしましょう。
殿様にはやつがれの家にて、軍服、宿泊票、それに懐中には、お金のご用意。」
伯爵「金をだれに?」
フィガロ「(強く、)金といったら金です。金こそは陰謀の原動力でございますよ。」
(ボーマルシェ「セヴィラの理髪師」岩波文庫版p29)

(解説) 個人的な趣味で引用してすんまそん。
オペラ「セヴィラの理髪師」(ロッシーニ作曲)だと、このあたりが
4番(=4曲目)なんですよ。
もちろん、オペラの台本は本書とはかなり違ってますが。
私はここの音楽がすごく好きでして、
自分がワグネリズムの悪夢から目を覚ますきっかけとなった音楽です。

80 :たまごリュック:2001/07/05(木) 06:47
「オイレンシュピーゲルよ、愛する子よ。最後にあたって
おまえの霊魂の救いに思いを寄せなさい。お前はやくざ者でいろいろな
罪を犯してきたな。それを悔やむがよい。お前にいくらかの金があったら
私はそれを神の栄光と貧しい司祭のために、私もその一人だがね、
捧げようと思うんだが、それをすすめたいね。その金はまともな金じゃないからな。
(中略)
オイレンシュピーゲルは「……午後になったらまたおいでなさい。
お前様の手に金をひとにぎりさしあげますよ。……」
(中略)
司祭は喜んで午後になるとまたやってきました。
それまでの間にオイレンシュピーゲルは一つの缶の半分まで人糞などの汚物をつめ、
その上にわずかの金をまいて、貨幣で汚物がかくれるようにしておきました。
(中略)
オイレンシュピーゲルは「そうですよ司祭様、あなたががつがつせずにひかえめにつかもうとするなら、
私はこの缶の中からひとにぎりさしあげましょう。
……
けれども決して深く手をつっこんではいけませんよ。」
(中略)
司祭が手をぐっと缶のなかにつっこむと金の下がじっとりしめっていて
やわらかいのに気が付きました。すぐに手をひきぬいてみると指は
糞まみれになっていたのです。
(「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」岩波文庫版p326〜328)

(解説) ごうつくばりの司祭に死ぬ直前までいたずらをしかける
ティル・オイレンシュピーゲルです。本書はこういうスカトロジーが
ふんだんにあります。
ティルが自分で出したウンチをぺろりと食べるシーンもすごいんですが、
こっちの方が笑えるので、こっちを引用しました。

81 :たまごリュック:2001/07/05(木) 07:14
現在読んでいる本からの引用です。

アレクサンドロス自身も咽喉の渇きに苛まされてはいたものの、
それでも苦心惨憺して、徒歩で軍勢を指揮していた。
(中略)
この折りに幾人かの軽装兵が水を探しに隊列を離れ、さして深くもない、
とある岩の凹みに、ほんのわずかばかりの水が溜まっているのを見つけた。
彼らはそれを苦心して掻いこむと、何かたいへんな貴重品を携えるようにして、
アレクサンドロスのもとへ大急ぎで引き返してきた。
彼らは側近くまでやってくると、水を兜に注いで王に奉った。
アレクサンドロスはそれを受け取って、水をもたらした者たちに
厚く礼を返すと、皆が見守る中でそれをそのまま、地面へぶちまけてしまった。
(アッリアノス「アレクサンドロス大王東征記」(下)岩波文庫版p143)

(解説) こういう立派なふるまいができたからこそ、あれだけの
偉業を成し遂げたんだろうな〜。自分にはとても無理です(笑)

82 :吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 16:48
Please don't speake,Just let me love.

83 :吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 19:42
>>たまごりゅっくさん。
素敵ね。文学だけでなく、音楽にも精通しておられる。。
おまけにオペラにまで。
今度、ロッシーニのセヴィリヤの理髪師に行こうと思ってるのだけど。
もっと、良い所教えてくださいな。。

84 :吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 23:10
まだまだみたいあげ

85 :吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 23:37
>たまごリュック

「ワグネリスムの悪夢」ねえ・・・ロッシーニを聴いて
それから目覚めるというのも安易なような気が・・・実際には
ヴァーグナーは幼心にロッシーニを聴いて影響を受けていたんだが・・・
とはいえベートーヴェンに比べて馬鹿にしていたのだが。
ヴァーグナーの対極にある音楽は意外にもモーツァルトのような気が・・・
特に「フィガロの結婚」だね。

86 :たまごリュック:2001/07/05(木) 23:38
>>83さん。どうもありがとうございます。
セヴィラの理髪師については、No.2・4・8・9・13をお聴きください。
CDなら「アバド指揮」のものがいいとおもいます。

「さればいま、その人の館に向け、燦めく眼のアテーネーは
出かけてゆかれた、器量すぐれたオデュッセウスの帰国をはかると。
それでまずさまざまに技工をこらした奥の御殿へゆかれたのは、
そこに王女のナウシカアーが寝んでおいでたからで、
度量のひろいアルキノオスの息女だが、その姿形が、不死である女神がたにも
ひとしいという、…」
(ホメーロス「オデュッセイア」(上)6-13 岩波文庫(旧版)p177)

(解説) 「風の谷のナウシカ」という有名なアニメがあります。
その主人公のナウシカは、本書に出てくるパイエーケス人の王女ナウシカアー
をモデルにしているそうです(単に名前を借りただけかもしれないですが)。
一件無関係に思えるもの同士でも、意外なところにルーツがあるという実例です。

87 :たまごリュック:2001/07/05(木) 23:47
>>85さん
そうです。私はいままで実に安易な人格形成を築き上げてきました(^_^;
ここで詳論は避けますが、ワグネリズムのくどさにうんざりして
いたところに、ロッシーニを聴いて何か憑き物が落ちた。
それだけです。
私はただのディレッタント(素人の好事家)にすぎないので…(^_^;

「さて、そこで、リヒャルト・ヴァーグナーの天才は、もっぱら
ディレッタンティズムから成り立っているのであります。」
(トーマス・マン「リヒャルト・ヴァーグナーの苦悩と偉大」岩波文庫版p49)

(解説) そういう事情で、ヴァーグナーもディレッタントだったりします。
この一言で、トーマス・マンはドイツを追い出されてしまいます。
「よりによってヴァーグナーを素人呼ばわりした」
しかし、実はこの直後に以下の一文が続きます。

「しかし、なんというディレッタンティズムだったんでしょう。
ヴァーグナーは、音楽好きでない人々をも音楽に引き込むような類の音楽家です。」
(同書p49)
こう言って、マンはむしろヴァーグナーのことを賞賛してるんですが、
ナチスは彼の文章の一部だけを切り取って非難し、事実上国外追放して
しまいました。この話から分かる教訓は、
「人の話は最後まで聞け!」
ということです(笑)

88 :たまごリュック:2001/07/06(金) 00:01
カテリーナは、私が彼女に対してイタリア式に交わったと述べた。
(中略)
私が彼女を相手に行ったというやり方を詳しく彼女が話すことを、
私は求めた。このろくでなしの売女は、恥も外聞もなく、言うところ
の汚らわしいやりかたをあからさまに話した。つづけざまに三度、
彼女にその話をくり返させた。
彼女が言い終わったところで、私は声高く言った、
「……
<まことのキリスト者たる王>の国家の法律では、そのような罪状に対して
行為者および被行為者に火あぶりの刑を認めていると存じます。
しかるにあの女は罪を告白しています。……」
(中略)
そこで私はいよいよ張りあげた。売女の娘は母親とともに泣き出し、
私は判事に「火あぶり、火あぶりだ」とわめいた。
(B・チェッリーニ「チェッリーニ自伝」(下)岩波文庫版p93)

(解説) ゲーテがイタリアに夜逃げしていたとき(いわゆる
「イタリア紀行」というやつです(笑))、彼はチェッリーニ自伝を
読んでショックを受けました。その後ドイツに戻った後、
ゲーテ自ら独訳したというくらいにおもしろい(破天荒な)本です。

「イタリア式」とは要するにアナル・セックスのことです。
彼を訴えて金を巻き上げようとしていた母娘に対して、
チェッリーニはこういう(捨て身の)やり方で反撃します。
こういう恐ろしい男を敵に回すとろくなことがない…
結局、彼はおとがめなしということになりました。
みなさんも、チェッリーニタイプの人物を
敵に回さないようにしましょう(^_^;

89 :たまごリュック:2001/07/06(金) 00:18
「なぜならば、神をある仕方でさがす人は、その仕方を手に入れるだけで、
その仕方のうちに隠れる神をとらえることがない。しかし神を、
いかなる仕方もなしにさがす人は、神をあるがままの姿でつかむのである。
そのような人こそ、子と共に生きる人であり、つまりは命そのものなのである。
(中略)
それゆえに、命はそれ自身を生きるまさにそのところにおいて、
なぜという問なしに生きるのである。」
(J・エックハルト「エックハルト説教集」岩波文庫版p39)

(解説) (ヨハンネス・)マイスター・エックハルトは
中世ドイツ神秘主義思想家兼神父です。
聴衆は彼の説教を「随喜の涙を流して」聞いていたそうです。
ところが本書を読めば分かりますが、むちゃくちゃ難しい。
なにを書いてるのかよく分からない…
おそらく、聴衆は難しすぎて分からないので泣き出してたんじゃないかと、
勝手に推測しています(笑)

90 :たまごリュック:2001/07/06(金) 00:28
アレクサンドロス大王が彼の前に立って、
「お前は、余が恐ろしくないのか」と言ったとき、
それに対して彼は、「いったい、あなたは何者なのですか。
善い者なのですか、それとも、悪い者なのですか」と訊ねた。
そこで大王が、「むろん、善い者だ」と答えると、
「それでは、だれが善い者を恐れるでしょうか」と彼は言った。
(ディオゲネス・ラエルティオス「ギリシア哲学者列伝」(中)6-2-68 岩波文庫版p166)

(解説) 本書は引用元の宝庫です。現に古代から様々な著作の
元ネタになってきています。
たった一つの引用で片づけるには惜しい。
いくつかご紹介してみたいですが、とりあえず私がおもしろい
と思った部分を引用してみました。

91 :吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 00:39
>たまごリュック

どうやらあんた俺の知り合いなのか? 気味が悪いな。

92 :たまごリュック:2001/07/06(金) 00:45
ローエングリン「エルザよ、私がお前の夫となり、
お前の国土と臣民を保護し、
かつ二人の間を何者によっても
裂かれぬようにするためには、
私に対して誓って貰わねばならぬことが一つある。
決して私に訊ねてはならない、
知ろうと考えてもいけない、
どこから私が旅してきたかを、
そして、私の名と素性とを!」

エルザ「決して訊ねたりはいたしません!」
(リヒャルト・ヴァーグナー「ローエングリン」第一幕)

(解説)この部分はきわめて有名です。おそらくだれもが間接的に
知っているくらいに有名なシーンです。
というのは、この部分に使われている
「質問禁止の動機」(<音楽形式上のライト・モティーフのひとつ)
が、後にチャイコフスキーにパクられて、
「白鳥の湖」の主旋律
になっているからです。

しかし、名前も氏素性も分からない、どこの馬の骨ともしれない男を
自分の夫に迎え入れるとは、エルザも大した女性です(笑)
(実際にはローエングリンはモンサルヴァートの聖杯騎士団の王子
なんですけどね…)

93 :吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 00:56
そうだね。エルザは以前から夢の中でずっとこの
「白鳥の騎士」のことを夢見ていたわけです。
ローエングリンは典型的なミステリアスなヒーロー
として描かれている。だけどどこかであの弱っちい
タンホイザーとダブって自分の頭の中に浮かんでくるのはなぜだろう。。。?
エリーザベトのタンホイザーに対する献身が
エルザのローエングリンに対するとダブるからだろうか・・・?
(というかエルザは結構軽率な女なのだが。)
ちなみにローエングリンはパルジファルの息子なのです...

94 :たまごリュック:2001/07/06(金) 00:57
>>91さん。91さんはどういう方ですか? 私の知り合い?
ちと分からないですが…
なぜ私のことを気味悪く感じたのでしょうか?
もし差し支えなければおしえてください。
*****

彼は卒然としてソーニャの言葉を想いおこしたのである──
「四つ辻へ行って、みんなの人におじぎをして、地面に接吻を
なさいまし、あなたは地面に対しても罪を犯しなすったんですから、
そして大きな声でみんなの人に向かって
──(わたしは人殺しです!)──とおっしゃいまし。」
(中略)
彼は広場のまん中に跪いて、地面まで身をかがめ、喚起と幸福とを感じながら、
その汚い土に接吻した。彼は立ちあがって、もう一度身をかがめた。
(ドストエフスキー「罪と罰」(第三巻)岩波文庫版(旧版)p309)

(解説) ロシア文学です。有名です。解説不要です。
こんな一部分の抜粋・引用ですませてはいけない作品です。
(だからいままで引用してこなかった)
もしまだお読みでない方は、ぜひお読みください。

95 :吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 01:24
この調子であげ

96 :たまごリュック:2001/07/06(金) 01:38
ウトナピシュティムは彼、ギルガメシュに語った。
「ギルガメシュよ、隠された事柄をお前に明かそう。
神々の秘密をお前に語ろう。
シュリッパクはお前が知っている町、
ユーフラテス川[の岸辺]にある町だ。
その町は古く、〔そこに〕神々はお近づきなされたものだ。
ところが、偉大な神々は心をはたらかせ、洪水を起こそうとされた。」
(「ギルガメシュ叙事詩」第11書板8-14)

(解説) 旧約聖書「ノアの箱船」物語の原型とされる物語です。
ウルクの王ギルガメシュは永遠の生命をもとめてウトナピシュティムの
もとを訪ねます。そのときにウトナピシュティムは彼にかつて地上を
襲った大洪水の話をする。
19世紀の考古学的発掘の結果、粘土板に記録されたギルガメシュ叙事詩が
発見され、その解読内容が明らかにされると世界中が驚きました。
「ウッソ〜!」というのが、当時の人々の偽らざる心境だったでしょう(笑)

97 :吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 11:53
叩かれるの覚悟で・・・

「もうひとことオーケイですか?神様」

文学板で出す本じゃないことは分かってる。
だが、なにも考えずたんたんと読んでたら
このセリフ(シーン)でグッときてしまった・・・
だめか?だめなのか?

98 :吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 15:21
出典を明示してよ>97
それだけじゃなんの本か分からないよ

99 :吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 19:10
>>97
どうして叩かれると思ったの?どうぐっときたの?
あなたは神を信じてるの?
教えて。

100 :吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 22:26
どうしてって…
場取るロワイヤルだからじゃない。

101 ::2001/07/06(金) 22:54
「君のかわいいところを、検査したい」

〜〜俺より〜〜

102 :吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 23:09
>>たまごリュックさん。
セヴィリャの理髪師のこと。教えていただいて、
ありがとうございました。聴いてみます。
今日はまだ書き込みないのですね。金曜の夜だからお出かけかしらね。

103 :たまごリュック:2001/07/06(金) 23:27
ある気持ちのいい八月の午後のこと、プリンス・エドワード島の
一軒の農家の玄関さき、赤い砂岩の踏段の上に背のたかい、
ほっそりした少女がすわっていた。年は『一六歳と半』。
灰色なまじめな目、髪の色は友達の女の子たちに言わせると、
『金褐色』であった。
(モンゴメリ「アンの青春」新潮文庫版p5)

(解説) 赤毛のアンシリーズ第二作です。
「アン」シリーズにはほかにも多くの有名シーンがあるのですが、
私はこの場面でのあまりの安直さに呆れた覚えがあり、
あえてこちらを引用しました。

 アン、お前は「赤毛」じゃなかったんかい!\(`Д´)/(笑)

いつのまにか彼女のコンプレックスのはずだった赤毛が「金褐色」に
なってくれています。すごい安直です。うらやましいです。

104 :たまごリュック:2001/07/06(金) 23:41
ハーストウッドは持っていた15セントを払うと、
疲れた足を引きずって這うように階段を上り、
割り当てられた部屋へ入った。むさ苦しい部屋だった──
(中略)
そのあげくに再度ガス栓をひねって開けたまま、
マッチをつけなかった。その後もその場に立ちつくしていたが、
夜というものが帯びているあのやさしさにすっぽりと包まれて、
姿は見えなくなっていた。そうしているうちにも立ちのぼるガスが
部屋に満ちていく。においが鼻につくようになると、
それまでの姿勢を崩し、手探りでベッドに戻った。
「無駄なことさ」と弱よわしくつぶやくと、体を伸ばして休息に入った。
(T・ドライサー「シスター・キャリー」(下)岩波文庫版p451)

(解説) アメリカ自然主義文学の代表作「シスター・キャリー」です。
シカゴの大手酒場支配人ハーストウッドは主人公のキャリー(キャロライン・ミーバー)と
駆け落ちしてニューヨークに来ます。二人はその後別れますが、
キャリーが女優として成功を収めて行くのに対し、
ハーストウッドは最後にはこのように落ちぶれて、自殺してしまいます。

以前、このテーマを下敷きにしてちょっとしたお話(パロディー)を
作ったことがあり、その思い出に引用してみました(^_^;
(また個人的な趣味を出してしまい、申しわけありません)

105 :たまごリュック:2001/07/06(金) 23:55
ひとり残ったラスティニャックは、墓地の高みへと何歩か歩いていき、
セーヌ河の両側にそってうねうねと横たわっているパリの町を眺めた。
そこではすでに灯火がまたたきはじめていた。彼の目はほとんどむさぼるように、
ヴァンドーム広場の円柱と、廃兵院の円天井にはさまれたあたりに注がれた。
そここそは、彼が入りこみたいと望んだあの上流社交界が生きている場所であった。
ラスティニャックが、うなりをあげているこの蜜蜂の巣に向かって投げた視線は、
あらかじめそこから密を吸いとってしまおうとするかのようだった。
そして彼は次のような壮大な言葉を吐いた。
「さあ、今度はおれとおまえの勝負だぞ」
そして、社会にたいする挑戦の最初の行為として、ラスティニャックは
ニュシンゲーヌ夫人の屋敷に晩餐をとりに出かけた。
(バルザック「ゴリオ爺さん」(下)岩波文庫版p237)

(解説) なんでも鹿島茂・共立女子大教授によれば、
 「人間には二種類の人間がある。
  バルザックを読んだ人と、まだ読んでない人とだ。」
とのことです。
情けない話ですが、私は後者です。バルザックはいまだに
「ゴリオ」と「知られざる傑作」しか読んでません。
けど、いずれ「人間喜劇叢書」をきちんと読んではみたいと
思ってます。藤原書店版の「選集」も買い込んでます(笑)。
(「人間喜劇叢書」とは、バルザックの一連の作品群です。
もちろん、「ゴリオ」も「傑作」もその中に含まれていますが、
その数十倍もの(未読の)作品群が残っています。)

106 :たまごリュック:2001/07/07(土) 00:19
「最後に言い残すことはないか、ソニア?」と所長が言いました。
「あります」とパットは答えました。彼は二人の父親を見ましたが、
その一人にしか話しかけませんでした。
「ミスター・レブラン、憎しみの心を持ったままこの世を去るのはいやです。
おれとエディがやったことを許してほしい。でも殺したのはエディだ」
レブラン氏はうなずきました。ブルケ氏は、レブラン氏のほうに顔を向け、
「私には?」と言いました。
(H・プレジャン「デッドマン・ウォーキング」徳間文庫版p159)

(解説) 有名な映画の原作です。
読書が苦手という方に一つ提案してみたいのですが、

 「映画になった書籍」を読んでみる

というのはどうでしょうか?
さきに映画を見て、その後に原作を読む。
そうしたらけっこうすいすいと読めるのではと思います。
なんたって、先に映画を見てるのですから、カンニングしてる
ようなものです。楽に読んでいけます。
最近の作品だと「グリーン・マイル」がありますよね?

107 :たまごリュック:2001/07/07(土) 00:56
「なにを考えこんでるんだね」と所長が気遣わしげに言った。
所長はつと立ち上がり、息を吹きつけるほどに顔を近付けて
幾分あわてた様子で言った。声がすこし嗄れている。
「あす、きみとお別れしなければならなくなりました」
「はい」他家雄は無表情のまま、凝っと所長を見詰めた。
(加賀乙彦「宣告」(下)新潮文庫版p448)

(解説) 私はあまり日本文学を読みません。外国文学ばかり読んでます。
およそ比率は2:8くらいでしょうか?
そういう私が読んだ数少ない日本文学の一冊です。
この本は、以前、近木貞孝(=加賀乙彦の本名)著「死刑囚の記録」(中公新書)
を読み、死刑制度について関心を持った頃に読みました。
(ただここで死刑制度についてあれこれ言及するのは回避します。ここは
今まで読んだ本の中で、「グッと」来たフレーズを紹介する場であり、
死刑制度の可否を論ずるところではないと思うからです。)

108 :たまごリュック:2001/07/07(土) 01:12
では、なつかしいお二方、どうか幸福にお暮らしください
そして、主が、人間に将来のことまでわかるように
させてくださるであろうその日まで、人間の慧智はすべて次の言葉に
尽きることをお忘れにならずに。
 待て、しかして希望せよ!
                 あなたの友なる
                 エドモン・ダンテス
                 モンテ・クリスト伯爵
(A・デュマ・ペール「モンテ・クリスト伯」(7)岩波文庫版p364)

(解説) 「モンテ・クリスト伯」はよく知られていますが、
実際にお読みになられた方は意外と多くないそうです。分量多いし…
けど、この2つの言葉を心にとどめながら読んでみてはいかがでしょうか?
本書は読んでも読んでも終わらないくらいに分量が多いですが、
「(投げ出すのを)待て、
しかして(読み終わるのを)希望せよ!」と(笑)

109 :吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 15:58
誰か日本文学から引っ張ってきてくれ。

胃がもたれてきた。

110 :やまがた:2001/07/07(土) 16:17
>>103
あのですね、赤毛のアン・シャーリーは、自分が赤毛であることを恥じている
というのが設定の大事なポイントなのです。だから彼女の友人たちは、彼女の
髪を「赤毛」とは言わずに「金褐色」と呼んであげているのです。もちろん赤毛は
赤毛のままなんだけれど、彼女がそれを気にしていて、あと友達もそれを知っていて
気を使っているんだよ、というのをその一行で表現しているんです。

だからこそそこでは「友達の女の子たちに言わせると」という表現になっているし
(つまりそれ以外に人たちは、当然赤毛だと言うわけですな)、
『金褐色』にわざわざカッコがついているのです。

そのくらい読みとってよー。

111 :吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 21:53
>>110
激しく同意。
後の巻「アンの幸福」にも、アンが
『まあ、あなたは赤毛じゃありませんか!』と言われ、
『たぶん、彼女には”赤褐色”という語彙がなかったのかもしれません』と
恋人ギルバートに手紙を書くシーンがある。
(手元に本がないため細かい文言は違っているかも)
たまごリュック氏〜、本当にアンシリーズ全巻読んでいるのか?
いや別にいんだけどね

112 :吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 21:59
たまごリュックさんをいじめないでぇ〜。
もう書いてくれなくなっちゃうよ。

113 :吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 22:05
>>112
あっすいません…
悪意ないの。たまごリュックさんいなくならないでね。

114 :吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 23:33
シャーロック・ホームズにとって、彼女はつねに『あの女』であった

115 :やまがた:2001/07/07(土) 23:38
フィアルタの春は、いつもどんより曇っている。

116 :たまごリュック:2001/07/07(土) 23:45
>>110-111さん
どうも申しわけありませんm(_ _)m
「アン」シリーズは一通り読んでますし(内容はほとんど覚えてないけど)、
ご指摘の事柄は一応知ってましたが、(解説)でウケ狙いをしちゃいました(^_^;
((笑)をつけたんで、理解してくださると思ってたんですが…)
この板には「アン」フリークの方が大勢いらっしゃることを失念していました。
どうも失礼いたしました。
*****

幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである。
(トルストイ「アンナ・カレーニナ」(上)岩波文庫版p5)

(解説) 出だしの文章がいきなりこれです。
読み手はおもわず引き込まれちゃいます。
私も、こういう読み手をグッと引き込む文章を書けたらなぁとは思いますが、

 (おまえを)トルストイと一緒にするな!\(`Д´)/(笑)

って怒られちゃいそうなので…
(赤毛のアンのコメントでも怒られちゃいましたし…(T_T))

117 :吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 23:54
人生の楽しみは3つしかない。前の一杯と、後の一服だ。

118 :たまごリュック:2001/07/07(土) 23:54
アウレリャノ・ブエンディア大佐は三十二回も反乱を起こし、そのつど敗北した。
一七人の女にそれぞれひとりずつ、計一七人の子供を産ませた
──ただし、彼らは一夜のうちにつぎつぎに人手にかかって死に、
いちばん長命の者でさえ三十五歳までしか生きられなかった。
大佐はまた一四回の暗殺と七十三回の伏兵攻撃、一回の銃殺刑の難を免れた。
(G・ガルシア・マルケス「百年の孤独」新潮社版p112)

(解説) ガルシア・マルケスです。評価はすごく高いです。
本書には様々な登場人物が現れますが、
私の一番お気に入りがこのアウレリャノ・ブエンディア大佐です。
これだけしつこく・不屈の精神を持った男は滅多にいない。
しかも最後の方ではなんのために反乱を起こしているのか
自分でもよくわかってなかったんじゃ? と思われます(笑)
本書はおもしろいかと言えば、確かにおもしろいですが、
それ以上にごちゃごちゃした印象を受けました。

119 :たまごリュック:2001/07/08(日) 00:24
    四行詩
われはフランソア、残念也、無念也、
ポントワーズの邊なる 巴里の生れ、
六尺五寸の荒縄に 吊りさげられて
わが頸は 臀の 重みを 知らむ。
(F・ヴィヨン「ヴィヨン全詩集」岩波文庫版p253)

(解説) 太宰治に「ヴィヨンの妻」という作品があります。
(その作品自体は、フランスの歴史を題材にしてるわけではないですが…)
「ヴィヨン」というのは、中世フランスの詩人です。
彼の作品ではこの詩が一番有名らしいので、引用しました。
「太宰治」のファンの方は、一度目を通されてみてはいかがでしょうか?
なお、解説によれば、本詩の由来は以下の通りです。

 (ヴィヨンはケンカをして捕らえられたのですが、)
  ヴィヨンも加害者の一人として、前科をも充分に考量されて、
 死刑を宣告され、「巴里の獄門台に於いて絞首刑に処せらるべき者也」
 と判決されたのであった。
  この判決を受けたヴィヨンは、すっかり諦めて、世の中を冷然と
 嘲笑って、最期の訣別を快活に馬鹿にしたやうに歌ったのが、
 この四行詩である。(同書p426)

120 :やまがた:2001/07/08(日) 01:01
「幸福な家庭というのは、どれもこれも、多少ちがったところがあるものだが、不幸な
家庭というのはいずこも似たりよったりである」とある偉大なロシアの作家が有名な
小説(1880年、マウント・テェイバー社刊RGストーンロアーの英訳による『アンナ・
アルカジヴチ・カレーニナ』)の冒頭に書いている。この言葉は、これからくりひろげ
られていくこの物語には別に関係はない。
――ナボーコフ『アーダ』

121 :やまがた:2001/07/08(日) 01:08
 どこでもおれの最語を聞け。どの世でもおれの最語を聞け。地球の委員会やシンジケートや
政府も聞け。それに、どこぞの便所で他人のものを奪おうと野合する、うすぎたない取引の裏に
いる権力どもも。まだ生まれぬ子どもたちの足元から、地面を永遠に売り飛ばそうとするやつら
も――
「われわれの存在を明かすな。何をやってるかも教えるな――」
 これが地球上の全能委員会やシンジケートのせりふか。
「頼むからコカコーラのブツを外に出さないで――」
「金星人とのガン協定はバラすな――」
「グリーン協定だけは――あれだけはバラさないで――」
「オルガズム死だけは――」
「オーヴンだけは――」
 聞け。おまえたちみんなに告ぐ。全員が手札を見せろ。払え、払え、みんな払い戻せ。
再生、清算、総再生算。みんなに見えるように。タイムズ広場で。ピカデリーで。
「早すぎる、早すぎる。もう少し時間をくれ」
 何のための時間だ。嘘の上塗りか。早すぎるだと? だれにとって早すぎるんだ?
みんな、このことばは早すぎはしない。遅すぎるかもしれないくらい。残り時間あとわずか。
どうしようもない結末まであとわずか――
「極秘――マル秘――部外秘――エリート外秘――加入者外秘――」
 これが地球上の全能委員会やシンジケートのせりふか。こんなのは嘘つきや臆病者や
内通者や裏切り者のせりふだ。嘘を重ねる時間がほしい嘘つき。自分の「犬」や「見せ物」
や「使い走り」や「人畜」どもにすら真実を告げられない腰ぬけども。昆虫人間や植物人間と
の内通者。永遠の肉体を約束すれば、どこのどんな連中とでもツルむやつら。永遠にクソ
してたいやつら。そんなことのために、自分の子どもたちを売り飛ばしたやつら。まだ
生まれぬ子どもたちの足元から、地面を永遠に売り飛ばしたやつら。あらゆる場所の
全魂の裏切り者ども。ハッサン・イ・サッバーの名前を利用して、その薄汚い取引で
まだ生まれぬ者を売り飛ばすのか?
――ウィリアム・バロウズ『ノヴァ急報』

122 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 01:27
age

123 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 01:29
たまごリュックVSやまがた
いいぞ。もっとやれ。

124 :やまがた:2001/07/08(日) 02:11
 なんといふ木か、途方もなく大きい木が一本、もろに横だふしに、地ひびき打つて……その
木はだいぶまへから日でりにも風雨にもそこに野ざらしになってゐるやうだから、たつたいま
落ちかかつたわけではないが、それでもくろぐろとした幹はうなりを發するまでにすさまじく、
あふむけにのけぞつて、大枝も小枝もなく、葉の一つすらなく、手足をぶつたぎられた巨人の
胴体が泥まみれに、ほとんど血まみれに、投げ出されたといふけはひであつた。胴体のなかば
は腐食した物質のなかにうづもれてゐる。根はまだ残つてゐるのか、すでに伐りとられたのか、
かくれてゐてみえない。といふのは、ここは平地ではないからである。下からは見上げるほど、
いちめんにがらくたの堆積。
――石川淳「狂風記」

125 :たまごリュック:2001/07/08(日) 06:47
おはようございます。
昨夜準備してたんだけど、途中で眠くなっちゃったんでそのまま寝てしまい、
結局書き込めなかった分を、今頃になって書き込みますf(^ー^;
*****

