5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

リレー小説 プリッツ

1 :白昼夢:03/06/30 13:55
東京の下町に居着く野良犬のプリッツと、その仲間や人間との交流を
描くリレー小説です。最低限、お下品な話にはしないで下さいね!
    では、皆さん、初めてください。プリッツの物語を。


2 :ヽ(*゚Д゚)ノ2:03/06/30 14:07
我輩はプリッツである、名前はまだ無い。

3 :_:03/06/30 14:20
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/jaz04.html

4 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 15:00
…頃に子供達にいじめられてた。その時、一人の若者が助けてくれた。彼の名は

5 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 15:28
山崎渉。

6 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 15:34
「これからも俺を応援しろ。でなきゃ保健所に引き渡すぞ」

7 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 15:55
下町ののどかな音が聞こえる。

8 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 16:20
激しく駄スレの予感。

9 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 17:09
山崎は2chにカキコをしていた。

10 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 17:22
せっせせっせトナー。

11 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 18:11
キャンペーン情報
http://pleasant.free-city.net/


12 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 18:19
と言う広告を見つけ、思わずクリックした事で彼の人生は一変する。

13 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 20:57
な、なにをするきさまらー

14 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 23:10
近所で怒鳴り声と野良犬の鳴き声がする

15 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 23:49
さあ行くのだプリッツ。闘いの時は来た。

16 :名無し物書き@推敲中?:03/06/30 23:50
酔っ払いの喉を噛み切ると、
黒犬は轟然と頭を上げて月を睨んだ。
プリッツ。
3年前の決着をつけに来たぜ。

17 :名無し物書き@推敲中?:03/07/01 03:11
プリッツはプイッとそっぽを向いてしまった

18 :名無し物書き@推敲中?:03/07/01 18:09
ぁゃゃ

19 :名無し物書き@推敲中?:03/07/04 17:58
午後の紅茶が飲みたくなったプリッツは、近所のおばさんに物乞いをした。

20 :名無しΣ:03/07/04 18:14
やめロンダ

21 :ピーターパン ◆ZUNa78GuQc :03/07/04 18:17
おばさんは言った。「バタ犬なるならバター食わせてやる」

22 :名無し物書き@推敲中?:03/07/06 10:01
プリッツは哀しくなった。
この炎天下の中、バターなんて油っぽいものは食べたくない。
午後の紅茶、しかもノンシュガーのストレートなら、どれだけいいことか…
「どうしたのプリッツ」
明るい声と共に、豆乳の入った小皿が出された。
おばさんの娘のぁゃゃだった。

23 :先生が呼んでます ◆aoaU3b.DQQ :03/07/07 22:03
プリッツがくそを食べた。

24 :名無し物書き@推敲中?:03/07/07 23:17
口に入れた茶褐色の物体は、思いのほか甘かった。
「おいしいでしょ、浅草で買ってきたかりんとうだよ」
豆乳とかりんとうを御馳走になり、プリッツのHPが全回復した。

25 :名無し物書き@推敲中?:03/07/07 23:37
おばさんが娘のお下げ髪を引っ張り、娘の顔を皿に押し付けて、「犬に甘いもの食わせたら犬の歯が悪くなるんだよ、バカが、メス犬が」と、娘を激しく罵った。

26 : ◆aoaU3b.DQQ :03/07/07 23:48
そこへおばさんの良い男が通りかかって、「お滝さん、どうした?何だって若い娘を?」

27 : ◆aoaU3b.DQQ :03/07/07 23:55
「この売女のことかい?なにハッチャン。こいつは悪い虫が付いてる。だから野良犬にやさしいふりをして好感度上げようとしてんのさ。えぇハッちゃん?一本入れとくやっとくれよ」

28 ::03/07/07 23:57

ちょうかわいい、われめちゃん1本筋〜w

ここの画像掲示板の管理人は神だとおもう。

http://www.hl-homes.com/



29 : ◆aoaU3b.DQQ :03/07/08 00:06
「一本?何一本かぁ?俺、ちょっと現場仲間呼んでくっから待っとけ」

30 : ◆aoaU3b.DQQ :03/07/08 00:09
「どげんしたと?どげんしたと?」現場から仲間がきた。

31 :先生が呼んでます ◆aoaU3b.DQQ :03/07/08 00:26
レイプ事件が発生した。

32 :名無し物書き@推敲中?:03/07/08 10:43
「よかったね、プリッツ」
空き地の一角に出たぁゃゃが、プリッツの頭を撫でた。
現場の皆さんは、おばさんの良い男がおばさんを貸してくれると思ったらしい。
良い男の制止も聞かず、おばさんを襲った。
最初は制止にあたっていた良い男も、おばさんが楽しそうなので参加することにした。
ぁゃゃは、すんでの所で縁の下をくぐり抜けて、脱出に成功した。
体力の回復したプリッツのおかげだった。
「お礼に、これあげる」
ぁゃゃの差し出したカバヤのバターサブレは、格別の味がした。

33 :名無し物書き@推敲中?:03/07/08 11:50
(あれで、おばさんの男日照りも解消できた)
ぁゃゃの白い膝に頭を乗せて、プリッツは思った。
(ハッチャンさんも新しい刺激に目覚めたし、現場のみんなもモヤモヤが晴れたろう)
おばさんたちの幸せを、影でそっと祈るプリッツだった…

34 :名無し物書き@推敲中?:03/07/08 15:15
次の瞬間、ブリッツを急襲するぁゃゃ。
「ド畜生!ブリッツゥゥゥゥ!くらいやぁがれぇぇぇぇぇ!」
ぁゃゃの拳が光って唸ったり、お前を倒せと輝き叫んだりした。

35 :名無し物書き@推敲中?:03/07/08 15:25
光る拳にさらなる波動が!

36 :名無し物書き@推敲中?:03/07/08 15:26
☆頑張ってまーす!!☆女の子が作ったサイトです☆
       ☆見て見て!!
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html

37 :名無し物書き@推敲中?:03/07/08 16:01
ぁゃゃの魔法!!あなたの心に光を!
「キャッフーン!アウン!アウン!モッフーン!」
気持ちの悪い声を上げてブリッツが草むらを転がり回る
「アーイキャーン、フラーイ!」ぁゃゃガッツポーズ。

38 :名無し物書き@推敲中?:03/07/08 18:31
(このままでは負けるッ)
草むらを転がりながらプリッツは考えた。
(だが、ここまでだッ!)
プリッツの首輪から、きらめく波動が放射された。
ぁゃゃを波動が襲う。微妙なところで直撃は避けたが、効果は絶大だった。
草むらを転がりながら、ぁゃゃは絶叫した。
「きゃっふーん!あうん!あうん!もっふ〜ん…ってさっきのまねしなくてもいいよね」
(…腕を上げたな、ぁゃゃ…)
プリッツが会心の笑みを浮かべた。
「プリッツこそ…」
制服の塵を払うと、ぁゃゃも立ち上がった。

39 :先生が呼んでます ◆aoaU3b.DQQ :03/07/09 03:56
プリッツは魔法で姿を犬に変えられたヨドバシカメラの社長だった。

40 :_:03/07/09 03:59
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/hankaku09.html

41 :名無し物書き@推敲中?:03/07/09 12:23
そのためカメラ小僧の性根をブリッツは受け継いでおり、
ぁゃゃを様々なアングルから捉えようと辺りをうろつく。
そんなブリッツにぁゃゃがキレた。「じょっ…じょうだんじゃねーっ!
こいつと一緒に過ごすのは…あ あううっ!ごめんだぜーッ!!」
ブリッツ(なにがなんでも 『ぁゃゃ』は手に入れるッ)
ぁゃゃの背筋に冷たいものが走った。
「こ…これよ これ ハァハァハァ なによりおっかねーのは、こ…この執念!」
ブリッツ(どうしても手に入れるッ!!)

42 :名無し物書き@推敲中?:03/07/09 14:38
ぁゃゃの足元めがけてプリッツが走る。
「こうなったら…ぁゃゃ的ハイキック!」
ぁゃゃのローファーがプリッツの腹部を直撃したが、プリッツは避けられなかった。
いや、避けなかった。両目をハートマークにしたまま、プリッツは5メートル蹴り飛ばされた。
(いい刺激だッ!だが今度こそ避けて…何ッ?)
「ぁゃゃ的ローリングソバット!」
見とれているプリッツの頭部を直撃!プリッツはふたたび泥を掴んだ。
(まだまだ…)
「これでとどめよっ!ぁゃゃ的フラワーキック!!」
プリッツの時が止まった…瞬間的には昇天するような感覚…
そしてプリッツは草地に頭から落ち、動かなくなった。
「おイタは…だ・め・よ」
ぁゃゃはプリッツを起こすと、優しく頭を撫でる。
(もうしません)
他人の優しさが身にしみる…プリッツの完敗だった。

43 :名無し物書き@推敲中?:03/07/09 17:33
戦いは終わったかに見えた…少なくともブリッツにとっては。
「勝負はまだまだ!」ぁゃゃの足払いを受け、ブリッツが足を滑らした。
次の瞬間!ぁゃゃは仰天した……ふつう足をすくわれたら、ころぶまいとする!
ぁゃゃから遠くに離れようとすれば、なおさらころべない!!
その体勢のくずれに攻撃をしかけるはずだった!しかし!ブリッツは…
「SYAAYYYYAHHHH」逆におもいっきりのけぞったッ!
起死回生!ブリッツの放った胴回し回転蹴りがぁゃゃの左腕を砕く!
「うげァッ!!」ボキボキと骨が折れる音がしてぁゃゃの体が後方に吹き飛んだ。
(や…やつはただの不死身の怪物ではない…この戦いに関するカンのさえ!怪物にして「戦闘の天才」だ!!)
だが奴は一度ぁゃゃに服従の姿勢を見せた。闘志は衰えていることだろう。
ぁゃゃは覚悟を決めた…「今こそ好機!勝算あり!」土を、蹴った。

44 :先生が呼んでます ◆aoaU3b.DQQ :03/07/09 21:33
土煙があがると、プリッツにかかっていた魔法が解けた。

45 :名無し物書き@推敲中?:03/07/09 21:34
エッチな事はここで探すといい
http://www.k-514.com/

46 :名無し物書き@推敲中?:03/07/09 23:23
そこにはヨドバシカメラの社長と皇太子様がいた

47 :名無し物書き@推敲中?:03/07/10 10:36
「どうして貴方は、犬にさせられたのですか?」
駄菓子屋さんでチェリオと卵アイスを頼むと、皇太子様はにこやかに聞いた。
「犬にさせられたのではないのです、犬になりたかったのですよ」
うまい棒を大人買いして、社長はかじり始めた。
「ほっほう、それはなぜですか」
「犬だから解る楽しみがあるのです」
「犬だから?」
ぁゃゃがライスチョコレートを食べながら聞くと、社長は軽くウィンクしてみせた。
「あ…あたしは… 社長さんの方がいいけどな…」
ぁゃゃが真っ赤になってうつむくと、社長は立ち上がり、手にした魔法のデジカメを振り回した。
「エコエコアザ…(略)」
プリッツに戻ると、社長は軽くワンと吼えて走り去った。
「ええと、お嬢さん」
タクシーを呼びながら、皇太子様はにこにこと聞いた。
「このお菓子は、どうやって食べるのですか?」
皇太子様は、卵アイスの食べ方を知らなかった。
「丸かじりしてくださいな」
逃げ出したぁゃゃの後方で、クリームが炸裂してベトベトになった皇太子様があわてている。
プリッツと一緒に逃げながら、ぁゃゃは朗らかに笑った。

48 :名無し物書き@推敲中?:03/07/10 19:27
皇太子は卵アイスの直撃をくらった『つまり、皇太子はもう助からない』
皇太子はうめき声を上げながら仰向けに倒れた。
「し……死ぬのは……こわくねえ……ぜ。だが…おれは誇り高き天皇家の男だ。その血統を受け継いでいる」
父さんは、このおれを息子と知らなくても自分の命を犠牲にして救ってくれた……
じいさんもぁゃゃの祖父ぁゃゃのために天皇の力を与えて死んでいったというぜ……
「こんなこと人間でねえきさまなんかに、しゃべってもわからねーだろうがなァ」
だからおれだってなんかしなくっちゃあ…
カッコ悪くてあの世に行けねーぜ………

