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【雰囲気は】紋章騎士団【ファイアーエムブレム】

1 :名無し物書き@推敲中?:04/01/18 11:49
オリジナルファンタジー「紋章騎士団」を書いてみようと思う。
感想、批評お願いします。
FEのキャラの名が出てたらスマソ。
剣と魔法でいってみたい。

67 :弓騎士バラッド:04/01/25 11:27
「この……若僧がぁ!!!」
 まんまと挑発に乗り、その男は手にした斧でレバンを襲った。その大振りの攻撃は隙だらけで、
 避けるヒマはいくらでもあった。
 縦に振り下ろした斧を横に一歩移動して避け、レバンは男の首を軽く掴む。神経をそこに集中
 させ、一瞬でその集中を解き放つ。
「……爆発!!!」
 そう叫ぶと、彼の手の平で炎が一気にドーム状に広がり、収縮して弾けた。
 それを受けた男は力無く地面に崩れ落ち、動かなくなった。
 その光景を見て男達は一瞬身を引いたが、意を決してレバンに向かった。
(3、4、5人。ちょい面倒かな……)

68 :名無し物書き@推敲中?:04/01/25 16:55
一日一書き込みか。

69 :名無し物書き@推敲中?:04/01/27 17:17
そろそろ諦めたかね。まぁよく頑張った

70 :弓騎士バラッド:04/01/28 14:12
(やれやれ……。どいつもこいつも……)
 その現場から数十メートルほど離れた場所では、1人の男が弓を引いていた。
(ま、接近戦は管轄外だからな……)
 ギリギリと音を立てる弓が閃く。
 その矢は誤たず1人の男の足を貫いた。
 男はそれを確認せず、次の矢を弓につがえた。

71 :弓騎士バラッド:04/01/29 12:49
(これは……矢?誰が……)
 1人の男の脛のあたりに、矢が突き立っているのが見えた。騎士が使う矢だろう、一般的
 な矢にはない装飾がしてある。誰かが援護してくれているのだろうか?
 だが。
(悪いけど……お節介だよ)
 レバンは服のポケットの中から一冊の本を取り出した。それにも美しい装飾が施してある。
 その本を開くと、彼は目線をその手の本に向けた。それと同時に、彼の周りの地面に光り
 輝く紋様が現れた。
 5人の男達はこれを好機と見て一斉に彼に向かっていく。
(雷神の……怒りを……!)

72 :弓騎士バラッド:04/01/31 15:33
 その時、目が眩むほどの閃光が男達を襲った。
 その光にあてられた瞬間、光はそこからさらに青白い稲光を出し、5人を縛りあげた。
 一瞬の後、5人は消し炭となった。

「どうだ、立てるか?」
 治療術の一通りを赤髪の男にかけてやり、レバンはその男の手を握り、立たせてやる。小さく呻きながらも、
 その男はゆっくりと立ち上がった。
 雨もいつの間にか上がっていた。どうやらにわか雨だったようだ。
 レバンの隣には彼を援護していた弓使いもいた。
「どうやら、大丈夫みたいだな……」
「ええ、ありがとうございます……。あの」
「?」

73 :弓騎士バラッド:04/02/03 21:10
「あ、いえ……。あの、ありがとうございました」
「……人と戦う時は、自分の技量、相手の技量、数を考えた方がいい。さっきのような戦い方
 では、早死にするぞ。もし俺がいなかったら、お前は死んでいた」
 赤髪の男は少し俯いてしまったが、弱い感情を振り払うように頭を振り、
「はい!ありがとうございます。では、自分はこれで……」
「ああ、気をつけてな」
 彼の目は今までとは違う輝きをしていた。
 ずっと旅をしていれば、その先でまた彼に出会う事もあるかも知れない。一回り成長した彼
 に。
 そんな事を思い浮かべながらも、レバンはそこにいるもう1人に向き直る。
「……で?あんたは一体?失礼だが、どこの誰だ?」
「誰……とはまたご挨拶だな……」
 彼は面倒臭そうにその前髪をくしゃくしゃとかき乱した。不思議な事に、その茶髪は全く乱
 れずに、元の位置に落ち着いた。
「バラッド=シェイル。見ての通り、弓使いやってる身さ」
「バラッド?弓使い……弓騎士……」