翌朝の5時頃、家の前で何台かの車のブレーキ音がした。
マリオが窓を開けてみると、口ひげの男が車を降り、彼に外へ出てくるように
合図を送った。そこでマリオはセーターを頭からかぶると、戸口へ向かった。
(中略)
「マリオ・ヒメネスか?」
口ひげの男が尋ねた。
「そうだよ」
「郵便配達夫のマリオ・ヒメネス?」
「たしかに僕は郵便配達夫だけど」
(中略)
「よろしい。一緒に来なさい」
マリオは両手をズボンの腿にこすりつけた。
「どうして?」
「少し尋ねたいことがある」
(中略)
若い男はマリオの体に触れようとはせず、ただ黒いフィアットを指さして乗れと
うながした。マリオが若い男に伴われて車に乗り込むと、ラッベ議員の車は
ゆっくりと発進して先に走り去ってしまった。
(A・スカルメタ「イル・ポスティーノ」徳間文庫版p206〜208)

(解説) これも有名な映画の原作ですが、映画とはラストが異なっています。
映画だと、恋人のベアトリーチェと結婚した主人公のマリオは、
事故で死んでしまうということになっています。
しかし、原作ではこのように警察に連れ去られてしまいます。
いわゆる「汚い戦争」の犠牲になってしまうのです。
(チリでもアルゼンチンと同じように軍事政権の時代が長く続きました)

少し悲しいラストです。

126 :たまごリュック:2001/07/08(日) 07:04
「そういう名前で学校にいくのは楽しいことだった」とガープは書いている。
「T・Sがなんの省略か、よく先生に訊かれた。最初ぼくは単なる頭文字だと
答えていたが、先生たちはなかなか信じようとしない。それでぼくは、
”母さんに電話してくれよ。母さんなら話してくれるでしょ”といわざるを
えなくなった。先生は電話をした。そして母ジェニーはいくぶん事情を説明して
やったようだった。」
かくのごときがT・S・ガープにあたえられた世界だった。優秀な看護婦から、
彼女自身の意思と球状銃座の射手の最後の一発の精子(たね)でもって生まれたガープの。
(J・アーヴィング「ガープの世界」(上)新潮文庫版p51)

(解説) 私自身、好きな作家の一人であるジョン・アーヴィングの代表作です。
「ベンゲンセイバーの世界」や「ペンション・グリルパルツァー」などの作中作も
豊富で、おもしろいところがてんこ盛りの作品です。
ロビン・ウィリアムズ主演で映画化もされています。
どこを引用してご紹介すればいいのか迷いましたが、こんなことであまり悩んでも
しょうがないと思い、とりあえず第一章のラストを引用してみました。

みなさん、とにかく実際に作品を読んでみてください。
そうしたら、みなさんそれぞれに引用・紹介したいと思う部分が出てくる
でしょうし、それらは各々違ってくることでしょう。
(そうすれば私の悩みもご理解いただけるのではないかと思います(^_^;)

127 :吾輩が名無しである:2001/07/08(日) 07:40
たまごリュックさんの読書量にはただもう茫然です。
部屋の散らかりようが想像できますね(w
たまごリュックさんのカキコを読んでいると、なぜか村上龍の顔が浮かんで
来ました。特に「長崎オランダ村」で食い物屋、飲み屋をはしごして食べ
まくり、飲みまくる場面。その健啖振りが、たまごリュックさんの「雑食性
読書読みまくり」とイメージが重なるのです。こんな人がいる限り、じり貧の
日本文学界といえど、まだまだ絶望するところではないと意を強くしました。

ただしひとつだけ苦言を。引用が長すぎること。これぞという極め付きのフレーズ
を短く引用してくれるとありがたいのですが…。解説文は結構面白いのに、
肝心の引用部分が長くては、読むのが鬱陶しくて、挫折しそうになるのですよ。
勝手なお願いで申し訳ないのですが、これからのカキコに期待しているファン(?)
の一人として、見守っております、です。

128 :たまごリュック:2001/07/08(日) 07:49
「さて今こちらに双の目を、向けて未来のローマ人、
汝の裔(あと)をそこに見よ。ユーリウス・カエサルそこにいる。
カエサルはじめユールスの、血を引き将来天軸の、
もとまで高く上るべき、後裔たちもいる、そこに。
こちらの丈夫、かれこそは、その出現の約束を、
汝が常に耳にする、かのアウグストゥス・カエサルぞ。」
(ヴェルギリウス「アエネーイス」(上)6-788 岩波文庫版p414)

(解説) 私はギリシア・ラテン古典文学が得意分野です。
このジャンルの諸作品を比較的多く読んできました。
(逆に近世日本文学なんてまったくです(;´Д`) )
みなさんもそれぞれ得意のジャンルについてお読みになられた本を
ご紹介いただければありがたいです。
そうすればこのスレもにぎやかになるでしょうし。

本書はローマ時代の詩人ヴェルギリウスの代表作です。
本書によれば、主人公アエネーアース(アイネイアース)は
女神ウェヌス(アプロディテ)の息子です。
その子ユールス(アスカーニウス)がユリウス家の祖先となる。
つまり、ユリウス・カエサルは女神の子孫だということになります。
そういう伝説をもとに本書は作られたわけですが、
実際には作者ヴェルギリウスの創作の部分もかなりあったりします。
当時の権力者アウグストゥス(=カエサルの後継者)に媚びてるわけです。

129 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 07:52
>>127
個人的には単なるドキュンだと思う。
確かに読書量は多いようだが、どうも的外れな意見が多い。
たくさん読めばいいってものじゃないって見本だと思うよ。

130 :ixion:2001/07/08(日) 10:36
ナボコフだからあえて突っ込みを。transfigureの「毒」(彼は
オネーギンの「翻訳」でtranslateではなく愚なるtransfigureで
あった他の英訳を序文でコテンパンにしている)を出して「英訳」
ではなく「英語に変貌させられた」としたいところ…です。恐らく
この調子だとtransfigurationには満足いってないんでしょうね。

失礼しました^^;
じゃあ、俺は同じナボコフのPale Fireから。
"Zembla, a distant northern land."

131 :吾輩が名無しである:2001/07/08(日) 11:18
オナニー野郎ばかり。

132 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 12:06
>>129
激しく同意
たまごリュックさんが嬉々として書き込んでいるのが目に浮かぶようだ。
別に知り合いではないが。
好きな本とか文章について話すのって相当
気恥ずかしいというかエロチックな行為であると思うのは私だけだろうか?
よって>>131の慧眼には感服いたす

133 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 12:23
たまごリュックさんは悪戯に本を語りすぎてる。
外国文学の読書量にしか感心できない。

第一、解説しないと味のわからないフレーズに価値はあるのか?

134 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 12:25
>>132
ネットなのだから、いいのよ。
気恥ずかしくってもエロティックでも。
2chが面白いゆえんでもあるわけでしょ?そう思わない?

135 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 13:57
ただ有名な箇所ってだけでさほど「グッと」来ないのが問題だな。
レス数は多くてもいまいち盛り上がらない。

136 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 14:14
>>90

そのアレクサンドロス大王の前の「彼」って誰なのよ。
それそこも含めて引用なり解説なりしないと、引用自体が成立しないよ。
ディオゲネス?

137 :吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 14:20
>たまごリュックさん

頭は悪いが読書量は豊富。それでいいじゃありませんか。
どんどん引用してください。がんばって読みます。

138 :たまごリュック:2001/07/08(日) 18:42
>>127さん どうもありがとうございます。
ただ、このスレッドは私のすちゃらか解説なんかよりも、
引用の方がメインなので、そちらの方をぜひお読みください。
ただ、引用が長くなりすぎなのはお詫びします。当初は記憶のみに
頼って書いていたので、引用部分も短くかつ不正確だったのですが、
今はきちんと文献にあたっているので、正確ですが長くなっちゃってます。
初心に戻らないといけませんね。不正確な点まで初心に戻ることはないですが(笑)

>>134さん、>>137さん ほんとうにありがとう(T_T)
最近、ネタはまだまだあるけど書くのがかったるくなって、書き込みを止めようと
考えてました。ちょうどそのとき>>129>>131-133>>135のような私への批判が
出てきたので、これを機に書き込むのをやめちまおうと思ってたところです。
そこに134さん、137さんのはげましが…

 せっかくバックれようとしてたのに、よけーなことするな〜〜!!\(`Д´)/(笑)

(冗談ですよ!(^^ゞ 134さん、137さんには本当に感謝してます。)

>>136さん 「彼」とは、(樽の)ディオゲネスのことです。
(その奇行で有名な哲学者で、他にも多くのエピソードがあります。
詳しくは「ギリシア哲学者列伝」(中)をお読みください。)
引用出典部分・ページまで明示しておりますので、不足な点は
お手数ですがご自分でお調べになっていただければと思います。

なお、初期の引用 38〜40,42,43の正確な出典は、以下の通りです。
(前述の通り、引用内容は依然正確ではありません。その訂正は機会があればします)
38 J・スタインベック「怒りの葡萄」(下)第28章 岩波文庫版p197
39 G・ヴェルガ「ネッダ」(「カヴァレリーア・ルスティカーナ」(岩波文庫)所収)
   (<すみません。本がほんとに見あたらない…(T_T) )
40 E・ゾラ「居酒屋」新潮文庫版p578
42 V・ユーゴー「レ・ミゼラブル」(4)第7編1 岩波文庫版p498
43 R・ヴァーグナー「パルジファル」第1幕第1場

139 :たまごリュック:2001/07/08(日) 18:58
追加。
>>136さん 「彼」がだれかわかるようにしないと
引用自体が成立しないというご指摘、ごもっともです。
この点に関しては私の配慮不足でした。
謹んでお詫びします。

140 :読んだ人いる?:2001/07/09(月) 12:09
「「ペトラ」と小さな声で妻の名を呼んだ。しかしその声は彼女に
届かなかった。ちょうどその頃、彼女は真昼時のまぶしいベンガル
湾の海面を漂っていた。」(「失われた時の海」)

この一節だけでもこの短編を読む価値があったと思った。
何故グッとくるか読んだ人にしか分からないと思うけど
前後を引用したり説明するのは不粋且つ助長ですので、
これだけね。

141 :吾輩は名無しである :2001/07/09(月) 14:56
「ああマルタ、ああ、どんなに君を愛していることか!
これだけが君に言えなかったんだ、おれはそれを君に訊かれないかと
心配だった。そうしたら君を永遠に失うんじゃないかと、<だいじょうぶ
よ、バレンティン、そんなことにはならないわ。だって、この夢は短い
けれど、ハッピーエンドの夢なんですもの>」

蜘蛛女のキス/プイグ

142 :吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 19:32
>>141
いいわね。

本紹介のようでここのスレ好き。
いつも帰ってからのメールチェックしてから読むの。
やまがたさんは最近は来てくれないの?

143 :吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 20:29
フレーズ
<1>単語の集まり。句。成句。慣用句。「キャッチ―」
<2>〔音楽〕旋律の一区切り。楽句。▽phrase

岩波国語辞典より。

144 :吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 21:29
私もこのスレ好きだなあ。
いいよね。
知らない本だったりするのに、
たった2、3行でこんなに感動するのかって思ったり。
読みたいと思う本がイッパイ。

145 :吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 23:14
さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ。

―― レイモンド チャンドラー ――

146 :63:2001/07/10(火) 01:10
ちらちらと毎日このスレを見てましたが、期待していた程、
発展してないので残念です。

キツイことを書くけどたまごリュックさんは
もう少し考えて引用してください。





ー夕方ー

空はぼろぼろの旗を広げる。
きふらんと薔薇の貧しい行列だ。

147 :63:2001/07/10(火) 01:17
ー風景ー

陸は青鳶、海は鳶灰、鳥は鈍い緑の孔雀色。

148 :63:2001/07/10(火) 01:19
「破壊しに、と彼女は言う」

曇天。
窓は閉まってる。
彼からは庭も見えない。

149 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 01:20
なに、これ?
ここは(ナルシストの)自作詩の発表スレじゃないよ。>>63

150 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 01:23
1のスレ設立趣旨をきちんと読んでね。>>63
ここは
>あなたが今まで読んだ小説で、
>感動した、衝撃を受けたor忘れる事のできない
>フレーズや一節
を書くところなんだよ。
あと<例>のように、引用の出典はきちんと書いてよ!

151 :63:2001/07/10(火) 01:35
ーアポロンの島ー

アニーが僕に
ー嵐が来ても沈まないでね、と言うと
エリカが、遠慮がちに笑った。

晴れていて、船が出てからもしばらくは、
突端にいる人が誰であるのかはっきり判った。


注、エリカはアニーの姉です。
この文は僕がかなり手を加えて書き換えてしまっているので、
原文とは異なっています。
アニーと僕の関係は想像にお任せしますが
読み取る鍵は上記の文の中に十分過ぎる程入っています。
残念ながらこの文は「グッ」と来ない方が多いでしょうね。

152 :63:2001/07/10(火) 01:43
出展は「風景」と「夕方」はフレッチャーの作品の一節で
『破壊しに、と彼女は言う』はマルグリットデュラスの作品です。
冒頭部分を抜いてきました。

最後は小川国夫の「アポロンの島」のラストです。
最近読んだ中で一番印象に残ったので持ってきたのですが
これに関しては少し手を加えているので
「ナルシストのオナニー」と言われても反論できません。
気に触っても寛容に扱い、黙視して頂ければ幸いです。

153 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 02:48
>>63
つか、人の小説に勝手に手を加えるなよ・・・
ああスマソ。寛容に無視するんだったな。

154 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 03:12
小説の一部じゃなくて申し訳ないんだけど。
出展:夢枕獏の「神々の山嶺」のあとがき
title:「書き残したことはありません」
「(前略)全部書いた。全部はき出した。
 力およばずと言ったろこともない。全てに力がおよんでいる。(後略)」
本編もとても面白く、山岳小説には興味のなかった自分も夢中になって
読んだのだが。このあとがきはインパクトあった。
自分の全てを出し切ったと言い切れる潔さに何だか惚れたよ。

小説内部にも好きなシーンあるんだけど、思いっきりネタバレに
なりそうなので。趣旨と違ったらごめん。

155 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 11:47
>>154
どうしてネタばれになったらだめなの?知りたい!教えて。

>>63
小説をちょっとアレンジしてみるところなんて。すごくいいわ。。
ぐっとくる感じ方なんて、人それぞれに違うもの。
その人その人のものを、知りたいし読みたいわ。面白い!

156 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 13:36
はたから見るととってもウザイスレだったりします。

157 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 14:24
「人の文章から、引用元を明記して必要な箇所だけ」
を引用するのは一応認められていますが、
「著者の承認無く勝手に手を加えて発表する」
のは立派な著作権法違反です。
著作物を変形・脚色するには、著作者の許可を取らねばならんのです。
やめてね。
「せめて」元の文章も正確に書いた上でやろうや。

158 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 15:32
人の文章を勝手に書き換えて、さらにその原著者の名前を
つけてここに出す、ってスゴい根性だね。

(おっとまた余計な一言)

159 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 15:45
「聞こえる? あれは草の竪琴よ。いつもお話を聞かせているの。
 丘に眠るすべての人たち、この世に生きたすべての人たちの物語を
 みんな知っているのよ。わたしたちが死んだら、やっぱり同じように
 わたしたちのことを話してくれるのよ。あの草の竪琴は」

(トルーマン・カポーティ「草の竪琴」)
カポーティ好きだ〜。

160 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 16:18
一部の人だけだけどコテハンにする意味がないんじゃない?
そんなに自分の読書量を誇示したいんですか?

161 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 16:22
>>160
別に「読書量を誇示したい」わけじゃないだろう?そんなの言いがかりだよ。

どうだろう?まず君もコテハンを名乗ってみる、というのは?本当はしたいんじゃないの?

162 :140:2001/07/10(火) 16:23
>>150 書名と著者名書いてませんでした、すんません。
ついでにもう一節
「そうしておけば、盲目の魚が泳ぎまわり、潜水夫が地上に
帰りたいと願いつつ息絶えていく深い海の底までまっすぐに
沈んでゆくはずだった」(「この世で一番美しい水死人」)

ガブリエル・マルシアス・マルケス
短編集「エレンディラ」より(140も) ちくま文庫

君、なんかきもいよ。>155

163 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 16:30
考えてみれば田口ランディも、自分が書いた文章に署名を
しないで置いておけばあれほど連続的に自作における
「盗作」を指摘されないで済んだわけだ。
「盗作」というのは他人が書いたとされる他人の署名入り
の文章を勝手に拝借してくる事だとすれば、すべては
“名前”をめぐる問題だと言って過言ではない。

164 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 17:38
「ループ」ってゆう作品の最後の文とセリフ。

165 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 19:52
    / ̄ ̄ ̄ ̄\     )
ハア / J uJ J u \ ( )
   / u J ━  ━ |
  | J J  (・) (・)| ハア
( )(6   J J つJ )
 (  | J  u┏━┓|     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ハア\ J  ┃□┃|   < このスレのみんなにLOVEを感じるよ
|\/ ̄ ̄ ̄|_■■■/⌒\________
\.| ノア   |         .\            / ̄ ̄ヽ
  \三沢の|       /⌒⌒ヽ         /      \
   \全て.|・  | \ (   人  )      /        ヽ
     \_| /     ゝ    ヽ \   /          |
      \.        |;;    |   \/    |       |
        \   _l  |;;  ;;;  |\__/      |      |
         \   ―|;;  ;;;  |-/        |       |
           \   |;;  ;;;  |/         |     |
            \  |;;   | |/          |     |
              | |;   ;; ;;|          /|    |
\                ;;            /  |
  \          /    ;;

166 :155:2001/07/10(火) 20:19
>>162
ばれた?実はモーホなの。

167 :吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 21:19
結局1フレーズで「グッと来る」のは難しいことがわかった。

168 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 05:00
でも長文だるいのでなるべくシンプルにまとめて欲しい。

169 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 14:28
『君はひとりぼっちだ。これからもおそらく。
でも、ああ、どうか君がそれに気づかずにすむように。』

ジョーン、最後のチャンスだったかもしれないのに…
ああ。嘆息する一文である。

170 :やまがた:2001/07/11(水) 16:27
This is not an exit. (American Psycho)

171 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 17:21
あげ。オナニーだろうがなんだろうが
俺は人が読んでる小説の「グッと」くるフレーズを
もっと知りたいです。
やまがた&たまごリュック(可愛いHNだな。おい。w)さん
頑張れ。

172 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 17:28
>>171 同感!
>>196 何て本なの?

あのー、ところでコテハンって何なんでしょう。
無知で申し訳ありません‥‥

173 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 17:31
>>172
固定ハンドルネーム略してコテハン!

174 :172:2001/07/11(水) 18:09
>>173
あっそうだったんだ!納得。教えてくれて感謝です!
それから172の>>196>>169でした。ごめん‥。

175 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 18:40
>>161
誰も2chでコテハンなんかになりたくないだろ・・・

>>160
同意はしかねるけど、たまごリュック はちょっとうざかったので丁度いいや。
変な説明はいらないんだよな。

176 :長文スマソ:2001/07/11(水) 19:20
文学ではないです。多分「フランスの友達」という映画です。

ドイツの脱走兵が敗戦直前にワケあって幼い姉弟とパリをめざすんです。
パリを目前にして片田舎の村に寄るのですが誰もいません。
ついさっきまで誰かがいたような感じはするのにです。
夜、子供たちが寝た後、脱走兵は今後のために金品を物色し、最後に教会にたどり着きます。
そしたらキリストの像の前で村人が全員、死んでいるんです。
本国に逃げ帰るドイツ兵がしたと悟った脱走兵は朝まで懺悔します。
「なぜ神の前で!そして私はこの人たちの大切なものを奪ってしまった。」
朝になるといい具合に連合軍が来るのですが、言い訳はせず、
「私がやった、、、。」
というのです。そして目が覚めて脱走兵のおじさんを探している子供たちは、
銃殺刑にされようとしている脱走兵を見つけ、
「待ってー!!」と叫ぶのですが間に合わないいんです。

私は泣きました。本もよく読みますがこの映画以上に泣ける本はまだ知りません。

177 :169:2001/07/11(水) 19:28
>>172
メール欄を見て下さいな♪

178 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 19:49
『罪は清様と私だけのものですわ。』

「春の雪」三島由紀夫

洞院宮の婚約者に内定していながら、松枝清顕との逢瀬を重ねる綾倉聡子。
恋い慕うだけで罪であるような恋だけれど、犯してしまった罪を
二人だけで共有することはかくも甘美。
拙い文章スマソ

179 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 20:43
「こうして僕たちは、絶えず過去へ過去へと運び去られながらも、
 流れに逆らう船のように、力の限り漕ぎ進んでゆく」

「華麗なるギャッツビー」F.S.フィッツジェラルド

180 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 21:53
>>175
うーんそうか。私はたまごリュックさんの解説読むのも楽しかったけどね。

181 :吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 21:58
>>175
読みたい人は読んで、読みたくない人は読まなきゃいいじゃん>解説
それより、「グッと来た」フレーズも書かずにカキコして、
無駄にスレ資源を浪費してる方がどうかと思うぞ>>175

182 :ビールがうまい:2001/07/11(水) 23:05
>>181
お前はどうだ?書いてるか?

183 :小泉:2001/07/11(水) 23:30
自民党が いいねと君が言ったから 参院選に行こう

184 :もじゃる:2001/07/12(木) 00:00
O! Teach us to outogrow our madness!!

『我らの狂気を生き延びる道を教えよ』大江健三郎

185 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 01:30
age

186 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 01:51
最近、急激にレベルが下がってきたように思われ

187 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 02:49
>>186
じゃあ、貴殿がレベル高いもの書き込んで下さるとヨロシヨ〜♪

188 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 11:08

 ・・・・・・はだか
  むきだし・・・・・・

死者
ジョルジュ・バタイユ

どうでもいいけど「たまごリュック」ってすんげーカワイイ名前だね。

189 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 11:15
「いったいなんのつもりかね?」
「ほらね、あたしは<神様>よ・・・・・・」
「おれは気でも狂ったのか・・・・・・」
「いいえ、正気よ。見なくちゃ駄目。見て!」

マダム・エドワルダ
ジョルジュ・バタイユ

昼間にバタイユ二連ちゃん。

190 :天之御名無主:2001/07/12(木) 11:22
死と同様、避けられない事がある。それは生きる事だ。

191 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 11:52
>>190
(・∀・) イイ!

192 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 13:07
他の誰にも 渡さないで
お互いに
離さないで。


…すまん漫画だ。
なのでsage
でもグッときちゃったのよ。

193 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 21:01
われを動かしむるもの、天上の星の輝きと、わが心の内なる道徳律。

ってカントだったよね。誰か正しい引用きぼん
心の奥からこみ上げる何かに衝き動かされてみたいね。。

194 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 22:36
空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

195 :吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 23:19
若くても美しくなければ何にもならないし、美しくても若くなければ何にもならない。
  ラ ロシュフコー 「箴言集」第497

196 :たまごリュック:2001/07/12(木) 23:33
ここに二つのものがある、それは──我々がその物を思念すること長く
かつしばしばなるにつれて、常にいや増す新たな感嘆と畏敬の念とを
もって我々の心を余すところなく充足する、すなわち私の上なる星を
ちりばめた空と私のうちなる道徳的法則である。
(I・カント「判断力批判」結び 岩波文庫版p317)

(解説) 私個人の意見ですが、解説は必要です。
「引用」というものは、全文引用でない限り、文章のコンテクスト(文脈)を
無視して無理やりぶった切るものです。だから解説・註を付けないと、
「なぜ(自分が)グッと来たのか、なぜ引用したいと思ったのか」が
さっぱり分からない。
私自身、他の方の引用を読ませてもらっても、どこがグッと来るのか
よく分からないです。頭悪いし…

私の書き込みがうざいと思われる方は、お手数ですが、「名前欄」に
「たまごリュック」とある書き込みは読まずに飛ばしてください。
そのためのコテハン使用ですから。

197 :たまごリュック:2001/07/12(木) 23:40
>>196>>193さんのリクに応じたものです。

(追加) 私が書き込み始めたのは>>38からですが、>>41から註・解説を
つけ始めました。というのは、41を引用してみて、「これ、解説つけないと
だれも理解できないな。だれがリュカーオーンなんて知ってるんだ?」
と考えたからです。それまでは私も解説抜きで引用していました。

とくに63氏のような「詩」の引用は、解説抜きにするのは自殺行為です。
詩なんて全文引用しても、人によってはまるで感銘しないものです。
「なせこの詩で(自分は)グッと来たのか?」それを説明しないと、
それこそ「ナルシシストのオナニー」扱いされてしまいます。
(ところで63氏にお尋ねしたいのですが、「もう少し考える>>146」とは具体的に
はどういうことでしょうか? ご教示お願いします)

198 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 00:16
よくは分からんが、がんばれ、たまごリュック

199 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 02:13
age

200 :たまごリュック:2001/07/13(金) 03:16
引用上、とんでもないミスをしてしまいました。
謹んでお詫び申し上げます。

×(I・カント「判断力批判」結び 岩波文庫版p317)
○(I・カント「実践理性批判」結び 岩波文庫版p317)

201 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 05:55
「愛することが罪ならば この世は罪人でいっぱいだ」

妹を愛しすぎた兄の話。でも漫画だからsage

202 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 07:57
>>201 出典は? できればページ数まで

203 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 10:32
別に解説はいらないと思うんだけどな、作品名だけで。
本当にグッと来るフレーズはそんなことしなくてもなんとなく良いものだ。
解説しなきゃわからないものは話も含め良いのであり、
フレーズ単体でグッと来るわけではない。
そのフレーズを見て良いと思ったら読んでみようと思うけど、
解説まで書かれたらある意味ネタバレであまり良いことではないと思う。

204 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 12:41
>>203 だからそういう人は読まないでもいい、むしろ読まないでくれって
書いてるじゃん>>196
オレもいくつかここに引用してるけど、引用する立場になればよく分かるよ。
解説がないとほんとに理解されるのかなって不安になる。

ところで、203くんは具体的にはどのフレーズに解説なしで「グッと」来たの?

205 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 13:13
「どうやってするかって? 手探りでやる丈さ」アルベルト・アインシュタイン

206 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 13:15
「どうやってするかって? 手探りでやるだけさ」アルベルト・アインシュタイン


ミスりました。すいません。

207 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 13:17
「世に生を得るは事を成すにあり」坂本龍馬

208 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 14:09
>>204
203じゃないけど短いレスならともかくあれだけ長いレスをつけといて
飛ばしてくれっていうのもわがままだと思う。
それに理解されなくても別にいいんじゃないの?
そんなことで不安になるのもどうなんだろう?

209 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 14:17
>理解されるのかなって不安になる。
ワラタ

210 :吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 14:25
>>203
確かになんとなくいい感じのフレーズだなと
感じたらその作品を読みたくなるけど、
解説までされたら、そのフレーズが出てくるところがなんとなく、
よめてしまうからあまり読みたくなくなります。
それなら読むなというけどグッと来るフレーズの作品が知りたいから
このスレにいるわけで、ネタまで知りたくなければ読まなければ
いいっていうのは少し横暴だと思います。

211 :193:2001/07/13(金) 16:43
>>196
たまごリュックさんありがとうございます。

自分が読んだのと、けっこう訳が違うみたい。いろんな版があるようですね。
探してみます。

212 :吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 00:42
初心者ですみません。
たまごりゅっくさんの書き込みだけ飛ばして読むのって
どうやってやればいいんですか?当方かちゅーしゃを使ってます。

213 :212:2001/07/14(土) 00:47
「この人はおこることもできないんだわ」
と、ちびのミイはいいました。
それから、ニンニのそばへよっていくと、こわい顔をしていったのです。
「それがあんたのわるいとこよ。たたかうってことをおぼえないうちは、
あんたにはじぶんの顔はもてません」

(『ムーミン谷の仲間たち』 トーベ=ヤンソン作/山室静訳)

214 :吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:11
>>212
たまごりゅっくが解説を書かなきゃ解決

215 :フェージカ:2001/07/14(土) 01:12
 砂のような雲が空をさらさらと流れていた.その時不意に、どこからともなく風が立った.
それとほとんど同時に、草むらの中に何かがばったりと倒れる物音を私たちは耳にした.
それは私たちがそこに置きっぱなしにしてあった絵が、画架と共に、倒れた音らしかった.
すぐ立ち上がって行こうとするお前を、私は、今の一瞬の何物をも失うまいとするかのように無理に引きとどめて、
私のそばから離さないでいた.
   風立ちぬ、いざ生きめやも.
 ふと口をついて出て来たそんな詩句を、私は私にもたれているお前の肩に手をかけながら、
口のうちで繰り返していた.(堀辰雄『風立ちぬ』)

216 :212:2001/07/14(土) 01:13
>>214
そうなんですか?無学なものでむずかしい文章読めないのです…。
ついでに好きなフレーズをもう一つ。

「ビジネス、ビジネスと若い幽霊が言う」
トリスタン・ツァラ初期の詩篇より(タイトル失念)

217 :吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 03:05
解説の要・不要の論議なんてどうでも
いいっす。
(自分が読んだ事の無い本の中の)
「グっと」くるフレーズを知りたい。それだけ。

218 :212:2001/07/14(土) 03:39
そこで、数え切れない、心をさいなむ出来事は終わりにしよう。
そこで、十分な愛情を受けられなかった者は、無数の夜ごとの星の光の償いによって償ってもらおう。...
そこで、人は充実した命を最後まで生きられるようにしよう。
... そこで、愛は、もはや色欲とパンの、届け出結婚の奴隷、ではなくしよう。
そこで、愛は、ついにはベッドを呪って、全宇宙が明るくなるように働きだすのだ。

(『それについて』ウラディーミル・マヤコフスキー)

219 :吾輩が名無しである:2001/07/14(土) 05:32
「いわしの誕生」

フレーズというわけではないが、ちょっと目先を変えてみようと挙げました。
章(節?)のタイトルです。他に「いとみみず宇宙について」とか「不吉な
カーブを回る」とかユニークなタイトルがたくさんあり、その代表と考えて
下さい。

スレ違いになるので理由は書きませんが、私はどちらかというとアンチ春樹派。
そんな私もこれらのタイトルには唸りました。こういう一種トリッキーな
タイトルの付け方は春樹オリジナルなのかどうか私はよく知りません(米現代
文学辺りに先例があるのかも知れない)。いずれにせよこの手法が後の作家達に
ある程度の影響を与えたことは事実だろうと思います。
例えば大江「燃え上がる緑の木」の章タイトルはパクリとまでは言わなくても、
少なくともこれに触発された結果ではないか?「アレクサンダー大王のてんかん」
とかね。私だけの妄想、勘違い君逝ってよし、ですかね?