「おれが最後にみせるのは代々受け継いだ未来に託す天皇魂だ!人間の魂だ!!!」
拳を空に突き上げると、皇太子は大きく息を吸い込み、力の限り叫んだ。
「ぁゃゃ─おれの最後の力だぜ─受け取ってくれ─ッ!」

49 :先生が呼んでます ◆aoaU3b.DQQ :03/07/10 23:38
駄菓子屋のテレビから臨時ニュースが流れた。「繰り返します。先程天皇陛下がご逝去なされました。皇太子様の行方は昨日から依然不明です。警護官を振り切りカブで逃走した模様。人を一人殺しているという情報も入っています」

50 :名無し物書き@推敲中?:03/07/11 19:20
ぁゃゃの耳には皇太子のファイナルメッセージが届いていた。
「うっ!!皇太子の声だ!!聞こえたか皇太子だ!」
プリッツが騒々しく吠え立てる。
(聞こえたワン!!まさか皇太子が……)
ぁゃゃは血相を変えて知らず知らずの内に叫んでいた。
「殿下ァアアアアアアーッ!!」
遠くから雷鳴のような轟音が響き、地面が微かに揺れた。

51 :先生が呼んでます ◆aoaU3b.DQQ :03/07/11 22:32
次の瞬間、荷台に亀甲に縛った雅子を乗せた大型貨物自動車が駄菓子屋に突っ込んだ。雅子のまんこには愛子の頭が強引にねじ込まれている。愛子は死んでいるようだ。そのあとから暴走族の一団がきて、「次の天皇は愛子、愛子を殺せ」と叫んだ。

52 :名無し物書き@推敲中?:03/07/11 23:30
マサコが立ち上がった。奇跡的に無傷のようだ。
まさこ「我が名はマサコ。スタンドの能力は洗脳(ブレインコントロール)」
暴走族「ほう。貴様もスタンド使いか。面白い。」
まさこ「覚悟はいいかぁ?貴様は私のスタンドによって自滅するぅっ!」
まさこ「逝け!ラブチャイルド!やつの脳を隅々まで支配しろぉぉっ!」
暴走族「そうはさせるか!ポォリスバァァンプゥゥ!!!!」



・警察と衝突(ポリスバンプ)
意識を加速させる能力を持つ。
周囲がスローに見える。

・愛子(ラブチャイルド)
対象の物体を洗脳する。
洗脳できる人間は一度に3人まで。

53 :名無し物書き@推敲中?:03/07/12 08:40
暴走族は爆音を響かせ姿を消した。
呆然とするマサコの死角を渡って、暴走族は背後に移動していた
「このバイクの中の『排気ガス』みてーにどんどん湧いてくるぜッ!!久々に人をぶっ転してぇという、
 あの時の気持ちがよオオオオオオオオーッ」
バイクが助走をつけて思い切り突っ込んでくる。
「くらえッ!てめえの白い皮膚にタイヤで墓碑銘を刻み込んでやるッ!」
だがバイクはマサコの傍を素通りした。暴走族がUターンして再び戻ってくる。
「そのまま逃げていればよかったものを……あんたは既に『ラブチャイルド』で洗脳されているッ!
 おまえは攻撃不可能!そしてッ!バイクはおまえをアタシの方に突っ込ませてくれてるぞォォォォォ」
マサコの体から愛らしい天使のような幻影が浮かび、ボクシンググローブを構えて、暴走族を迎撃する!
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
無数の拳が暴走族の体に打ち込まれた。
「ぶけッ」
暴走族はそのままガードレールを突き抜け、崖の向こうに広がる闇へとダイブした…

54 :名無し物書き@推敲中?:03/07/12 10:53
「すごい…これが達人の戦いなのね」
横に放って置かれた愛子を手当てしながら、ぁゃゃは感動していた。
愛子も意識を取り戻したらしい、ぁゃゃの顔を見てにっこりと微笑む。
「そう、あなたも力を受け継いだ戦士…」
マサコが愛子を受け取ると、ぁゃゃの頬に両手を当てた。
時間切れなのだろう、胸のカラータイマーが点滅している。
「愛あるかぎり、戦うのです…」
愛子を受け取ったマサコは、『シュワッチ!』というかけ声と共に天空に消えていった。
「…かっこよかったね、プリッツ」
駄菓子屋さんの椅子に座ると、ぁゃゃはプリッツを膝に乗せた。
(やれやれだぜ…ッ)
大好物のコーヒー味のチューインガムを噛みながら、プリッツは目を細めていた。
「…待て」
崖からボロボロの男が上がってくる、さっきの暴走族だ。
「貴様から片付けてやる…来い!女ァ」

55 :山崎 渉:03/07/12 10:54

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

56 :名無し物書き@推敲中?:03/07/12 11:49
ぁゃゃに暴走族が詰め寄る「どうだ?俺の女にならないか?」
血と歯垢の入り混じった口息が漂ってくる。
「なんにでも名前はある。聖書にも書いてあるだろ?だから俺は心の力に名前をつけた。聞いてくれるか?」
ぁゃゃの反応とはお構い無しに男はしゃべり続ける。
「『ポリスバンプ』これが俺の精神力の名前。どうだ?ぁゃゃ気に入った?クール?」
ぁゃゃは首を横に振った。直後!プリッツが男に腹を蹴られて血を吐いた。
「キャイン、キャイン!」
男の顔つきが凶悪に変貌した。
「ざまあみやがれェェェェーッ!俺の心を踏みにじったからだあああああーッ!」
男の左頬にチョップが突き刺さり、声が途切れた。
「やれやれだわ…あんた、何にでも名前があるって言ったわよね。」
そこで一度言葉を切って、ゆっくりと続けた。
「あたしも名前をつけるわ『Yeah!めっちゃホリディ』あたしは…この『ハロプロ』から自由になる。
 聞こえた?『Yeah!めっちゃホリディ』よ……これが名前」
ぁゃゃの体から黄色いコスチュームにゴーグルをつけた幻影が現れ、男に襲いかかった!
「A〜YAYAYAYA!A〜YAYA!AYAYAYAYAYAYAYAYAAAAAA〜!!!」
乱れチョップは残像を残しながら男の全身に刺さり、男は血まみれで倒れた。
「私はハロプロに魂を牢獄に入れられている…誰の女にもなれないわ…それに、テメーの口は臭過ぎる…」

57 :名無し物書き@推敲中?:03/07/12 11:59
山崎の再来でsageすぎたage。

58 :名無し物書き@推敲中?:03/07/12 12:26
age

59 :名無し物書き@推敲中?:03/07/15 09:27
空中に返り血を飛び散らせながら、暴走族の身体はガードレールの向こうに消えていった。
「だいじょうぶかしら… プリッツ!」
よろよろと起きあがったプリッツを、ぁゃゃが抱き起こした。
「ク〜ン、ク〜ン」
少々痛かったらしい、プリッツはぁゃゃの胸に顔をうずめた。
「ポッキーあげるから、泣かないで」
どうしてこんなにお菓子を持って歩いているかを聞いてはいけない。
ポッキーをもらって、プリッツは元気を取り戻しつつあった。だが…
「まだだ…まだ俺は死ぬ訳には…いかねえんだ…」
アスファルトに血と折れた歯を垂らしながら、暴走野郎が這い上がってくる。

60 :山崎 渉:03/07/15 11:48

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

61 :名無し物書き@推敲中?:03/07/15 18:41
暴走野郎は正気とも思えない目で立ち上がった。
「俺は死なん……苦痛を意に介しているヒマもない……必ず貴様を仕留めるッ!」
一瞬、ぁゃゃの視界から男は消え、気づいたときにはぁゃゃの小指と薬指は吹き飛んでいた。
「うおあああああああッ!野郎ォーッ!今度こそあの世に行きやがれーッ!」
男はぁゃゃの利き腕を両手で鷲摑みにした。
「この腕が、俺を殴った悪い腕かッ!フン!フン!フン!フン!」
「ウゲェーッ!」ぁゃゃの断末魔の叫びを物ともせず利き腕を砕く。

62 :名無し物書き@推敲中?:03/07/15 19:51
ぁゃゃはスタンドの右足を跳ね上げ、暴走野郎との距離をとった。
「チクショーッ!蹴りを入れて突き飛ばさずにはいられなかったッ!マズイッ!!」
「フフフ」男は不敵な笑みを口元に浮かべた。
ぁゃゃはスタンドで追撃したが時既に遅し、暴走野郎は瞬時、ぁゃゃの左腿の三分の一を吹き飛ばした。
「うげッ!足をやられた…く 動けねえ……だが私の方も痛みを気にしているヒマはない!」
ぁゃゃは地面の砂をスタンドで巻き上げ、落下する砂にソナーの役割をさせた。
「野郎ッ!きやがったッ!」
音の方角にチョップを突き出す。
だが、ぁゃゃのチョップは空を切り、殺気が恐ろしい勢いで迫ってきた。
「こ、ここまでか……」ぁゃゃは目を閉じて、己の死を待った。
(諦めるなワン!)プリッツの声が聞こえたような気がした。

63 :名無し物書き@推敲中?:03/07/16 08:44
小さな衝撃、そして耳障りな絶叫が響き渡る。
軽やかにプリッツが着地する、暴走野郎の利き腕は、肘から先が無くなっていた。
「な、なんだとォォォ―――――――ッ!?」
呆然としている暴走野郎の顔面に、ぁゃゃの肘打ちが直撃する。
暴走野郎の顔の中心が血に染まり、視界が真っ赤に染まっていく。
鼻軟骨が砕けていた。呼吸器官の一部を破壊され、暴走野郎の口が開く。
息を吸い込もうとした口が、絞り出すような絶叫を吐きだした。
プリッツが、プリッツが… 口を朱に染めて両足の間を駆け抜けていく。
喰いちぎった柔らかい器官を、まずそうに吐き捨てる。
両足の間から発生した激痛が骨盤の奥で炸裂し、電撃のように脊髄を走り、脳髄を震撼させた。
「お…おああ…」
根本からえぐり取られた部分から、内臓の破片が垂れ下がる。破れかけた膀胱が中身を吹き出した。
地響きをたてて地面に倒れ込むと、暴走野郎は暴走を止めた。
(再起不能【リタイア】だッ!)
後足で砂を掛けると、プリッツはぁゃゃに近づいていく。
「あたしは平気、こんな傷すぐ再生できるから…それより…」
ぁゃゃはしゃがみ込むとプリッツを抱き寄せ、額にキスした。
「ありがと…」
プリッツは尻尾を振って、素直な気持ちを表現した。

64 :名無し物書き@推敲中?:03/07/16 13:35
その頃、広大な洋館の地下への階段を一人の男が降りていた。
(畜生、暗いぜ。目が慣れねえ)
男がライターに火を灯すと、蜘蛛の巣が天井の隅に網を張ってあるのが見えた。
(あの野郎はどこにいやがるんだ…真っ昼間だってのに…)
廊下を歩いていると財宝や美術品と一緒に裸に近い衣装を着た女の死体が干乾びていた。
(この女どもは好んで奴に血を吸われるんだ…悪魔の人望というやつか…恐ろしい奴だ)
本棚の傍を歩いていると上方でコトリと音がした。
男の心臓は驚愕で高鳴った。(上にいる!)
「何か用か?」
梯子から人影が飛び降り、足を揃えて着地した。
(こ…こいつの前にくるだけで背骨に氷を詰められた気分になる……)
闇が深いため、その人物の表情は分からないが佇む姿には気品がある。
「何の用だと聞いたのだ。山崎」
「ほ…報告にきたんです。『九柱神』のうち五人目と六人目の皇太子と暴走野郎が倒されたようですぜ…」
「それで…と言ったのはお前のことだよ山崎…二度も失敗して…逃げ帰ってきたな…」
山崎と呼ばれた男は緊張のあまり全身から汗を吹き出し、震えていた。
「今度こそぁゃゃを殺してきてくれよ。私のために…」
人影は闇に溶けて男の視界から消えた。
(ふ…ふざけやがってッ!こいつ!俺を追い詰めるつもりかッ!?)
男がスタンドを発動しようとした瞬間、男の首筋に冷たいものが走った。
「…さもなくば私がお前を殺すぞ」
いつの間にか人影が男の背後にいた。
「や、やっとわかった…つんく様…あんたにとことんついてかなきゃあならねーことが…完敗だ…」
男はガクリと膝をついた。