74 :弓騎士バラッド:04/02/07 11:27
 閃いた。
「バラッド……!あの『スナイパー・バラッド』!?」
「よせよ……。周りの連中が勝手につけた名だ、小っ恥ずかしいったらありゃしない」
 という事は。
 今自分の目の前にいる青年こそ、ヘイストス王国お抱えの百発百中の弓騎士、スナイパー・バラッドその人。
 今は帝国の侵攻を食い止めるため、自らが仕えているはずの城にいるはずなのだが……。
「それよりも、連中をなんとかしろ。やったのはお前だろ?」
 バラッドは面倒くさそうに親指を後ろに向けた。さっき自分の魔法『雷の宝剣』に焼かれた男達である。
「こいつら、どうやら山賊だ。ハディ山にでも巣食ってたんだろ」
「へぇ……」
 そういえば、あの山には身に覚えがない無数の足跡があった。その足跡は、この男達が山から降りてきた証
 拠だったのだ。

75 :弓騎士バラッド:04/02/07 15:00
「で?こいつら、どうするつもりだ?」
「んー……あ、そうだ」
 懐に手を伸ばし、一冊の本を取り出した。分厚く、ただの本にしては異常ともいえるほど
 美しい装飾が施してある。
「この手の魔法は苦手なんだけど……仕方ない。とっておきのを出してやるさ!!」
 レバンがその本を開くと、地面に突っ伏している男達の周りに、光を発する奇妙、かつ美
 しい模様が浮き出てきた。それは除々にその光を強め、直視できないほどの光になった。
「……翔転移……空間…………狭間……」
 レバンが魔法の呪文を唱え、言葉を発するごとに光はさらに強まっていく。
「瞬転・翔移・時蒼・空間!!時・空を掌握せし王よ!!!誰もいない場所ならどこでもいい、こ
 いつらをどっか遠くへ!!!」

76 :弓騎士バラッド:04/02/08 14:33
 レバンは本ごとその右腕を地面にたたきつけた。それと同時に、男達の姿が周りの景色に溶ける
 ようにして消えた。
「何……!?」
 後には何も残ってはいなかった。
「……、これは……!おい、あいつらどこへ消えたんだ!?」
 バラッドは訝しそうな顔をレバンに向けた。
「いや、俺が知るわけないじゃん。全ては……あー、そう、神様しだいだよ、神様」
「はぐらかすな!!」
「ま、まぁまぁ、ほら、立ち話もアレだし、とりあえず宿で、な?」

77 :弓騎士バラッド:04/02/08 14:48
「魔道士?今時、魔法……」
「『今時』ってなんだよ、『今時』って」
 2人は宿に引き上げ、食堂で珈琲を片手に話していた。
 宿は1階に食堂、2階が客が泊まる部屋に設計されているのが基本であり、一般的
 であり、王道となっている。この宿も例に漏れず、2人は1階の食堂で話をしてい
 る。
「あんた、知らないのか?魔法ってのはなァ、人間は使えないんだぜ?」
「んな事知ってるさ。つーか、常識だろ。人間が魔法使えるんなら、剣なんているも
 んか」
「じゃあなんであんたは使えるんだ、魔法を」
「……さぁ?」
 バラッドは盛大なため息をつき、椅子の背もたれに深く身を預けた。
 まだ夕方なので他の客の姿は少ないが、それでも気の早い客はすでに夕飯にありつ
 いていた。

78 :弓騎士バラッド:04/02/08 16:01
 会話が他の客に聞こえないようにやや小声で話していたのだが、その気も見事に
 削がれた。
「ま、そんな事気にしてても始まらないし。いいだろ」
「ふぅ。もう、いい。こっちだって人の過去を強引に掘り下げる趣味はない」
 残りの珈琲を一気に飲み干し、バラッドは席を立った。
「……じゃぁな」
 バラッドはそのまま2階へ続く階段へと消えてしまった。
 考えてみれば、凄腕の弓騎士が何故こんな田舎にいるのだろう?彼はまったく話
 さなかった。彼の故郷へイストスはダロスの侵攻を受けて大変なのに。
 弓使いがいれば戦略の幅が大きく広がる。大軍を持たない自分達には1人でも大
 くの戦力が必要だ。『スナイパー』の称号を持つ彼がいれば……。
「待てぇ、バラッドォ!!!」

「……とまぁ、そんな訳なんだ。頼むよ」
 レバンは自室のドアノブに手をかけていたバラッドを強引に呼び止め、事情を簡
 単かつ丁寧に説明した。
 自分達はヤーファ王国がダロスに対抗するため組織された傭兵騎士(違うけどレ
 バンがそう言った)だという事、仲間が少なくて困っている事など……。