220 :201:2001/07/14(土) 05:48
>>202
手元に本がないので、タイトルも収録されてる本も解らない。ごめん。
このフレーズはすごく印象に残ってるんだけど。
作者は厦門 潤。(「密天の花園」という単行本に収録されてるかも??)

221 :吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 06:16
はぁー お前等マジウザい。
なんでここ(2ちゃん)に書くようなやつはこんなに精神がゲレトゥなんだろーか?>あ、俺もか
下卑た関心からは早くゲダトゥしろよ
しかし俺もベタなやつだが久しぶりに次のような一節でグッときてたぜ。そんな俺は単なる文学紹介屋(orパクリ屋)なのか...

「・・・「お父さん」と小さい声で呼んでみる。へんに気恥ずかしくて、うれしく、起きて、さっさと蒲団をたたむ。蒲団を持ち上げるとき、よいしょ、と掛声して、はっと思った。私は、いままで、自分が、よいしょなんて、げびた言葉を言い出す女だとは、思ってなかった。よいしょ、なんて、お婆さんの掛声みたいで、いやらしい。どうして、こんな掛声を発したのだろう。私のからだの中に、どこかに、婆さんがひとつ居るようで、気持ちがわるい。これからは、気をつけよう。ひとの下品な歩き恰好を顰蹙していながら、ふと、自分も、そんな歩きかたしているのに気がついた時みたいに、すごく、しょげちゃった。」

俺も、すごく、しょげちゃった。
はぁ・・・ しかしなんて読点の多い文章なんだ・・・

222 :吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 06:59
誰にとってもと同様、俺にとっても新聞はネタの宝庫。
昨日の朝刊を読んでいてごはんを吹き出した文章があった、、、

「ウンコを飲んだら、どんな良い事があるのだろうか?

 愛・ジャズ・泡盛・ウンコ。素晴らしき哉、我が人生! ジャズピアニスト・屋良 文雄(沖縄) 
 お酒ををよく飲む屋良さんはウンコを飲んで毎朝10キロ走って元気そのものです。ウンコも春ウンコ、秋ウンコといろいろありますが、屋良さんは原種野生ウンコとの出会いを、とても大切にしています・・・ 」

ハァ???????????? なんじゃあこりゃあ!!

 ・・・・・よく見たら「ウ○コ」ではなくて「ウコン」でした・・・・・

223 :吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 06:59
ごめんなさい。ネタでした

224 :吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 10:29
また会うぜ。きっと会う。滝の下で。

225 :吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 14:26
その疲れ、なかったことにしねぇか?

226 :吾輩は名無しである :2001/07/16(月) 09:37
age

227 : :2001/07/16(月) 10:07
タイリョウニシュッカスルンジャネェー
   ------------- 、____
   /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |___/\FF]
  イッテヨシ!.∧// ∧ ∧.|| |  \\FF]FF]
[/_________.(゚//[ ](゚Д゚ ) .|| |    \\FF]FF]
.||_    ___|_| ̄ ̄ ∪ .|| |___\\FF]FF]
.lO|--- |O゜.|__ソフマップ.||_|ニニニニニニl.|FF]FF]
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_||  FF]FF]
──`--'───`ー'─── `--' `ー' ┐ FF]FF]
                         │  FF]FF]
                         │   FF]FF]
                         │ ミ  FF]FF]   〃  サボサボ
                         │  ;:FF]FF]; ’〃、、..
                     サボサボ ミ ミ\FF]FF]/ミ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

228 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 01:00
>>215

こういう引用が一番いい。こういうのをもっと紹介してくれ。

229 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 01:28
age

230 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 01:37
俺はあてもない遊びをするには年をとりすぎた、
すべての欲望を放棄するにはまだ若すぎる。

ゲーテ。『ファウスト』より。

231 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 02:03
>>230
えっ、それ本当?
なんだか、チャンドラーかなんかに出てきそう。
でも人物設定上、マーロウは言わないか。

ファウストは遥か昔イヤイヤながら読んだんで
ほぼ全部忘れてしまっている。

232 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 02:04
きみも他人も恐山!
長谷川龍生「恐山」より。

233 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 02:07
おお、へこもけの豚虫よ
汝が放尿は我が身にかかる
さひどれし蜂に染みついたあかむれの早口白斑よ

ヴォゴン人船長。

234 :吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 03:18
ベッドタイムアイズの書き出し。
このフレーズだけで本を買ったかいがあった。

235 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 18:31
age

236 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 20:13
ファイナリー ザ ロック ハズ カム バック トゥ レッスルメニア!!

237 :吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 22:13
ゴールドラッシュほとんど読んでへんけど
どこが自分の家だか分からなくなってしまいのくだり
が家10000軒くらいぼんぼん立ててどれが自分のかわからない
人もいるかもしれないと思うと妙に納得した。

238 :吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 00:30
>>224
あれー、それなんだっけ出典!ううっ思い出せない…おしえてくれ…
小説ですよね?

239 :吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 02:44
age

240 :日本文学でいこう。:2001/07/20(金) 11:59
箱をかぶって、ぼく自身でさえなくなった、贋のぼく。
贋物であることに免疫になってしまったぼくには、もう魚の夢を見る資格さえないのかもしれない。
箱男は、何度繰返して夢から覚めても、けっきょく箱男のままでいるしかないらしいのだ。

241 :吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 00:11
 数年前、地下鉄神楽坂駅の伝言版に、白墨の字で「平川君は朝田君といっしょに、
吉田拓郎の愛の讃歌をうたったので、部活は中止です。平川君は死んだ。」と書いて
あった。
 十数年前のある夜、阪神電車西元町駅の伝言版に、「暁子は九時半まで、あなたを
待ちました。むごい。」と書いてあった。
 いずれも私には関係のない出来事であるが、併し(しかし)これらの白墨の文字霊は、
ある生々しい思い出として私の記憶に残っている。書かずにはいられない、呪いにも似た
悲しみに、じかに触れたということだったのだろうか。

               ―――車谷長吉作『赤目四十八瀧心中未遂』の書き出し――

242 :mojo hands:2001/07/22(日) 17:22
花でさえきれいというのは鈍感な虚偽を感ずるのに海にたいしてきれいとはおもいあ
がったココロだ。(中略)ぼくは海が好きだとだれかれに言ってきた。だが、海が好
きな理由、なんてものはだれにも言った事はない。また理由をきかれたって、ぼくに
はこたえられない。しかし、海が好きだ、というコトバも常識的な言葉にとられそう
でいけない。
本当は、好きもくそもないのだ。海・・・と、なぜだかさけばずにはいられない、そ
のさけびを、ぼくは、海が好き、という低俗なコトバにおきかえたにすぎない。

                            ---------田中小実昌

243 :吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 18:11
君は僕を買ったんだよ、テリ−、
何とも言えない微笑やちょっと手を動かしたりする時の何気ない仕草や
静かなバーでしずかに飲んだ何杯かの酒で僕を買ったんだ。
今でも楽しい思い出だと思っている。
君との付き合いはこれで終わりだが、ここでさよならは言いたくない。
ほんとのさよならはもう言ってしまったんだ。
ほんとのさよならは悲しくて、寂しくて、切実な響きを持っているはずだからね。

長いお別れ   レイモンド チャンドラー

244 :吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 18:43
>>238
>>178にも登場する『春の雪』三島由紀夫
主人公松枝清顕が、臨終の時に親友本多繁邦に語った転生の予言。

245 :吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 19:20
レスありがとうございました!そーか三島…

246 :吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 01:13
仔牛を殺すにも荘重体をもってし、あとで一席ぶったものだという。

247 :吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 07:27
幸福を武器として闘う者のみが斃れてもなお幸福である。

三木清。 

248 :吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 12:29
たまごリュック=アニヲタロリベト淫行未遂ワレ野郎

249 :CC名無しさん:2001/07/24(火) 13:15
変態たまごリュックここにいたのか。
少女にストーカー行為してさくら板追い出された基地外のくせに。
まだ少女のメアド集めてるのか?
いいかげんに氏ねよクズ。

250 :吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 14:40
ポケットジョークシリーズ芸術家編の本のオビのフレーズで
私は、本に還る。てのがアタヨ

251 :人間失格者:2001/07/24(火) 15:27
神に問う。信頼は罪なりや。

無垢の信頼心は、罪なりや。

人間、失格。

もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。

まさに廃人。

いまは自分には、幸福も不幸もありません。

ただ、一さいは過ぎて行きます。

252 :吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 10:06
フォークナー「サンクチュアリ」
「さあ、その話はやめたまえ。そのことは水に流そうじゃないか。ねえ、神様ってのはときどき愚劣なことをするけど、少なくとも紳士なんだよ。君はそれを知らなかったかい?」
「あたし、『神様』のことはいつも男としてしか考えなかったわ」

253 :吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 23:29
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイゝトイヒ
北ニケンクワヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
特に好きなところだけ抜粋っていうか全部すきだ

254 :吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 21:28
つーか詩じゃないの?

255 :吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 00:22
詩はダメだったのね スマン

256 :吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 01:59
詩のスレッドたってるよー

257 :吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 06:10
どーでもいいけど、太宰なら
「満願」のラスト2、3行がかなり奇麗だったおぼえがあるんだが
生憎今は手元に『走れメロス』がない。
誰か原文のある奴、載せてくれ。

258 :吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 06:18
でも、太宰の奇麗さは「あざとい」よね。
オレもコロっとダマされちゃうクチだけど。

そういや「だざい」って変換すると「太宰」より先に「堕罪」って
出るなぁ。オレのパソコンなんか妙に本質的に批評的。

259 :257:2001/07/27(金) 07:03
>258
あー、同意。俺の言葉で書くと「しつこい」だね。
中々思考から抜けきってくれないから
年くった今じゃあ、怖くて読み返せない。
でも昔は漁るように読んだ。懐かしい。

260 :257:2001/07/27(金) 07:10
あー、同意。あと俺の言葉で書くと「しつこい」だね。←訂正
ついでにフレーズ。

端鳴が二、三回続き、妻は完全に生を終わった。
ああ、アアと思った。
顔を押し付けている長女に
「もういい体を良く拭いてお化粧をして奇麗な着物を着せてくれ」
ときつく言い、
「可哀相だから」と言おうとしたが声がつまって室外へ出た。

261 :吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 19:02
長文、かつ、ノンフィクション
使い古しの、すっかり薄く丸くなってしまった石鹸を見て、ちょっと待ってくれという気分になってみたりすることが、多分、だれにでもあるはずだ。
日々、こすられ削られていくうちに、新しくフレッシュであったときの姿はみるみる失われていく。まるで――と、そこで思ってもいい。
これじゃまるで自分のようではないか、と。
日常的に、あまりに日常的に日々を生きすぎてしまうなかで、ぼくらはおどろくほど丸くなり、うすっぺらくなっている。
使い古しの石鹸のようになって、そのことのおぞましいまでの恐ろしさにふと気づき、地球の自転をとめるようにして自らの人生を逆回転させてみようと思うはナンセンスなのだろうか。
周囲の人たちは昨日までと同じように歩いていく。
それに逆らうように立ち止まってみる。それだけで、人は一匹狼だろう。 
         「たった一人のオリンピック」 山際淳司


262 :吾輩は名無しらしい:2001/07/27(金) 19:12
h、でも太宰は一言一言しっくりくるけど

ゆめ。
皆が、私から離れて行く。(斜陽

なんて言葉が好きだった
自分もまだまだ若いのかぁ

263 :吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 02:02
革命か,死か!われわれは勝利する!チェ・ゲバラ

264 :かんざきたけほう:2001/07/28(土) 02:15
日本アゲイン!

265 :吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 12:25
>>264
それにグッと来るのはヤバイだろう・・・。
某政党のコピーじゃん。

266 :つきなみ:2001/07/28(土) 22:59
大切な物は目に見えないんだよ

267 :吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 23:47
【たまごリュック】
さくら板の伝説となった真性電波。身長180cm超と大柄らしい。
元は馴れ合い系コテハン。
仕切りたがりの構って君の目立ちたがり屋で自尊心が強い。
女性コテハンのメールアドレスを聞き出してのナンパが趣味。
そのナンパ対象には小学生も含まれていた。
(C1000タケダたんも口説かれて困ってたそうだ。)
そのナンパ行為が発覚してさくら板から追放された。
「フォトショップあげるから会おう」という素敵な手口を使う。
顔写真がひそかに出回っているらしい。
胃が弱くて血便が出るらしい。

268 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 00:01
人間よ
もうよせ
こんなことは
           「ぼろぼろの駝鳥」より

269 :>268:2001/07/29(日) 00:55
だれだっけ?
あーやべー老化現象??

270 :268:2001/07/29(日) 01:00
高村 光太郎。して正確には、

人間よ、
もう止せ、こんな事は。
            「ぼろぼろな駝鳥」

271 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 04:57
いいから寝ろ。起きれば明日だ。

272 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 06:53

人が他人に感化を及ぼすのは言葉によってではない。
その存在によってである。

キた度:★★★★★

「ジャン・クリストフ」

273 : :2001/07/29(日) 09:51
「この人生は、一つの病院である。そこでは一人一人の人間
は寝台を変えようという欲望にとりつかれている。ある者は
、どうせなら暖炉の正面で苦しんでいたいと望み、またある
者は、窓のそばへ行けば病気が良くなると信じている。
わたしには、いまいる以外のところへ行きさえすれば、すべ
てがうまくいくように思われる。そしてこの居場所を変える
という問題は、わたしが自分の魂といつも議論している問題
なのである。」

ボードレール

274 : :2001/07/29(日) 09:52
>>178
なかなかいいですね。

275 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 11:27
>>273
書名かいてちょ。

276 :吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 15:13
>>275
「ボードレール全詩集」

277 :吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 04:36
age

278 :吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 15:26
やっぱフレーズって聞くと良くも悪くも詩が浮かぶのかな。

・愛だけが法則を無視して飛行する。
・冷たい風が孤独と共に流れ込む。
・終わった所から始めた旅に終わりはない。


わかる奴はきっと嫌らしいぐらいニヤニヤ笑ってこの文を見てるだろうな。

279 ::吾輩は名無しである :2001/08/01(水) 10:39
人生は緩やかな下り坂だ。

バタイユ

280 :吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 14:27
暮らし安心クラシアン

281 :吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 16:02
僕はただ恋に眼を貸しただけなのです。

282 :つきなみ:2001/08/01(水) 16:12
<278
それはもしかして歌ですか?
違ってたらすまん

283 :うろ覚えだけど、:2001/08/01(水) 16:19
希望はあった。足りなかったのは食糧である。
だが人はパンにのみ生くるのではない。

加藤周一「羊の歌」の結部。終戦を迎えて、何をかも破壊されて
しまった焦土を見ながら言う言葉。

284 :吾輩は名無しである:2001/08/02(木) 03:16
age

285 :吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 04:46
age

286 :あんぱんマン:2001/08/04(土) 05:17
「愛と 勇気だけが 友達さ〜」

287 :吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 05:18
それは、思想ですか?

288 :coppelia:2001/08/04(土) 07:05
>>286
そのOPを初めて聞いたときマジ泣きした。十代後半の頃(W

〜そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ胸の傷がいたんでも〜

289 :吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 07:09
soreha sisoudesuka?

290 :吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 04:35
倉庫逝き阻止アゲ

291 :吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 04:46
一筆啓上。火の用心、おせん泣かすな、馬肥やせ。

292 :吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 07:58
ニントスハッカッカ、ヒジリキホッキョッキョ

293 :吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 00:07
一つひとつの射精には、数十億の精子が、いいかえれば全世界の人口とおよそ同数の
精子が含まれている。ということはつまり、男性一人ひとりが自分のなかに一個の
世界全体を可能性として抱えているのである。
           ポール・オースター『孤独の発明』(新潮文庫版187ページ)

この前後もいいんだけど長くなるからやめときます。

294 :吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 00:15
十五日(水) 炎天
 ○帝国ツイニ敵ニ屈ス。

山田風太郎『戦中派不戦日記』8月15日の項より。他の日は色々書いてる
のにこの日はこの一行だけってとこがグッときますね。

295 :吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 12:14
倉庫入り阻止あげ。

296 :吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 12:16
中田がちょっといい気なのも、メッツの新庄が沸けワカランこといっても許されるのも
全部実績があるからなんだよ。
さしずめ1はイチローをねたむ巨人のニシだな。

----名無しさん

297 :吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 00:58
>>271 簡潔でイイね。

フラストレーションに固執しろ! (山川健一)

一瞬のめまいが きみの全生涯の軸になる (田村隆一)

むなしさの中ですべてのものが
総崩れする
焦燥する
闇を疾走する
そこに 毎夜 咲いてくる孤独
わたしは その中で せつない鼓動に
疲れる (仁衛砂久子)

あなたを追うわたしには声がない。

目覚めるな。華やかに。たちのぼる。関係の最期。 (渡邊十絲子) 

298 :ミス2chは安めぐみ!:2001/08/17(金) 01:09
「だから僕はこのどうしようもないところから出てゆきたい」

中上健次「19歳のジェイコブ」よりジェイコブの架空の手紙の一節

299 :吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 02:18
>>65
ヨイ!それ私もすごく好きな一文です。

あとは「暗夜行路」の
  そうだ、嵐を望む軒灯の油壺では仕方がない
の部分が好きです。長くなるから全文はかけないけど(汗

300 :吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 05:44
「今より後、いつの世にも、我らの手になるこの崇高な場面は、
しばしばくり返し演じられることだろう。
いまだ生まれざる国々によって、いまだ語られぬ言葉によって!」

シャイクスピア『ジュリアス・シーザー』

301 :吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 06:15
世界は一種の消化だ。
生きるということは魔術だ。
生きるということは・・・・

サンドラール『世界のはてまで連れてって』

302 :吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 11:54
age

303 :吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 13:01
若者は心の中では老人より孤独である。

オランダの小説、名前忘れたが。」

304 :300:2001/08/17(金) 18:18
>>300
ツッコミがはいる前に訂正。
×シャイクスピア
○シェイクスピア

305 :吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 19:40
二人はしんぼう強く待つことをきめた。彼らにはまだ七年の歳月が残されていた。
それまでにはどれほどの堪えがたい苦しみと、どれほどの限りない幸福があることだろう!
だが、彼はよみがった。そして彼はそれを、新たに生まれ変わった彼の全存在でかんじていた。
では彼女は−−彼女は彼の生活をのみ自分の生きる糧としていたのだ!

「罪と罰」

306 :吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 02:30
age

307 :吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 06:59
わたし、ショック、みてしまった。
体重計がなんと48キロをさすではないですか!
もう、めちゃくちゃですわ。

   「シューベルトさま こんにちは」

308 :吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 13:33
〔黒猫のしっぽを切った話〕
 ある晩 黒猫をつかまえて鋏でしっぽを切るとパチン!と
黄色い煙になってしまった 頭の上でキャッ!という声がした
窓をあけると 尾のないホーキ星が逃げて行くのが見えた

足穂「一千一秒物語」

309 :吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 16:08
age

310 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 00:49
age

311 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 01:09
小さな物を見つめていると、生きていてもいいと思う。
雨のしずく……濡れてちぢんだ革の手袋……
大きすぎるものを眺めていると、死んでしまいたくなる。
国会議事堂だとか、世界地図だとか……

安部公房「箱男」より

312 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 01:43
いやなんです
あなたがいってしまうのが

これってなんのやつだっけ

313 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 01:45
>>312たかむらこうたろお でわ…

314 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 01:51
>>313
何手作品?

315 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 03:25
しかし、こまるといふことは實際こまるときまつたことでもあるまい。
ひよつくり道がみつかるといふことがある。地圖よりもたしかなしるべとして、
世の中には偶然といふものがあつた。偶然をあてにすることを知らない料簡の
せまいやつが行きづまつてバカを見るだけだろう。このつかみやうのないものを
たよりにぶらぶらあるいて行けば目に見えて必然に突きあたると、信じておくほか
なかつた。(石川淳「荒魂」より)

316 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 03:30
いやなんです
あなたのいつてしまふのが──

      高村光太郎「人に」

317 :Tango:2001/08/22(水) 05:25
「ぼくたちは昼と夜ほども違うことを話し合っているんだ」

・・だったっけ? と思って探してたら、他のを見つけた。

 ゾーイーは、葉巻の煙の陰からフラニーを眺めながら、無感動な声でいった「きみの顔すごい
ぜ。自分で知ってる?」
 フラニーは彼をにらみながら「それを言わずにいるわけにはいかないのかしら」と、言った。

318 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 06:11
[2001/08/07(火) 13:46] 6” <>

バッドトリップした時にはなっちのことを考える
がんばるなっち、笑うなっち、歌うなっち

「ちくしょう、世の中には美しものがありやがる」
-ホールデン・コールフィールド-

319 :吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 07:05
「もっとはやくに死んでおけば良かった」(うるおぼえ)
自殺したKの遺書より
−夏目漱石 こころ−

320 :これ:2001/08/25(土) 03:32
やっと終わった。私はみっともない格好をしていた。
ズボンとパンツが靴のまわりにずり落ちていた。
どこでウェンディをおろしたのか、そばにはいなかった。
気にも留めなかった。
それからパンツとズボンを引き上げようと手を伸ばした。
そのとき男、あのガキが近寄って来て、右手の中指を突き立て、
私の尻の穴につっこんできた。ぐいっと。
私は叫び、振り返ってそいつの口にパンチを見舞った。
男はふっ飛んだ。
 /「ジェームズ・サーバーについて話した日」 C.ブコウスキー

321 :吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 03:39
サヨナラダケガ人生ダ
:「人生是別離足る」の訳。井伏鱒二

322 :吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 06:32
「そうかもしれない。」
フロム「そうかもしれない」 耕治人
ネタバレしたくないのでこれ以上書きませんが、
私的には安吾の「わたしは海を抱きしめていたい」
と並ぶ傑作恋愛小説。

323 :吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 10:48
今日、葬式で偶然、兄さんに出くわした。もう十五年も顔を合わせてなかったが、
兄さんは、例によってポケットから張り扇を出すと、ぼくの頭をひっぱたいた。
時がたつと兄さんのこともよくわかるようになる。兄さんがぼくのことを
「根絶やしにされてあたりまえの胸糞が悪くなるような害虫」と言っていたのも、
ようやくわかるようになってきた。それは怒りなどではなく、
むしろあわ憐れみから出た言葉だった。よーく考えてみよう。
兄さんは、いつも、このぼくなんかより立派だった――気が利いているし、
教養があるし、学校もいいところへ行っていた。
なのに、いまだに『マクドナルド』で働いているのが、どう考えても謎である。

ウディ・アレン 「僕の日記帳」

324 :吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 13:53
だまってだれもいないところで
ひょんと死ぬるや
ふるさとの風や
こいびとの眼や
ひょんと消ゆるや

竹内浩三 『骨のうたう』

325 :吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 17:09
もう秋か

326 :吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 17:30
好きなものは呪うか殺すか争うかしなければならないのよ。
お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。

327 :吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 17:32
326は坂口安吾の「夜長姫と耳男」
書き忘れ、スマソ

328 :吾輩は名無しである:01/08/26 12:31
age

329 :名無しさん:01/08/27 06:53 ID:2q/He2Fk
「武士の情けで特に名は秘すが、○○という人である」
「ご本人に迷惑がかかるといけないので特に名は秘すが、○○さんである」

 筒井康隆

330 :吾輩は名無しである:01/08/28 01:09 ID:Wvwp1bMM
母が首を吊ったのを見つけた時、ぼくが、まだ五歳だったのは幸せなことだ。十歳
だったら泣きわめいていただろうし、十五歳だったら心の病気にかかってた。今だっ
たらどうだろう。きっと笑ってた。二十歳。もう、ぼくは、人が、おかしくなくても
笑うということを知っている。

 山田詠美「MENU」 このフレーズにグッときて、買ってしまいました。

331 :吾輩は名無しである:01/08/29 00:39 ID:NjcJUBpQ
ママゴトでやってほしいんだ。

日本人の戦争であってほしかった。憎悪や絶望に根があってほしかった。
国家の強制や命令や要請であってほしかった。

『夏の闇』

332 :吾輩は名無しである:01/08/29 15:40 ID:eA9MZYrA
オレは、オレの居場所を知っている

「ジョニーは戦場に行った」

333 :吾輩は名無しである:01/08/30 11:35 ID:gNEEKuqo
age

334 :吾輩は名無しである:01/08/30 21:14 ID:hJ.jSS0c
>330にちょっと似てるけど。
「心のそこから腹が立つと、顔が笑うようになった」byサイバラ
実際に体験して、本当に腹の中は煮え繰り返っているのに、
顔が笑ってしまった自分に驚いた。

335 :吾輩は名無しである:01/09/01 10:38 ID:IjmeoEds
age

336 :うろおぼえちゃん:01/09/01 17:43 ID:X7pxKy6M
要するにどうすればよいかという問は
せっかくたどった思考を無に帰す
要するにどうでもいいのか
否、否、無限大に否。

高村光太郎

337 :うろおぼえちゃん2:01/09/01 17:45 ID:X7pxKy6M
おまえは将来、きっと不幸な人間になるだろう
でも、それでも人生に対して感謝すべきなんだよ

カラマーゾフの兄弟

338 : :01/09/05 04:12 ID:iLGhJ8ok
age

339 :吾輩は名無しである:01/09/05 04:35 ID:seUDpGgU
「私は海を抱きしめていたい」

坂口安吾

題名がそのままグッとくる。

340 :>:01/09/05 09:51 ID:xefbKHSw
人を一人理解するには一緒に1tの塩を舐めないといけないのよ。

341 :吾輩は名無しである:01/09/05 10:17 ID:T7OWLssA
(独り言)仕事中覗いてみた。泣けるぜよ…泣けるスレだぜよ…

342 :吾輩は名無しである:01/09/05 14:12 ID:4Zhz3oIc
age

343 :吾輩は名無しである:01/09/07 00:30
あげ

344 : :01/09/07 01:15
読者よ、君はこれを知る、
この微妙なる怪物を、
偽善の読者−−我が同類−−我が兄弟よ。

ボオドレエル「悪の華」序文

号泣。まいったぜ

345 :吾輩は名無しである :01/09/08 00:33
「あんまりだわ」
「どうして捨ててしまったんです」(それから)

代助がやっとの思いで美千代に胸のうちを明かした時の
彼女が発した言葉。
短い語句の中に、美千代の複雑な感情が凝縮されている。

346 :吾輩は名無しである:01/09/08 00:43
バルス!

347 : :01/09/08 00:48
>346
ワラタ
漏れはむしろ「土から離れては生きられないのよ!」

348 :吾輩は名無しである:01/09/08 08:29
建築とは、失語症の哲学である

   ― 原広司 ―

これ聞いて建築家になろうとおもった。

349 :ななしねこ:01/09/08 15:23
男は、みんな豚よ
モーム [雨]より

これ以上のフレーズに出会ったことない

350 ::01/09/09 11:01
やな奴だねえ(ワラワラ

351 :吾輩は名無しである:01/09/09 11:59
>>348ほんとになったんでしょうか。ゲイジュツシンチョー9月号読んだ?

352 :吾輩は名無しである:01/09/09 16:12
(場面:車の中。状況:ホテルへ行く途中)


「教えて、あたしは、あなたの何なの」
一瞬ひるむ気持ちが掠め、彼は黙って答えない。
「あなたの何なの、ねぇ、教えて。」
彼は立直り、硬い声で言った。
「犬だ」

ー吉行淳之介『星と月は天の穴』よりー

353 :348:01/09/09 17:31
>>351
「おもった」だけです。まだ学生。スマソ。
で、ゲイジュツシンチョー9月号に何か載ってるんです?
原広司ネタ?ひょっとして札幌どーむ?
よし、本屋逝ってこよう。

354 :吾輩は名無しである:01/09/10 05:23
age

355 :吾輩は名無しである:01/09/10 09:24
百年待ってくださいね

356 :吾輩は名無しである :01/09/10 11:19
ame

357 :吾輩は名無しである:01/09/10 15:42
哲也は裕子の肉蘂に差し入れた
「ああん、いいッ」
裕子は哲也の肩にしがみついて悶えた。

358 :通公認:01/09/10 18:01
「私がそれまで知っていた現実はもはや存在していなかった。スワン夫人が
別の装いをし別の時間に来るだけで、大通りはすっかり別のものになるのだ
った。我々が知ったあれこれの場所は単に空間の世界にのみ属するのではな
い、我々は便宜上それを空間の世界に配置しているけれども。それらの場所
は、当時の我々の生命を形作った一連の印象の中のほんの薄い一切れに過ぎ
なかったのだ。ある映像の記憶とはある瞬間の愛惜でしかない。家々も、道
も、大通りも、移ろいやすい、ああ、歳月のように。」(『失われた時を求
めて』の第一巻『スワン家の方へ』の末尾の部分)

追伸
>337「おまえは将来、きっと不幸な人間になるだろう/でも、それでも
人生に対して感謝すべきなんだよ」(カラマーゾフの兄弟)に感動。ここか
ら「生きていさえすればいいのよ。」(ヴィヨンの妻)までは遠くない?

359 :吾輩は名無しである:01/09/10 19:56

からだの中に
いかなる比喩も語れぬものがあり
言葉はそれ故に記される
             
谷川俊太郎「からだの中に」より一部抜粋

360 :吾輩は名無しである:01/09/10 23:01
「アイツは嫌いだ! 悔しいが、でもおもしろい」最高ではないか。この世界嫌われてなんぼ。

…お笑いタレントというのもつらい仕事である。どんなに悲しいことがあっても、決して表に出さず、人を笑わせないといけない。

361 : :01/09/12 22:25
人は、一生で最も大切な記憶を30歳までに体験するらしい。
それからはただ、一杯になったコップから記憶が溢れ出てしまうようなものだろう。
真新しい体験でさえ、同じ方法やインパクトによって記憶に焼きつけられることなどほとんどなくなってしまう。
マンガ喫茶の中で、素っ裸のまま、ウイリアム王子と一緒に2ちゃんねる見ていたとしても、
中3の春に、君ん家の育毛剤を職員室に投げ込んで教頭に追いかけられた時の、あの感覚には勝てっこない。そうだろ?