65 :名無し物書き@推敲中?:03/07/17 10:56
現場の仲間達が不審な人物の訪問を受けたのは、昼休みも終わりにさしかかった2時のことだった。
「ここが現場ですかー、ほこりっぽい所ですねえ」
土埃の舞い上がる現場には場違いすぎる燕尾服、寸分の狂い無く櫛をかけた髪…
『立ち入り禁止』の看板を叩き折ると、男はのんびりと入ってくる。
「な、何じゃあいつ〜」
「どげんしたと、どげんしたと?」
「く〜、バタ臭い野郎だべさ」
警戒の目が男に集中するが、男は全く気にせず、現場監督に歩み寄った。
「あんた監督さん〜?」
「おうよ、おめェは外の看板を見てねェのかァ?」
「ここにくれば、逢えると聞いたんですよ〜」
監督の最も嫌いな『俺の言うことを無視する奴』だった。
丸太を思わせる腕が男を掴み上げ、必殺の張り手が決まる…はずだった。
「ゲッツ!」
瞬間的に、監督の指が寸断される。すさまじい絶叫が現場を覆い尽くした。
男を仲間達が取り囲んだが、男は貼り付けたような笑みを崩さなかった。
「ぁゃゃさんはここじゃないんですか〜?よくここに、お茶の入ったヤカンを持ってくると聞いたんですよ〜」
鉄パイプ、ハンマー、つるはし等、仲間達は各自の武器を手に襲いかかったが…

66 :名無し物書き@推敲中?:03/07/17 14:01
「ターン&リバースッ!」
男が燕尾服をはためかせ回転した。
すると現場の土木員たちの動きがピタッと止まった。
その間に男はお辞儀をするような体制でカサカサと後ろ歩きをして包囲を抜けた。
数瞬して止まっていた土木員たちが動き始めた。
「ハッ!!奴は!奴はどこいったァァァッ!」
彼らは驚愕して辺りを見回すが男の姿が無い。
「親方ッ!!あそこにッ!」
土木員が指差した五メートル程の高さの鉄骨の上には、男が仁王立ちしていた。
男は腰に手を当て、土木員たちを見下ろすようにして言った。
「ユーたちはダンディのお仕置きが受けたいみたいだね……OKッ!!」
男は指をパチッと鳴らすとうやうやしく名乗りを上げた。
「私はダンディ板野…ユーたちにはミーのスタンドG・D(ゴールド・ダンディズム)を見せてあげよう…」
土木員たちが男のただならぬ様子にざわつき始めた。
「ショウタァァァァイムッ!G・Dッ!!ゲッツッ!!」
男は体勢を中腰に落とし大きく両足を開いた体勢で、両手の人差し指を前方に突き出した!
男の指先から、まばゆい光が飛び出すと流星のように土木員たちを射抜いた。
「ギャアアアアアァァァァァ!!!」
一人、二人…バタバタと土木員らは倒れ、絶命した。
最後に残ったのは小柄で気の弱そうな土木員が一人残っただけだった。
「た…たすけてェーッ!」
男は鉄骨から飛び降りると震える土木員の傍に着地した。
「ダンディ、ぁゃゃっていうプリティガール探してるんだけど、君知ってる?」
土木員は狂ったようにうなずいた。
「知ってるよ!いつもここに来る女の子だ!もうすぐ来るッ!」
「センキュー。目撃者には消えてもらう。グッバイ!」
最後の土木員の額に穴が開き、絶命した。

67 :名無し物書き@推敲中?:03/07/18 12:42
「♪ミルク色の夜明け〜 見えてくるまっすぐなー道…♪」
惨劇から60分経過した3時、ぁゃゃとプリッツはリヤカーと共に到着した。
「ごくろうさまプリッツ、あとは麦茶とあんパンを配るだけね」
ひらりとリヤカーから飛び降りると、ぁゃゃはプリッツの頭を撫でた。
(なぜだッ、なぜ俺ばっかりリヤカーを牽かせられるんだッ?俺が犬だからかッ?)
小さくうなるプリッツだが、ぁゃゃの差し出すかっぱえびせんの前に沈黙せざるを得なかった。
「みんなー、おやつの時間だよ… あれぇ?」
現場は沈黙に包まれていた。重機のたてる喧噪も、煌々たる溶接の火花も、視界を覆う土埃も、
すべてが静寂によって支配されている。
「変ねえ、みんなさぼっちゃだめだよう」
リヤカーとの束縛をようやく外したプリッツが、上を向いて吼えた。
「なあに?…こ、これはッ!?」
現場に立てられた鉄パイプの上に、現場の仲間達が串刺しに飾られていた。
物言わぬオブジェを見上げると、ぁゃゃはヤカンを抱きしめた。
「新手のスタンド使いか…ッ」
鉄パイプの向こうから、タップダンスを思わせる足音が響いてくる。
「遅い、遅い、遅い遅い遅い遅い遅すぎる―――――――ッ!」
(こんな事をするのは… 奴かッ?)
プリッツは身を低くして、迎撃に備えた。

68 :名無し物書き@推敲中?:03/07/18 16:39
鉄パイプの向こうが光ったかと思うと、ぁゃゃの肩と脇腹に丸く穴が開いた。
「ガフッ!ば…ばかなッ!今何を飛ばしたんだ!?攻撃が見えないッ!」
鉄パイプの影には男が隠れていたらしい。
男は濁声でヒステリックに笑い出す。
「ヒャホアハァ!しかしぁゃゃ!ダンディの攻撃の謎はすぐに見えるさ!今に分かるよッ!」
ダンディと名乗る男はまたもや物陰から光を放った。
「貴様がくたばる寸前にだけどなアァ!」
(ぁゃゃッ!)
プリッツがぁゃゃをかばい、全身蜂の巣にされた。
「プリッツッ!傷口は深くないがえぐれているッ!針とかガラスのようなものは何も刺さっていない!」
ぁゃゃは鉄パイプの支柱に打撃を加えた。
「アヤヤァ!これで建物の足場は崩れるッ!出てこいッ!」
ガラガラと音を立てて鉄パイプの足場が落下する。
鉄パイプの影から男が慌てて走り出す。
「あ…あぶねえッ!G・Dッ!ターン&…」
男が距離を取る前にぁゃゃは男のそばまで来ていた。
「遅いッ!Yeah!めっちゃホリディッ!AYAYA〜YAYAYAYAYA〜ッ!」
だが攻撃は当たらず、ぁゃゃの前から男は消えていた。
「なにィ〜ッ!消えただとッ!この距離で避けることなど不可能なはずッ!」
辺りを見回すといつの間にか大量に血を流したプリッツと重機の上に立っている男がいた。
「ぁゃゃ…そんな攻撃じゃダンディには指一本触れられない…そしてッ!ダンディも指一本触れずにぁゃゃを倒すッ!ゲッツ!」
とっさに額をかばったぁゃゃの手の平に穴が開いた。
「こ…コソコソ逃げ回るんじゃねーよ!ゴキブリかてめーはよー!」
ぁゃゃは足元の鉄パイプを拾ってダンディに投げつけようとした。
「ターン&リバースッ!」
ダンディはまたもやぁゃゃの視界から消えていた。
「スタンド能力かッ!『スタンドは一人一能力』二つあるはずがないッ!」
ぁゃゃはリアカーの陰に隠れて息を整えた。
「奴のスタンドは飛び道具を使う、だが間合いを詰めても私の攻撃をかわす…一体、奴の能力は何だ?」
血の池に横たわるプリッツが見える。
先ほどよりさらに出血がひどいようだ…いつの間に…?
「この謎がとけねーと…負けるぜ……奴に…」

69 :名無し物書き@推敲中?:03/07/19 09:17
喧噪の最中、プリッツはゆっくりと両者の動きを観察していた。
(相変わらずだな、伊達男…)
出血はひどかったが、動きを制限するには至っていない。むしろ、プリッツは楽しんでいた。
ここで彼のスタンドを発動させれば、事態は簡単に解決する。
…しかし、それでは面白くない。こんな遊びを邪魔するのは、まったくもって大人げない。
(ここであの女は何をし、何を選択するのかッ?)
視界の隅で、有頂天の奴が見える。意識のフィールドの片隅で、恐怖するぁゃゃが認識される。
「ぁゃゃの命はダンディがもらうッ!」
勝ち誇ったような声、軽やかな足取り…
「ぁゃゃもまた、ダンディの甘いメモリーの1ツとして列挙される時が来たッ!ゲッツ!」
リアカーに穴が空き、向こう側からの恐怖の波動が大きくなる。
(…それでいい)
プリッツは眼を細めた。
(『あきらめ』が人を殺すッ。あきらめを拒絶した時、人間は人道を踏破する権利人となるのだッ!)
極限まで膨れあがった恐怖の波動が、不意に消えていく。何か思いついたようだ…
筋肉を収縮させ、出血を止める。プリッツも次の行動を開始した。


70 :名無し物書き@推敲中?:03/07/19 13:08
ぁゃゃは考えていた。
(…犯罪被害者などは時として記憶を失う事がある…)
それは、余りに辛い体験をすると被害者の脳が防衛機能を発動させて、
記憶を封印してしまうというものだ。
その間、起こった出来事を後々思い出す事もあるが、
被害者は刺激の度合いによっては、一時的に記憶喪失に陥る場合もある。
(私が来た時間は三時…それから五分程しか戦ってないはずだが…既に時計の針は十五分を指している…)
敵の射撃を受けてリアカーの車輪が吹き飛んだ。
(それにプリッツの出血…傷は深くないのに出血が酷かった)
少し離れた場所からダンディの勝ち誇った声が聞こえる。
「おまえらには文字通り、もう『道』はない…逃げ『道』も、助かる『道』も輝ける未来への『道』もない…」
今度はリアカーのすぐ傍からダンディの声がした。
「なぜなら!このG・Dでひき肉にして!この場にブチまけるからだァ!」
(Yeah!めっちゃホリディの間合いッ!)
ぁゃゃは立ち上がってダンディの方に向き直った。
「お前が消えたのは…スタンドによる瞬間移動などではない…その格好はコメディアンか?」
ダンディは黙ってぁゃゃを見下ろしている。
「つまらないギャグが原因だ…脳が拒絶するのだ。寒すぎるギャグのため一時的な記憶障害を起こすほどに…」
ぁゃゃはスタンドをブチ込み易い角度まで来ると叫んだ。
「効果がほんの数分でも姿を隠すには十分ッ!近づいたのが運の尽きだったなアァァァ〜ッ!!」
ぁゃゃは目をつぶりスタンドを発動させた。

71 :名無し物書き@推敲中?:03/07/19 13:39
ダンディは余裕の表情でぁゃゃを見下ろすと言った。
「目をつぶればダンディのギャグを見ないですむ?確かにその通り、正解だ…」
ぁゃゃは不安にかられてピタリと動きを止め、疑問を口にした。
「なぜ、そんな余裕なんだ?脳みそがクソなのか!?」
ダンディはニヤついた表情を崩して爆笑した。
「フヒャホハッ!元気がいいねえぁゃゃ君…だがシブくないねえ〜冷静じゃないんじゃないか?」
ぁゃゃはある事実を認識する事で背筋が冷たくなるのを感じた。
「指先から飛ばしていたのはガソリン…?」
ぁゃゃの耳にシュッとマッチを擦る音が聞こえた。
「奴の攻撃はダメージを負わせるだけでなく、ガソリンを体中に染み込ませるためかァーッ!」
大きく上擦るダンディの声が聞こえた。
「気づいたか!しかし!もう遅いッ!目をつぶってるからマッチの炎は見えねえだろォー!」
ぁゃゃの体に炎が燃え移り、瞬く間に爆炎に包まれた。
「勝ったッ!『リレー小説プリッツ』完ッ!」
「ほーお、それで誰がこのぁゃゃの代わりをつとめるんだ?」
突然、ぁゃゃの声が響いた。
「アッ!燃えたのは上着だけかッ!地面に穴を掘って逃れたなッ!」
地面が盛り上がると上半身裸のぁゃゃが現れた。
「まさか、テメーのわけはねーよな!」
呆然とするダンディにぁゃゃは歩み寄る。
「お前さっき『道』が無いとか言ってたなぁ…ちがうね…『道』とは自分で切り開くものだ」
ダンディの正面まで来ると囁くように言った。
「…と言うことで一つ、このぁゃゃが…実際に手本を見せてやるぜ…道を切り開くところのな…」
ぁゃゃはスタンドパワーを全開で『Yeah!めっちゃホリディ』を発動させた。