79 :弓騎士バラッド:04/02/08 16:32
(さて、どうする?信じるか、信じないか……)
「頼む、こっちは人材不足もいいとこなんだ、ホントに」
「……分かった」
「いいのか!?」
「いつまでもこのままここにいても仕方ないからな。自分から動く事にする」

80 :暗躍:04/02/08 16:38
「スパイ……だと?」
 国王は青髪の青年を訝しげな目で睨んだ。
「はい。すでに彼らが裏で動いています。裏切らぬよう……監視するために」
「監視……?」
「はい。天馬騎士レアナ=ブリュンヒルドに、剣士シーザ=アレドヴァル……。彼ら
 が、既に、動いています……」

81 :1:04/02/10 18:08
名前:ゲルハルト=カナリス
職業:騎士
種族:人間
性別:男
年齢:21
背景:古くから宮廷に仕えてきた名門・カナリス家の次男。
武器:騎士剣
防具:鎧
身長:175cm
体重:67kg
瞳の色:赤
髪の毛の色、長さ:黒みを帯びた赤、オールバック
その他特徴:特になし。影が薄いのが特徴。
趣味:剣の素振り
特技:力任せに剣を振って大木を切り倒した事が数回
好きなもの:肉料理
嫌いなもの:頭を使うこと
将来の夢(目標):アレクを倒す!!(全戦全敗)

     以下略……。

82 :名無し物書き@推敲中?:04/02/11 07:54
がんがれ
応援しているぞ(・∀・)ノ

83 :1:04/02/11 11:40
名前:バラッド=シェイル
職業:アーチャー
種族:人間
性別:男
年齢:25
背景:故郷へイストスを滅ぼしたダロスに報復するため戦う弓騎士。
武器:弓
防具:篭手
身長:183cm
体重:64kg
瞳の色:青
髪の毛の色、長さ:茶色、束ねているので長さは不明、多分かなり長い
その他特徴:切り札の弓『エルフィンボウ』を背中に背負っている事が多い
趣味:1人で散歩
特技:弓の扱いは百発百中
好きなもの:特になし
嫌いなもの:ダロス帝国の連中
将来の夢:特になし

84 :紋章の剣:04/02/12 18:36
「エーヴェル様?少々お時間頂きますわよ?」
 ミハルは風呂上がりでまだ湯気も漂うエーヴェルに声をかけた。エーヴェルは無言でミハル
を振り返る。
 ミハルの手には、その可憐な姿にはおよそ不釣合いな剣が握られていた。見るからに古物で、
 もはや骨董品ともいうべき代物である。
「……構いませんが」
「すみませんわね。ではお部屋に参りましょう。そこでお話しますわ……」

「それで、話とは?」
 エーヴェルは向かって奥のベッドにどかっと腰を降ろした。
 エーヴェルらが入った部屋はもちろん自分達の寝室である。この宿は1部屋に置くのは2つの
 ベッドと決まっており、この部屋ももちろんそれに漏れない構造となっている。
 ミハルももう1つのベッドに座った。その両手には、古びた剣が大事そうに抱えられている。
「……この剣」
「……?」

85 :名無し物書き@推敲中?:04/02/18 20:40
最近書き込みないので、支援age。

86 :紋章の剣:04/02/20 20:58
「……いえ。……この話を知っていますか?世界を救った『円卓の騎士』の伝説……」
 いきなりの突拍子もない質問に少し迷い、
「……騎士アーサーを筆頭とした13人の戦士。私はそれしか……」
 エーヴェルは咄嗟にそう答えた。
 ミハルはそうですかとその場に座り直し、言葉を続けた。
「……『円卓の騎士』は実在しました」
「……」
「……信じられませんか?」
 その剣の柄を握り直して言った。この非力な娘の前では、どれほど優れた剣でもただ
 の金属の塊だろう。当然、人なんて切れやしない。
 ミハルはエーヴェルを真正面に見据えた。その美しい青の瞳は、全く揺らぐことはな
 かった。
「ヤーファ王国初代国王の名は……知っていますね」
「……アーサー。しかし、それは偶然のはずです。確かに、『円卓の騎士』の筆頭、ア
 ーサーをヤーファの初代国王と見る宗教や教会は存在しますが、それには何の根拠も
 ありません。
 わたしも『エーヴェル』という名の女を知っていますよ?」
 それらの言葉を無視し、ミハルは淡々と言葉を続ける。
「……アーサーが使っていたといわれている剣の名は?」
「確か……エクスカリバー?」

87 :名無し物書き@推敲中?:04/02/20 21:15
やたらと…が多いね(・ω・)