362 :吾輩は名無しである:01/09/13 22:49
誰か一人
殺してみたいと思ふ時
君一人かい…………
………と友達が来る

363 : :01/09/14 00:05
百年後に会いましょう

364 :吾輩は名無しである:01/09/14 00:30
あらゆるものは通りすぎる
誰にもそれを捉えることはできない
僕らはそんな風に生きている

365 :吾輩は名無しである:01/09/15 15:34
age

366 :吾輩は名無しである:01/09/15 16:58
どこに感銘を受けてるかで、その人間のレヴェルがわかる。

367 :武者さん:01/09/15 21:07
「自分の力は之切りです
 あとはあなたに任せます
 神よ

「何をしたらいいのか分からない!
 しなければならないことを
 片っぱしからしろ 忠実に
 進め 進め!
「つい足をすべらした
 かまわない
 過ちを再びするな
 進め 進め!

368 :吾輩は名無しである:01/09/15 21:30
あー、じゃあキミ>>366
誰がどんなレヴェルなのか教えてみれ。

369 :吾輩は名無しである:01/09/15 21:33
偏差値教育で一日中ランクづけのことばっかり考えている厨房は
そっとしておいてあげるのが一番ですよ。>368氏

370 :吾輩は名無しである:01/09/15 21:37
        , ー―――― 、
        |____G_|__
        川川 ::::::⌒ ⌒ヽノ
       川川::::::::ー◎-◎-)           ____
       川(6|::::::::  ( 。。))    |⌒ヽ  /
    __川川;;;::∴ ノ  3  ノ    |  / <  ナ・ガ・シ・マ・巨人!
  /    ̄\\_;;;;;;;;;;;;;;;;ノ___ |  /   \____________ 
 /    /   \  ノヽ  //   . ̄| ε
 |ニ二ニ|  G I A NTSヽ//___ヽ/ ε
 |:::::  |      ヽヽ 2 | ̄     ̄
  |:::::  |       ヽヽ |
 /|::::: <______)_)ノ
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  /二二(  |二二|_
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   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

371 :吾輩は名無しである:01/09/15 21:50
「語りえぬものには、沈黙しなければならない」

中学のときの教師の口癖だったが、
最近ようやくその意味がわかり始めてきた。
ってそんなの厨房にわかるわけないだろが!>その教師

372 :吾輩は名無しである:01/09/15 21:54
>>371だってほら「祇園精舎の…」ってわけわからんこと覚えさせられて
なんじゃ!とか思ってたけど、大人(ワラ)になると分かるじゃないすか。
授業ってそーゆーのでいいんじゃないすか。最近の学校はさー、暗記とかさせないらしいすよ。

373 :371:01/09/15 22:08
>372
マジですか?そうか・・
大人(ワラ)になってわかったときに、ニヤリ( ̄ー ̄) ってなるのが
けっこう好きだったのに・・。
最近の子は可哀相だ(そうでもない?)

374 :吾輩は名無しである:01/09/15 22:42
利己的でない好意的な行いが、最も高い最も美しい利子をもたらす。

375 :吾輩は名無しである:01/09/15 22:44
↑それ誰の言葉?出典きぼんぬ。

376 :374:01/09/15 22:48
375> ゲーテ「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」です

377 :375:01/09/15 23:06
あ、どうもです。読んでみよっと。

378 :吾輩は名無しである :01/09/15 23:23


背きゆく君をかなしみて仰むけば不意の殺意に似て陽はそそぐ

379 :私、名無しなんです:01/09/15 23:40
しかし冬の明るすぎる日は、僕の透明な心にさえしみ入る。何ものも
遮るもののない翼をわが身に夢みながら、僕の人生では何事も成就するまい
という予感にとらわれるのはこういう時だ。(中略)

何という苦痛! この世に何もないということの、絶対の静けさの苦痛を
僕は味わいつくすだろう。病気の犬のように、ひとりで、体を慄わせて、
片隅にうずくまって、僕は耐えるだろう。陽気な人間たちは、僕の苦痛の
まわりで、たのしげに歌うだろう。

僕を癒す薬はこの世にはなく、僕を収容する病院は地上にはないだろう。
僕が邪悪であったということは、結局人間の歴史の一個所に、小さな金色の
文字で誌されるだろう。

三島由紀夫 『天人五衰』より

380 :吾輩は名無しである:01/09/15 23:47
>>374
まったく同じことを、死んだばーさんも常々言ってたで、
「情けは人の為ならず」

――簡潔さで、日本の年寄り(諺)はゲーテに勝ってるな(w

381 :337:01/09/16 04:16
>>358
ヴィヨンの妻、読んだ事ないけど近いと思。
共感してくれて嬉しいす。

382 :8080:01/09/16 07:40
今の時勢にあってそうなので、一つ

、、
翻走しているこの火の怒濤を避けて移動し、もし憩えるものなら
憩おうではないか。
そして、意気阻喪しているわが軍勢を再編成し、今後、
どうしたら敵に最大の損害を与えうるか、
どうしたらわが味方が蒙った損失を補うことができるか、
どうしたらこの度の恐るべき災禍を克服できるか、
希望があればその希望から、どのような再起の力をかちとることができるか、
そして、もしそれが不可能ならば、どのような決意を絶望からえられるか、
そういうことを相談したいと思うのだ
 かく、サタンは、波間から頭を擡げ、爛々と眼を輝かせながら、
その腹心の仲間に語った。

失楽園より

383 :吾輩は名無しである:01/09/16 07:46
ところで、いっぺんでも通読したかね?>382くん

384 :.....:01/09/16 07:50
大きなことはできませんが、
小さなことからコツコツと!!
ヨロシクタノンマス!!!

385 :吾輩は名無しである:01/09/16 08:50
なんじゃこりゃぁぁぁぁああああああ!!

386 :吾輩は名無しである:01/09/17 13:12
age

387 :だざい:01/09/17 14:27
人間失格にて   おチンポ

388 :ちーず:01/09/17 15:03
この一見シンプルな物語には、
状況の急激な変化に
いかに対応すべきかを説く、
深い内容がこめられているのです。

だってさ。

389 :吾輩は名無しである:01/09/21 23:58
age

390 :だざい:01/09/22 00:07
メロスはむかついた。

走れメロスより

391 :&:01/09/22 01:50
おまんこニマンエン
コインロッカーベイビーズ。

392 :マンハッタンにて:01/09/22 02:33
飛行機に突っ込まれて怪我をした。
(以下略)
自分は偶然に死ななかった。他の人は偶然に死んだ。自分は淋しい気持になって埃
の積み重なった路を家のほうに帰って来た。遠く町端れの灯が見え出した。取り残
された人はどうなったか、その後の埋没で瓦礫の下に入ってしまったろう。飛行機
の乗客はどうしたろう。火に燃やされて、今ごろはその黒焦げのした体を塵芥と一
緒に機体の中に埋まってる事だろう。そして死ななかった自分はこうして歩いてい
る。そう思った。自分はそれに対し、感謝しなければ済まぬような気もした。然し
実際喜びの感じは湧き上がっては来なかった。生きている事と死んで了っている事
と、それは両極ではなかった。それ程に差はないような気がした。もうかなり暗か
った。視覚は遠い灯を感ずるだけだった。足の踏む感覚も視覚を離れて、如何にも
不確だった。只頭だけが勝手に働く。それが一層そういう気分に自分を誘って行っ
た。
 三週間いて、自分は此処を去った。それから、もう三年以上になる。自分はテロ
リストに殺されるだけは助かった。

393 :吾輩は名無しである:01/09/23 00:23
ageeeeeeeeee

394 :名無しさん:01/09/23 00:34
「幸福な家庭は何処も一緒だが、不幸な家庭はさまざまに不幸である。」
だっけ・・・・
「アンナ・カレニーナ」の冒頭部分。
ちょうど両親がバリバリの仮面夫婦状態だったので、激しく同意してしまった。

395 :394:01/09/23 00:47
すでにガイシュツだ。しかも、逆みたい??槍田氏脳・・・・

396 :俺の言葉:01/09/23 02:27
「えーな!ダラブチ!黙っとれま!」

397 :吾輩は名無しである:01/09/23 19:55
age

398 :吾輩は名無しである:01/09/23 20:06
「悪いのは、あなただ。」
   ー太宰治「女性徒」ー

399 :匿名希望さん:01/09/24 01:31
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす

日本語で、この上手さを越える文章は無いと思うのだけれど。

400 :吾輩は名無しである:01/09/24 01:51
現はネタ、夜の2ちゃんこそ真

      ──江戸川乱歩──

401 :吾輩は名無しである:01/09/24 11:17
ぐっときた、というかくらっと来たフレーズ。

ぎゃーていぎゃーていはらぎゃーていはらそうぎゃーてい

般若心経より。なんとこの部分は宇宙の真理の意味と力をこめた「呪文」なのだ。

402 :吾輩は名無しである:01/09/24 21:36
  わたしはそろそろ、中二階のある家のことを忘れかけているが、
 ごくたまに、絵を描いている時や本を読んでいる時など、ふと、
 あの窓に映った緑色の灯とか、恋する身であったわたしが、
 家にかえって行きながら、寒さに手をすり合わせた、あの夜ふけの
 野にひびき渡ったわたしの足音などを、何とはなしに思い出すことがある。
 それ以上に時たまのことではあるが、孤独が胸をかみ、淋しくてならぬ時など、
 おぼろげに思い返しているうちに、なぜか次第に、向こうでもわたしを思いだし、
 待っていてくれ、そのうちにまた会えるに違いないという気がしてくることさえある……。
  ミシュス、君は今どこにいるのだ?

  チェーホフ「中二階のある家」

403 :吾輩は名無しである:01/09/25 00:49
チェーホフいいね。
読みたい季節だし。

404 :吾輩は名無しである:01/09/28 16:44
ageage

405 :吾輩は名無しである:01/09/28 23:57
ぼくははながずんとした

406 :吾輩は名無しである:01/09/29 02:39
僕が死んだら、
バルコンは開けておいてくれ

407 :406:01/09/29 02:41
訂正。

僕が死んだら、
バルコンは開けたままにしておいてくれ

408 :吾輩は名無しである:01/09/29 20:18
ageeee

409 :吾輩は名無しである:01/10/01 02:53
age

410 :吾輩は名無しである:01/10/01 07:09
それは不眠(これだけが夜にふさわしい)と、
不眠の夢(それは消尽にかかわる)である。
それは目を見開くものである。
われわれは眠りながら夢を見ていたが、
いまは不眠のかたわらで夢を見る。

ジル・ドゥルーズ、サミュエル・ベケット『消尽したもの』

411 :吾輩は名無しである:01/10/01 07:51
そんなのあったっけか?
でもいいな、それ。
ドルズ、もっかいちゃんと読もっと。

412 :吾輩は名無しである:01/10/01 16:57

「僕たちは、お互いの狂気の立場に立って、お互いを理解した」
路上



∧∧
(,゜Д゜) テモトニナインデケッコウワスレテルカモナー

413 :吾輩は名無しである:01/10/01 20:07
>>362の出典はなんですか。教えてください。

414 :362:01/10/02 00:00
夢野久作の「猟奇歌」です。

415 :吾輩は名無しである:01/10/02 20:39
>>414さん
久作おじちゃんの作でしたか…!詩なのでしょうか?探してみます。ご返信どうもありがとう。

416 :吾輩は名無しである:01/10/05 11:15
スチャラカチャカポコ チャカポコ チャカポコ

417 :弁証法的理性批判放棄:01/10/05 13:03
ファウストの
常に悪を願いながら・・・と
何で過ぎ去るのだ過ぎ去ったのは何にもないのと同じではないか・・・
が好きだなァ

418 :吾輩は名無しである:01/10/07 03:15
age

419 :吾輩は名無しである:01/10/07 06:55
カップラーメンの蓋を開けた。
エビ、丸まってた。
最低の死にざまを見た。

420 :吾輩は名無しである :01/10/08 12:33
貧乏は知恵のほかに腹立ちをもってくる
勇気は名誉のほかに苦しみをもってくる

─三文オペラ─ (ブレヒト)

421 :吾輩は名無しである:01/10/17 00:45
age

422 :吾輩は名無しである:01/10/17 01:58
あのさ、「路上」でさ、
ジプシーの男達は明日が来ればきっと良くなる!
とか言ってるのを、主人公が「きっとスペイン語(?)の
『明日』というのは、天国のことをいうんだろう」
とか言うくだりがあったんだけどさ、
うろ覚えなんだよね。
正確なのわかる?>>412

423 :吾輩は名無しである :01/10/17 16:59
元来人間というものは自己の力量に慢じてみんな増長している。

424 :吾輩は名無しである:01/10/17 17:08
「どうなるか。が問題じゃないんだ
男は、どうするか。が大事なんじゃねーのか?」

425 :吾輩は名無しである:01/10/20 07:27
眠つている私の胸に妻の手が置いてあつた
紙のやうに薄い手であつた

何故私は一人の少女を愛しているのであつたらう

「尾形亀之助」詩だけど。
つまづく石でもあれば私はそこでころびたいも、ぐっとくる

426 :吾輩は名無しである:01/10/21 13:51
 俺はラジオをつけた。巨人−中日戦のナイター中継だった。三対一で中日が
リードしている。解説者は「四番の原に迷いがありますね」などと言っていた
が、原の迷いなんか俺の迷いに比べりゃ、どうってことないはずだ。

志麻永幸「愛犬家連続殺人」(角川文庫)

427 :坂口安吾:01/10/31 15:18
しかり彼は風である。

428 :春辺透美:01/10/31 17:47
「子供だった私は、アウシュヴィッツで見たことを世間の人に
知らせてやろう−−世界はやがて別のものになるだろう
との希望を抱きながら、そのように考えていた。しかし、
世界は別のものにならなかったし、世間の人はアウシュヴィッツ
について何も尋ねようとはしなかった。
はるか後になって漸く、苦悩の意味とは何であるかを、
私は真に理解したのであった−−お前自身が別のものになるとき、
苦悩は意味を持つのである。」(イェフダ・ベーコン)。

429 :座長:01/11/03 13:14
議論はもう沢山だ。
そろそろお手並み拝見と行きましょうか。
互いに世辞などいい合っていないで、
その暇に何かまともなことをやってみてはどうです。

ファウスト

430 :吾輩は名無しである:01/11/07 03:44
age

431 :場違い承知:01/11/07 07:55
「あなたの美しさが私の祖国です」BY 広島に原爆が落ちた日。
つかこうへい好きなんですー。外国文学もいいけど、日本の文学・大衆小説
にも名句多いと思います。

432 :吾輩は名無しである:01/11/10 20:19
age

433 :吾輩は名無しである:01/11/13 04:20
age

434 :吾輩は名無しである:01/11/13 16:49
「ぼくは君にひざまずいたんじゃない。全人類の苦悩にひざまずいたんだ」
   『罪と罰』第4部  ラスコーリニコフがソーニャに

435 :吾輩は名無しである:01/11/13 19:53
>>321それなんか好き。
ついでに、それを受けての寺山修二の言葉
「さよならだけが人生ならば、人生なんていりません」
これも好き。

436 :JPB@改:01/11/13 20:40
「だが、僕にも僕の声がある、そしてそれは、善かれ悪しかれ、決して沈黙しない言葉なのだ」
『闇の奥』J・コンラッド クルツに会うために河をさかのぼる途中で

437 :吾輩は名無しである:01/11/13 21:31
素晴らしいスレだな。まさに、文学板だ。こんなこと、他のジャンルじゃできないよな。
小説って、素晴らしいね。偉大なる作家たちに、栄光あれ!!
さて、ひとつ。

「ブレンダ、きみを愛してたんだ、だから、気にしたんだ」
「愛してたわ、わたしだって。だから、あんなもの、つけもしたんだわ」
そのとき、ぼくらは、自分たちのふと使った過去形に気がついて、ふたりとも、はっとして
黙りこんでしまった。
 数分後に、ぼくはスーツケースをとり上げ、外套を着た。ぼくが部屋を出てきたとき、
ブレンダも泣いていたように思う。

(フィリップ・ロス 「さようならコロンバス」より 佐伯彰一・訳 集英社世界の文学 第34巻)

438 :吾輩は名無しである:01/11/13 22:12
胎児よ
胎児よ
何故踊る
母親の心がわかって
おそろしいのか

ドグラ・マグラの冒頭より。ヒィー

439 :穴つながり:01/11/13 22:29
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/sociology/997203279/45

440 :吾輩は名無しである:01/11/13 23:38
自由よ、DADA DADA DADA、ひきつったくるしみの叫び。
相反し矛盾するいっさいのもの、醜怪なもの、不条理なもののからみあい。
つまり生(ラ ヴィ)だ。
                            ダダ宣言1918

441 :ポーター・アッシュ:01/11/13 23:42
「心の外側での出来事さ。」

442 :春辺透美:01/11/14 09:21
『カラマーゾフの兄弟』の中のイワンの言葉。
「この壮大な塔の構築によって今まで見なかったようなどんなにすばらしい光景が
あらわれるとしても、それがただひとりの子どもにただ一滴の涙を流させずには
あがなえぬものならば、ぼくはおことわりするね。」
わたしは、この意見にまったく固執する。ひとりの子どもの一滴の涙をつぐなう
にたるものとして、たとえ人がどんな理由をもち出してくるとしても、わたしは
この涙を容認することはできない。知性によって考えつくことのできるかぎりの
どんな理由であろうと、絶対に。ただひとつの理由だけを除いて。ただし、それは
超自然的な愛によってのみ理解できるものである。すなわち、神のみこころであった
ということである。そして、この理由のためならば、わたしは、子どもの涙はおろか、
悪にすぎないような世界をも受け入れるだろう。(シモーヌ・ヴェイユ)

443 :風の歌を聴け:01/11/14 17:22
あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。

444 :吾輩は名無しである:01/11/15 05:39
私の欲していたもの、全世界ではなかった。
百年の名声でもなかった。
タンポポの花一輪の信頼が欲しくて、
チサの葉いちまいのなぐさめが欲しくて、一生を棒に振った。

                   太宰治「二十世紀旗手」

445 :吾輩は名無しである:01/11/15 09:49
意見聞くときゃ頭を下げろ 下げりゃ意見が通り越す

446 :吾輩は名無しである:01/11/15 11:31
「論理は、所詮、論理への愛である。生きている人間への愛ではない」
「とにかくね、生きているのだからね、インチキをやっているに違いないのさ」

太宰治 斜陽

447 :吾輩は名無しである:01/11/15 11:49
退屈が大好き

448 :吾輩は名無しである:01/11/15 19:21
美はソドムのなかにある 『カラマーゾフの兄弟』ミーチャ

449 :フェリシテ:01/11/15 21:46
突然参加。
1.彼女は彼を愛していた、とにかく。

2.彼は彼女を愛していた、とにかく。

ボヴァリー夫人
1.エロイーズが頓死したとき。
2.シャルルが頓死したとき。
ページについては失念。
解説は省きます。

450 :吾輩は名無しである:01/11/15 21:47
「文学オタク男キモイ」

これにはやられました。

451 :吾輩は名無しである:01/11/15 22:43
僕は月の表面にぶら下げられている。世界は子宮に似た恍惚感にひたり、
内なる自我と外なる自我の平衡を保っている。おまえから多くの約束を
与えられた僕は、永久にここから出られなくなろうと、いっこうに
かまわない。ぼくがセックスの黒い子宮内で眠りはじめてから、
ちょうど二万五千九百六十年の年月がたったらしい。どうやらぼくは、
三百六十五年だけ寝過ごしてしまったようだ。だが、ともかく僕は
いま望みの家にすみ、すばらしいものにかこまれ、うしろにあるものも
行く手にあるものも、すべて結構ずくめだ。おまえはヴィーナスを装って
やってくるが、僕はおまえの正体を大魔女(リリス)だと見抜いている。
僕の全生活はいま均衡を保っている。せめて一日、このぜいたくを楽しむ
ことにしよう。明日ともなれば天秤を傾けさせよう。明日ともなれば、
この均衡も終わってしまうのだ。ふたたび均衡を見いだすことがあると
すれば、それは血の中であって星の中ではあるまい。お前が数々の約束を
与えてくれるのが嬉しい。これまであまりにも長く太陽のかげで暮らして
きたぼくは、どんな約束でもいいから欲しいのだ。ぼくは光と純潔が
欲しい―さらに欲しいのは、腹の中の太陽の火だ。天上の三角座を完成させ、
いつまでも地球を離れ空間を飛びまわらずともすむよう、裏切られ、
幻滅を味わってみたい。おまえの言葉をことごとく信じはするが、
それがいずれ違った結果となるであろうことも承知の上だ。
ぼくはおまえを星と思い、罠と思い、天秤を傾ける石と思い、
目隠しをされた裁判官と思い、落とし穴と思い、散歩道と思い、
石弓と矢と思っている。これまでのぼくは、太陽と反対の道を旅して
きた。これからのぼくは太陽として、月として、二つの道を旅しよう。
これからのぼくは二つの性、二つの半球、二つの天空、その他なんであれ
対になったものを選ぶとしよう。これからの僕は二重関節を持ち、
二重の性をそなえよう。すべての出来事も二度起こるだろう。
ぼくはこの地球への訪問者となり、地上の祝福にあずかり、
地上の贈り物を持ち帰ろう。仕えることも仕えられることもせず、
ぼく自身の中に目的を追求しよう。
                    ヘンリー・ミラー『南回線』

452 :吾輩は名無しである:01/11/15 22:46
僕は月の表面にぶら下げられている。世界は子宮に似た恍惚感にひたり、
内なる自我と外なる自我の平衡を保っている。おまえから多くの約束を
与えられた僕は、永久にここから出られなくなろうと、いっこうに
かまわない。ぼくがセックスの黒い子宮内で眠りはじめてから、
ちょうど二万五千九百六十年の年月がたったらしい。どうやらぼくは、
三百六十五年だけ寝過ごしてしまったようだ。だが、ともかく僕は
いま望みの家にすみ、すばらしいものにかこまれ、うしろにあるものも
行く手にあるものも、すべて結構ずくめだ。おまえはヴィーナスを装って
やってくるが、僕はおまえの正体を大魔女(リリス)だと見抜いている。
僕の全生活はいま均衡を保っている。せめて一日、このぜいたくを楽しむ
ことにしよう。明日ともなれば天秤を傾けさせよう。明日ともなれば、
この均衡も終わってしまうのだ。ふたたび均衡を見いだすことがあると
すれば、それは血の中であって星の中ではあるまい。

453 :吾輩は名無しである:01/11/15 22:48
あれ?452は間違いです。
ほんとにごめんなさい。

454 :吾輩は名無しである:01/11/16 21:31
「カラマーゾフ万歳!」
あのラストいいねえ。くぅーっ。

455 :吾輩は名無しである:01/11/19 08:52
age

456 :春辺透美:01/11/19 09:17
最初に、以下の一節に出てくる人物の紹介をしておきましょう。
女=38歳の未婚の娘でナチ党の下級官吏、彼=その女を逮捕したアメリカ人の兵隊
さん、エズメ=彼が手紙を書いてやる女の子、です。

「彼はその日、病院から帰ってきていらい、これで三度目に、その女の本(ゲッベ
ルスの「例のない時代」)を開いて、見返しに書いてある短い言葉を読みました。
インクで、ドイツ語で、小さな、絶望的なまでに誠実な筆跡で、こういう言葉が書
かれていたのです。「神さま、生とは地獄です。」(..)彼は使い古した鉛筆を拾
いあげ、その書き込みの下に、英語でこう書きました。「父らよ、師らよ、わたし
は思念する、"地獄とは何か"と。それは、愛することが不可能であることの苦しみ
だと、わたしは主張する。」 彼はその書き込みの下にドストエフスキーの名前を
書きはじめましたが、しかし、自分がいま書いたことはほとんど完全に判読不可能
だと知ったのでした。
(・・・・)
ここに、ほんとうに眠気を感じている男がいるとするね、エズメ、でも、そんな
男にでも、自分の サ・イ・ノ・ウ を全部無傷のまま持つ人間にまたなる見込みは、
いつだってあるんだよ。」(サリンジャー『九つの物語』「エズメ」)

457 :吾輩は名無しである:01/11/19 15:12
すみません、文学じゃないかもしれないけど、

「ニンゲンは犬に喰われるほど自由だ。」

『メメント・モリ』/藤原新也 より

458 :吾輩は名無しである:01/11/19 19:26
age

459 :吾輩は名無しである:01/11/19 19:30

人間は自由であるように呪われている。
               --- サルトル ---

460 :吾輩は名無しである:01/11/20 11:56
検閲社会では芸術家は黙って、静かにものを言わねばなりません。
                    ナセール・タグヴァイ

461 :吾輩は名無しである:01/11/20 12:51
あいかわらず良いスレだな。1に感謝しよう。このスレ読むと元気になるよ。

「透明度が増してまいりました」と彼は少し改まって言った。「ニ、三
ヶ月前には相当に濁っていたんです。この酒はね、春がめぐってきて、
またタンポポの咲く季節になりますと、発酵をはじめるのです。まるで
タンポポに記憶があるみたいなんですよ」
 ちがうわ、とエディパは思った。悲しかった。まるでタンポポのふる
さとの墓地が何らかの形でいまも存在してるみたい、と言うべきだわ。
どこか、ひとが、ともかく歩ける国、そうして東サン・ナルシソ高速道路
などを必要としないところ、そうして骨がいまも安らかに眠っていて、
タンポポの幽霊に養分を与え、骨を掘り起こすものなどいない国で・・・
まるで死者がほんとうに生きつづけている、酒瓶の中にさえ生きつづけ
ているみたい、と。
(トマス・ピンチョン 「競売ナンバー49の叫び」志村正雄訳より)

ピンチョンもときどき、ぐっとくるフレーズ書くよね。

462 :吾輩は名無しである:01/11/20 13:55
便所の落書き=2ch

463 :吾輩は名無しである:01/11/20 14:28
私は、自分のなかからひとりで出てこようとしたところのものを
生きてみようと欲したにすぎない。
なぜそれがこんなに困難だったのか。

ヘルマン・ヘッセ著『デミアン』より

464 :吾輩は名無しである:01/11/20 22:13
「祈るな、それは嘘だ」

フラッドリー・オコナー/汚れた血

465 :吾輩は名無しである:01/11/21 00:16
age by 1.

466 :吾輩は名無しである:01/11/21 00:18
>>462 ちがうよ、2ch=便所の落書きだよ。

467 :吾輩は名無しである:01/11/21 00:29
(ちがうよ 462&466=便所の落書きよりアホ だよ。ゲイが無い)

生ある者は必ず滅す 釈尊いまだ栴檀の煙を免れたまはず
楽しみは尽きて哀しみ来る 天人もなほ五衰の日に逢へり

              『和漢朗詠集』より

468 :吾輩は名無しである:01/11/21 02:11
これは使者。幸福な使者、待たれた使者、歓迎される使者である。
…かれは単純に言う、
『こんなことではいけない。あなたは呪われてもいないし、悲しんでもいない。
 あなたは無用な者でもなく、勇気も欠いていない。
 わたしがそれを言うのは、わたしがそれを知っているからだ、
 ところがあなたにはそれが判っていない』
天使は議論しない。

『定義集』森 有正訳。哲学者アランが天使を定義して述べた文。
予備校時代のテキストに引用されていた。
ずっとこの言葉に救われていた。

469 :吾輩は名無しである:01/11/21 04:07
きみたちは、人生なんて洒落だってことをぜったいに理解しないだろう。
それは、きみたちがじゅうぶんに孤独になりきっていないので、憎悪とか、
判断とか、努力を要するいっさいのものとかに対立するものとして、
なにもかもが似たようなもので取るに足らない、平坦かつ静寂な精神状態を、
思い浮かべられないからである。
              トリスタン・ツァラ 『ダダについての講演』

470 :吾輩は名無しである:01/11/21 22:45
……たとえば一篇の物語。起こりえないような一つの冒険譚。
その物語は鋼鉄のように美しく硬く、人びとをして彼らの存在について
恥いらせるものでなければならない。

サルトル『嘔吐』は陰気な小説で読み返す気がしないけど、
この部分には確かに「グッと来た」。小説を書いている人は、
ぜひ「人びとをして彼らの存在について恥いらせる」ような作品を
書いてください。くれぐれも、読んでいるこっちが恥ずかしく
なるような作品ではなくね。

471 :吾輩は名無しである:01/11/21 23:00
中上健次の19歳の地図。既出かも知れんが

「太陽を見ていると目がくらみ・・・僕は19歳の予備校生だった。いや新聞配達少年だった。

472 :吾輩は名無しである:01/11/22 02:20
 メイエルホリドは逮捕を待ち受けながら、ヴァイオリニストにならなかった
ことを後悔していた。「いまごろは、どこかのオーケストラ席にすわって、
ヴァイオリンを弾いていたかもしれない」とメイエルホリドは恨みがましく
恐怖にかられて語っていた。このとき、彼は65歳だった。
 44歳のトハチェフスキーも、逮捕される前に、ほとんど同じようなことを
語っていた。「子供のときに、どんなにヴァイオリンを習いかたかったことか!
父はヴァイオリンを買ってくれなかった。いつでも、お金がなかったのだ。
でも、ヴァイオリニストになっていたら、どんなによかっただろう」。
 この偶然の一致はわたしを驚かせ、恐怖に陥れた。有名な演出家と軍の
指導者が二人とも、突然、目立たぬ平凡な人間になりたいと望んだのだから。
ただただ、どこかのオーケストラ席にすわって、ヴァイオリンを弾いていたい
というのだ。
 いま、元帥とすぐれた演出家が自分のこれまでの生涯を好きなように
変え、映画館のロビーで、人々を楽しませる酔っ払いのヴァイオリン弾き
かなにかになっていたなら、いったいどうだろう。しかし、それは遅すぎた。
(注;メイエルホリドとトハチェフスキーはスターリンの粛清の波にのみこまれた。)

「ショスタコーヴィッチの証言」(中公文庫)は小説じゃないし、
偽書らしいけど、並みの文学以上に真実味がある。

473 :旗本退屈男:01/11/23 02:52
そうするための俺であり、これなのだ。(ペニスをにぎりつつ)

                      早見 純

474 :吾輩は名無しである:01/11/23 02:54
小説ちゃうやん。

475 :吾輩は名無しである:01/11/23 16:16
遅レスだけど>>25

一瞬「いいかも」と思ったが、子孫を残す為には
子供を産まないといけないワケで、
すると女はその「最後の接吻」を交わしながら死ねないね。
すくなくともその後9ヶ月は生きてないと。
男的にはそれでいいんだけどなぁー。
それに男としても、子供の顔は見たいし、、。

って現実的な事言ってみた。

476 :吾輩は名無しである:01/11/23 16:21
>>475
人間も卵を産めばいいんだよ。

477 :吾輩は名無しである:01/11/23 16:24
>>476
それでもキスしながら死ぬのは無理じゃん(w
っていうか>>25のヤツ好きだったけど475に言われてなんか冷めてしまった
責任とれー475!