72 :名無し物書き@推敲中?:03/07/21 21:12
リレーしてないだろw

73 :名無し物書き@推敲中?:03/07/21 21:46
70、71は連続して書いた
忙しい日が続くから
このまま終わるなら、それはそれでもいいかな…

74 :連続投稿もまた良し…ですよ:03/07/22 09:51
「切り開く?まだ解らないのか、おめでたいねェぁゃゃ〜!脳みそまですっかりとおめでたくなったんですかァ…ねえッッ!」
ダンディの身体が鉄骨の上に舞い上がる。鉄骨の上でステップを踏み、G・Dを発動させる。
「ゲッ…」
鉄骨の一つに大穴が開く、穴の向こうに走るぁゃゃの身体が見えた。
狙いは正確だった。しかし、発動直前にダンディの足を引っ張ったものがいる。
「バウ…」
プリッツだった、鉄骨の上を駆け回り、ダンディの歩調を混乱させる。
(そうだ…舞い踊れ伊達男、豚のような悲鳴をあげろ…)
「しゃらくさいッ!しょせんは足止めにすぎんッ!ゲッツ!」
鉄骨のリベットが打ち抜かれ、プリッツは遙かな地上に落下していった。
「ぷ…プリッツ――――――――――ッッ!」
振り返ったダンディがぁゃゃを認識した。
同じ階に立っている。怒りで白い胸を振るわせ、ぁゃゃは宣言した。
「ゆるせない… 断じて許せないッ! 思い知らせてやる―――ッ!!」
『Yeah!めっちゃホリディ』が起動し、すさまじい鉄拳が襲いかかる。
「こぉォォのおォォお子ぉォ娘ェえがあぁあッ!!」
ターン&リバースを駆使して逃げ回るダンディの足元を鉄拳がえぐる。
「なあァあァァァめぇええェェるゥゥゥうなあぁァッ!!」
反射的に撃ち出されるスタンドがぁゃゃの影に穴を開ける。
スカートに連続して穴が空いたが、身体にダメージは無くなっていた。

75 :名無し物書き@推敲中?:03/07/22 15:32
ダンディは必死の形相でぁゃゃを挑発する。
「いつまで続けているつもりだァァ!おめーの体力は!既に限界だぜェェェ!」
ぁゃゃは額を汗で光らせ、荒い息をつきながら拳を打ち続ける。
「こんなもんじゃねえッ!まだまだ怒り足りねえぜッ!」
さらにラッシュをかけようとした時、ぁゃゃの防御に隙が生じた。
「所詮、貴様の怒りなどその程度だァーッ!」
拳の合間を縫ってG・Dの蹴りがぁゃゃのアゴにヒットした。
「ぐふッ!」
大きくのけぞり、鉄骨から足を踏み外すぁゃゃ。
「ダメ押しィ!ゲッツ!!」
ダンディの指から放たれた閃光がぁゃゃの額を貫く。
数十メートル下の地上へと落下するぁゃゃ。
勝利の笑みを浮かべようとしたダンディは不吉な予感に顔を引きつらせた。
いつの間にか鉄骨の上にプリッツがいた。
(やれやれ…ぁゃゃは限界か…)
全身に砂の鎧をまとい、その背中には血だらけのぁゃゃが気絶している。
「何ッ!ぁゃゃは俺に頭を撃たれ落下したはずッ!バカなッ!」
ダンディは地上を見下ろして驚愕した。
地上に落ちたぁゃゃの体の半分が崩れて、砂になっていた。
「お…おれが撃ったのは貴様のスタンドがぁゃゃに擬態した偽者だったのか…」
プリッツが発動した砂のスタンドは両手を大きく広げた。
(スタンドは単純な能力ほど強い…G・Dの攻撃では俺のスタンドを傷つけることはかなわない…)
ダンディもその事に気づいたようで顔が恐怖に歪んだ。
しかもターン&リバースの正体は記憶を失う程の寒いギャグ。人間相手にしか通じない。
(お前の能力は暗殺専用…接近戦には向いてないのさ…)
プリッツの咆哮と共に砂のスタンドがダンディに襲い掛かった。
「ウガガァァッァアァアアアアァッ!!」
ダンディの燕尾服はズタズタに切り裂かれ、トランクス一枚になった。
「一張羅のタキシィィドがァァアアーッ!」
そのままダンディは白目を剥いて仰向けに倒れた。

76 :名無し物書き@推敲中?:03/07/23 09:05
次の日の朝、殺人事件の捜査陣は奇妙なオブジェを見上げていた。
日本各地を震撼させた連続殺人が、この街でも行われた…それだけではない。
一連の殺人に関与していたらしい人物…自称‘ダンディ’が発見されたのだ。
工事現場の崩落した鉄骨たちがねじ曲げられ、簡素な鳥かごを造り上げている。
鳥かごの上から一本の鎖が伸びており、一塊のコンクリートを吊していた。
コンクリートで丁寧にコーティングされたダンディは、唯一自由な顔を歪ませてわめいている。
「なんてこったァァァァァ――――――――――ッ!!」
ようやく、消防署が駆けつけた様子だが、頑丈な鉄骨を取り除くには時間がかかる。
晒し者は、当分わめき、泣き続ける事だろう。
「再起不能(リタイア)だな…ッ」
大騒ぎの続く工事現場を見下ろし、その人物は仮面の奥で嘲笑していた。
「良いでしょう、私のスタンド『パペットマペット』がお相手しましょう…ッ」

畳敷きの四畳半で、ぁゃゃは目を覚ました。
「んあ… はッ!ここはッ…!?」
目の前にはプリッツと見覚えのある天井。どうやら駄菓子屋さんの奥にちがいない。
「守ってくれたのね、プリッツ…」
なんだかプリッツの表情が冴えない、きっとお菓子をもらってないせいだ。
「待っててね、ポケットにチロルチョコレートとミルキーが…」
目の前には、チロルチョコレートとミルキーの包み紙が…
「わっはっは、お菓子は僕らがいただいたんだ。ねえウシ君」
「おいしいお菓子は僕らのものだ。ねえカエル君」
両手の左右から、聞き慣れない声が響く。
「ボクはウシ君、そっちはカエル君、僕らはキミの新しい仲間…」
ぁゃゃの両手は、牛と蛙の指人形が封じていた。
驚いているぁゃゃの顔をのぞきこみ、指人形は脳天気な声をあげた。
「パペット・マペット!」

77 :名無し物書き@推敲中?:03/07/23 14:30
「プリッツ!」
プリッツは眠たくて仕方ないようだ。
片目を薄く開いてぁゃゃの方を見た。
「こいつらが…」「なんでもないわッ!!起こしてごめんねッ!プリッツッ!」
カエル人形の口からぁゃゃと同じ声がして、勘違いしたプリッツはそのまま寝息をたて始めた。
「こ…これは腹話術か…!」
ぁゃゃが人形を外す為、両手を近づけるとカエルとウシは互いの体に手を回した。
「カエルくーん愛してるよー」「ウシくーん僕もだよー」
呑気にじゃれあっているがぁゃゃの指がしっかり組み合わされて指から外れない。
ウシが間延びした声でしゃべる。
「カエル君は手癖が悪いなァー。そのライターで何をしたんだい?」
カエルは口の中からライターを吐き出した。
「ちょっとした火遊びさ!」
ぁゃゃは何かが焦げたような臭いを嗅いで辺りを見回した。
プリッツの尻尾に炎が上がっていた。
「プリッツゥゥゥゥゥッ!!!」
プリッツは信じられないような目をして自分の尻尾が燃えているのを見た。
「ギャイィィィン!」
一声叫ぶとモクモクと煙を上げながら、どこかへと走り去った。
カエルとウシが無表情にぁゃゃの方を振り返った。
「これで邪魔者がいなくなったね…ウシ君」「これでパペットマペットの本領発揮だね…カエル君」
ぁゃゃはスタンドを出した。
「新手のスタンドかァッ!くらえ…」
カエルとウシは口をわななかせて笑っていた。
「両手が塞がれているのに殴るの?」「僕たちはぁゃゃの肉なんだよ?もう逃れられないのさ!」
指人形の接合部を見ると確かにカエルとウシはぁゃゃの指の肉と同化していた。

78 :名無し物書き@推敲中?:03/07/24 09:01
(やれやれだぜ…)
防火バケツに溜まった水に尻尾をひたし、プリッツは溜息をついた。
ダンディは再起不能に陥ったものの、今度はぁゃゃが操られている。
疲れを癒してくれるお菓子も無い、腹減った…
「プリッツ、コロッケあげようか」見ると、おばさんがとろけるような笑顔で立っている。
(また、いい男を見つけたんだな?)
プリッツは焦げかけの尻尾を振って歩み寄り、とびっきりの笑顔を見せた。
「あらあら、素直でいいわねえ。ほら、3つあげる」
おばさんは上機嫌でコロッケを差し出す。不意に振り返って手を振った。
向こう側にたたずむ男…少しくたびれたセールスマンが白い歯を見せて笑っている。
(むッ… この匂いは…ッ)
犬だからこそ感じ取る事ができる、この感覚!好戦的な、敵意に満ちた、ただならぬ匂い…

「ねえウシ君、夏だねえ」「そうだカエル君、夏といったら花火だよ」
あわてて駄菓子屋さんの店先に出たぁゃゃだったが、指人形たちは動じなかった。
「おばちゃーん、ドラゴン花火ちょうだーい!」「カエル君、お金あるの?」
「ぁゃゃちゃんが出してくれるよ。さあ拾え愚民ども、チャリンチャリン」
「やめてぇェ―――――ッ!!」
カエルはドラゴン花火をくわえると、点火した。
「秘技、ドラゴンブレス〜〜〜ッ」「おいおいおい、あぶないよカエル君!」
ウシがカエルの頭を押さえて向きを変える。色彩豊かな火柱がぁゃゃを直撃した。
「あぢぢぢぢ――――――ッ!!何すんのよこのガキ―――――ッ!」
「あはは、真っ黒けだ」「かわいそうだよカエル君、きれいに拭いてあげなきゃ」
ウシが駄菓子屋さんの棚から何か持ってきた。昨日牛乳を拭いて臭くなった雑巾だ!
「いゃあぁぁぁ――――――――――――――ン!やめてよバカ―――――――ッ!」
必死で雑巾を除けながら、ぁゃゃは泣き叫んだ。

79 :名無し物書き@推敲中?:03/07/24 18:01
セールスマン風の男はモデル歩きをしながらプリッツに近づいた。
「ふふふ…ワンちゃん遊びましょ」
プリッツは軽く首をかしげて、不思議そうに男を見た。
(何だ?この男は…くたびれた外見とは裏腹に殺気は凄まじい…)
プリッツは男の近くに倒れている老人に気づいた。
よく目を凝らしてみると老人は何やらパクパクと口を動かしている。
み…う…み…ず…と唇が動いているように見えた。
(あの老人は水が欲しいのか…脱水症状でも起こしたのか?)
プリッツは防水バケツの老人の傍まで引きずってくると、水を飲み易いようバケツを傾けた。
するとバケツの中を覗いた老人は目を見開き、叫んだ。
「ヒィィィィィィィちがうゥゥゥゥ〜ッ!水が襲ってくるゥゥゥゥウウウウウ!!」
バケツの中から透明な手が飛び出した。
(なにイイイイイッ!!)
透明な手は鋭い爪で老人の顔を鷲摑みにすると、頭ごとバケツの中に無理矢理吸い込んだ。
後には首の断面に血を滴らせた老人の胴体のみが残された。
(て 敵スタンドだッ!)
臨戦態勢を取るプリッツ。
プリッツから三メートルほど距離を取って男が立っている。
プリッツは砂のスタンドを発動させ男に襲いかかった。
だが、水が変形した敵スタンドはプリッツのスタンドを難なく切り刻んだ。
(何て切れ味…しかも俺のスタンドは砂…水とは相性が悪いぜ!)
「暑いでしょ?もっと水遊びしましょ?可愛いワンちゃん」
男はニヤニヤと笑いながらプリッツを見つめている…一方、その頃ぁゃゃは…