478 :475:01/11/23 16:31
責任をとる為にグッと来たフレーズを書くよ

「深淵を見つめてはならない
 お前が深淵を見つめる時、
 深淵もまた、お前を見つめているのだ」

記憶で書いてるので原文とは違うかも。
有名な心理学者の言葉(フロイトだったかな?)

479 :吾輩は名無しである:01/11/23 16:50
>>478
なんか別のところで見たことあるな、なんだっけ?
いずれにしても、ありふれてるなー

480 :吾輩は名無しである:01/11/23 17:51
>>478
たぶんニーチェの「ツァラストゥストラはかく語りき」。
違ってたらスマソ。
>>479
神戸の酒鬼薔薇少年の作文じゃない?
もっとも彼は「FBI心理分析官」とかの本からとってきたらしいけど。

 

481 :475:01/11/24 11:55
俺はWATCH MENで知った。

482 :吾輩は名無しである:01/11/25 23:43
明日、世界が滅びるとしても
今日、君はリンゴの木を植える(開高健)

借りてきた他人の言葉で語り続け他人の言葉を残して死ぬ。それが人生
なのだろうか(筒井康隆)

483 :吾輩は名無しである:01/11/26 00:07
挑戦されたら、自分の欠点を認めることをためらうな。
それで雰囲気がよくなるものだ。

        ハリイ・ケメルマン

484 :吾輩は名無しである:01/11/26 00:12
>>483
ワラタ!イイ!

485 :吾輩は名無しである:01/11/26 00:20
test

486 :吾輩は名無しである:01/11/26 00:50
本当のことを言おうか?

487 :吾輩は名無しである:01/11/27 01:00
文学板の諸君に捧げる・・・って他のスレでも書いたばかりだけど・・・

「希望を持たない人々が、小説を書くことはない。それどころか、そういう人は
小説を読みもしない。希望をもたない人は、なにかを長く見つづけるようなこと
はしない。その勇気がないからだ。絶望に至る道とは、なんであれ経験を拒む
ことである。そして小説は、もちろん、経験する方法である」
(フラナリー・オコナー「小説の本質と目的」より)

488 :吾輩は名無しである:01/11/27 04:30
「なぜ毎日 戦いの訓練をするの?」
「護衛兵ですから ……この国をお守りする為です 強くならなければ」
「誰と戦うの?」
「さァ 戦う事より… 守るのです」

489 :吾輩は名無しである:01/11/28 22:15
「…父親はこの世界の蝿なんだ。あいつらはじっと狙っていて、僕達の腐敗につけ込むんだ。
あいつらは僕達の母親と交った事を、世界中にふれ廻る汚らしい蝿だ。
僕達の絶対の自由と絶対の能力を腐らせるためなら、あいつらは何でもする。
あいつらの建てた不潔な町を守るために。」

「誰もが知るように、栄光の味は苦い。」

どちらも三島由紀夫の「午後の曳航」より。

490 :吾輩は名無しである:01/11/29 23:25
 生きてゆくそのことはわかっている。
 そのことがわかっているのなら、死ぬまでのその時間は、何かで
うめなければならない。どうせ、何かでは、埋めることになる。
 それがわかっているのなら−−
 どうせその時間を埋めるのなら、たどりつけないかもしれない納得、
何だかはわからないがあるかもしれない答え、踏めないかもしれない
頂に向かって足を踏み出してゆくこと、そのようなもので埋めるのが、
自分のやり方だろう。

 夢枕獏 「神々の山嶺」 長文で、スレ違いかもしれないが…。

491 :吾輩は名無しである:01/11/30 09:55
「優しいサヨクのための嬉遊曲」
餓死していく子供達に比べりゃ我々は百倍も幸福って事になる。それは相対的幸福というやつだな。『可哀想』と思っただけで買えるような幸福は空しいね。やはり絶対的な幸福を目指さなければ

492 :吾輩は名無しである:01/11/30 09:56
>491
島田雅彦です

493 :吾輩は名無しである:01/12/03 03:36
age

494 :吾輩は名無しである:01/12/06 00:17
助かるにせよ助からないにせよこの人についていこうと思った

うろ覚え。
「暗夜行路」ラスト

495 :吾輩は名無しである:01/12/06 00:21
あげ

496 :吾輩は名無しである:01/12/06 00:43
   ..’ ’∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ,;;:: <;`Д.⊂ヽ< アイゴー!、ウリナラのマンコは世界一ニダ〜!
   ,;::⊂  泣 ノ  \ 誰もわかってくれないニダ〜!!
       人  Y     \________________
      し (_)

497 :吾輩は名無しである:01/12/07 03:30
それ以上、何を言えばいいのうだろう。
ぼくたちは知り合ったばかりなのに、もう別れを告げなければならない。
  三田誠広 いちご同盟より

中学の時読んだときに泣きました。
最近読みなおして、また泣いてしまいました。

498 :吾輩は名無しである:01/12/07 04:45
>>497
そんな君は早稲田の文学部卒または現役?
三田は、『法華経って何?』とか最近出版してて、結構ワラタよ。
マニアックな三田らしいというか...

499 :吾輩は名無しである:01/12/07 11:14
『女囚はどんな服装をするのかしら』
『私が刑務所に入っても、清様は私を好いてくださるかしら。
それが知りたいの。』

綾倉聡子(セリフうろ覚え)『春の雪』三島由紀夫


女って怖ぇ−

500 :吾輩は名無しである :01/12/08 19:56
弱者への愛はいつも殺意がこめられている

501 :吾輩は名無しである:01/12/08 20:04
>>500 誰だっけ? 最近読んだなあ・・・安部公房、ですよね?

502 :吾輩は名無しである:01/12/08 20:40
>>500は、単行本「笑う月」に入っている「公然の秘密」の中と
「密会」の冒頭に書いてある。

503 :吾輩は名無しである:01/12/08 20:47
「殺す」
毛皮を来たヴィーナス

504 :吾輩は名無しである:01/12/08 21:14
ああ神よ、私は念じた。自分の終局を絶望的にただ見つめるだけのこの物体の中に、
いかにして捕らわれることになってしまったのか。
ほんの束の間でも、子供の誕生や思想が私たちをこの死の体から救うなどと
想像することができるだろうか。この時間の流れの中ではだめだ。
わたしの中で絶望が鐘を鳴らす。限りある生の時間ではなく、この場所でもない。
流れる血を止め、不正を正し、分かれたものが出会うところでもない。
現世(このとき)ではだめだ。有限の時ではだめなのだ。
物質はあまりに粗野で、われわれのユートピアはあまりに多くの苦痛にさらされる。

『夜の国』ローレン・アイズリー

505 :吾輩は名無しである:01/12/08 21:28
オフの宣伝です。安部工房の「箱男」をテーマに
開催したいと思います。よかったら来てくださいまし。
実地予定日はまだ未定ですが。。。みなさんと
話しこんで決めたいな、と思います。よろしくです
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/off/1007649247/

506 :吾輩は名無しである:01/12/08 21:48
登録してメールを受け取るだけでお金がもらえるよっ!
信じる信じないはあなたの自由。でも登録しないときっと損するよ。
フォームにしたがって必要事項を記入して、あとは待つだけ。とっても簡単!
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507 :吾輩は名無しである:01/12/08 22:33
       ∧         ∧
        / ヽ        ./ .∧
     /   `、     /   ∧
    /       ̄ ̄ ̄    ヽ
    /:::::::::             .\
   /:::::::::: ヽ-=・=-′ ヽ-=・=-′ /
   ヽ:::::::::::::::::   \___/    /   あきらめないニダ〜
     ヽ:::::::::::::::::::  \/     /    永遠に謝罪と賠償しるニダ〜

508 :吾輩は名無しである:01/12/08 23:43
今思えば、全く、己は、己のもっていた僅かばかりの才能を空費してしまったわけだ。
人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと
口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかもしれないとの
卑怯な危惧と刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。

自分が言われてるのかと思って恥ずかしかったなぁ。

509 :吾輩は名無しである:01/12/09 00:10
新撰組隊長土方歳三、見参!

ファン以外わかんないと思うけどこれにはグッときた。
土方の死に際ね、これ。

森村誠一「新撰組」下

510 :吾輩は名無しである:01/12/12 22:46
age

511 :吾輩は名無しである:01/12/14 15:07
「和をもって尊しとなす」

小説でもなければ詩でもないが....。
知らない人の方が少ないと思うが、出典は「17条の憲法」
スレ違いも甚だしいが、グッと来たので、つい。

512 :吾輩は名無しである:01/12/16 23:21
AGE

513 :吾輩は名無しである:01/12/18 01:33
堪え難きを堪え、忍び難きを忍び

------------昭和天皇終戦の詔

514 :吾輩は名無しである:01/12/18 02:12
みんなが言うんだ。
「キミなら分かってくれるよね」って。
分からないよ、僕には分からないよ。何も分からないよ。
分かりたくも無いよ!!

515 : ◆mZE1muR6 :01/12/18 03:38
>>511
きっと、憲法をカイシャクなんてするからだめなんだよなぁ

516 :吾輩は名無しである:01/12/18 11:07
ゆふがた空の下で身一点に感じられれば万事において文句はないのである
中也

517 :吾輩は名無しである:01/12/18 11:19
数学はパラシュート法。

「超勉強法」

518 :吾輩は名無しである:01/12/18 14:01
カンチ、セックスしよぅ〜♪

519 :吾輩は名無しである:01/12/22 13:27
age

520 :吾輩は名無しである:01/12/26 08:16
別にグっと来たフレーズではないんだが。

本音をいうのは難しいことなんだなと思った。もちろん2ちゃんで。
ヲタだの信者だのいわれるのを恐れている人間が多いようだ。
右翼だの左翼だの、BだのKだの人にレッテルを貼っておきながらだ。
そういう彼等の態度は照れなのかなんなのか判断に迷うことがよくある。
スレ違い、板違いはわかっている。しかし、右だ左だBだKだというのが
あまりに鼻に付くフレーズなのでちょっと書かせてもらった次第。ごめん。

521 :吾輩は名無しである:01/12/31 04:51
良スレ保守age

522 :吾輩は名無しである:01/12/31 10:18
ほら、みたろ、ドラえもん。

523 :522:01/12/31 10:19
勝ったよ、僕
もうこれで安心して未来に帰れるだろ

524 :エズミ(えなりではない):01/12/31 21:19
こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは
こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは
           アイとセップンをおくります チャルズ

525 :Tango:01/12/31 21:39
たとえば昔、「愛してる」と言いたいとか、アニーを抱きしめたいとかいった単純で
ありふれた欲望を持っていた頃は、却ってややこしい議論を戦わせなければなら
なかったものだが、その議論が再びこうして戻ってきた。

サルトル 『嘔吐』

526 :吾輩は名無しである:01/12/31 22:12
「牡蠣だよ。ところで、わしがそれを食べるのに、一度でも牡蠣に
好かれているかどうか訊いたことがあるかね?」

      G・カブレラ=インファンテ 「牡蠣」より

527 :吾輩は名無しである:02/01/01 01:29
器官ほど無益なものはない。人間が器官なき身体をつくり上げたとき、
その時はじめて人間は自動的動作から解放され、真の自由へ立戻るであろう。
その時はじめて人間はダンスホールの狂乱さながら裏返って踊ることを学ぶだろう。
そしてこの裏側こそ人間の真の表側であるだろう」

A・アルトー『神の裁きと訣別するために』

528 :吾輩は名無しである:02/01/06 17:03
人は、長く生きすぎると、どんな勝利も或る日敗北に変わるのを見る。

シモーヌ・ド・ボーヴォワール

529 :>478:02/01/06 19:45
>「深淵を見つめてはならない
> お前が深淵を見つめる時、
> 深淵もまた、お前を見つめているのだ」

「今までも王蟲と交感した者はいた しかし
 王蟲の心の深淵までのぞいた者はいない
 もろい人の心は深淵の前に砕けてしまう
 闇を見る者を 闇もまたひとしく見るからだ」

『風の谷のナウシカ』(漫画・6巻)

530 :吾輩は名無しである:02/01/06 21:34
臆病者は自分を捨てる

531 :吾輩は名無しである:02/01/07 01:38
age

532 :吾輩は名無しである:02/01/07 01:45
女優・沢田亜矢子と離婚後、「顔面整形」、「プロレス進出」とお騒がせの松野行秀氏(40)が、
今度はなんと自ら監督・主演男優を務めAV界にデビューしたことが本紙(東スポ)の取材で明らかになった。
カリスマ熟女AV女優・川奈まり子(34)ら4人を相手に本番ファックを敢行。
「何でもこなすバラエティータレントになる」という。

問題のAV作品は今月下旬にリリースの予定の「松野行秀の堕落論」(宇宙企画)
松野氏は、川奈まり子に始まり、葵あかね、さらに松野氏の愛人役となる愛人AのAYUMI、愛人BのAKIの4人。
全員に「松野砲」を爆発させ4発決めている。

同作品では、これまでの松野氏の人生論も展開されており、
「スキャンダルは一度利用したら最後まで押し通せ」「墜ちよ、生きよ、FUCKせよ!」
と、まさに生き方そのものを投影しているようだ。
松野流快楽主義のススメとして「渇いた者だけが砂漠を渡りきることができる。私はこの砂漠に愛という水を携え、第一歩を踏み出そうとしている」と説いている。

松野氏は、正常位、バック、騎乗位はもちろんのこと、目隠しをされSMにも挑戦。
川奈から「初めてとは思えないほど堂々としていたわ」と絶賛されたほどのテクニシャンぶりを発揮。
今年のAV界では、松野氏だけでなく、昨年のぞきと覚せい剤で逮捕されたタレントの田代まさしのデビューも噂されているが、
「田代さんがAVにデビューしても負けませんよ。何でもこなすバラエティータレントの神髄を見せたい」と松野氏は言う。

533 :吾輩は名無しである:02/01/08 10:11
>>529

だからニーチェだってば…

534 :吾輩は名無しである:02/01/12 21:19
「明日(マニャーナ)は」と彼女は言った
「きっと明日は万事うまくいくわね、サル」
「うん、きっと明日はね」いつでも明日だ
次の週のあいだも耳にする言葉といえば明日ということばばかりだ
明日、美しい言葉だ。
たぶん天国という意味なんだろう。
『路上』ジャック・ケルアック

>>422
422さんへ
きっとこれだとおもいます、、
マニャーナ!美しい言葉!
スペイン語です

535 :ロシュフコー:02/01/21 06:27

偽善は悪徳が美徳に捧げる敬意のしるしである。

536 :吾輩は名無しである:02/01/22 04:09
age

537 :Tango:02/01/22 05:14

美徳は、殆どの場合、悪徳の偽装に過ぎない──ラ・ロシュフコー

ジッドはニーチェが出てきたとき、「すでにワイルドがいたから驚かない」って
言ったらしいけど…。

538 :吾輩は名無しである:02/01/22 06:28
>>508
素晴らしい一節ですね。よろしければ、出典を教えてください。

539 :吾輩は名無しである:02/01/22 06:52
私は子供の変わりに、この本を産む。

540 :吾輩は名無しである:02/01/22 09:54
心安かれ。
君と共に涙を流す友の目がある限り、
この世は苦しむ価値がある。

ジャン・クリストフ ロマン・ロラン

うろ覚えです。

541 :吾輩は名無しである:02/01/25 17:54
>>538
中島敦『山月記』

542 :吾輩は名無しである:02/01/25 19:48
age

543 :吾輩は名無しである:02/01/30 23:56
 そして、わたしは彼を気の毒に思う。十六のころの自分がどんなふうだったか
をまだおぼえているからだ。あんなふうに興奮するのは地獄である。当時もいま
とおなじように、オルガスムはなんの解放も与えてくれなかった。オルガスムか
ら十分後には、なにが起こるか? もう一度やらないと気がすまなくなる。おま
けに、宿題がある!
「ガラパゴスの箱舟」カート・ヴォネガット/浅倉久志訳

544 :吾輩は名無しである:02/01/31 02:02
人間はただその一生のうち、
自分に最も適していて最もやりたいと思う事に
可能な限りの時間を充てさえすればそれでいい筈だ。
「旅のラゴス」 筒井康隆

545 :吾輩だって名無しである:02/01/31 04:17
自己優越を感じている者だけが、真の道化をやれるんだ。

546 :吾輩は名無しである:02/01/31 04:30
『ちんぽの毛生えたか?』 宮本輝

547 :吾輩は名無しである:02/01/31 23:16
age

548 :吾輩も名無しである:02/02/01 12:19
)泣いている美しい娼婦がいる。

このフレーズを入れるのに吉行は苦労したらしいが、
違和感もなく読み進んでいた。作家失格か?

549 :吾輩は名無しである:02/02/05 02:34
>>524
そんな手紙もらいたいよね
最後のフレーズも大好き・・・

「エズミ、本当の眠気を覚える人間はだね、いいか、元のような、
あらゆる機---あらゆるキ--ノ--ウがだ、無傷のままの人間に
戻る可能性を必ずもっているからね。」

550 :土方ドラえもん:02/02/05 10:47
秘すれば花、秘せざるは花ならざるなり
『風姿花伝』世阿弥

551 :吾輩は名無しである:02/02/05 15:28
「あなたの人生を両手で抱きしめたい」
女がプロポーズする言葉

でどころ 俺の夢
目が覚めてからすごくぐっときた
スレ違いなのでsage


552 :それでも私は・・・:02/02/08 02:19
>>478
 おそらくニーチェ「善悪の彼岸」第4章では。
146; 怪物と戦う者は、自分もそのため怪物とならないように用心するがよい。
   そして、君が長く深淵を覗き込むならば、深淵もまた君を覗き込む。
 (ツァラトゥストラにもあるのかな・・・)

 ついでに、「善悪の彼岸」第4章から私がぐっと来た言葉をいくつか。
78; 自分自身を軽蔑する者も、やはり常にその際なお軽蔑者として自分を尊敬する。
130; 或る人が何であるかは、彼の才能が衰えるときに、――彼が何を為しうるか
  を示す事をやめるときに、始めて暴露される。
   才能もまた一つの化粧である。化粧は一つの隠蔽である。
133; 自己の理想への道を見出しえない者は、理想をもたない人間よりも
  さらに軽薄に、破廉恥に生きる。

ゲーテ、ニーチェあたりは名言があふれていると思う。


553 :ワイルド:02/02/08 03:08
我々は芸術品を身につけるか、さもなくば、
身をもって芸術品たらねばならない

554 :ニーチェといえば:02/02/08 03:11
男は我欲っし、女は彼欲っす

555 :・・・やってみる。:02/02/08 19:47
第1部
(ファウスト)
もし私がのんびりと寝椅子に手足でも伸ばしたら、
もう私もおしまいだ。
もしまた君が甘い言葉でだまして、
わたしをぬくぬくと収まりかえらせたり、或いは、
享楽に耽らせてたぶらかすことができたら――
それは私の百年目だ。
賭をしよう。
(メフィストーフェレス)
合点だ。
(ファウスト)
では約束したぞ。
私がある瞬間に対して、留まれ、
お前はいかにも美しい、といったら、
もう君は私を縛りあげてもよい、
もう私はよろこんで滅びよう。
もう葬いの鐘が鳴るがいい、
もう君のしもべの勤めも終りだ。
時計はとまり、針も落ちるがいい、
私の一生は終りを告げるのだ。

第2部第5幕
(ファウスト)
(前略)
留まれ、お前はいかにも美しいと。
(後略)


556 :吾輩は名無しである:02/02/10 02:09
 鈍い頭脳ながらも、自分が劣っていることは知っている。他の人たちは
自分にない何かを――自分を拒否する何かを持っている。知能的盲目の身で
それがとにかく読み書きの能力と関係があるのだと信じていた。それらの能力
を得られれば、知能も得られるのだと思っていた。
 精薄者ですら、並みの人のようになりたいと願っている。
 幼児はわが身を養う方法も、食べるべきものを知らなくとも、飢えだけは知っている。


557 :H・D・ソロー:02/02/10 02:27
君の生活がどんなに見劣りしたって、まともにぶつ
かり、それを生きろ。それから逃げたり、悪口言った
りするな。あら探し屋は天国でも、あら探しするだろう。

貧しくても自分の生活を大事にしろ。ある若い男が、
「自分ももし資力があったら、ぼくのように暮らしてみた
い」と言ったけど、ぼくは他人にぼくの生活方法を採っ
て欲しいとは決して思わない。

だれだって、父や母、または隣人のではない自分自身の道
を進むように心がけて欲しいもんだ。

558 :吾輩は名無しである:02/02/10 02:46
俗悪な>>532と他の高尚なフレーズのコントラストが面白い。

559 :リルケ:02/02/10 03:47
誰もあなたに助言したり手助けしたりすることはできません。誰も。
ただ一つの手段あるきりです。
自らの内へおはいりなさい。

>>557
ソローもいいね。

560 :吾輩は名無しである:02/02/10 09:06
アーヴィング「ホテルニューハンプシャー」

「姉さん、僕に言ったことを覚えているかい?」
「あれはたぶん本当じゃないのよ。」

うろ覚えですが。

561 :吾輩は名無しである:02/02/10 12:25
カポーティー草の竪琴
「人生は螺旋状である。しかしわたしの人生は輪のようになっていて
次の輪へ飛び移る時ジャンプしなければならなかった」
みたいなやつ。

562 :Tango:02/02/10 17:52
 私はただ目に映る美しさだけのために、私はただ言葉の持つ純粋さだけのために
綴りたい。私はただ、あの古ぼけた地平に立ち帰るためだけに綴りたい。もしまだ、
そのつながりが確かであるなら──一縷の望みのように、海の上に澄み渡った空が
続いているように……。私は、筋書きもなければ結末もなく、何ものにも囚われない
自由なアヴァンチュールのためだけに──動物や植物や子供の一切登場しない、た
だ、大地や大気や水の上に起こる出来事(アヴァンチュール)だけを綴りたい。私は
ただ新しい生命のためだけに綴りたい。(J・M・G・ル・クレジオ「地上の名も無きもの」)


563 :吾輩は名無しである:02/02/17 02:05
ビラは腐れ。腐れたビラがひらひら舞い上がっていく。ビラは舞い上がった。ガリ
版のウォール街。ガリ版のウォール街。ビラは腐れ。腐れたビラを誰かが拾い。
誰かが破り。ガリ版の朝鮮。ガリ版の朝鮮。そしてガリ版はゆがみ。帝国主義。
帝国主義。ガリ版の文字は歪ゆがみ。

ビラは腐れ。俺の眼も腐れ。舞い上り舞い上る狂ったビラとともに。俺の眼も
腐れ。眼に入る全ての光景、ー湾が腐れ。埠頭が腐れ。埠頭がだんだんと腐れ。
街もだんだんと腐れ。女も腐れ。女もだんだんと腐れ。ビラは腐れ。ビラは
腐れ。 (病める部分)

564 :ヴォルテール:02/02/17 03:30
俺はあんたの意見には反対だが、
あんたがそれを言う権利は死んでも守る。

565 :吾輩は名無しである:02/02/17 14:47

「物」のみがもつ無心の静謐、
確固たる不動の感覚、
言葉のない、しかし有限な一つの暗い充溢、
無責任な物質の充溢。

『煙突』山川方夫

566 :吾輩は名無しである:02/02/17 14:55
お前が言ってることは全て正しいがお前が言うな。

坂口安吾

567 :吾輩は名無しである:02/02/17 15:01
「チェスが解答である謎かけの場合、唯一の禁句は
何だと思います?」
 わたしはしばらく考えてから答えた。
「チェスということばでしょう」

 
ボルヘスね。

568 :吾輩は名無しである:02/02/17 15:29
メンドイので書きませんが『ボヴァリー婦人』の冒頭シークエンス

569 :吾輩は名無しである:02/02/17 15:58
「中砂は、なくなって見ればもう私の御亭主でないと、この頃
それがはっきりしてまいりました。きっと死んだ奥さんのところへ
行って居ります。そんな人なんで御座いますよ。私は世間の普通の
ご夫婦の様に、後に取り残されたのではなくて、中砂は残してきた
などとは思っていませんでしょう。でもこの子が可哀想で御座いま
すから、きっと私の手で育てます。中砂には渡す事では御座いませ
ん」…この話ここでぞっとした。

570 :76年生まれ:02/02/18 15:19
サラサーテの盤

って、そういや読んでなかった。

571 :吾輩は名無しである:02/02/21 15:25
お前があんまり誰かのことを崇拝したら
ほんとの自由はえられないんだぜ

えーと「はるのしらべ」『ムーミン谷の仲間たち』
言ったのはもちろんスナフキン

572 :ミイ:02/02/21 16:29
イ〜〜〜〜〜〜!
自由なんかいりませんよーっだ!

573 :先生 ◆3QZx27LY :02/02/21 17:40
夏目漱石「こころ」

「恋は罪悪ですか」
「罪悪です。たしかに」

574 :先生 ◆3QZx27LY :02/02/21 18:13
太宰治「人間失格」

恥の多い生涯を送って来ました。

575 :先生 ◆3QZx27LY :02/02/21 18:15
宮澤賢治「やまなし」

「クラムボンはわらったよ」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ」

576 :吾輩は名無しである:02/02/21 18:28
>>563
グッと来たよ。良かったら詳細ください。

577 :物見:02/02/23 03:40
ちらほらと立つ柳が穏やかな風に揺れている河原。
ひとり座り込んでいる善次郎の背中。それを見つけたお栄。

お栄「善次郎
(振り向かない善次郎)
「やい ヘタ善

善次郎「あ 化十

首だけ振り向いた善次郎の隣にしゃがみこむお栄。
しばし無言。
風に乗って何処からか野鳥の声。

お栄「こうしてると何かいい事あるだろうか

善次郎「コウしてりゃやさしい女が声をかきゃしめえかと思って……

お栄「詰まらねえな なんだか

善次郎「詰まらねえよ

「……じつは春画本とあと二冊引き受けてるんだ
やっぱり描けねえ……まねになっちまう……おいら

お栄「エイ 馬鹿野郎
(ざっ と立ちあがる)

「阿呆らしい
(吹き抜ける風に流れる洗い晒しのお栄の髪)

578 :物見:02/02/23 03:44
…漫画のリズムって、言葉にし難いわ。
台詞だけの方がいいのかな。

579 :物見:02/02/23 04:00
(橋の上)

ねえ 首くくりはどんなだい?

鼻はたれる よだれはたれる 下はもらす……
……まあ間抜けな格好だね

ふうん

おい付いて来ちゃ駄目だ

だって淋しいじゃないか

もとは一人でいたものが

もとは一人だったけどお前が声をかけるから
変に人ごこちがついちまったよ

困ったな
家まで送ろう―どっちだい

西の果て

十億万度……?

一緒に行ってくれる……?

……

送ってくれるんだろう?

(船の上)

何しろ遠いからなァ
路銀がいるよ

いくら?

一両

払うよ

それじゃ子の刻にここで

580 :物見:02/02/23 04:03
(子の刻 桜の下 河原)

―霧が濃くなったね

ナンダ来たの
来なくとも良かったのに

刃物で死ぬのはどんな?

二通りあるよ
覚悟でやれば灸をこらえているような顔だ

ふうん

うっかり殺られれば間抜けな面さ

あはは

ホラ
(刃物を見せる)

あまりいい心地じゃあないね

一両返そうか

べつにいいよ
生きていたいわけでもないし

どうして

ただ
なんとなく……体が重たくて
飯食って糞(ばば)するのが面倒でよう

飯食って糞しなきゃ神仏だ

だからいいんだよ
コウいうことになったらなったで

いい加減だなァ……

ご同様だろう

まあね

581 :物見:02/02/23 06:56
579の(船の上)という場面転換はナシ。

582 : :02/02/23 09:25


583 :吾輩は名無しである:02/02/23 09:31
杉浦日向子は好きだがやっぱり絵がなきゃああねえええ。

584 :自分で言うのもなんだが。:02/02/23 10:51


ちなみに577の方は「恋」、579-580の方は「心中屋」

585 :自分で言うのもなんだが。:02/02/23 10:56


やめときゃよかった

586 :吾輩は名無しである:02/02/23 11:36
まあまあ、気にしない気にしない(ワラ。
たしかにあの作品は素晴らしいですよ。最高傑作だと思う。隠居だなんて、
言うなよなあ。「百物語」で極めたのかな、本人的には。


587 :吾輩は名無しである:02/02/23 11:58
自分の眼球から光が噴き出している、と島田は思った。
解放され、発散し、天空いっぱいに散っていく光だ。
父さん、母さん、話をしよう。一緒に散歩しよう。僕はもう自由だから……。

588 :うちとめ:02/02/23 12:04


やめときゃよかった

589 :吾輩は名無しである:02/02/23 12:08
おもしろき こともなき よのなかを すみなすものは こころなりけり

590 :吾輩は名無しである:02/02/23 12:09
ヶッ

591 :吾輩は名無しである:02/02/23 12:15
ああ軽薄の人と交はりは結ぶべからずとなん。

592 :吾輩は名無しである:02/02/23 12:52
ヶッ

593 :吾輩は名無しである:02/02/23 14:30
>>592
しゃぶれ

594 :592:02/02/23 15:06
↑? なにを?

595 :吾輩は名無しである:02/02/26 04:09
age

596 :吾輩は名無しである:02/02/26 04:15
飛べない豚はただの豚だ

597 :吾輩は名無しである:02/02/26 06:01
こういうスレってなんかしっくり来ないんだよな。

598 :吾輩は名無しである:02/02/27 14:09
「河童が如何なる芸術にも河童を求むること切実なればなり。」



599 :ジャグラー:02/03/01 22:56
どこへ行ったろう。いったいどこでまたあうのだろう。僕はどうしてあの人に物を言はなかったろう。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜

600 :吾輩は名無しである:02/03/01 23:00
いいよねー賢治 ほんといいよねえ

601 :ジャグラー:02/03/01 23:01
↑ 間違えた。
どこへ行ったろう。いったいどこでまたあうのだろう。僕はどうしてもう少しあの人に物を言はなかったろう。

602 :ジャグラー:02/03/01 23:03
>600さん早レスどうも

603 :ジャグラー:02/03/01 23:29
去年の冬はまだ世の中はこうしたものだとは知らなかった。美しい派手やかな希望も前途に輝いていた。
歌留多を取っても、ボールを投げても面白かった。親しい友達の胸に利己のさびしい影を認めるほど眼も心も覚めておらなかった。
田山花袋 田舎教師

604 :吾輩は名無しである:02/03/01 23:37
去年を待ちながら・・・

605 :吾輩は名無しである:02/03/02 00:15
秘密にして数えてみて
悩みの数は銀色の
鍵の数と同じはず

606 :吾輩は名無しである:02/03/02 15:04
かっけーなースナフキンは。
しびれました!

607 :たくお:02/03/02 15:10
最近読んだ中で・・

「小説って、想像力の迷宮よ」
          倉橋由美子 『迷宮』

608 :吾輩は名無しである:02/03/07 07:46
‘Precious,precious,precious!’Gollum cried.‘My Precious! O my Precious!'

涙が・・・

609 :吾輩は名無しである:02/03/07 16:48
「義務」・・・欲望の線に沿って、利益の方角へと、我々を厳しく駆り立てるもの。

                                   A・ビアス「悪魔の辞典」より抜粋。

610 :編集王:02/03/08 22:15
この地上で真にわたしのものと言えるたった一つの
たましいだけを勝ち得たものだけが集い、歓喜の歌を歌う資格があります。
勝ち得なかったものは泣いてわれらの集いから立ち去れ。
たましいは肉体とも感情とも別の所にあって
試練の時にのみ反応し成長します。


611 :吾輩は名無しである:02/03/08 22:23
愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなくて、
いっしょに同じ方向を見ることだ。

             ――サン=テグジュぺリ『人間の土地』

612 :吾輩は名無しである:02/03/09 05:56
愛よりなされたことはすべて善悪の彼岸に起こる。

                ――フリードリヒ・ニーチェ『善悪の彼岸』

613 :吾輩は名無しである:02/03/09 06:21
腐るほど聞いた。知っているさ、そんなことは。

614 :ルソー:02/03/09 06:29
人間は、なにひとつ自然がつくったままにしておかない。
人間そのものさえそうだ。

615 :吾輩は名無しである:02/03/09 06:30
キミ達はそんなに大阪府の知事を馬鹿にして楽しいかね

             ――元大阪府知事横山ノック


616 :吾輩は名無しである:02/03/09 06:34
贋物の感情を真実らしく歌うなんてことをやるやるやる。
書く書く書く。俺はそれを読む読む読む読む。

             ――町田康



617 :吾輩は名無しである:02/03/09 20:07
age

618 :吾輩は名無しである:02/03/09 22:04
>>566
( ´∀`)コレイイ! パクラセテモラウ

619 :吾輩は名無しである:02/03/09 22:48
もうすでにだれかがパクッてたよ

620 :吾輩は名無しである:02/03/09 23:50
言ってないよな、言ってないと言ってくれ
ブッカーT

621 :吾輩は名無しである:02/03/10 00:02
↓ 俺がグッと来たフレーズは断然これだ!!(超マジレス)
三日とろろおいしゅうございました。

622 :吾輩は名無しである:02/03/10 00:07
「早く行け!!」by ガンダルフ



623 :吾輩は名無しである:02/03/10 00:10
「するりと、入っちゃったんです」 
                  川上宗薫

624 :吾輩は名無しである:02/03/10 00:12
「逝ってよし!」by ガンダルフ

625 :吾輩は名無しである:02/03/10 00:14
>>623
人気のない川上宗薫スレにもカキコよろしくお願いします。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/1015424531/l50

626 :吾輩は名無しである:02/03/10 00:42
「ドキュンの川流れ」by 名無しさん

627 :吾輩は名無しである:02/03/10 01:38
いい夢は忘れたくない人生に何かつながりをもたせたい

太宰治

628 :吾輩は名無しである:02/03/10 02:22
キック キック トントン キック トントン

629 :吾輩は名無しである:02/03/10 07:43
「死ぬにも努力がいる」  
           太宰治

630 :吾輩は名無しである:02/03/10 10:59
「新しく買ったバットのなぐりぐあいをためさせろ」
                    ジャイアン

631 :吾輩は名無しである:02/03/10 13:19

おまえはとても美しいけどおまえの靴についた
泥を好きになっただけや
                    町田康

632 :吾輩は名無しである:02/03/10 16:01
>>630
メチャメチャイイ!

633 :吾輩は名無しである:02/03/10 17:35
ちょうど偶然であるが、この本の原題(「俺達の舟は、動かぬ霧の中を、纜を解いて、ー」)のようにこの後期は、スペインのアルへシラスからモロッコのタンジールに向かう船の中で書いている。ジブラルタル海峡を、今、船は行く。

中上健次カコイイー

634 :吾輩は名無しである:02/03/10 17:37
後期→後記

635 :元 漫画部:02/03/10 17:49
>纜
これ何と読む?

636 :吾輩は名無しである:02/03/10 17:58
「さまよえる いとおしき魂」
  ユルスナール著「ハドリアヌス帝の回想」

637 :吾輩は名無しである:02/03/10 18:16
人生とは休戦のない無慈悲なたたかいであって、人間という名にふさわしい人間に
なりたいと思う者は、目に見えない敵軍、つまり、自然の破壊的な力や、濁った欲望
や、暗い思考など、陰険にも人間を堕落させ絶滅させようとしているものと絶えず
たたかわねばならないことを彼は悟った。
自分がまさに罠にかかりかけていたことを彼は悟った。
幸福や恋愛は一瞬のごまかしであって、人の心の武装を解き、降伏させるものであることを悟った。

そして、十五歳の少年清教徒は、自分の神の声を聞いた。

「行け、行け、けっして休むな」

「ですが、神さま、わたしはいったいどこへ行くのでしょう?
 わたしがなにをしようと、また、どこへいこうと、
 行きつくところはいつも同じなのではないでしょうか?
 終わりは結局、ここなのではないでしょうか?」

「死なねばならぬおまえたちは、行って死ね!
 苦しまねばならぬおまえたちは、行って苦しめ!
 人間は幸福になるために生きているのではない。
 人間はわたしの掟を成就するために生きているのだ。
 苦しめ。死ね。
 しかし、おまえがならねばならぬ者になれ。−−−つまり一人の人間に」



638 :吾輩は名無しである:02/03/10 19:13
神=父

639 :吾輩は名無しである:02/03/10 19:18
>>635
ともづな。

640 :ありがとう:02/03/10 20:12
ともづな【纜】艫の方にあって船をつなぎとめる鋼。

とも【艫】船の後方。船尾。⇔舳(へ)

…だって。

641 :吾輩は名無しである:02/03/10 20:29
漢和辞典持ってないのかい?

642 :吾輩は名無しである:02/03/10 21:06
ないのです。

643 :Tango:02/03/14 22:07
「人類はいまや、本式に単一作物栽培を開始しようとしている。人類は、
まるで砂糖大根のように、文明を大量に生産する準備をしているのである。
人類の常食は、いつも砂糖大根の料理ばかり、ということになるであろう」
 (クロード・レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』)

644 :吾輩は名無しである:02/03/18 01:17
age


645 :吾輩は名無しである:02/03/18 02:04
彼女は猫がうれしいときにするあのゴロゴロを聞かせた。
―「沙漠の情熱/バルザック」


646 :吾輩は名無しである:02/03/18 02:27
揚げ蓋がひきあげられる。昏れた地上の光のうちに鯨の皮膚のように青黒い
ものを一瞬見ただけで、撃ち込まれるガス弾に眼をつむり、勇魚は引金をし
ぼる。五発。銃弾を大切に使わねばならない。引金はすぐに離して、連射を
短くおさえねばならぬ。ガス弾が集中する。かれは呼吸をとめる。二度と呼
吸することはないだろう。かれは三発撃つ。強い放水が地下壕の内壁にあた
り、反転してかれに襲いかかる。すでに深い水のなかに再び落ちながら、か
れは四発撃つ。すべては宙ぶらりんで、その向こうに無が露出している。「樹
木の魂」「鯨の魂」にむけて、かれは最後の挨拶をおくる、すべてよし! あ
らゆる人間をついにおとずれるものが、かれをおとずれる。


647 :Tango:02/03/18 04:16
「書物を多く読めば読むほど、それだけ私たちは次のことに気づく。すなわち
作家の真の職能とは傑作を産み出すことであり、それ以外の仕事はなんの
重要性も持たない。…中略…傑作への試みでないなんらかの文学的活動に
熱中している作家たちは、自らにたぶらかされているのであり、これら自己へ
のごますりたちは、じゃがいもの皮でもむいていたほうが分相応なのである」

648 :吾輩は名無しである:02/03/19 06:07
生き残る者たちへの最後の自己表現を、朱色の頭をした自分の素裸の死体で
おこなうという決断は、まったく勇気のいることだろうじゃないか。かれは
行為において、本当の事を言って死んだ。かれがどのような本当の事をいっ
たのかは分からないが、とにかく絶対にかれが、本当の事をいったというこ
とだけは確実だ。おれは菜採ちゃんからその話を聞いた時、蜜の死んだ友人
に腹の中で、O・K、あなたの叫んだ本当の事は聞こえた、と合図したよ。
               (大江健三郎「万延元年のフットボール」)

649 :吾輩は名無しである:02/03/20 16:02
      i i        //
\      _,ゝー-‐'´` ̄`y‐r_//   /
  \    >_r'´∧∧ ̄i- 、 `ヽ.  /
      / r{ル/'"⌒}}从ii i i   ハ /
      { i {'(__)   (__)リリリ i ii i}
     / ,'(  )━(  )  | |'⌒i
     ,' i  |▽▽▽| ノ( | i |  l   /
     |! .|  l     | ⌒ | ! |_ノ  ./
     !| .|  |     l    |  |.   /
     | iト、 |     |   ,|  i  /
      !ll `>t----j‐< リノ/  /
\      ,く.y {_>< ノ />、    /
  \     | :{ //Vi i^'´}'´ |   /


650 :吾輩は名無しである:02/03/20 16:54
金。世の中は金だけだ。銀三十、なんと素晴らしい。
(太宰治「駆け込み訴え」)

651 :?`???o?l:02/03/20 17:37
「キウイ」と「キュウリ」を間違えた。

652 :吾輩は名無しである:02/03/24 15:35
age

653 :吾輩は名無しである:02/03/24 17:48
ハッとした瞬間のきみは天使さ


654 :吾輩は名無しである:02/03/24 20:25
>>653ワロタ。盲点だね。

655 :吾輩は名無しである:02/03/24 20:30
「ああ、十○歳の白人少女だ。○学五年生の、本物の女の子だッ」
吉野純雄「相姦 十二歳の半熟調べ」

656 :吾輩は名無しである:02/03/24 20:32
今俺、やるっきゃない

657 :吾輩は名無しである:02/03/24 20:50
>>655すげぇ。アマゾンで検索したら半熟だらけだった。

658 :1:02/03/28 00:20
いっそ悪いことやって
つかまってしまおうかな
欲しいものは諦めてる
持ってるものにも飽きてきた
どうにもならんし

どうにかなるかな?
金持ったら変わるんかな
誰かを守るために変われるかな
すぐに忘れるわ
こんなこと


くるり”GUILTY”from「THE WORLD IS MINE」

文学じゃないですが。

659 :ハハハハハハハ:02/03/28 00:25
僕は今さわやかな君だけのプリンスになると決めたのさ

660 :吾輩は名無しである:02/03/28 00:51
花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ



661 :アルチュール・ランボー 永遠より:02/03/29 15:16
見つけたぞ、
何を?
永遠を
それは太陽に溶ける海だ

662 :古井由吉『楽天記』を論じた高橋源一郎:02/03/29 15:34
すでにこの世界は、いっさいが始まろうとしている「古代」だというのに。

663 :Tango:02/03/31 15:04
 受付嬢がインターホンでフィービーを呼び出し、私の名前を
間違って告げる。「メモリー・タトルという方がお見えです」 そ
れから彼女はフィービーの机の方を指さした。
「知ってるわ。ありがとう」 それぐらい知ってることをわからせ
るために言ってやったら、彼女は、唇を歪めた。カーペットの色
とよく合うベージュだ。

664 :Tango:02/03/31 15:17
 追い返したのは、シャーレー・バセイ、バーブラ・ストライザンドが二人、
バーバラ・カートランド、ザ・ザ・ガボール、1975年のエリザベス・テイラー。
グリーンのシルクをまとったダイアナ・ヴリーランド(考えてもみて。赤と黒
以外の服を着たダイアナ・ヴリーランドなんて、ふざけるなって言いたい
わ!)、セーラー・カラーのダイアナ妃、ダイアナ・ロス、ダイアン・フォン・
フルステンベルグ、ドリー・パートン、そしてきわめつけは、ニセのシャネル・
スーツを着たエルザ・スキャパレリ。バカみたい。ココ・シャネルのスーツを
着るくらいなら、エルザ・スキャパレリは「死んだほうがまし」と思うに決まっ
てるじゃない。


665 :吾輩は名無しである:02/04/03 23:55
我々の美徳は、ほとんどの場合、
偽装した悪徳に過ぎない。

666 :吾輩は名無しである:02/04/04 01:35
あんたらみんな、鰐に食わせてやるわ。

村上龍『コインロッカーベイビーズ』

667 :吾輩は名無しである:02/04/04 01:56
リュオタウザ↑

668 :吾輩は名無しである:02/04/04 02:01
村上龍『コインロッカーベイビーズ』 って無かったら
わからなかったクセに。

669 :吾輩は名無しである:02/04/04 02:17
そうさ、あなたが寄り掛かっているその背凭れの意味を考えるといい。
分からないことじゃあないだろう?

670 :吾輩は名無しである:02/04/04 05:11
「こないの」
「え? なにが」
「今月、こないの」
「え? おい、まさか……」
「うん、たぶん、そうだと思う」

671 :藤原:02/04/04 14:03
孤独を望んだフリをしていた
手のぬくもりはちゃんと知っていた
その手に触れて いつか離れる 時が来るのが恐かった

672 :吾輩は名無しである:02/04/09 09:30

>>630

このスレのMVPはこれに決定だな


さすがザイアソ。 

673 :吾輩は名無しである:02/04/19 03:06
age

674 :吾輩は名無しである:02/04/29 18:12
age


675 :ポール・ニザン アデンアラビア:02/04/29 18:28
ぼくは20歳だった。それが人の人生で最も美しい時だなどと誰にも言わせまい。


676 :藤沢周「さだめ」:02/05/02 05:26
希望・・・?いい言葉だ。
だが、世界が滅亡でもしない限り、そんな物は出てこない。
正気を保て。もしくは、狂気を保て。

677 :村上龍 寂しい国の殺人:02/05/03 10:08
その時代にあったのは、国家的な大目標、それだけだ。
だからあの時代には絶対に戻ることはできない、あの時代にあったものを取り戻すのも不可能だし、あの時代を基準にして今を考えるのは、卑怯だ。
現代を覆う寂しさは、過去のどの時代にも存在しなかった。
近代化以前には、近代化達成による喪失感などというものがあるわけがないから、私たちは、現代の問題を、過去に学ぶことができないということになる。
今の子供たちが抱いている様な寂しさを持って生きてきた日本人は、これまで有史以来存在しない。
例の十四歳に会う機会があったら聞いてみたいことがある。
警察へのあの挑戦状を書いているときも、自分を「透明」だと思ったか、ということである。


678 :吾輩は名無しである:02/05/03 18:03
「ああ、私も、あんな色とりどりのパンティをはいてみたい」
島尾敏雄『死の棘』

679 :吾輩は名無しである:02/05/03 18:40
>>678

ワラタワラタワラタ
ゲラゲラゲラ

680 :吾輩は名無しである:02/05/03 19:03
『ヤマザキ、天皇を撃て!』(奥崎謙三)

681 :吾輩は名無しである:02/05/03 19:44
君は悪魔を見くびった。だが私には納得がいかない。
ひどく嫌われるからにはひとかどのやつにちがいない。

ゲーテ「ファウスト」

いや、厨を弁護する気は微塵もないんだが…

682 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:03
するとその瞬間である。窓から半身を乗り出してゐた例の娘が、あの霜焼けの手
をつとのばして、勢よく左右に振つたと思ふと、忽ち心を躍らすばかり暖な日の色に
染まつてゐる蜜柑(みかん)が凡そ五つ六つ、汽車を見送つた子供たちの上へ
ばらばらと空から降つて来た。
芥川龍之介「蜜柑」

683 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:18
>>680
奥崎今何してる?げんきにやってっか?

684 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:28
愛されるナルシストになるのはけっこう困難を極める。

島田雅彦『ヒコクミン入門』

685 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:29
愛は最も優れた処世術だと思っている。

島田雅彦『彼岸先生』

686 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:30
女は覚めそうな愛を取り戻そうとして好きでもない相手と浮気することがある。

島田雅彦『僕は模造人間』

687 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:31
逆効果>島田ヲタ

688 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:36
神が一つだというのが気に入らない。

島田雅彦『植民地のアリス』

689 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:37
ヤクザもOLも学生も主婦も社長も土方も外国人も、
平等に絶望していると思うと、気が安まった。

島田雅彦『自由死刑』

690 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:38
いやだ。男に体売るくらいなら、自衛隊に入る。
バカ。男に体売るのも国に体売るのも同じだろう。

島田雅彦『自由死刑』

691 :奥崎謙三:02/05/03 21:44
島田雅彦ごときに何がわかるかぁぁぁぁぁぁ!
いちど牢獄に入ってみろぉぉぉぉぉぉぉ!
おまえは口だけぇぇぇぇぇぇ!

神軍平等兵ならば天皇にパチンコを打たぬかぁぁぁぁぁぁ!

692 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:49
もう一回くらいセックスしてあげる。今度は本気でね。

島田雅彦『自由死刑』


693 :吾輩は名無しである:02/05/03 21:53
中上建次が島田雅彦は顔はいいけど、書くものは……
と生前言っていたらしいね。
うざい島田オタの連続カキコを見ると、
なんか理由がわかるよ。もうやめれ!

694 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:08
>>693
仕切るな

695 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:10
中上建次が島田雅彦は顔はいいけど、書くものは……
と生前言っていたらしいね。
うざい島田オタの連続カキコを見ると、
なんか理由がわかるよ。

696 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:20
中上建次はいっていた。
「島田雅彦は顔はいいけど、書くものはもっといい。
俺は負けたよ。」

697 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:24
粘着だな、島田オタは(w

698 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:34
>>697

               (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
            Ο (  島田オタにそんなこというとどうなるかしらねーぞ。      ο    (
       __      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
___/⌒   \__
    / |  |(     )   | ………
   |  |  | ∨ ̄∨ヽ │
__|  |  | \ | _|_|
   ヽ、(_二二⌒)__) \
____|  | \二 ⌒l.  \
     |  | ̄ ̄ |  | ̄ ̄||
     |  |    |  |   .||
     |  |_   |  |_  .||
     (__)  (__) .||


699 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:35
「僕?僕だって傷ついているよ、そう見えないかい?」
                『草の花』(福永武彦)

700 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:35

<697は世間知らず、わっしょい

  ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\  /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
          /:|.       | |     /:|   
        /  .:::|       ∨    /  :::|     
        |  ...:::::|           /   ::::|     
       i       ̄ ̄⌒゙゙^――/    ::::::::|    
      /_,,___       . _,,,,__,_     :::::::::::\    
      /   ゙^\ヽ..  , /゙   ¨\,.-z   ::::::::::\   
      「 ●    | 》  l|  ●    ゙》 ミ..   .::::::\   
     /i,.      .,ノ .l|  《       ..|´_ilト    ::::::::::\  
    / \___,,,,,_/ .'″  ^=u,,,,_ v/..       :::::::::::::l!  
    |            ̄ ,,、         i し./::::::::.}   
   |  /  ,,____ _,/ ̄ \ \      ノ (  ::::::::::|   
    |  |.. | /└└└└\../\  \    '~ヽ ::::::::::::::}   
    |   .∨.|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|           ::::::::::{   
    |    |.|llllllllllll;/⌒/⌒  〕          :::::::::::}   
     |   |.|lllllllll;   ./ .   . |          ::::::::::[   
     .|   |.|llllll|′  /    . |    .|      :::::::::::|  
     .|   |.|llll|    |     .∧〔   /    :::::::::::::/   
    / }.∧lll    |    ../ /  /   :::::::::::::::::\
   /   /| \┌┌┌┌┌/./ /:::      :::::::::::::::::\


701 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:37
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | それが>>697
       \
          ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ∧_∧
         ( ´Д`)
       /⌒    ⌒ヽ
      /_/|     へ \
    (ぃ9 ./    /   \ \.∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       /    ./     ヽ ( ´Д` )< 生き方だ!!
      (    /      ∪ ,  /   \_______
       \ .\\     (ぃ9  |
        .\ .\\    /    /  ,、
          >  ) )  ./   ∧_二∃
         / //   ./     ̄ ̄ ヽ
         / / /  ._/  /~ ̄ ̄/ /


702 :島田オタ:02/05/03 22:42


                          /ヾ
                         ゝイ丿
                        / /
                       / /
                      / /
                     / /
                     / /
                    / /
                   / /
                  / /
                  / /
                 / /
                / /
                / /
        ∧ ∧    / // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 シコ    ( ゜Д゜)、  / /< ゆうに4尺はあろうかという業物だ!
      /     ヽ、 / /  \__________
 シコ  ( ) ゜ ゜/ヽ/⊂//
      \ ヽ、 ( /⊂//
        \ ⌒つ /
        (  ̄/ /
        |  |O○ \
        |  |   \ \
        |  )    |  )
        / /     / /
       / /       ∪
       ∪




703 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:43
おい、なんか島田スレも同時にあげてるバカがいるぞ。

704 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:44

     │§§§§│
    ∈  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∋
     川川川八川川
     | | ∩  ∩ | |      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    彡人″ヮ "人 ミ    < 日記さんあなたは私の人生の師なのよ
     / ⊂m 〉〉〉\     \_________
    │  |≡ T≡│ |      
     |  / ̄   ̄ │
     |     人  ヽ│
     \  /_\  ノ            
      │三三三│
      /    ∧∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    〜′ ̄ ̄(´Д`) < 彼岸日記   
     UU ̄ ̄U U  \ \____________
 _ / / ̄▽ ̄\   ヽ___
   \イ    |   )\ ノ
 __ ノ   ノ /  ノ /  ____
    /   /   /
    /    /   /
   /   /   /   


705 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:45
>>703
あそこはいつもこんな感じだよ。あおらんほうがいい。

706 :もう一回晒そう:02/05/03 22:48
以下、島田オタがグッと来たフレーズ群(藁

愛されるナルシストになるのはけっこう困難を極める。 島田雅彦『ヒコクミン入門』

愛は最も優れた処世術だと思っている。 島田雅彦『彼岸先生』

女は覚めそうな愛を取り戻そうとして好きでもない相手と浮気することがある。
島田雅彦『僕は模造人間』

神が一つだというのが気に入らない。 島田雅彦『植民地のアリス』

ヤクザもOLも学生も主婦も社長も土方も外国人も、 平等に絶望していると思うと、
気が安まった。 島田雅彦『自由死刑』

いやだ。男に体売るくらいなら、自衛隊に入る。 バカ。男に体売るのも国に
体売るのも同じだろう。 島田雅彦『自由死刑』

もう一回くらいセックスしてあげる。今度は本気でね。 島田雅彦『自由死刑』

707 ::02/05/03 22:51
誰も知りたかねーよ、ぼけ!
荒らすな。

708 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:51
厨房(島田オタ)に厨房(>>706)がいきり立ってる。
おまえら違うとこに逝ってよし

709 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:53
>>708

君にも逝ってほしいな!

710 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:55
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | それが>>709
       \
          ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ∧_∧
         ( ´Д`)
       /⌒    ⌒ヽ
      /_/|     へ \
    (ぃ9 ./    /   \ \.∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       /    ./     ヽ ( ´Д` )< 死に方だ!!
      (    /      ∪ ,  /   \_______
       \ .\\     (ぃ9  |
        .\ .\\    /    /  ,、
          >  ) )  ./   ∧_二∃
         / //   ./     ̄ ̄ ヽ
         / / /  ._/  /~ ̄ ̄/ /

711 :吾輩は名無しである:02/05/03 22:58
シマダスレにもどってこない?またコピペ作るからよ

712 :吾輩は名無しである:02/05/03 23:01
バックドロップするやつあっただろう?
あれどこで手にはいんのかなあ?

713 :吾輩は名無しである:02/05/03 23:34
スマソみつかんなかったよ。その内見付かるといいな

714 :正一:02/05/04 01:00
「彼は十年前に愛した婦人をもはや愛さない。その筈である。彼女は以前と同じで
 なく、彼も同じではない。彼も若かったし、彼女も若かった。今や彼女は別人で
 ある。彼は、彼女が往時のようであったら、今なお愛したかもしれない」

                       パスカル 「瞑想録」

715 :吾輩は名無しである:02/05/04 01:04
>>714
愛すためには、彼も往時のようでなければならないと思われますが?

716 :吾輩は名無しである:02/05/04 01:39
性欲にも童貞があるように恐怖にも童貞がある

セリーヌ「夜の果ての旅」

717 :吾輩は名無しである:02/05/04 10:13
「おら、松阪牛って、空想の生き物だと思ってた」
                    野原しんのすけ


718 :吾輩は名無しである:02/05/06 22:47
◎\___◎\ /__ /|___/|___/|
       |  ̄     | ̄ |___|/      ̄      ̄|
       ||@プロ市民 @ |   (@∀@-メ) 日本政府の有事法制反対! |
       |_____|_,,,(__,,,,)__________|
      ,//__ /|   /__ /| |\ _\ . | |\ _\∩| |
     ,/ |___|/  /|___|/| | \|__| )∩\|__| )| | |
    _.,/   <`∀´メ> //(´∀`)=> | | <ヽ-@∀@>//| | <=(´∀`)/.| |
   |/,,,,,へ ⊂ ヽ .// /   ノ/ | | /      / | |     / | |
  ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄//|_/ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
  |~ ゜ ̄゜ ̄ ̄ ̄~~| ̄ ̄   =。|┃       |━━━━━....|
  |______: |Qミサイルが飛んできたら。,|,,,,,,,,,,A1発だけなら誤射かもしれない,,,,,,,,,,,,[|
 ._|]:::::::::::::::::::[二二il:]    ,-―-、 |         |       . [|
 |====== ;...........|  /,  ̄ヽ |  |.        |  /,  ̄ヽ | {|
 ヽニ[_]ヾニニヽ''''''|―-|.(◎)|':|''''|.''''''''''''''''''''''''''''|''''''''|.(◎)|:|''/
     ゞゝ三ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ_ノ ̄ ̄ゞゝ三ノ ̄ ̄ ̄ ゞ_ノ  ̄
    ____∧___________________
    |
    | 不審船引き上げ反対ニダ。
    |________________________


719 :吾輩は名無しである:02/05/07 23:56
age

720 :カート:02/05/08 07:02
ビルの屋上から飛び出してしまった
大地が段々近づいてくる 様々嫌な事があふれ出てくる
子供の時虐められた事 大人になってからの偏見
嫁さんの事を理解してやれなかった事
最後に惚れた女とも結局上手くいかなかった事
総て出尽くしてしまった様だ もう大地はすぐそこだ
残っているのは楽しかった思い出 今考えると楽しかったことのほうが多いみ たいだ
誕生日
初恋
クラブ活動
学校の仲間
大好きな仕事
嫁さん
彼女
子供達
お気に入りの車
総ての苦しみから開放される
その瞬間…気がついてしまった 

生きたい
生きたい
今解かった 俺は生きたいんだ

空は雲一つ無い日本晴れ
逃れられない現実
圧倒的な速さで近づいてくる大地
生きたいんだ
生きたいんだ
生きたいんだ
・・・・・・・・・・・・・・

マジグッときた。でも何の一節か分かりませぬ・・。

721 ::02/05/08 14:02
坂口安吾
ホントに書かなければならないことを
その必要な量に応じてただ書くのみ。


722 : ◆YejoOYtk :02/05/11 00:17
たくさん書けば原稿料をいっぱい貰えますよ。

723 :電球:02/05/14 16:40
俺今度生まれ変わったらおまえのおさななじみになんかになんねーからな
そんでもっといい男に生まれ変わっておまえと恋人同士になる

・・・・・・
そーゆーのって
たぶんムリだよ
あんたがいい男に生まれ変わったらあたしはきっとレズに生まれ変わるもん

なんだよそりゃ

あんたが小室哲哉に生まれ変わったらあたしは小林幸子に生まれ変わるだろうし
あんたが貴乃花に生まれ変わったらあたしはキューティー鈴木に生まれ変わるだろうし
あんたがドラえもんに生まれ変わったらあたしはエスパー魔美に生まれ変わるだろうし
あんたが分度器に生まれ変わったらあたしはコンパスに生まれ変わるだろうし

・・・・・・
わかったよ
もういい

あたしがニワトリに生まれ変わったら
あんたは電球に生まれ変わって

・・・・・・

じゃ
また明日
学校で

724 :電球:02/05/14 16:47
1週間後 僕は受験のために夜行バスに乗った
けど大学には合格しないだろう
最初から合格する気などないからだ

日没になると
鶏舎には1間ごとにぶら下げられた15ワットの電球に灯が点けられる
人工的に日照時間を増やして
ニワトリに沢山卵を生ませるためだ

高速道路を夜走るとその明かりがよく見える
鶏舎と田ンボの他に何もない僕らの町を通りすぎる時
無数の電球の明かりがあちこちで揺れ
その光景はまるで夢のように見えるのだ





725 :多分ガイシュツ。。だったらいいなぁ。:02/05/21 19:13
「あんたはさっきから二言目には”大衆”といってるな。
おろかな大衆だの、大衆にアピールするだの。
あんたの言うその”大衆”とやらはいったいなんのことだ?
私にはわからね。
あんたが生まれるずっとずっと前に、私らは国が滅びるかって言うくらいの
大戦争をした。だけどその時だって
ひとまとめにして”大衆”なんて呼ばれるものは、どこにも無かったよ。
私らはみんな大日本帝国の国民だったけれども
死んだり焼かれたり餓え死にしそうになったりする時は
皆一人一人の人間だった。」

模倣犯より。
ハッとなった。
グッときた。
真理だと思った。

726 :黒木瞬平:02/05/21 22:07
人生には解決法なんかないのだよ。人生にあるのは前進中の力だけだ。
その力を造り出さなければいけない。それさえあれば解決法なんか、
ひとりでに見つかるのだ。
『夜間飛行』サン=テグジュペリ

727 :pj:02/05/25 01:25
「くそげろでばっこし」
西原理恵子

728 :吾輩は名無しである:02/06/01 17:15
あげま

729 :吾輩は名無しである:02/06/01 22:04
君にはあの青い空が美しいとは思えないのか!