80 :名無し物書き@推敲中?:03/07/25 17:37
「いや――――ッ!やめて!やめてぇぇェ――――ッ!」
泣き叫ぶぁゃゃの頬を、銀玉が直撃した。
「あっはっは、俺様のワルサーP38はすごいだろ」
「カエル君、人質を撃つとは卑怯だよ」
反対側の頬にコンペイトウが当たる。ウシはパチンコを扱っていた。
ぁゃゃの頭をバリケードにして、二人の銃撃戦は続いた。
「やめてー!やめてー…やめろって言ってんだろこのスカタン!」
ついにぁゃゃが逆上した!思い切りパンチを壁に撃ち込み、両手の指人形をコンクリートに叩きつけた。
「あぎゃ!」「うひゃ!」「ひぎぃぃぃィ―――――――――――――――――――ッ!!」
最後の悲鳴は最も大きく、駄菓子屋さんの棚を震撼させた。
パンチはコンクリートを砕き、中の鉄筋にひずみを与えた。
指人形たちは平面になったが、ぁゃゃの両手は骨折と脱臼で散々である。
「ボクたちは無事だね」「あたりまえだよウシ君、だってボクたちパペットだもんね」
「うぇっ!うぇっ!うええぇえ――――――ん!いたいよォ!くやしいよおぉぉォ――――ッ!」
誰も涙を拭ってくれない。周囲に涙を飛び散らせてぁゃゃは号泣した。
「あらら、泣かしちゃった」「うるさいやつだ、こいつをかぶってろ」
頭からポリ袋を被せられた、おちゃめな二人が袋を縛る。
「おまえの命はあと3分だ!」「なつかしいフレーズだねウシ君」
袋の中で、ぁゃゃが笑みを浮かべたのに人形たちは気付かなかった。
「思い切り泣いたら、気分が切り替えられるって…知ってた?」
「?」二人は顔を見合わせた。
「おばちゃーん!いつものやつ!」
おばちゃんは気の利く事で近所でも有名だった。奥に駆け込むと、一輪車を持ってくる。
「いくわよッ!おちゃめさんたち!」
素早くサドルに乗ると、ぁゃゃは町内に賭けだしていった。
…一方そのころプリッツはといえば…

81 :名無し物書き@推敲中?:03/07/25 17:42
>>80
「あッ!ごめん、‘町内に駆け出していった’だったね…」
ポリ袋の中で、ぁゃゃは謝っていた。

82 :名無し物書き@推敲中?:03/07/25 22:09
突然、くたびれたセールスマンの男はプリッツに背を向けて一目散に逃げ出した。
(逃がすかよッ!スタンドを本体に直接ぶちこんでやるッ!)
プリッツは男の匂いを辿って細い路地に入ったまではよかったが、
路地は迷路のように入り組んでいる上、左右の塀はプリッツの行動範囲をひどく狭いものにしていた。
そこで敵の水スタンドはゴミ箱の中に潜んだり、コンクリートの地割れの隙間から染み出してきては、
その鋭い爪をもって縦横無尽にプリッツを襲った。
プリッツは激しいスタンド攻撃を切り抜けながら、必死に追いかけるが時間がかかってしまっている。
プリッツが遅れれば遅れるほど、男は遠くに逃げ、プリッツにとって不利な状況になるだろう。
(まずいぜ…これは遠隔操作型のスタンド…奴の罠にまんまと嵌ってしまった…)
プリッツは砂のスタンドを鎧にして防御していたが、透明な五つの爪先は変形しながら突進してきて、
砂のガードをリンゴの皮でも剥くように崩し、攻撃は本体の皮膚に達していた。
既にプリッツの体には深い裂傷がいくつも出来ていて出血も多量だ。
(このままでは負けてしまう…かなり危険な賭けだが…アレをやるしかない)
プリッツは砂のガードを解いて、可能な限り高くジャンプした。
敵スタンドは鎌首をもたげた蛇のように、プリッツの着地の瞬間を狙っている。
だがプリッツは地面に着地する事はなかった。
人間の手の形をした液体は困惑したように辺りを這い回る。
「アオオオォォォン!!」
プリッツはスタンドを変形、砂の翼を作って自分の体を翼に固定した。
そして紙飛行機のように風に乗り、空高く舞い上がった。
(空からなら貴様の姿が良く見えるだろう…しかし…)
プリッツは次に起こる出来事を予測して体を震わせた。
…その頃、ぁゃゃは…

83 :名無し物書き@推敲中?:03/07/25 22:13
>>82
「プリッツの視点と第三者の視点がごっちゃになって読みにくいですね。」
…とセールスマン風の男は愚痴を言った。

84 :名無し物書き@推敲中?:03/07/26 10:33
のどかな午後の下町を、ぁゃゃは一輪車で疾走していた。
「いい?スタンドには射程範囲があるのよねッ」
ポリ袋の中の酸素は確実に減少していく。このままいけば窒息死だ。
「あっそうか!離れれば消えちゃうと思ったんでしょ」
「それはどうかなあウシ君、いくら両手無しでも走れるからってさ…」
カエルは口からボンナイフを取りだした。
「あ、さっきのお店で万引きしたんだね」「うんうん、これで手首を切ってさ…」
「そうはさせないッ!」
コンクリート壁にカエルを擦りつける、緑色の破片が飛び散った。
「あいたたた!」
「こうして削り取ってやるッ…!?」
腹部に激痛が走り、ぁゃゃはうめいた。無理矢理引っ張ると、ウシがTシャツを血に染めて離れた。
「ボクには堅い角があるんだ」
さらに激痛、カエルがボンナイフを飲み込んだ。ぁゃゃの手のひらに剃刀が食い込んだ。
「このまま…やられる訳には…そうだッ!」
背後を疾走する自転車の集団に、ぁゃゃは目を向けた。
サラリーマンと、おそば屋さんと、覆面新聞配達おじさんと、おとうふ屋さん…
みんな一点を凝視したまま、ぁゃゃの背後から離れなかった。
「しまった…スカートめくれっぱなしだったから…致命的ミスだった…ッ」
「そろそろ酸素が尽きちゃうぞ」「おまえはもう、死んでいる!」
おちゃめな指人形が話しかける、ぁゃゃの意識が少しかすれた。
「…勝負だッ!陰険野郎!」
ガードレールの隙間に車輪を移すと、ぁゃゃは崖から飛び降りた。
空中を舞いながら、ぁゃゃはプリッツの顔を一瞬だけ思った。
(あいつ…大丈夫かな…)
そして、プリッツは…

85 :名無し物書き@推敲中?:03/07/26 15:31
(奴は…奴はどこだ…早く見つけないとやばいぜ…)
プリッツは地上八メートルから入り組んだ路地を見下ろしていた。
犬は近眼のために目標を目測するのは困難である。
そのためプリッツはハエが甘い匂いに集まるように男の匂いを探知して、
匂いの方角へと舞って行った。
(そろそろ奴に空を飛んでいることがバレている頃だ…)
プリッツは焦りのあまり屁を何度も漏らしてしまった。
自分自身の屁の臭いが男の体臭と混ざって探知に混乱をきたしそうだった。
(ぁゃゃが菓子ばかり餌にしやがるから…うっぷ、我ながらなんて臭いだ…)
そのまま空を漂っていると急に男の存在を強く感じた。
(ついに見つけたぞ!本体までの距離は約四百メートル!)
男を発見したものの予想外に男との距離が離れてしまった。
風に乗って男への正確な方向調整を行なったが、内心プリッツは舌打ちした。
(絶対にやばい。だが今の俺には本体に近づく他に方法はないんだ…)
上空から少しづつ下降しながら男の方へ接近する。
距離五十メートルまで近づいた時、プリッツの真下を一筋の水流が埃を巻き上げながら走っていた。
その時、プリッツは前方二十メートルに息を切らして座り込むセールスマン風の男を目測した。
(目で捉えたぞッ!ここからなら奴の姿はよく見えるがッ!)
水流は塀を駆け上がり、一軒家の屋根を伝って確実にプリッツを追ってくる。
プリッツは敵スタンドの本体と目が合ったことを感じた。
(それって奴からも俺の姿が丸見えってことだァァァァァアッ!!)
とうとう背後から迫ってきた水スタンドがプリッツを追い越した。
屋根の上で、水流は水の柱となり獲物が来るのを待ち構えていた。
…崖から落ちたぁゃゃは…

86 :名無し物書き@推敲中?:03/07/27 08:52
激しい衝撃と着地、少しつんのめりながらも、ぁゃゃは崖下の道路に着地した。
「あいたた、舌かんじゃうよ」「牛タンはおいしいからねえ」
指人形は相変わらずだ。しかし、追っては驚いたようだ。
お豆腐屋さんは降りなかった、溜息をついて仕事に戻る。
おそば屋さんは不器用だった、崖の途中でバウンドすると、ざるそばを飛び散らせて転倒した。
サラリーマンは運動不足だった、着地に失敗した上に、アスファルトにディープキスをした。
ついてこれたのは、覆面の新聞配達おじさんだけだった。
「あいつが、スタンド使いなんだね?」「まさか!でもありえないとは言えないな〜」
「…まだ、1人いるッ!」
ぁゃゃは進行方向を逆走した。息切れが激しい、そろそろ限界かも…
「影のように背後に密着しているのは、むしろおとりよッ!奴は、路地1つ向こうから追跡しているッ」
ぁゃゃのスタンド『Yeah!めっちゃホリディ』が虚空に浮かび上がった。
「低速なり、高速なり、気ままに追跡速度を変えられて、誰にも怪しまれない奴は…」
「それは?」「それは?」
路地を横切って現れたそれに、ぁゃゃは宣言した。
「それは貴様だ!ちり紙交換車のおぢさん!」
軽トラックの中で、覆面の男が身を強ばらせる。その顔面めがけてスタンドの高速拳が撃ち込まれた。
「A〜YAYAYAYAYAYAYAYA―――――――――――ッ!!」
裂けた覆面の向こうに、パペットそっくりの顔が現れる。その顔面を鉄拳が打ち砕いた。
「…げおるぐ…」
長身の覆面男のはずが、小さく縮んでいく。小心そうな青年が卒倒すると、パペットは絶叫した。
「あきゃあ!」「ごめんにゃさ〜い!」
「…おいたはダメよッ!」
ぁゃゃは一輪車を止め、反動を利用して両手を突き出す。
指人形はすぽんと抜けると、開いていた焼却炉の炎に飲み込まれた。
「おっきゃ―――――――――ッ!」
ちり紙交換車から火の手が上がる、ぁゃゃはボンナイフで袋を開け、大きく深呼吸した。
「…ふう、のど乾いちゃった。水無かったかな…」
その水で苦しんでいるプリッツの危機を、彼女は知らない。

87 :名無し物書き@推敲中?:03/07/27 14:00
(奴のスタンドに触れる前にッ!高度を上げなくてはッ!)
高度を下げた事が完全に裏目になった。
今や水の柱がすぐ足元スレスレで攻撃体勢をとっている。
(間に合うかッ!上がれッ!)
砂スタンドは上昇を始めたかに見えたが、突然、羽を震わせて停止した。
プリッツの左前足が水柱の中に取り込まれていた。
そのままグイグイと下へと引っ張られる。
(しまったッ!足が取れないッ!)
屋根の上まで引きずられると途端に水の刃が襲ってきた。
「狙撃(シュートヒム)ッ!」
セールスマン風の男が高らかに叫んだ。
(うぎゃああああああああ!!)
プリッツの断末魔の悲鳴を耳にした男はニヤリと笑った。
屋根の上を見上げると切断されたプリッツの左の前足だけが残っていた。
「!!!…死にぞこないがァッ!」
男は怒り狂って闇雲にプリッツの姿を探す。
(うがが…お…俺の足が…俺の足が…あの水のカッターにちょん切られてしまった…)
プリッツは男から三メートル程離れた塀にスタンドを擬態させて、その陰に隠れていた。
(足を捨てなければやられていた……この足は駄菓子屋のババアに義足を作ってもらうとしてッ!)
プリッツは怒りの余り、ギリギリと歯軋りをして必死に唸り声を抑えた。
(頭に来たぞッ!あの男ッ!もう許さんからなッ!この借りは必ず返すぜッ!)
ふと擬態した塀の隙間から液体が染み出して来る事に気づいてプリッツは戦慄した。
染み出してきた液体は一箇所に集まって鋭い爪を持った腕を形成した。