八木義徳「私のソーニャ」

730 :吾輩は名無しである:02/06/01 22:56
星の妹背の天の川 梅田の橋をかささぎの
橋と契りていつまでも 我とそなたは夫婦星
必ず添うと縋りより ふたりがなかに降る涙
川の水嵩もまさるべし 「曽根崎心中」

731 :吾輩は名無しである:02/06/01 22:57
DA・YO・NE

732 :吾輩は名無しである:02/06/01 23:06
「時忠あっ。平六っ……。怯むな。気をのまれるな。
おれたちの上にも、日輪はあるぞ。」
吉川英治「新・平家物語」 清盛の科白

733 :吾輩は名無しである:02/06/01 23:31
「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか」

              ニーチェ

734 :吾輩は名無しである:02/06/02 00:41
世紀末の少年1 どのくらいまで太陽は長生きするの?
をとこ 五六億七千万年
世紀末の少年1 それ七四歳より長い短い?
をとこ まあ似たりよったりね

735 :吾輩は名無しである :02/06/02 03:06
>>753はニーチェを読んだことがない。ハルキを読んだだけ。

736 :吾輩は名無しである:02/06/02 03:37
預言者降臨age

737 :吾輩は名無しである:02/06/02 03:41
シルス・マリアのニーチェを知るためには白昼の電光を待て

738 : :02/06/02 04:55
世界はがらくたの中に横たわり
かってはとても愛していたのに
今、僕らにとって死神はもはや
それほど恐ろしくはないさ

さようなら世界夫人よ 
さあまた若くつやつやと身を飾れ
僕らは君の泣き声と君の笑い声には
もう飽きた

世界は僕らに愛と涙を
絶え間なく与えつづけてくれた
でも僕らは君の魔法には
もう夢なんて持っちゃいない

さようなら世界夫人よ 
さあまた若くつやつやと身を飾れ
僕らは君の泣き声と君の笑い声には
もう飽きた

   ヘルマン・ヘッセ


739 :吾輩は名無しである:02/06/02 22:50
なにもいらない。いまのわたしに必要なのは思い出だけだ。
それは持っている。
星 新一「鍵」

740 :吾輩は名無しである:02/06/02 23:33
もし誰をも愛していないとしたら、
結局僕は「いない」のだ。
闇の中で、「想い」だけが僕の姿を
照らしてくれているような気がする。
それ以外のときは僕は一個の闇であり、
一個の不在でしかない。
そのへん、恋は灯台にも似ているようだ。

                   中島らも

741 :吾輩は名無しである:02/06/06 17:41
age

742 :吾輩は名無しである:02/06/06 17:46
http://www.unoworks.com/rank-gamble/ranklink.cgi?id=0001

743 :吾輩は名無しである:02/06/07 18:11
ああ、生きることはかくも厳しく闘うことなのか。
かくも激しく分断されることなのか。それ故の確かさよ。

奥 浩平「青春の墓標」

744 :吾輩は名無しである:02/06/09 09:45
「常にその最小限度においてこそ物は役立つのだ」 稲垣足穂「弥勒」

745 :吾輩は名無しである:02/06/15 18:56
はしゃいじゃって良いのかな
食事とかマナーをちゃんと教えててくれたパパママ感謝

746 :吾輩は名無しである:02/06/15 19:43
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/ms/1010708827/860

747 :吾輩は名無しである:02/06/22 04:45
或る人間の高さを見ようと欲しない者は、
それだけますます鋭くその人間のもつ下劣な点や前面に現れている点に眼を向ける。
そして、そうすることによって自分自身を暴露する。
                         『善悪の彼岸』ニーチェ

748 :吾輩は名無しである:02/06/25 01:24
実際、「複雑な」気持の中味は、共鳴であり、反発であり、同情であり、
「友を失った悲しみ」であり、くやしさであり、愛しさであり、そして
・・・・でありますが、渾然としたこれらの気持も言葉にしますと「複
雑」という平板な意味しか持ち得ないものになってしまいます。

『二十歳の原点』を読んで(二十歳の原点序章・付録)

749 :吾輩は名無しである:02/06/25 02:06
/@   \∧,,∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |   @ ミ;゜Д゜彡  < たらいま!
  |@   @>O O    \_____
  \ @ /ミ   ミ 
     ̄ ̄  ∪"∪


750 :吾輩は名無しである:02/06/25 02:50
おお、おかえり!
大漁だな。ずいぶんデカイ屋敷に押し入ったもんだ。
袋が張り裂けそうじゃないか。
なお、紐を耳に引っかけたりしないように。
獲物の重みで耳が千切れているぞ(藁

751 :吾輩は名無しである:02/06/25 02:58
『坊ちゃん』
 「うん、このお金は僕が返したくなったから返すんだ」(うろ覚え)

 「天網恢恢租にして漏らしたりしたら、ことだぜ」

ぼっちゃんはかつこいいですよ!

752 :吾輩は名無しである:02/06/25 03:46
あんたはね、人の倍以上勉強してやっと半人まえなんですからね。
くれぐれもなまけちゃだめ。

のび太の母

753 :のびふと:02/06/25 03:56
遺書
 お母さんにはののしられ、
 しずかちゃんにはキモイと言われ、
 ジャイアンのバカハクチヤロウにはさんざやられ、
 デキスギは精神的にいじめ(フーン、君は0点か。天才かもな。アインシュタインだって0点とったんだぜ)
 ドラえもんは野良猫を片っ端から強姦していくのにはまってるし、
 死ぬることにしました。
 
 

754 :吾輩は名無しである:02/06/25 03:58
クソスレにしないでくれよ〜

755 :753=751:02/06/25 04:02
ごめん。ぼくもここは名スレだと。

756 :752:02/06/25 18:58
すまん、ほんとうにグッと来たんだが。

757 :吾輩は名無しである:02/06/25 19:08
>>752なんて台詞あったの?!だとしたら問題だぜ、サザエサンのサンタ事件なんか吹っ飛ぶくらいの。

758 :吾輩は名無しである:02/06/25 19:10
漏れも不覚にも。>>752  フゥウウ…

759 :吾輩は名無しである:02/06/25 19:39
「どうせ一生だ」


島崎藤村『家』

760 :吾輩は名無しである:02/06/25 20:13
「麻雀放浪記」はカッコイイ台詞の宝庫だ。おすすめする。↓
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1024440128/l50
>>759島崎藤村の「春」の青木の死体を描写したシーンがカッコイイ。
「見ると鼻が少し尖ったというだけで青木の顔は生きているときと相違ないように見えた。…」
うろ覚えですが。

761 :DER SPIEGEL IM SPIEGEL:02/06/25 23:03
「あんたたちにとって私がどれほど重要なのか、ということもわかりませんし。あんたたちの芝居に私はふさわしくない」
「ぼくらにはあなたは重要じゃない」と少年はこたえた。



「でもぼくらの芝居にはどんな人でもふさわしいんです」

762 :吾輩は名無しである:02/06/25 23:19
>>757
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/3853/dora/hendora10.htm

763 :吾輩は名無しである:02/06/26 20:04
映画の長さは人間の膀胱がどれだけ我慢できるかということと直接関係させるべきだ。

アルフレッド・ヒッチコック

764 :吾輩は名無しである:02/06/26 21:13
理由はわからんが、するっと覚えてしまった。

「その女中衆についてさ。私がね、今彼処の横手をこの路へかかって来ると、
溝の石垣の処を、ずるずるっと這ってね、一匹いたのさ ─長いのが。」

泉鏡花「春昼」

765 :思惟:02/06/26 22:28


  法を聞く時はシタールの音に我を忘れた鹿のようであれ 
  法に思いをこらす時は 羊の毛刈る牧人のようであれ
  瞑想の時は 味見する愚者のようであれ
  修行に励む時は 草はむヤクのようであれ
  そして実る時には 雲間から太陽があらわれいでるようであれ 





766 :吾輩は名無しである:02/06/27 06:52
『ここがその場所』

767 :吾輩は名無しである:02/07/02 14:51
陸も、海も、しばらくは黙っていた。陸と海を包む大気は暖かかった。
どちらも、感動していた。

――筒井康隆「幻想の未来」

768 :吾輩は名無しである:02/07/02 17:15
小説からではないんですが、「グッと来た」ので。

「恋は思案の外。」

――――――太宰治―――

769 :我輩は名無しである:02/07/02 21:53
処世的才能

何と言っても「憎悪する」ことは処世的才能の一つである。

芥川龍之介より

770 :aozora:02/07/03 01:10
「姉さん、僕は貴族です」
(斜陽@太宰治)

これは出てるかと思ったけどでてないのかぁ。
確かに前々からの文章を引きずってこないと
グッとこないのかも知れない。でも斜陽を読み終わった
後にずっと残ってるフレーズはここだったなぁ。

771 :吾輩は名無しである:02/07/03 03:15
このスレよんでたら本当にひさしぶりに
本を読もうという気になったよ。ありがとう。

772 :吾輩は名無しである:02/07/03 03:29
>>767
おー、懐かしの・・名作! 筒井作では不朽の一冊だな。

>>768
それは ――太宰治――と入れるのは無理があるぞな。
古代から言い古された、諺というか世知というか、アフォリズムだから、
昔は日本人なら誰でも知ってたはずの…。ひょっとすれば
原典とか知っているやつがおるかもしれん、質問スレに逝ってみれ。

773 :768:02/07/03 09:48
>>772
そうだったんですか…知らなかった

774 :aozora:02/07/04 00:16
死んだ人間について語ることはひどくむずかしいものだが、
若くして死んだ女について語るのはもっとむずかしい。
死んでしまったことによって、彼女たちは永遠に若いからだ。
(村上春樹@風の歌を聴け)

風の歌を聴けのなかで唯一グッと来たところ。
この小説についていろいろレポート書かなきゃ
いけないから辛い(前期試験でね〜)

775 :詩の暫定的定義:02/07/09 18:29
詩とは、「お聞き!」と、「見たかい?」「聞いたかい? あれは何だったろう?」
という二つの瞬間のあいだの微妙な差異に関する報告である。

 サンドバーグ 「おはよう、アメリカ」より

776 :吾輩は名無しである:02/07/09 19:18
(オレハケモノノヨウニウチコロサレタ)
(オレハキミガスキダッタラシイ)

筒井康隆「七瀬ふたたび」より

777 :吾輩は名無しである:02/07/09 23:19
うろ覚えだけど・・・
芸術家はこのαをどれだけ夢見たことか!

三島由紀夫「禁色」の檜俊輔論から



778 :吾輩は名無しである:02/07/18 17:25
とにかくたくさん書いて、力みを取ろう。
書いた枚数でなく、書いた重さが勝負。

中谷彰宏「人は誰でも作家になれる」

779 :吾輩は名無しである:02/07/21 14:47
わけても作者にとって忘れがたいことが二つある。
ひとつは、全国の読者から、この作品にたいする共感を示した
激励のたよりをたくさんいただいたことであった。
高校生から七十六歳の老人にいたるまで、いずれも生きることを
真剣に考えている人たちであった。
いまひとつは、安が死んだとき、私が行きつけの一杯飲み屋から
追いだされたことである。安のような善良な男を殺した小説家には
酒はのませられない、というのであった。
店の人は本当に怒っていた。私はなにか悪いことをした気がした。
連載が終ったので、私はその店に一升さげてあやまりに行くつもりでいる。

立原正秋「『冬の旅』を終えて」

780 :吾輩は名無しである:02/07/21 14:50
>>779
それいいね。『冬の旅』も良かったけど。あなたと趣味あうかも。

781 :吾輩は名無しである :02/07/21 15:22
779=780

782 :780:02/07/21 15:22
>>781
即レスしたからそう思われても無理はない。

783 :780:02/07/21 15:23
ようは貼りついていたのですぅ。

784 :吾輩は名無しである:02/07/21 16:35
「そう言えば、猛スピードで追い越して行ったクルマがあったわ」
恋愛は、スピードだ。
君が新幹線で帰ったら、僕は飛行機で先回りする。
君がボーイングで帰ったら、僕は、コンコルドで先回りする。
君が自転車で帰ったら、僕は走って先回りする。
「やあ、久しぶり」

中谷彰宏「口説く言葉は5文字まで」

785 :吾輩は名無しである:02/07/21 16:37
それいいね。『メンタツ』も良かったけど。あなたと趣味あうかも。

786 :吾輩は名無しである:02/07/21 16:38
>>784
( ´,_ゝ`)プッ

787 :吾輩は名無しである:02/07/21 16:40
>>784
それひどいね。中谷の存在自体イヤだけど。あなたは厨かも。

788 :美香 ◆5qBZxQnw :02/07/21 21:13
立原正秋『冬の旅』は良い小説だよね・・・>>779
そこらのドカタのおっさんも読めるという意味で。
なんでいまこういう小説を書ける作家がいないのか。

789 :吾輩は名無しである:02/07/21 21:36
>>788
つまんねーレス。駆動未満。

790 :美香 ◆5qBZxQnw :02/07/21 21:37
ごめんなさい>>789
さいきん謙虚になったのでよろしく・・・

791 :吾輩は名無しである:02/07/21 22:12
グッと来たフレーズ↓

“パステルに染まった高原のテレフォンボックス、電話をかける君と偶然ばったり出会ったよ”

792 :平凡だけど……:02/07/21 22:25
アーサー・C・クラークからキューブリックへ
「芸術に完成はない。ただ捨て去るのみだ。」

才能ある人が言うと素敵だなぁ。

793 :吾輩は名無しである:02/07/27 15:51
「紹介しよう。彼はマツイサチオ、イニシャルはSMだ。」
「トロツキーを古本屋に売りとばしたのは彼だよ」

感動しますた。



794 :nadainada:02/07/27 20:49
夏は夜
by 清少納言

何百年も経ってるのに人間って全く同じこと思うのだなー

795 :吾輩は名無しである:02/07/27 21:24
あちめ おおおお おおおお おおおお
あめつちにきゆらかすは さゆらかふ
かみわかもかみこそは きねきゆう
きゆらかす

796 :吾輩は名無しである:02/07/30 22:13
すてきにきれいな月夜だ。月齢は満月に近い。
いま、ぼくはサンフランシスコ港の沖にいます。
ほんもののシスコです。

堀江謙一「太平洋ひとりぼっち」

797 :吾輩は名無しである:02/07/30 22:58

私の父「メシはまだか?」

798 :吾輩は名無しである:02/07/31 01:55
「ピップ、お前は、私にお日さんが燦燦とあたっている時には
親切にしてくれなかったが、そうでなくなった時に親切にしてくれた。
それはとてもすばらしい事だよ」

・・・ディケンズ「大いなる遺産」
はっきり覚えていないが、忘恩の徒となりさがっていた主人公ピップと
死に瀕したその恩人との会話。余りに悲しくて厨房時代はボロボロ泣いた。

799 :吾輩は名無しである:02/08/04 16:15
姫空で配給されたカルピスを出し、甘党の父への
最後の贈り物として渡し、みじかい面会が終わり、
これが永遠の別れとホームにはいると、やはり感慨が
こみあげた。
次の列車に乗り、窓から別れを告げると、父は、この山峡の
小さな駅のホームの端に立って、しきりに手を振っていた。

小田野正之「落日の『桜花特攻』学徒出陣始末」


800 :吾輩は名無しである:02/08/04 16:19
今だ!800ゲットォォ−!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄      (´´
    ∧_∧   )   (´´ (´⌒(´´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ


801 :吾輩は名無しである:02/08/05 04:10
確かに、未来が昔にはあった♪
    「実験4号」 大木温之



802 :吾輩は名無しである:02/08/05 05:05
淫水の匂いだわ
「眼球譚」

803 :吾輩は名無しである:02/08/05 05:11
ここまで来ると、思考はこのうえなく高尚なものになる。
水が沸騰する直前に鍋の底から泡がわきあがるように、新たな洞察がどこからともなく現れる。
九十階あたりにさしかかるころ、浮かぶ考えはすべてが天啓だ。
既存のパラダイムのあちこちに穴があく。
平凡なものすべてが万能のメタファーになる。
万物の奥に潜む意味がふいに明らかになる。
何もかもがやけに意味ありげだ。
すべてがやけに深遠だ。
あまりにも真実だ。
エージェントが僕に繰り返し聞かせたすべてに納得がいく。たとえば、仮にイエス・キリストが
誰にも看取られず、誰にも悼まれず、誰にも拷問されずに牢獄で死んだのだったら、僕らは罪から救われるだろうか。

804 :吾輩は名無しである:02/08/05 05:20
「やさしさだけで生きてゆけると思っとる方がダメなんです。
やさしくなくちゃ生きてゆけないのかもしれませんが,タフでなくちゃ,
その資格もないのですよ…」

映画「オレンジロード急行」より

805 :吾輩は名無しである:02/08/05 05:33
>>804
間違えてない???

806 :804:02/08/05 05:54
正直スマンカッタ、
心に残る名文句だったからつい書き込んでしまった。



807 :吾輩は名無しである:02/08/05 10:18
>>803
グッと来た!出典は?

808 :吾輩は名無しである:02/08/07 18:27
「誰でも知っていることだが、無駄で、横道にそれた知識には、ある種の気怠い喜びがある」

ボルヘス「幻獣事典」(柳瀬尚紀訳)の序文より。
誰でも知っている、なんて、髪の毛一筋ほども思ってないところがイカス。

809 :吾輩は名無しである:02/08/21 03:16
帰り支度の教室で
ふいに手紙を渡された
いつから 口もきかない私達
もう長いあいだ

試験休みが明けたなら
あやまりたいと思ってた
あれから 顔を合わせることもなく
卒業してしまった

頑張るあなたが憎らしかったの
置いてきぼりにされるみたいで
傷つけた 迷ってた
同じだけ淋しかった

冬の終りが来るたびに
あなたの文字を思い出す
なんだか 鼻のあたりがつんとする
木の芽の香りかしら

夢見る私をまだ笑ってるの
ノートを借りたあの日のように
探してた 悩んでた
わけもなく不安だった

何を綴っても嘘になりそうで
返事を出せず月日は流れ
なぜかしら どこからか
ふと蘇える
あの頃の私達
同じだけ楽しかった

松任谷由実「冬の終り」




810 :山頭火:02/08/22 23:53
ふりかへらない道をいそぐ

811 :吾輩は名無しである:02/08/27 23:20
ああ虚しく豊かな大人になりたくない

藤田敏八「並木よ坂よ」

812 :吾輩は名無しである:02/09/01 01:02
 自由に出入りできると開放病棟ではなく、窓に鉄格子のはまった
閉鎖病棟に入れておくべきだったのだ。きつい拘束服を着せておく
べきだったのだ。幸せになるクスリを大量に飲ませてやるべきだっ
たのだ。そうしなかったために、岬ちゃんは出発してしまった。
生まれ故郷に旅立った。それはおそらく死出の旅だ。

813 :吾輩は名無しである:02/09/13 16:59
「わしらの席は、もうどこにもないのさ」

藤子・F・不二雄「定年退食」

814 :吾輩は名無しである:02/09/13 17:08
「それはメタファーかもしれない」
  
「まずだいいちに、僕は男性じゃありません」と大島さんは宣言する。

お母さん、と君は言う、僕はあなたをゆるします。そして君の心の中で、凍っていたなにかが音を立てる。


815 :吾輩は名無しである:02/09/13 17:21
[どうやら君は数々の乗り越えるべき課題を抱え込んでいるみたいだね」と彼は言う。

「お前はいつかその手で父親を殺し、いつか母親と交わることになるって」

「『およそ心ある女性で、私と同じような責め苦を負わされて、私と同じように振る舞わないものがいるだろうか』」

「絵を眺めるんだ」と彼は言う。「風の音を聞くんだ」

816 :吾輩は名無しである:02/09/13 17:32
などて すめろぎは ひととなりたまひし

三島由紀夫 「英霊の声」

817 :尾崎放哉:02/09/15 20:42
咳をしてもひとり

818 :吾輩は名無しである:02/09/15 20:46
もってけドロボー!


819 :初恋の相手:02/09/15 20:57
あーーっ!いまパンツみたでしょお!

820 :吾輩は名無しである:02/09/16 08:13
>>819
文学じゃないけど(・∀・)イイ!!

いや、初恋の人の口から紡ぎ出される言葉は固有の文学たり得るか?

821 :吾輩は名無しである:02/09/16 11:31
パンツのムコウをみたいのじゃ

822 :吾輩は名無しである:02/09/17 08:57
ふじ子はかすかに笑って、しっかりとうなずいた。

三浦綾子「塩狩峠」

823 :吾輩は名無しである:02/09/17 11:34
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、
どこまでもどこまでも一緒に行こう。
僕はもうあのさそりのように
ほんとうにみんなの幸のためならば
僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」

「うん。僕だってそうだ。」

ありがちだけどやっぱり。
がいしゅつだったらスマソ

824 :吾輩は名無しである:02/09/17 12:03
「『巨人の星』で必要な知恵は人生で学んだ。あ。逆だ」


825 :吾輩は名無しである:02/09/19 03:03
「坊や、これからはおれのこと、ダーチーって呼びなよ、友だちのダーチー」

註)安達さんのセリフです。

826 :吾輩が名無しである:02/09/19 04:48
おお、とうとうレス番800台に突入か。記念に一つ書き込んでおこう。

女についての真実を語るのは片足を棺桶に突っ込んでからにしたい。
そして実際に話してしまったら、大急ぎで残った足も棺桶に入れる
のだ。(トルストイ)

トーマス・マンからの孫引きで原典は知らない(^^;

827 :吾輩は名無しである:02/09/19 08:18
煙草をやめるなんてとても簡単なことだ。私は百回以上も禁煙している。

マーク・トウェイン

828 :吾輩は名無しである:02/09/21 01:28
夢の中にしか現われないような
不思議な色彩に出会って 心さわぐ事があります
夢の中にしか現われないような
未知の風景に出会って 涙ぐんでしまう事もあります

ちょうどそんな感じでした あなたと出会ったのは
夢の中にしか 現われないと思っていた人
あなたの事は
ほんとうは 夢なのかもしれないと思います
夢でもいい・・・・と思います

あなたとふたり
夜空をわたっていく小船にのって 旅ができればいいのに
あなたとふたりなら
海でも都会でも砂漠でも きっとくつろいでいられる気がします
あなたとふたりなら
私はずっと 私自身でいられる気がします

知らない土地では いつも 手をにぎっていてください
私が自分に自信がもてないときは やさしく声をかけてください
私たちに起きていることが すべて夢だとしても 現実だとしても
どうかおぼえていてください

私は あなたのものです
私は あなたに夢中です

作者不詳「あなたに夢中です」(某HP「名も無き詩」より)

829 :吾輩は名無しである:02/09/24 23:30
>>793
「紹介しよう。彼はマツイサチオ、イニシャルはSMだ。」
「トロツキーを古本屋に売りとばしたのは彼だよ」

の出典教えてチャーン(子連れ狼)。

830 :berlin:02/09/25 00:40
 
「はるかかなたでは、人生はまだ甘美でありうるだろうか?」

        『ジル』 ドリュ・ラ・ロシェル (1893/1945)

831 :吾輩は名無しである:02/09/25 00:44
超強力漢方バイアグラ「威哥王」、「蟻力神」をどこよりも安い特価でご提供!
「中田氏」の後に妊娠を回避!緊急避妊薬(アフターピル)や、低用量ピル、抗鬱剤プロザックも特価!
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あの101の最新超進化版101Gであきらめていた髪もフサフサ!

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832 :吾輩は名無しである:02/10/05 01:05
若さや夢想や野心や可能性は、真実を見失わせる
一時の酒の酔いであったかのように消え失せた。

伊藤 整「氾濫」

833 :吾輩は名無しである:02/10/05 01:14
助言は実行してみなければ、助言の価値は分からない

小林秀雄

834 :吾輩は名無しである:02/10/05 01:26
田に八十以上の老婆が
一人で出て草をむしつて居る
死ぬまでじつとしてゐられない一生
働いて許りゐた一生
それが終わりが来ても
働かないでは氣がすまない一生
老婆は何も考へずに一心に草をむしつて居る
骨と皮の手で草をむしつてゐる
私はまだ五十六で
ぼんやり往来を歩いてゐる
私は老婆に頭を下げたくなつた
涙ぐみながら老婆を見た
老婆は見られてゐる事を知らずに
うつむいて一心に草をむしつてゐる
彼女の手が自づと草をもとめて
それを引きぬいてゐるやうだ
私はこの百姓の化身のやうな
老婆を心の内で崇拝した

七十二歳 実篤

835 :平山:02/10/05 02:43
しだいに深まりゆく闇の中で、行く道を照らす黄色い明かりの間を歩きながら、彼はやさしくジルを見おろした。「きみの望むことならなんでもかまわない。きみを幸せにできることならなんでも」


「人間らしさ」(『時間飛行士へのささやかな贈物』より)P・K・ディック

836 :平山:02/10/06 23:35
眠りたくもなし

死にたくもない

ただ旅して行きたいだけ

大空の牧場を通って



----『ティファニーで朝食を』カポーティ----


837 :吾輩は名無しである:02/10/07 23:38
愛することは、命がけだよ。甘いとは思わない。



「雌について」太宰治


838 :吾輩は名無しである:02/10/14 01:47
幸せや不幸はもういい。
どちらにも等しく価値がある。
人生には明らかに意味がある。

業田良家「自虐の詩」

839 :吾輩は名無しである:02/10/14 02:09
危険の感覚は失せてはならない。
道はたしかに短い、また険しい。
ここから見るとだらだら坂みたいだが。
それじゃ、さよなら、ともかく全力疾走、そしてジャンプだ、錘のような恐怖心から逃れて!

オーデン

840 :吾輩は名無しである:02/10/14 02:21
信じるところに現実はあるのであって、
現実は人を信じさせることはできない。太宰

841 :吾輩は名無しである:02/10/14 16:17
私は実際、正直な所其時、英雄的な、人道的な、
一人の禁欲的な青年であった。
全く身も心もそれに相違なかった。
だから、私は彼女に、私が全で
焼けつくような眼で彼女の××を見ていると云うことを、
知られたくなかったのだ。
眼だけを何故私は征服することが出来なかっただろうか。
 
葉山嘉樹「淫売婦」

842 :吾輩は名無しである:02/10/14 17:20
あるふうけい

うみのみづのうへに かれはうかんでゐた
もうすっかりふくれあがり ちのけのうせたそのかほは
なかばみづにくづれ 
むかしのははのたいないを たしかにおもひだしてゐた

もうそろそろくづれるね

ゆらゆらとゆれるうみのみづに 
かれはまるでうみものやうに ひらひらとうごいてゐた
ときどきさかながやってきては かれをついばんでゆき 
そのたびにかれは うみにかえってゆくのだった

ああもうくづれるね

うみのみづはしづかに かれをしたさきでなめてゐた
かれはなすがままにされながら
さいごにみたふうけいを もうまくのうへにやきつけて 
さいごにきいたかもめのこゑを こまくのうへにふるわせて 
ゆっくりとくづれていった

しろいおふねがこっちへきたよ

新宮一成「無意識の病理学」より

843 :吾輩は名無しである:02/10/15 01:14
ワキガのある人間に君は腹を立てるのか。
息のくさい人間に腹を立てるのか。
その人間がどうしたらいいというのだ。
彼はそういう口を持っているのだ。またそういうワキを持っているのだ。
そういうものからそういうものが発散するのは止むを得ないことではないか。
曰く「しかしその人間は理性を持っている。だからどういう点で自分が
   人の気にさわるか少し考えればわかる筈だ」
それは結構。ところで君も理性を持っているね。
そんなら君の理性的な態度によって相手の理性的な態度を喚起したらいいだろう。
よくわけをわからせてやり、忠告してやりなさい。
もし相手が耳を傾けるなら君はその人を癒してやれるだろう、
怒る必要なんか少しもないさ。

アウレリウス皇帝「自省録」

844 :吾輩は名無しである:02/10/15 02:55
文学板の住人達へ。キングが語る、文学の意味。

金を稼いで有名になることが書く目的ではない。思いのままに欲望を
かなえてくれる異性や、頼れる友人を得るために書くものでもない。
文学は、つまるところ、読者に充足を与え、作者自身の人生にも充足を
もたらす方途である。立ち上がり、身を養い、達成を目指す道程である。
言い換えれば、幸福の追求だ。これこそが書くことの意味である。
              (中略)
人は誰でも文章を書くことができるし、また、書くべきである。
一歩踏み出す勇気があれば、きっと書く。文章には不思議な力がある。
あらゆる分野の芸術と同様、命の水である。命の水に値段はない。
飲み放題である。心ゆくまで、存分に飲めばいい。
            
     『小説作法』S.King


845 :吾輩は名無しである:02/10/15 02:56
ごきげんよう。なによりも快活でいらっしゃいますように。
人生をあまりむずかしく考えてはいけません。おそらく本当はもっと
ずっと簡単なものでしょうから
       A.チェーホフ かつての恋人にあてた手紙

846 :吾輩は名無しである:02/10/15 02:59
村上が海辺のカフカを書く前に書いた一説。

夜が明けてあたりが明るくなり、その光の中で愛する人々をしっかり
と抱きしめることを、誰かが夢見てまちわびているような、
そんな小説を
      村上春樹 蜂蜜パイ


847 :吾輩は名無しである:02/10/15 03:00
よい文章とはなにか?
    「明朗で快い」   向井 敏

848 :吾輩は名無しである:02/10/15 03:04



泣いても 笑っても 一日


          知人




849 :室温 ◆KERAmKHtqg :02/10/15 04:01
僕らは誰もが密かな傷をかかえ、それを贖うために戦っているのだ
(イタロ・カルヴィーノ「くもの巣の小道」)

850 :吾輩は名無しである:02/10/15 04:37
アウレリウス帝、イイわ。

851 :吾輩は名無しである:02/10/18 02:15
小説家の私怨晴らしのため、小説は書かれる。

852 :吾輩は名無しである:02/10/18 02:43
生成が一つの大きな円環をなしているとすれば、どんなものも等しく価値があり
永遠的であり、必然的である......肯定と否定、好きと嫌い、愛と憎、といった
すべての相互関係の中には、ただある特定の型の解釈視点、利害関心が現れている
にすぎない。それ自体としては、存在するすべてはただ肯定を語っている。

853 :吾輩は名無しである:02/10/18 05:22
人間が撃たれたら血が出るものなんです

『スプートニクの恋人』村上春樹

854 :吾輩は名無しである:02/10/20 03:01
age

855 :吾輩は名無しである:02/10/20 07:58
あげ

856 :吾輩は名無しである:02/10/20 13:42
「今まで知らなかった格言の感動は読書する欲をかきたてる」
                             
                              俺

857 :吾輩は名無しである:02/10/20 14:37
死ぬよりパワーがいるのが男と女の関係ってもんよ

「堤防」山田詠美


858 :吾輩は名無しである:02/10/20 16:42
生きることに意味はないと言える人は、とても強い人だと思います。 そうではない人は、自分に
は価値がないから、 何か別のものに2次的に生きる意味を求めてしまうのだと思います。 誰か
のために生きるとか、誰かに生かされているという人は、 生きることの意味を持たせようとして
いるのだと思います。
僕は、誰かのために生きているとも生かされているとも思えません。 かといって、生きることに
意味がないと言えるだけの強さもありません。 自分には価値がないと分かっているのに、自分
の中に生きる意味を 求めてしまっていたのは、僕が弱いからです。
生きることは、悲しくて辛くて孤独です。
『終る世界 自殺日記』zedoc

--
当時からネタだと言われてたけど、何度読み返しても
こういう文章を読むと心が痛くなる。
救いはどこにあるのか・・・。

859 :吾輩は名無しである:02/10/22 20:47
「君じゃなきゃ、駄目なんだ」

 『狭き門』アンドレ=ジッド


「男って、どうしてこんなに女にロマンを求めるのかしら」

 『罪と罰』を読んでのどこかの同人女の感想

860 :吾輩は名無しである:02/10/22 21:26
つまらん格言なんてもういい。
こんなスレまったく価値がない。
このスレには明らかに意味がない。

業田悪家「虐待の詩」

861 :吾輩は名無しである:02/10/22 23:47
「いま青春を失ったと、はっきり言える瞬間ってあるのかしら。」

862 :吾輩は名無しである:02/10/23 02:50
>>861
ケッ!