88 :続き:03/07/27 14:07
(ぐああ…全く今日は厄日だぜ!前足は切断されるし強すぎる!あの男はよォーッ!)
プリッツはスタンドの擬態を解いて全身に鎧をまとった。
擬態した塀が崩れると二メートル前方に腕を組んだ男が向かいの塀によりかかっていた。
「お前の砂の鎧なんぞ問題ではないッ!このままスライスしてやるぜーッ!」
男は勝ち誇った声でプリッツを指差すと、水の刃が鞭のようにしなった。
(そうだッ!こ…これをやるしかないッ!やらなきゃやられるッ!)
プリッツは砂の鎧を地面に固定して自分の尻をスタンドで叩きつけて、大砲のように男の方へ撃ち出した。
(わざと体をつぶしてーッ!砂の圧力でぶっ飛んでやるッ!うがああああああ!)
男の顔に初めて狼狽の色が浮かんだ。
「この圧倒的パワーッ!まずいッ!激突するッ!ぎゃあああああああ!」
男の声は既に恐怖の悲鳴に変わっていた。
(うがあああ!うがああああああああ!!)
プリッツの牙が男の顔面に突き刺さり、凄まじい勢いで食いちぎる。
鋭い犬歯に深く抉られ、顔から血を吹き出しながら男は倒れた。
(や…やった!やっつけたぞ野郎…ざまあみろ…)
プリッツの体力の消耗は激しく、出血もひどいため立っているのがやっとだ。
(このまま…家までもつかな…)
片方しかない前足でバランスをとりながら、プリッツは駄菓子屋へと戻った。

89 :訂正:03/07/27 17:54
>プリッツは砂の鎧を地面に固定して自分の尻をスタンドで叩きつけて、大砲のように男の方へ撃ち出した。

『プリッツは砂の鎧を地面に固定した。』
『そして自分の尻を砂スタンドで圧迫し、大砲の弾のように自分の体を男に向かって撃ち出した。』
「の間違い…だったぜ…ハァハァ…し、死ぬ…ハァハァ」
プリッツは朦朧とした意識の中で独り言を言った。

90 :名無し物書き@推敲中?:03/07/28 09:50
聞き慣れない声が、駄菓子屋さんから響いた。
「プリッツ…プリッツが帰ってきたよー」
尻尾をつかんで顔をのぞき込む。ぁゃゃじゃなさそうだ、匂いが違う。
「前足がとれちゃってる、おばちゃーん、オロナインとってー」
どこかで、聞いた声…死神か、それとも天使か?
「スタンド召還!『LoveMachine』…GO!」
チリチリした痛み、失われた左前足が再生していく。
(この間抜けは…そうか…帰ってきたのか…)
力尽きたプリッツを膝に乗せると、小娘はチューペットを飲み始めた。
「おばちゃーん、のど乾いたッ!オロナミンCちょうだいッ」
(一輪車のギコギコいう音…ぁゃゃも帰ってきたのか…だが、俺は起きねえぞッ)
プリッツは再生した尻尾をお腹に丸めると、ふてくされて寝込んだ。
「あ――――――ッ!」
お店を揺るがすぁゃゃの叫び声に、プリッツの眠りは中断された。
「夏休みでかえってきたのね―――――ッ!なっち!」
「相変わらず暴れてたのね?ぁゃゃ!」
なっちは膝に乗せた物体を気にせず立ち上がり、ぁゃゃに抱きついている。
灼けたアスファルトの上に叩きつけられ、プリッツは二人を見上げるしかなかった。
(やれやれだぜ…ッ)

91 :名無し物書き@推敲中?:03/07/28 11:40
明るい昼下がり、ぁゃゃとなっちは久方ぶりの再開を喜びあった。
「なっちじゃあねーかッ!おいッ!!」
ぁゃゃがなっちの肩をバンバンと叩く。
「ぁゃゃ、プリッツもご無事で…」
なっちは静かに微笑んでいる。
「そうだね!それより、なぜここに…?」
なっちはハロプロ所属のスタンド使いだ。
初代グループの看板娘の役割を果たしていたはず。
「実はね…グループを抜けようと思ってるの…卒業ね」
ぁゃゃは顔を引きつらせて聞き返した。
「え!?なに?なんていったの!?」
なっちは少し不機嫌になったようだ。
「ぁゃゃ…二度もいわせないでよ…一度でいい事を二度言わなけりゃならないって事は…」
目を見開いてぁゃゃの鼻先に指を突きつける。
「…そいつが頭が悪いって事よ。三度目は言わせないでね」
ぁゃゃはなっちの緊迫した態度に不安を覚えた。
「分かんない!分かんないよ!一体何があったの?」
困惑するぁゃゃをなっちは冷たい目で見つめた。
「三度目は言わせないでと頼んだはずよ…」
なっちは膝の上のプリッツを追い払うとゆっくり立ち上がった。
「何度も言わせるって事は無駄なんだ…無駄だから嫌いなんだ無駄無駄…」
なっちを前にしてぁゃゃの足がガタガタと震えているのを人事のようにプリッツは見ている。
(俺は今回の事で懲りてるんだ。争いになっても知らねー)
日差しがきつくなってきたのでプリッツは駄菓子屋の中に入った。

92 :名無し物書き@推敲中?:03/07/28 19:47
>なっちは膝の上のプリッツを追い払うとゆっくり立ち上がった。

『なっちは足元をうろつくプリッツを追い払うとぁゃゃを睨みつけた。』

93 :名無し物書き@推敲中?:03/07/29 11:36
「無駄無駄無駄ムダァァァァァ―――――――ッ!」
連打される空手チョップを、ぁゃゃは左右に避けてみせた。
「接近戦は、あたしの方が上なのよ…きゃっ!」
余裕の表情を浮かべるぁゃゃの顔面に、頭突きが炸裂する。
「…これは仲直りの頭突きよッ… それよりぁゃゃ、私が卒業するのは、訳があるの」
「訳…だって?」
「『あの方』がついに動いたのよッ!あなたも私も消されるわよッ!」
「…なんだって…ッ!じゃあ、あんたもッ!」
空になったチューペットに空気を入れると、なっちは身を乗り出した。
「昨日、『9柱神』の一人、『呪いのイナガワ』が現れたのッ!恨みのパワーで日本人形を操る奴ッ!」
(夏らしい敵だな…)
ストレートの午後の紅茶をすすりながら、プリッツは片耳を立てた。
「…もちろん、再起不能(リタイア)させたけど…きっとまた来るわよッ」
「そんな…ッ」
血の気が引いた頬を押さえて、ぁゃゃは戦慄した。

94 :名無し物書き@推敲中?:03/07/29 12:46
駄菓子屋の入り口では熱気が入る為、奥の台所まできたプリッツ。
台所の上は鍋やら、食器やら日本人形やらであふれかえっている。
(しかし…てめーら俺たちに休む暇すら与えてくれないというわけか…)
ありったけ敵意を込めて台所に向かって吠え立てた。
(出て来い!!)
すると台所の下の調理道具入れの扉がスルスルと開いた。
中から出てきたのはボサボサの髪をしてチョビ髭を生やした見るからに陰気な男だった。
「ワンちゃん…私の体…臭いました…か…」
狭い収納スペースから蛇のように抜け出すとプリッツも近づく。
(中々鋭い殺気をしているな…一つ名乗っておきな…このプリッツに倒される前にな…)
男はギョロっとした目で左右を見渡すとプリッツに目の焦点を合わせた。
「私の名はジュンジ・イナガワ…人呼んで『呪いのイナガワ』…なぜ私が台所にいると分かりました?」
プリッツは鼻を鳴らすと、シンクを見上げた。
(てめー頭脳がマヌケか?台所の中身を全部出して…かたづけてねーぜ!)
イナガワの顔が強張ると同時にプリッツは自分のスタンドを出した。
「『ジュンジー・タタリ!!』霊界の存在を信じなさいッ!」
プリッツのスタンドがイナガワの左目と右耳、舌の真ん中に穴を開けた。
(あっけねえ奴だ…朝っぱらから出会ったセールスマンのがよっぽど強敵で恐ろしいスタンド使いだったぜ…)
イナガワは顔から血飛沫を飛び散らせながら…笑っていた。
「つ、ついにやったな…よくも!なっちといいプリッツといい…これで思いっきり恨めるぜェェッ!」
イナガワは裏口のドアを開けると捨て台詞を吐いて逃げ出した。
「こんなに痛い苦しみは晴らさなくちゃいかんなァーバババババーッ!」
気味悪さに後を追う気がしないプリッツ。
イナガワは姿を消し、台所の上には菊人形だけが残された。
(何か危険な感じがする…ぁゃゃに知らせないと…)
プリッツは台所を後にした。

95 :名無し物書き@推敲中?:03/07/30 11:31
ぐらり…突然プリッツの視界が揺らめいた。
(し…しまったッ!さっきの紅茶に…)
少し擦り切れ気味の座敷の畳に、プリッツの身体が横倒しになる。
(睡眠薬…かッ!)
なんとか頭を起こして見ると、なっちを抱えたぁゃゃが見える。
「…ったく、あたしの武勇伝を聞きながら眠るなんてさ…」
(いっ、いかんッ!完全に奴のペースだッ!このままでは…このままでは…)
意識が薄れていく、夕日に変わりつつある日射しを受けながら、プリッツは眠ってしまった。
「プリッツ…またアホっぽい寝方するんだから!」
ぁゃゃのつま先がプリッツをつつく。
意識がないことを確かめると、ぁゃゃはプリッツの横になっちを寝かせた。
「重労働させるんじゃないわよ。おばちゃーん、シャワー借りるわよ」
ぁゃゃが奥に歩いていくと、無防備な二人が残された。
遠くで水音が響く台所で菊人形の眼が開き、端正な口元が不気味に笑みを造る。
「こォォのぉォうらぁァァみィィ〜はァらぁぁさぁでぇェ〜おォくぅべェぇきぃかァァ〜」
ゆっくりと、しかし着実な動き…復讐が始まった。

96 :名無し物書き@推敲中?:03/07/30 20:08
なっちは目を覚ますと辺りは肌寒く、真っ暗で何も見えなかった。
体を起こそうとしたが両手両足を縛られていて身動きが出来ない。
「一体何が起こったの?」
息苦しくて囁くような声しか出せない。
だが、その言葉に反応したのか暗闇の中から微かな笑い声がした。
「ククククク…クククククククククク…」
なっちは不吉な予感に心臓が高鳴っていくのを感じていた。
突然、耳元に息を吹きかけられた。
ビクリと身を震わせて身をよじる。
「誰…だ…れ…」
余り言葉を考えられない、頭に靄がかかったようで思考力が鈍い。
カサカサと何者かが自分の周囲を動き回る音が聞こえる。
時折足を止めてジッとこちらを観察しているのが分かる。
不安が徐々に恐怖へと醜く変貌してゆくのが自分でも分かる。
なっちは悲鳴を上げようとしたが、喉からはヒューヒューと掠れた空気が漏れるだけだった。
暗闇から今度ははっきりと声がした。
「まずはテメーに切り裂かれた足の復讐をさせてもらう…」
足…?なっちは数日前、敵スタンドの本体の足をズタズタにした事を思い出した。
「あれ…は…誰だっけ…ウッ…!」
なっちは両足首に鋭い刃物のが走るのを感じ、やがて両足がちぎれるような激痛が襲って来た。
「ウギャァァァァァ!両足のアキレス腱を…切断しやがった!」
涙が頬を伝って体がビクビクと痙攣する。
「だが…痛みで頭がスッキリしたぜ!『LoveMachine』ッ!」
分厚い毛皮のコートに身を包んだスタンドが体から飛び出す。
「WRYAAAAAAA〜AAAAAAAH!」
手当たりしだいパンチを打ち込むと空間に裂け目が出来て、そこから光が差し込んだ。
明かりに照らされて部屋の中にぶら下がる豚の死体と日本人形が見えた。
「ここは…肉屋の冷凍庫か…それに、その人形!貴様『呪いのイナガワだなッ!」
日本人形は嬉しそうに辺りをズルズルと這いずりまわった。

97 :名無し物書き@推敲中?:03/07/31 14:37
「おっめぇぇェェ―――――ッ 動き遅すぎだゼェェ―――ッ!」
暗闇から罵声が響き、銀色の閃きがなっちを襲う。
「ウァァァァ――――ッ!」
豚肉のように吊されているらしい、身体をよじって攻撃を裂けた…のだが、
右太股の内側を切り裂かれ、血しぶきが飛び散った。
「ほおぉ―――――ッ、右足切断は逃れたかァァァ――――ッ?」
小さな手がふくらはぎに手を伸ばし、引っ張った。傷口が開き、血が止まらなくなる。
なっちは絶叫した、しかし、悲鳴は冷凍庫に反響するばかりだった。
(やっかましいなァ…)
ようやく意識を取り戻したプリッツだったが、変に両耳が充血している事に気がついた。
(な、なんだァ…ッ?)
腹を割かれた豚が周囲に揺れている、プリッツも逆さまに吊されていた。
「誰も来ない…そうか、この明かりは…」
芋虫のように身をよじりながら、なっちは次の手を考えていた。
「…空き地の向こうから漏れる工事現場のもの…今は夜かッ!」
「ウヘヘヘヘェェェェ―――――― 夜は長いゼェェ」
日本人形が肉切り包丁を片手に、下卑た笑いを響かせる。
「もっともォォォ―――テメェには朝なんか来ねェンだよォォォ―――ッ!」
胸元から臍の上まで痛みが走り、不意に涼しさが襲ってきた。
「朝になったらァァァ――、氷漬けの安売り肉にィィなるんだよォォォ―――ッ」
ガラス質の眼が、なめ回すようになっちを見つめる。
「ハツだろォ、レバーだろォォ、トロ肉にィィ―、コブクロだってなァァァ」
(こいつは、切り裂きジャックの生まれ変わりか?)
そろそろ見物はやめだ、プリッツは反撃の糸口を探し始めた。

98 :名無し物書き@推敲中?:03/07/31 16:26
(まずは足を自由に…こ、これは…!)
プリッツの足は頑丈な針金でメザシの干物みたく貫通して縫い付けられていた。
吊るされたなっちを見ると踵から出血しているものの足首を丁寧にロープで結んである。
(犬だと思って差別しやがって…これじゃ俺の脚は切断する他ないだろう…)
水スタンドの時から足を失う事にトラウマがあるので、なっちを自由にして助けてもらうことにした。
(変幻自在の俺のスタンドでなっちのロープを…)
スタンドを発現させると、プリッツの首筋に日本人形が猛然と噛み付いてきた。
(ぐえええええッ!息ができねええッ!)
頭をブンブンと振ると余計に歯が食い込んでくる。
(いででッ!スタンドで防御だッ!)
砂スタンドが日本人形を薙ぎ払う。
人形は空中で一回転すると床に手をついて着地した。
「うけけけけけ!よくも俺の!片目を潰してくれたな!」
人形の右目は濁っていて、そこから血が吹き出していた。
(お前は…人形がスタンドか!)
プリッツが砂を猛獣に変化させて攻撃するも人形は器用に逃げ回る。
「おめーのスタンドは!」
人形がプリッツの視界から消えると背中に刃物が突き立てられた。
「自分の目がとどかねえ所で戦えるスタンドじゃあねーだろーがァーッ!」
このままでは殺される。それは獣の本能が痛いほど教えている。
(やはり…なっちを自由にしなければ助からないようだ…)
スタンドの防御を解いて、豚の死体を攻撃した。
「おい…痛みの余り気でも違って…」
豚の脇腹から骨が何本か折れて、なっちの方へ弾き飛ばされた。
尖った骨の先端がなっちのロープを切り裂いて、なっちの足が自由になった。
地面に落ちた拍子に頭をうちつけて、のたうち回るなっち。
(おいおい…こんな奴で大丈夫かよ…)
心配しつつ、プリッツは見守っていた。

99 :名無し物書き@推敲中?:03/07/31 16:40
プリッツとなっちが肉屋の冷凍庫で絶体絶命の頃…
(十日間ほど旅にでるぜ…その間書き込めないんでよろしく…)
ディスプレイの前に座った人物が立ち上がり、旅行カバンを手にして家を後にする。
(なーに、帰って来たら確認してみるさ…それまでアディオスッ!)
彼は手を挙げて、そこにいない誰かに別れの挨拶した。
口元が動いている…何かを言っているようだ。
…ほ…し…ほ……ゅ…ほ…しゅ……
それだけ言うと男は姿を消した。

『呪いのイナガワ』と対戦中のプリッツとなっちは…

100 :山崎 渉:03/08/02 01:15
(^^)

101 :名無し物書き@推敲中?:03/08/02 09:47
「…いった〜…い」
いつのまにか100を山崎が持ち去った事に気付いて、なっちは少し悔しがった。
よろよろと縄を外して、無傷の左足で立ち上がった。
「うひゃァハハハ―――――――ッ!活け作りになってくれるのかァァ!」
「そうはいかないのよ!『LoveMachine』で貴様を倒すッ!」
人形が包丁を振りかざして突進するが、毛皮のコートがなぎ払った。
間一髪!包丁の刃が斬り飛ばされ、暗黒に輝きを放った。
「おほッ!やるじゃアねェかァ―――――ッ!」
人形が戸棚に飛び込むと、小さな起動音が響いた。
食肉切断用の電気ノコギリ、牛を背骨ごと縦割りできる凶暴なマシーンだ!
「どうかしらね?貴様のサイズじゃあ役不足じゃないのッ」
暗黒の中を電ノコの音が交錯する。なっちは眼を閉じて耳を澄ました。
「…掴んだ!そこだッ!!」
「WRYAAAAAAAA〜〜〜〜AAAAH!!」
『LoveMachine』が音源を集中打撃する。金属と瀬戸物の砕ける音が響き渡った。
「バウッ!」(違うッ!…こいつは…ッ)
プリッツが吼える。破壊された電気ノコギリが鎖で吊されている。
「そッそうかッ!音源をかき消すために、わざと複数の大型の電ノコを動かして…ッ」
「当たりだァァァ――――――ッ!!」
反対側の鎖につかまった日本人形が笑う、手にした小型電ノコが血に濡れていた。
なっちの首を紅いチョーカーが彩る、声が出ない!
愕然とした表情のまま、なっちの首が凍った床に落ちた。
「再起不能【リタイア】だァァァァ―――――ッ!」
日本人形がなっちの真上に飛び移り、大型電ノコを振り下ろす。
縦に一閃!なっちの身体は左右に倒れて血しぶきを飛び散らせた。

102 :続きですよ:03/08/03 00:34
「それでおしまいッ?復讐は完成ッ?ジ・エンドッ?」
暗黒の彼方から声が響く。
人形は反射的に部屋の隅に飛び退いた。
「じゃあ、私の復讐を初めても、いいよねえ――――――ッ」
ゆらりとなっちが立ち上がる…といっても右側だけだ。
右手に持った生首がにやりと笑う。
「うゥゥゥウソだぁァァァッ!!」
「ウソじゃないわよ。いくら貴様でも、幽霊は殺せないでしょう?」
電気ノコギリがなっちを切り刻む、肉が裂け、臓物が吹き出し、骨が砕け散った。
崩壊したなっちの肉塊を踏みにじると、日本人形は馬鹿笑いに笑った。
「ギャハァハハハァァァ―――――ッ!ハンバーグになっても復讐できるのかいッ」
「それはこっちのせりふだわ」
確実な声、確固たる足音、それも独りじゃない!
ふと上を向くと、吊されたプリッツは消えていた。
「再生完了ッ!」「バウッ!」
「しまったァァ―――――――ッ!こいつは偽装された豚肉かァァァ!」
日本人形が地団駄踏んで悔しがる。
「残念だけど牛肉よッ!表示によれば、100%国産だそうだけど…どうだか?」
「しゃらくせぇぇェェェ―――――――ッ!」
暗闇に浮かび上がったなっちとプリッツに日本人形が襲いかかる。
瞬間、画像にひびが入り、日本人形はもんどり打った。
「やっぱりねッ、眼のつけどころが違うのよッ!」
なっちが爆笑した。
「貴様は平坦な顔に目がついてるッ。だから人間みたいに視界が広くないのよッ」
振り返った人形が、挑発的な笑みを浮かべるなっちを捕捉した。
「いらっしゃいッ、私の復讐はそんなもんじゃないわよッ!」

103 :名無し物書き@推敲中?:03/08/11 09:22
日本人形がむっくりと起き上がり、一人と一匹に背を向けたまま思案している。
そして唐突に右へトントン、左へトントン、軽やかに横飛びを始めた。
たった今までダイヤモンドのような固い決意に満ちていたなっちの表情が曇った。
「なにしてやがるッ!」
人形はピタリと動きを止めて、くぐもった声で「ククク」と笑った。
一拍、二拍と間を置いて、人形の頭だけがグルリと180°回転してなっちの方を見た。
「ヘイッ!なっちッ!今からテメーのタマ○ン、噛み切ってやるぜーッ!メーン!」
人形の口が耳まで裂けて、白い牙が剥き出しになった。
相変わらず胴体は背を向けたままだが首だけがろくろのように回転を始めた。
なっちは半ば呆れながら嫌悪の表情を浮かべた。
「なんて………卑猥な……ヤローだ」
なっちは『LoveMachine』で追撃したが、人形は鮮やかに攻撃を避けて見せる。
どこにそんな余力が残っていたのか天井までジャンプすると豚の死体に掴まった。
「このトンチキがァーッ!てめーのひっついてる床をよおーく触ってみろよなぁ」
一歩踏み出したなっちの足に水の感触が伝わってきた。
「…水びたし…足元が…わざと水道管を破壊したんだな…」
水は破壊されたパイプから、絶え間なく流れ続けている。

104 :続き:03/08/11 09:23
人形は懐から所々割れたドライヤーを取り出した。
「これから…この漏電したドライヤーで…その濡れたところへ…どおおすると思うねえ〜?」
真っ白な顔が奇妙に歪んで凄絶な笑い顔になった。
「『乾かして…やる』じゃねーぜ!ギャハハハハハー!」
手にしたドライヤーを床に向けると無表情になって言った。
「死ね…感電してあの世に行きな…恨みはらさでおくべきか…なっち、プリッツ」
ドライヤーを持つ手を放した。
(わざと破壊していたのはッ!てめーだけじゃあねえーんだよ!)
激しい振動と共に床が地面に飲み込まれていく。
突然肉屋の冷凍庫に出現した流砂に、なっちと人形は為す術もなく呆然と立ちすくんでいる。
ぶちまけられた水はあっと言う間に砂に吸収されてしまった。
「プリッツッ!地盤を崩したなッ!よくもッ!」
砂の中からプリッツの声がした。
(テメーのショボいスタンドとはスケールが違うんだよ…)
人形は逃げようとしたが流砂に足を滑らせ、なっちに捕まってしまった。
「ご対面…」
なっちが薄笑いを浮かべて人形を見つめる。
「ギャアアアアアアアア!」
人形が初めて恐怖を込めて絶叫した。

105 :名無し物書き@推敲中?:03/08/13 10:10
「ギャアアアアアア!」
庭の向こうから絶叫があがる。なんだか情けない、それでも叫ばずにはいられない悲鳴…
「痛ェ!痛ェェよおォ――――ッ!たッたッたたたたタたたしけてェ―――――ッ!」
確かそっちには飲み屋さんがあったっけ、誰かトイレで締め上げられてるのかな…?
夏休みのせいか、ぁゃゃは少しダレ気味になっていた。
家にはクーラーが無いし、気温は上がる一方。風鈴さえも耳障りな音をたてている。
作ったばかりのシャービックは冷蔵庫の中、まだ周りさえ固まる様子もない。
畳の上に大の字になったまま、ぁゃゃは額を伝う汗を感じていた。
不意に電話の音、誰も取ろうとしないので、ようやく起きる。
「な〜に〜?」
「ぁゃゃねッ?ぁゃゃなのねッ!?」
どこかで聞き覚えのある声、変に切迫した様子、ただならない気配…
「解る?ライフラインよッ、あんただから電話したんだからねッ!」
「なにそれ、クイズでもしてるの?」
TVのチャンネルを回すが、見慣れた顔は写らない。
「違うのッ!スタンド使いよッ!このままじゃ、負けちゃう…」
「えッ?」
ぁゃゃの脳が活性化される、額の汗を振り払って受話器を握りしめた。
「あ、あんたのスタンド『ジャンケンぴょん』は使えないのッ?」
「通じないのよッ!奴は…勝負に負けたら、あたし人形に封じられちゃうッ!」
「!?」
『さあ、どうでしょうねェ――――…』
受話器の遥か彼方から声が響く、変に穏やかで、それでいて挑発を感じさせる言い方…
「せっかく、『あの方』の居る所が解る機会なのに…ッ!」
「あの…方?じゃあ、あんたも…」
ぁゃゃは愕然とした。一体何人が生き残るのだろう…