863 :吾輩は名無しである:02/10/23 03:36
>>862
筆おろしで逝く瞬間w 

864 :天之御名無主:02/10/23 04:44
『それにしても、鮮やかな胸算用だったな!』
私はやっと通りへ出ながら、ふとそんなことを思った。

フョードル・ドストエフスキー 「クリスマスツリーと結婚式」
木村浩訳


865 :吾輩は名無しである :02/10/23 09:48
言うのはタダ

         ファブリーズ

866 :吾輩は名無しである:02/10/23 18:28
布製品の嫌なニオイを手軽にカット

         ファブリーズ

867 :吾輩は名無しである:02/10/23 18:30
そうです、私が変なおじさんです。

               志村けん

868 :吾輩は名無しである:02/10/23 20:51
新開発のマイクロ粒子が、サッと溶けて、すばやく汚れをとします。

         アタック

869 :吾輩は名無しである:02/10/24 04:48
お父さんは、強い男になりたかった

                   JR東日本

870 :吾輩は名無しである:02/10/24 04:54
坊やだからさ。

シャア・アズナブル

871 :ら@:02/10/24 10:22
>>852
ヘルダーリンが言っててもおかしくないが、ニーチェかな?

872 :吾輩は名無しである:02/10/24 15:07
 もっと戦争をしゃぶってやればよかったな。もっとへとへとになるまで戦争にからみつ
いてやればよかったな。血へどを吐いて、くたばってもよかったんだ。もっと、しゃぶっ
て、からみついて──すると、もう、戦争は、可愛いい小さな肢体になっていた。



                             坂口安吾

873 :吾輩は名無しである:02/10/24 15:09
               ☆ _n
   _、_            ( l    _、_
 ( ,_ノ` )      n ☆   \ \ ( <_,` )
 ̄     \    ( E)      ヽ___ ̄ ̄ ノ   グッジョブ! 
フ     /ヽ ヽ_//          /    /



874 :吾輩は名無しである:02/10/24 19:36
誰かを待っていますか?誰かに待たれていますでしょうか。



戯曲だけど。グッとくるというより、ハッとしたに近い。

875 :吾輩は名無しである:02/10/24 21:18
>>861
そりゃあんた、自分で張り切って美しい事のように「青春」言い出した時だろ。
そうでなきゃ「若い」って言われて喜んだ瞬間だな。

876 :吾輩は名無しである:02/10/24 23:49
小学生の頃、同じクラスのヤシんちに行った。
ソイツの姉ちゃんは高校生でキレイだった。

化粧してるのをボケーと見てた。
「何で見てるの?」
やさーしく微笑んでくれた。
「ち、ちゅーしたい!」
おいら、とっさに言った。
姉ちゃん、頭なぜなぜして、オデコにちゅーしてくれた。
「口紅ついちゃったわね」
コットンでキレイにしてくれた。
おいら、コットンを奪って逃げた。

次の日、姉ちゃんに告った。
「お姉ちゃん、彼氏いるの」

おいら、家に帰って泣いた。
宝物にしようとしてたコットンを捨てた。
少し大人になった。


純情恋愛板かどっかの名無しさん

877 :5郎:02/10/25 00:34
「いや、手前なんざどうなってもいいんだ。だがあン畜生はー」と健はまゆみの
方に顎をしゃくっていった。
「俺のために生きなくちゃならねえんだ。何故って、この世でたった一人の俺の
女だからさ。俺ア手前っちには、死んだって甘ったれやしねえが、あいつだけは
ちがうんだ。あいつと、死んだお袋と、この二人には迷惑をかけたってかまわね
えのさ。わかるかい」
「チェッ、目茶苦茶だー」と亭主が言った。
「手前っちは、家付き食つき保険付きの一生を人生だと思っていやがるんだろうが、
その保険のおかげで、この世が手前のものか他人のものか、この女が自分の女か
他人の女か、すべてはっきりしなくなってるんだろう。手前等にできるのは長生き
だけだ。糞オたれて我慢して生きてくんだ。ざまアみやがれ、この生まれぞこない野郎」

阿佐田哲也「麻雀放浪記 青春編」


878 :吾輩は名無しである:02/11/04 17:06
hosyu


879 :吾輩は名無しである:02/11/11 22:14
太宰の「畜犬談」に
「芸術家はもともと弱者の友なんだ、それが最初の出発点であり
最高の目的なんだ・・・云々」みたいな文章が有りましたよね。。。
(記憶が曖昧で御免)
僕は芸術家じゃ無いけどそんな人になりたい・・・

880 :吾輩は名無しである:02/11/12 09:51
「人間の過去はいつでも晴天らしいや。」
安吾はそういっていた。
いくさのあいだ雑草まで食わされたような日のことでも、
あとでおもいだすと、その日の天は奇妙にうららかであった。
人間はくらがりの中に痩せおとろえていたくせに、
後日につよくのこるものは太陽に光にほかならない。
だまされるとは知りながら、おもいでの暦を繰ってみると、
そこにはいつも風雨は消されてしまっている。

                  石川淳「安吾のいる風景」

881 :吾輩は名無しである:02/11/14 07:36
>>862
オイ、しゃぶれと言っただろう?

882 :吾輩は名無しである:02/11/14 08:26
学習組に早々解散命令を出したのは
破防法適用逃れの為
http://www.sankei.co.jp/news/020902/morning/02iti001.htm




883 :吾輩は名無しである:02/11/14 10:21
雲が流れ去れば、また私たちの歌が始まる。

こういうの好きだなぁ

884 :吾輩は名無しである:02/11/21 04:02
忘れないで

885 :吾輩は名無しである:02/11/21 04:36
「バロイ」





886 :889.:02/11/21 05:30
無能ども、かかってきなさい!

887 :吾輩は名無しである:02/11/21 05:30
ポスト美香世代の悪質自己厨は
「889」に決定しました。

888 :吾輩は名無しである:02/11/21 06:56
ここも、つまらないスレになってきたものだな。
たまごリュックさんに汚い言葉をかける者が現われてからだ。
冷戦時代の左翼がそうだったと聞く。批判するだけ、邪魔するだけ、後は…。
何も築けない者たちの群(ひとりかも知れないが)w

889 :吾輩は名無しである:02/11/21 23:28
「お星様をみてたんです」
というのをききもせず
「ばか。星っていえ」
とどなりつける。あわれな人よ。何かの縁あって地獄の道連れになったこの人を にいさん 
と呼ぶように、子供の憧憬が空を巡る冷たい石を お星さん と呼ぶのが
そんなに悪いことであったろうか。

中勘助 『銀の匙』 岩波文庫 一三五頁

890 :吾輩は名無しである:02/11/21 23:31
本日、ボージョレ・ヌーボー解禁!

891 :吾輩は名無しである:02/11/21 23:35
ある御家庭では顕著だったのです。
「障害者になりたくて、腕を切った」


892 :吾輩は名無しである:02/11/22 00:16

精神の風が、粘土の上に吹いてこそ、はじめて人間は創られる。
サン=テグジュぺリ 「人間の土地」

893 :吾輩は名無しである:02/11/22 00:32
私はあなたのそういうところが好きなんだけれど
あなたのそういうところを好きになる人は
もしかすると一生のうちで、私だけかもしれないでしょう

だからそれだけの理由でも
私を大事にしてくれてもいいと思うの

894 :吾輩は名無しである:02/11/22 00:47
「以前に雌だったら歓迎すると言っただろう」

中国の小説の日本語訳ですが・・・。

895 :吾輩は名無しである:02/11/22 00:48
>>893
これはなに?

896 :893:02/11/22 01:11
>>895
恥ずかしながら、中学生の時に読んだ、銀色夏生『ロマンス』です。
文学板で出すのもどうかと思ったんですが…
いい歳こいた今でも忘れられないフレーズなので(w


897 ::02/11/23 22:25

「最後の勇気・・・忘れる事、絶望の無垢に、その陽気さに戻る事。」

「挑発された神は私に応え、私は失神の瞬間のほうへ赴き
 そして私は神を見る。ついで忘却する。夢にもひとしい乱脈さだ。」


898 :吾輩は名無しである:02/11/29 05:57
「久しく人気の絶えたりし一間の寒さは
今俄に人の温き肉の得たるを喜びて、
直ちに咬まんとするが如く膚に薄れり。」

尾崎紅葉「金色夜叉」

読み始めた時は、古文調の文章にまだるっこしく思ったが
この一文に衝撃を受けた。
冬の寒さの描写に非常なエロティシズムを感じさせる。
この格調高さを出すには古文体でないとだめだね。
やはり、名作は読んでおかねばならないと改めて思った。

899 :吾輩は名無しである:02/12/03 18:08
木曜日が好き。
大人の時間が流れているから。
丁寧に作った
焼き菓子の香りがするから。

恩田陸

900 :吾輩は名無しである:02/12/03 18:15
俺は山田太郎だ 


       画太郎

901 :吾輩は名無しである:02/12/03 18:56
あの方を涙で殺しました

「水妖記」

902 :吾輩は名無しである:02/12/08 03:58
「さあどうだ、おれのきんたまだあ」

「うるせい、おれのきんたまだあ」

「まああれだよな、気持はわかるよな。あの年代の人っていうのは
 結局最後は自分のきんたまみせるしかないわけだからな。兵隊だからな」


(兵隊だときんたまみせるのが最後の切り札らしい。感動した)

903 :吾輩は名無しである:02/12/09 14:01
 「金か。金ならこの鞄にいっぱいもっていたさ。
だけどそれもおとしちまって、どんなにかさがしたけどみつからなかった。
だがな、金なんてそんなもんだよ。
おっことしたり、なくしちまったりしないもんだけ、もっていりゃいいのさ」

「くまの子ウーフ」  神沢利子

904 :吾輩は名無しである:02/12/09 15:14
黒い光が私を一瞬明るく照らした

だったっけな?
漱石 「こころ」のKの自殺体を発見するところ。

905 :吾輩は名無しである:02/12/10 19:14
「サメの話ししようぜ。」 見ず知らずの奴


906 :吾輩は名無しである:02/12/11 14:44
孤独は太った。まるで豚のように。

  腹切った人  

907 :吾輩は名無しである:02/12/11 14:44
孤独は太った。まるで豚のように。

  腹切った人  

908 :吾輩は名無しである:02/12/11 14:48
パンツが湿った。



インストール

909 :くっすん:02/12/11 18:46
なんとも歩きにくいことであるよなぁ、って、砂浜

910 :吾輩は名無しである:02/12/11 19:00
光は全ての色を含んで未分化。無色の混沌。
それはそれのみとして、分けられずにあるもの。
切り分けられていない、混然とした、美しく大きな力。
それが人の心の中にある。

僕らの体はかつて星の一部だったと言う。
それが結合して、体が在って、その心が通じ合ったりするのは、
あまりにも驚異的で、奇跡で、美しい。

そんな手紙をさっき書いたんだけど、そんなことを時には本当に思ったりします、僕は。
(映画見て、その気になっていた。)

本ではないのですが、小沢健二が過去に雑誌Oliveで連載していたものから抜粋。

911 :吾輩は名無しである:02/12/12 02:12
>>910
ドゥワッチャライクかな?
かなり穴あいたけど、毎号読んでたよ…
当時もグっときたけど、時間がたってみるとまた違う感触ですね。

912 :吾輩は名無しである:02/12/22 00:52



913 :マダムB:02/12/22 02:42
♪だ・れ・か、にとって特別だったキ〜ミを…♪
って、オザケン大好きではありますが――

そういう雰囲気が漂う「恋」の描写が素敵なミルハウザー
『エドウィン・マルハウス』の、「恋」に関係ない章から長い抜粋――

この世の初めには、沈黙があった。沈黙――あらゆる言葉の生みの母、
あらゆる言葉が回帰を目指す母胎。わが人生の糧。最初の言葉がいつ、
いかにして、また何故生まれたのか僕には知りようもない。しかし、
それを知って何になろう? もしかしたら、言語は沈黙の狂気の
一形態なのかもしれない。広大な<無>が、自身の沈黙の重みに
耐えかねて発狂し、わけのわからぬ音を吐き散らしているだけ
なのかもしれない。だとすると、僕らは狂人ということになる。


914 :吾輩は名無しである:02/12/22 02:50
http://ip.tosp.co.jp/NIki/Tospi400.asp?I=Suzuna&P=0
このHPの主の言葉は、何故かぐっとくるものがある・・・

915 :亀レス:02/12/22 04:56
>>871
お察しの通りニーチェです。

916 :吾輩は名無しである:02/12/22 09:47
test

917 :吾輩は名無しである:02/12/31 00:52


918 :吾輩は名無しである:02/12/31 01:37
今から、むかつく書き込みには反応しないことにした。


919 :吾輩は名無しである:02/12/31 02:43
>>918
それは非常に正しい行いだと思う。
新年になってからは、俺もそれを見習おう。

920 :我輩は名無しである:03/01/07 20:30
「誰かが、子供がなくて、・・・あーム・・・気の毒だってことを
いうようなことを言ったように思うけど。・・・だけどね、わしには
ある・・・あるんだよ・・・・」
居合わせたものは、笑っているだけで、それには何も答えなかった。
すると暫くして、チップスは弱弱しいクスクス笑いを始めて言った。
「たしかに・・・あーム・・・ある」
となおも、楽しげに続けた。「何千も・・・何千もね・・・それが皆、
男の子ばかりでね・・・」

ヒルトン「チップス先生さようなら」より。

先生の最期の言葉。男の子というのは、ブルックフィールドの教え子達の
ことです。

921 :我輩は名無しである:03/01/07 20:32
たんぽぽのスープつき。愛しいウォルター

O・ヘンリ短編集「アラカルトの春」

922 :我輩は名無しである:03/01/07 20:34
「私が、二人の望みどおりの男の子だったら、マシュウの
手伝いができるのに。」
「そうさな、わしには1ダースの男の子よりも、お前一人の
ほうがいいよ。」

うろ覚えスマソ。

923 :吾輩は名無しである:03/01/07 21:38
大好きなアドルフ!

924 :吾輩は名無しである:03/01/07 23:13
ああ戦争、この偉大なる破壊、
奇妙奇天烈な公平さでみんな裁かれ日本中が石屑だらけの野原になり
泥人形がバタバタ倒れ、
それは虚無のなんという切ない巨大な愛情だろうか。
坂口安吾「白痴」

925 :吾輩は名無しである:03/01/08 15:18
 河原の礫(こいし)は、みんなすきとおって、たしかに水晶や黄玉(トパーズ)や
、またくしゃくしゃの皺曲(しゅうきょく)をあらわしたのや、また稜(かど)から
霧(きり)のような青白い光を出す鋼玉やらでした。ジョバンニは、走ってその渚
(なぎさ)に行って、水に手をひたしました。けれどもあやしいその銀河の水は、
水素よりももっとすきとおっていたのです。それでもたしかに流れていたことは、
二人の手首の、水にひたったとこが、少し水銀いろに浮(う)いたように見え、
その手首にぶっつかってできた波は、うつくしい燐光(りんこう)をあげて、
ちらちらと燃えるように見えたのでもわかりました。


926 :吾輩は名無しである:03/01/08 15:25
>>925
宮沢賢治(・∀・)イイ!!

927 :吾輩は名無しである:03/01/08 15:30
「自分で思ってるのの半分も美人だったら、まあ運がいいほうだな」



928 :贋作鶏のジョナサン:03/01/08 23:16
「君の意見には賛成できないが、君がそのように主張する権利は僕の命の限り擁護する」


929 :贋作鶏のジョナサン:03/01/08 23:22
「(人生を)無駄にするな…」(ケア、イット)
「…しっかり生きろ…」(ドゥ、イット)


930 :我輩は名無しである:03/01/16 20:04
人はみな過去というゴーストに取り憑かれている

931 :吾輩は名無しである:03/01/17 09:31
「生きているから堕ちるのだ。」
中学でこれにグッと来て以来堕ちっぱなし。

932 :吾輩は名無しである:03/01/17 22:33
幽明遥けく隔つとも僕の心は一日も民子の上を去らぬ


933 :山崎渉:03/01/20 06:56
(^^)

934 :トレインスポッテング:03/01/21 11:12
(マッテイって男の子の葬式の後で)
バーの閉店時間になると彼らはぞろぞろと通りを歩き出し、テイクアウトのビール
を抱えてベグビーのアパートへ向かった。すでに12時間、酒を飲みマッテイの人生
とその意味について、わかったような口を叩き続けていた。ところが深く考えれば
考えるほど、全員の洞察力を結集して分析したところで、実はそのむごいパズルの
せいぜいほんの一部しか解くことができないのだと思い知らされる。
12時間前と比べて、彼らは少しも進歩していなかった。

アービン ウエルシュは初期の作品、短編が好きです。何にもしないとか普通の体験
しかもたない作家の文学にあんまり興味ないです。アービンみたいに救いようのない
ジャンキー、泥棒ジュネ、作家本人がとんでもない奴で、しかも作品の中に読者の
気持ちを引っ掻き回すような文学性感じられる作家についてまとめて語れるスレッド
捜しています。誰か知りませんか?


935 :吾輩は名無しである:03/01/22 23:00
ごはんなかったらウンチ食べればいいのに(M・タバスコ)

936 :吾輩は名無しである:03/01/22 23:38
   ______________
 /:\.____\
 |: ̄\(∩´∀`) \  <先生!こんなのがありました!
 |:在  |: ̄ ̄ U ̄:|
http://saitama.gasuki.com/mona/

937 :吾輩が名無しである:03/01/23 00:26
>>928の文句が扉に引用してある本をつい最近読んだのだが…、と気になって
仕方がなかったのだけれど、やっと見つけだした。
『2ちゃんねる宣言』(文藝春秋)
おお〜、ひろゆきもこんなカッコイイ哲学を持っていたのかぁ、と
ちょっと感動(w

938 :吾輩は名無しである:03/01/23 01:21
>>928って、元ネタはルソーだっけ、ホッブスだっけ、
それともロックだったっけ?
ああ気になる…誰か教えてくだ。

939 :937:03/01/23 08:47
>>938
ヴォルテールです。どの著作に書いてあるかというと…、知らん。
スマソ(爆

940 :吾輩は名無しである:03/01/23 09:40
ヴォルテールの言葉ではないらしいっすね。

http://www-users.cs.york.ac.uk/~susan/cyc/l/liberty.htm

941 :ixion ◆ySh2j8IPDg :03/01/23 10:31
へー、そうなんだ!!>940
ずうっとこの言葉好きだったんだけど、こういう経緯だったのね。

942 :938:03/01/23 11:34
>>939 >>940
すっきりしたです。ありがとー。

943 :吾輩は名無しである:03/01/27 22:18
「アウシュヴッツの後、抒情詩は罪悪だ」

944 :吾輩は名無しである:03/01/28 21:50
あっしにはかかわりあいのねえこってござんすよ。


945 :吾輩は名無しである:03/01/28 21:51
賛成の反対なのだ。

946 :このなかにグッとくるフレーズがたくさんある↓:03/01/28 21:52
199 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/12/05 00:45
>>197 どこかで勝負しますか?
負けたほうが切腹あるいは小指を詰めるというのではどうでしょうか?
………………………………………………………………………………
200 :吾輩は名無しである :02/12/05 00:47
>>199 いいよ。
………………………………………………………………………………
210 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/12/05 00:53
>>207 金では覚悟が足りません。あるいは来年の文學界新人賞などに
同時に応募して、負けたほうが指を詰めるという事でもいいです。
………………………………………………………………………………
211 :吾輩は名無しである :02/12/05 00:55
>>209
まちがいなく駆動は負けたら逃げるよ
………………………………………………………………………………
233 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/12/05 01:17
神奈川県相模原市栄町5−16サガミコーポ203号室
ここが僕の家です。くるならこいや。
………………………………………………………………………………
254 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/12/05 13:56
>>253 しかし腹を切るのであれば大きな勝負にしたいです。
三島賞受賞を賭けるなど。参加者のなかで受賞者が出なければドローでご破算。
参加者のうち誰かが三島賞を受賞し、負け組みがこぞって公開切腹ショウをすれば
とんでもなく話題性がでます。参加者全員の作品が候補に挙がればその時点から、
「このなかの誰が腹をかっさばくのか?」と文芸ファンならずとも息を呑んで選考
の進み具合に注目する事うけあいです。こういった身を賭した文学復興への方法論
こそが、三島の心意気を受け継ぐ事にも繋がるのではないかと思うのです。

947 :吾輩は名無しである:03/01/28 21:58
板が壊れてきた・・・

948 :吾輩は名無しである:03/01/28 22:00
take my curse

949 :吾輩は名無しである:03/01/29 00:13
I don't care.(トミー・リー・ジョーンズ)




950 :吾輩は名無しである:03/01/29 00:32
「村上龍は蠅だな。蠅みたいにブンブン飛ぶだけの男だな」
「三田って奴は、脳みそかなんか叩き潰してやりたいね」
「(高橋三千綱に)三十間近の男の言うセリフかいな」
「(某大家に)活字がただ縦に並んでいるだけじゃない」
                 以上、中上健二発言より       

951 :吾輩は名無しである:03/01/29 13:01
「希望によって生きるものは、音楽なしに踊るようなものである」

952 :世紀のetudiante ◆JALx7HZTVo :03/01/29 18:01
中編小説 『父の帰宅』 群像2003年1月特大号 ――――藤野千夜

P.56
「私はいいことにしたよ。だって父さんだから。
懐かしいよねー。神様サンキューって感じ。神はいたね。
仏様かもしれないけど。さすが、だてに高いお金はとってないよ」



グッときたというより、おかしかった。面白かったな。

953 :吾輩は名無しである:03/01/31 10:41
102 :名無しさん@テスト中。。。 :03/01/30 17:43
きわめてどうでもいい話だが、人気あった頃の吉田栄作が
「笑っていいとも」に出たときの会話。

タ「最近、忙しいみたいだねえ」
吉「ええ、Born To Runですから」
タ「…」
あの会場が凍りついた瞬間が忘れられない。

954 :吾輩は名無しである:03/02/02 17:25
今から、むかつく書き込みには反応しないことにした。


955 :吾輩は名無しである:03/02/06 00:45
ika

956 :吾輩は名無しである:03/02/06 00:49
>>954
賢者

957 :吾輩は名無しである:03/02/11 03:00
Homme libre, toujous tu cheriras la mer.
(オム・リーブル、トゥージュー トュ シェリラ ラ メール)
自由の人、汝は常に海を愛せん。

誰の言葉かは忘れました。

958 :吾輩は名無しである:03/02/11 03:02
ランボー?

959 :吾輩は名無しである:03/02/11 03:02
家に着くまでが遠足

960 :吾輩は名無しである:03/02/11 03:04
ちがう、ボードレール>>957

961 :吾輩は名無しである:03/02/11 03:09
「浅黒い柿の種のような顔」(大江健三郎『取り替え子』)

962 :吾輩は名無しである:03/02/11 03:39
善良な不平家というのは堪ったものではない(H・小林)

963 :吾輩は名無しである:03/02/11 03:43
むずかりては手に揺られし昔忘れしか
春は草の露 秋は軒の雨
母は涙かわくまで祈ると知らずや
(安岡の海辺の光景/江藤の成熟と喪失)

964 :吾輩は名無しである:03/02/11 04:05
「西、てめえ、よくもソバ食いやがったな」
「ジョー、かんにんや」

965 :吾輩は名無しである:03/02/14 15:04
正直が最良の方法である

966 :吾輩は名無しである:03/02/15 15:34
パパの精液がシーツのシミになり、ママの割れ目に残ったカスがおまえだ!


967 :吾輩はコピペである:03/02/15 16:05
@
Mama & Papa were Laing in bed
Mama rolled over and this is what's she said
Oh, Give me some Oh, Give me some
P.T.! P.T.!
Good for you
Good for me
Mmm good

968 :吾輩はコピペである:03/02/15 16:06
A
Up in the morning to the rising sun
Gotta run all day.till the running's done
Ho Chi Minh is a son of a bitch
Got the blueballs, crabs and seven-year itch

969 :吾輩はコピペである:03/02/15 16:06
B
I love working for Uncle Sam
Let me know just who I am
1,2,3,4, United States Marine Corps!
1,2,3,4, I love the Marine Corps!
my Corps!
your Corps!
our Corps!
The Marine Corps!

970 :吾輩はコピペである:03/02/15 16:07
C
I don't know, but I've been told
Eskimo Pussy is mighty cold
Mmm good
feels good
is good
real good
tastes good
mighty good
good for you
good for me

971 :吾輩はコピペである:03/02/15 16:08
D
I don't want no teen-age queen
I just want my M14
If I die in the combat zone
Box me up and ship me home
Pin my medals upon my chest
Tell my Mom I've done my best

972 :吾輩はコピペである:03/02/15 16:33
「よく女子供が殺せるな」「簡単さ、動きがのろいからな」
「俺が垂れたクソからピーナッツを探して食え」

973 ::03/02/17 02:58
「歩けるならついて来い。歩けないならここで死ね」

974 :吾輩は名無しである:03/02/17 05:20
「徹底的に正真正銘なものに向けて私は体を立てたい。私は自身に形をあたえたい。
 私はたたかわない。殺さない。助けない。耕さない。運ばない。煽動しない。策略をたてない。誰の味方もしない。
 ただ見るだけだ。わなわなふるえ、眼を輝かせ、犬のように死ぬ。」

 開高健 「輝ける闇」

975 :吾輩は名無しである:03/02/17 23:00
跳びながら一歩ずつ歩く。
火でありながら灰を生まない。
時間を失うことで時間を見出す。
死して生き、花にして種子。
酔わせつつ醒めさせる。

傑作の資格。

この一瓶。

開高健 サントリーオールド



976 :吾輩は名無しである:03/02/17 23:13
死んでも君達に同情してもらいたくない。
僕は一人で耐へる。
そしてその淋しさから何かを生む。

武者小路実篤「友情」

977 :吾輩は名無しである:03/02/20 05:15

川は流れる アダムとイブをのせて

978 :吾輩は名無しである:03/02/20 13:23
いいよ、いいよ、この鉄牛は、生きてる間兄貴に仕え、
死んでもやっぱり兄貴の家来だよ

979 :吾輩は名無しである:03/02/21 20:33
六ペンスという金額が私の全財産であった。そうだ、天にも地にもかけがえのない全財産だったのだ。それだけあれば、一皿の肉と野菜が食べられるはずであった。
(中略)
ポケットの銅貨を指先で数えながら、店頭を見つめながら、私の内部に争う二つの欲望に苦しみつつ鋪道の上をうろうろ歩いた。結局その本は手に入れた。そして家に持って帰った。バタつきのパンでどうにか正餐のかっこうをつけながら、私はむさぼるようにページをめくった。
ギッシング作『ヘンリ・ライクロフトの私記』

980 :吾輩は名無しである:03/02/22 03:59
だが、後悔はない。
そうだろう?

ああ。
後悔なんてあるわけない。

981 :吾輩は名無しである:03/02/22 04:15
「金閣寺を、焼かねばならぬ」

982 :吾輩は名無しである:03/02/22 04:45
「僕の存在には貴方が必要だ。どうしても必要だ。僕はそれだけの事を貴方に話した
い為にわざわざ貴方を呼んだのです」

夏目漱石『それから』

983 :トミ〜ジュ〜スマン:03/02/22 05:02

「夜も知らないでどうやって昼を過ごせというの?」

「俺が行きたい唯一の場所、愛するひとつのもの、だがそれは決して俺に近づ
 かない」

「酸性雨の滴が海から再生する。それは私の影を洗い流す。誰かが気を休めれ
 ば誰かが争う」

「世界を見渡してごらん。恐ろしいことが起きている。だけど良い人だってわ
 すかにいる。あなたが自身に問うべきことは、そんな人たちのひとりなのか、
 ということ」

Massive Attack

984 :吾輩は名無しである :03/02/22 08:48
age

985 :吾輩は名無しである :03/02/22 08:48
q

986 :吾輩は名無しである:03/02/22 09:15

私は確信しているんだよ、リュカ、すべての人間は一冊の本を書くために
生まれたのであって、ほかにはどんな目的もないんだ。天才的な本であろうと
凡庸な本であろうと、そんなことは大した問題じゃない

アゴタ・クリストフ「ふたりの証拠」


987 : :03/02/22 11:31
君たちを刺戟してやりたい

John Lennon

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