106 :ちょっと続き:03/08/13 10:33
『さァ、本戦ですッ… さあ、どうします?』
「わかんないわよォッ!」
…しばらく、沈黙…
「な、なあに?どうしたのッ!?」
沈黙を破るように、電話に絶叫が響いた。
「あ、ああ…ああああぁぁぁぁァ――――――――――ッ!?」
『残念ッ!惜しかったねェェェ―――――ッ! …貴女の負けですよッ!』
勝ち誇ったような声が遠くから聞こえる。
『さあ、私のスタンドの餌食になってもらいましょう――――ッ!』
「ど、どうしたのッ?加護ちゃん…ッ?」
     …ころりん
小さな音が響き、聞き慣れた声は聞こえなくなった。落ちた電話を何かが掴む。
「さぁ、楽しんでもらえるかな?貴女がトライするのなら、駅前通りのカフェで待っていますよッ!」
電話が切れた後も、ぁゃゃは寒気が止まらなかった。
「なっち…そうよッ!こんな勝負を戦うには、助っ人が必要だわッ!」
慌てて電話をかけ直す、携帯電話は通じるだろうか?まさか、誰かが取り上げたりしてないわねッ!
ダイヤルを回す手が震えるのが解る、ぁゃゃは必死だった。

マイナス25度の冷凍室で起こっていることを、ぁゃゃは知らない…

107 :名無し物書き@推敲中?:03/08/13 21:33
日本人形を射程に捉えたなっちは拳を乱打した。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄む…ッ!」
傷つき顔にひびが入った人形は隠し持った剃刀でなっちの一の腕に鋭い一撃を加えた。
なっちは腕の痛みによろけて、足を滑らせ派手に転んだ。
「なッ…!?…地面が…固まってる!!」
プリッツのスタンドによって出現した流砂は吸収した水によってガチガチに凍り付いていた。
人形がケタケタと歯を鳴らす。
「冷凍室の内部はマイナス25度…砂に流れ出た水なんて数分で固まっちまうよォ!」
足元の砂のシャーベットから犬の鳴き声がする。
「クゥ〜ン、クゥ〜ン」
流砂に身を潜ませ、神出鬼没の奇襲作戦を予定していたプリッツが地面の下に閉じ込められている。
「な…なんてこったい…プリッツが窒息死してしまう…!」
人形は我が身の幸運に興奮して跳ね回る。
「この馬鹿がァ!まとめて死にやがれぇ!!」
なっちの顔が強張り、押し殺した声で言葉を吐き出す。
「てめー俺の○○○○噛み切るとか言ってたなぁ…やってみろ!」
人形に向かって人差し指を突き立てる。
「このド低ゾク野郎が〜…俺はてめーの!」
なっちはスタンドを発動し、人形の剃刀を奪った。
「そこ以外を切り刻む!!!」
人形の頭、腕、胴体、足…○○○○以外の場所を満遍なく刃が襲った。
下腹部を残して人形バラバラになった。

某テレビ局近くのホテル、従業員がトイレにやってきた。
「お客様…長い時間トイレに入っておられるようですが大丈夫ですか…?」
従業員は個室の一つに手をかけて、ドアを開いた。
「………!!!」
個室の中は天井まで血が飛びっていた。
便器の上にはスーツを着た男が座っているが全身をバラバラに切り裂かれ息絶えている。
下腹部を除いて原型を留めていない為、身元すら分からない……『呪いのイナガワ…の最後』

108 :山崎 渉:03/08/15 12:56
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

109 :名無し物書き@推敲中?:03/09/11 10:14
良スレ認定アゲ

110 :名無し物書き@推敲中?:03/09/16 00:03
>>109
良スレか?
終盤、二人リレー小説となり自然消滅したというjojoスレ…
夏は終わったというのにまだ残ってたのか。

今は『死んだ』スレ

111 :大阪:03/09/16 00:09
おじゃまします。 
 お尋ねしたいのですが、どこかにショートストーリーを置いていただける
場所はご存じ有りませんか? 

112 :もちとけた【怒】:03/09/16 00:16
 おい、111、止めておけ。
 俺はこの辺の板を回ってきたが、ロクなもんじゃねえ。
 良しんぼ回答が来た所でブラクラだったってのがオチだ。
 荒らしばかりだ。腐っていやがる。このままここにいると、お前も荒むぞ。
 地道に検索で探しな。 そうさな・・ノベルズリンクとか、
 ネット小説とか、そういうのがキーワードになるだろう。
 じゃ、達者で。サッサと逝け。
 

113 :110:03/09/16 00:21
>>112の言うとおり
自分で検索した方が身のため。

だが他の板に比べれば平和な気がするが…人がいないだけか。

114 :大阪:03/09/16 00:41
ありがとうございました。
 無事に見つけられる事が叶いました。
 今一度、餅さん、有難うございました。

115 :もちとけた:03/09/16 00:44
さーーーて、俺も去るか。
 ていうか、大阪、そろそろお前の正体がばれている。
 お前、元名無しのXXXXXXXだろ、
 いや、いいんだ。・・・まあ、達者でやれ。
 ここは危ないからもう来んな。

116 :もちとけた:03/09/16 00:55
小説投稿HP BlueCampus・・・一応、俺も参加している。ホラーのショート。
あそこでなら無事にやっていけそうだ。
 ところで、113、君の意見は多分あっているが、そいつはあくまで他に比べれば
の話だ。・・ああ、オカルト板とか、な。ひでェ・・・。
 どこもかしこもひでェものさ。 ここはそれよかちょいとばかりマトモなだけだ。
 キケンなのに変わりは無え。
・・・荒むぜ、いい加減。
 まあ、中には良いヤツもいるけどな。
 人の社会と何も変わらん。・・・だが、何時かには平和に成って欲しい物だな・・・。この板も。

 

117 :名無し物書き@推敲中?:03/09/16 01:01
>>116
何似合わないこと逝ってるのかなー?チミは。
一番の荒らしはチミ自身だということに早く気づきたまえ。
それにしても、価値観や怪談スレでの叩かれっぷりは傑作だったぞw

118 :もちとけた:03/09/16 01:18
・・・ほっとけ、
 二回ぐらい液体化したり固体化したりしたから、変わったんだよ。
 それに、氏ねだのなんだの、下系の下劣ネタばかり垂れ流すヤツらや、
わけわからん絵を送りつけてくる奴らよかはよっぽどマシだろう。
 荒らしってのは、ああいう奴らを指すんだよ。
 奴らは人助けもせんしな。

119 :もちとけた:03/09/16 01:23
それにな、名前を隠してコソコソと影から攻撃してくるようなタマ無しはちんぴらと一緒だ。
 同じく荒らしと言われるにしても、こちとら堂々と判るようにしてんじゃねえか。
 名前を出すことすら出きん小物と一緒にするな。

120 :もちとけた:03/09/16 02:28
>>118-119
あれれ?ほっとけと言った割には随分と必死に粘着してますね(藁)
要するに、粘着厨のチミは荒らしと同等、いや、それ以下ですね。
コテハンがどうこう自慢してるようですけど、トリップをつけて
いないコテハンなど、何の意味も持たないのですよ。ご存知で?
現に、こうして貴方の名前を寸分違わず騙れているのが何よりの証拠w
トリップぐらいつけとけや、この糞厨めが!(禿藁)

121 :もちとけた:03/09/16 06:53
キサマと俺様とじゃあ、文体に格差が有りすぎんだよ。
 名前は語れても本人じゃねー事は明らかだろうが。
 テメエごときが餅溶けたに成りきれるなどと思いあがってんじゃねえよ。
 このイカレ荒らしが。

122 :もちつけよ:03/09/16 07:07
( ゚Д゚)y─┛~~<ヲイヲイ、ブンゲイイタ ハ マターリプレイス ダゼ

123 :名無し物書き@推敲中?:03/09/16 16:24
1,2,3

124 :名無し物書き@推敲中?:03/09/16 18:39
だァあああ!!

125 :もちとけた:03/09/16 20:42
・・・すまん、熱く成りすぎた。〈若干溶化〉
 122よ、注意感謝。・・・もちつく。

126 :名無し物書き@推敲中?:03/09/16 20:45
>>125
荒らすな!!!!

>>125が荒らしているスレ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1063409442/l50

127 :もちとけた:03/09/16 21:14
事後処理はしてきた。
 何処の駄人かは知らんが、手早く殺ってきた。
 もっとも・・、今頃はくだらん遠吠えをそこらに垂れ流している事だろうがな。
ふふ・・滑稽な光景が目に浮かぶ。
 ああそれと、俺は5代目だ。もちは溶けきって消えると次のヤツに鉢が回る事になっている。 

128 :もちとけた:03/09/16 21:51
今さっき、1とかいうガキを潰してきた。
・・・さて、他には居ないか。
 ある程度平和になったら、俺も消える。それが良いだろうな・・・。

129 :名無し物書き@推敲中?:03/09/16 22:05
>>127-128
デムパ?

130 :もちとけた:03/09/16 23:06
まあ、おおかたのニセ餅は殺ったか。
 では、今日はここで去るとしよう。

131 :もちとけた:03/09/16 23:08
ゔ〲〰ゔ〲〰ゔ〲〰ゔ〲〰

132 :名無し物書き@推敲中?:03/09/16 23:10
>>127 >>128 >>130 >131
何勝手にスレを私有化して、自己中な報告レスつけてんだよ!!!
マジでウザイ。謝罪と賠償を請求する。死ね!!!!!

133 :名無し物書き@推敲中?:03/09/16 23:49
>>132
もちも君も氏ね。

134 :もちとけた:03/09/18 19:38
創作文芸板よ、私は帰ってきた!!!!!!!!!!

135 :もちつけよ:03/09/18 19:58
( ゚Д゚)y─┛~~<よかったね

136 :もちとけた:03/09/18 20:26
………まてや、134、ニセ餅よ。
 もう少し観察力を養うと良い。
 お前はこの餅が決して使わない文字を使っている。
 そこを見抜いた後に再びニセて挑んで来るがよい。
 今はまだ放置する。

137 :もちとけた:03/09/18 20:42
そういえば、最近この板が平和だな………。ウム、良いことだ。

138 :名無し物書き@推敲中?:03/09/18 20:45
>>136-137

>>132に対して何か言うことは?
つーか、クソスレあげんな!!!

139 :もちとけた:03/09/18 20:55
 確かに、彼はいきなりの喧嘩越しである以上、ロクなものではない。
だが、彼の言うことにはまた、一理も含まれている。
 その非を認めた上で言う。
 ……幼いことよ。今少しでそれは「意見」と成り得たものを。
 それではただ汚いだけの「罵倒」にすぎん。
 文のどうこうと言う前に、お前は人を磨くべきだ。
 以上。

140 :もちとけた:03/09/18 20:59
時に、現在の餅は六代目だ。
 文体は5代目より学んだものである。
 まだ、彼には及びもつかんがな・・・。

141 :名無し物書き@推敲中?:03/09/18 22:23
あぼーん

142 :名無し物書き@推敲中?:03/09/18 22:25
オマエモナーー

143 :もちとけた:03/09/18 22:28
自演、か。
フ・・低知な。
そのパターンには見覚えがある。
別の板から来たようだが、ここに何用だ。
荒らしなどと抜かしたらたたき出すぞ。 

144 :通りすがりさん:03/09/18 22:30
通りすがりさん通りすがりさん通りすがりさん通りすがりさん通りすがりさん

145 :もちとけた:03/09/18 22:38
・・・。末期的だな。救われがたい。
 いいか、そこの通りすがり、ここは文芸の板だ。
 荒らすに当たってその程度の無芸な事しか出来んというのなら即刻ここを立ち去るがよい。
・・・それとも、読解力すら欠如していて文芸創作板の意味する所がわからんのか?
 流石にそれは無いだろう?
 さあ、解ったのなら去れ。そして荒らしとしては二度と来るな。

80 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)