88 :1:04/02/21 09:30
>>87
この2人は「重い」から; すいませんね。
つか、見てくれた、ってだけで自分は嬉しいです。

89 :紋章の剣:04/02/21 13:38
「そう。『聖剣』、『竜殺の武』とも言われていますね。それがこの……
 『エクスカリバー』です」
 ミハルはそこで言葉を切った。
 しばしの間、沈黙が訪れた。
「……ご冗談を」
 その沈黙を破ったのはエーヴェルだった。瞳にわずかながら怒りの色が滲んでいる。
「その古びた剣がアーサー王の……?いまにも錆びて折れそうなただのナマクラが?」
「……信用しては、くれないのですね」
「はい。申し訳ありませんが……」
「そうですか……」
 そう言うと、ミハルはその剣を抱えたまま立ち上がった。そのまま、ミハルは部屋のドアに
 手をかけた。
 ミハルの動きは一瞬だけ止まり、また何事もなかったかのように動き出した。
 バタンという音と共に、また静寂が訪れた。
「聖剣……か……」

90 :1:04/02/22 10:01
一部変更・更新

名前:レバン=フェレシウス
職業:魔道士
種族:たぶん人
性別:男
年齢:23
背景:不明
流派:フェレシウス・マジック
武器:魔法ならなんでも
防具:なし
身長:177cm
体重:61kg
瞳の色:青(沖縄の海みたいな色)
髪の毛の色、長さ:金茶色、ショート
その他特徴:寝ぼけ眼
趣味:魔法
特技:オムライスの味は一級
好きなもの:魔法
嫌いなもの:自分を尻に敷く人、酒
将来の夢:夢も希望もなし、適当でいいんじゃない?
異名、二つ名:戦場の鬼神

91 :1:04/02/26 19:29
「……」
「…………」
「………………」
「……………………アレク?」
 最初に口を開いたのはヤーファ王国第三王女のミハル=ヤーファだった。その美しい桃色
 の髪をバンダナの中にしまい、素性を隠すため、一般的な運動用の服を着ている。その背
 には、荷物入れ用のリュックサックを背負っている。
「……何でしょう、姫様?」
 答えたのは、その後ろにぴったりとくっつくようにして歩く男だった。
 体を鎧で固め、それを隠すようにしてマントを羽織っている。腰には騎士用の剛剣を携え、
 いつでも抜けるようにと手をかけている。
「この、何とも言い難い重い沈黙は……?」
「それは、私の口からは……。申し訳ありません」
 そう言いながら、アレクは横で歩く女性にチラリと目線をやった。
 今朝方、彼らのムードメーカー的存在の魔道士、レバン=フェレシウスが弓使い、バラッ
 ド=シェイルを自分達の集団に組み入れよう、と言った。
 別に、それは良かった。バラッドの素性を知れば、全員一致で『賛成』と言っのだし、戦
 力不足というのもあったからだ。

92 :鋼鉄の料理:04/02/26 19:49
 問題はその後の出来事だった。ちなみにその時、ミハルは朝の散歩に出かけていた。
 彼らは経費の節約のため、宿では食事を取らなかった。金がない間は、手作りのおにぎり
 で我慢しよう、そう言ったのは彼らのリーダー、剣士エーヴェル=カシスタミアだった。
 ヤーファ王国は新体制作りのため、金がいる。騎士団の設立や前役人の解雇や、裁判。と
 にかく全てに於いて金がいる。
 ミハルやアレクにその事情を聞かされたエーヴェルは、それならそうかと節約に努める事
 にした。
 しかし。
 剣士の腕は、料理にはいささか向いていなかった。
『これは……?』
『石……?だ、よな……?うん』
 それを触った瞬間、米とは違う感触が手の上に乗った。
 固かったのだ。それは米ではない、そう……石。
 信じられないかも知れないが、本当にそうだった。試しにテーブルにそれを置いてみた。
<コツン>
 固い音がした。
 鋼鉄の料理人だったのだ、彼女――――エーヴェル=カシスタミアは。

93 :1:04/02/26 19:50
>>91のタイトルは「鋼鉄の料理」です。

94 :重い空気:04/02/29 17:46
「……」
「…………」
「………………」
「……………………あの。そろそろ昼飯の時間ですけど」
 一行は広い草原のド真ん中にいた。目的地である都市はまだ見えていない。
 太陽は彼らのちょうど真上にまで上り、それは時がちょうど半分、12時である事を示していた。
 声の主はレバン=フェレシウス。この時代珍しい、魔道士である。彼はそこから少しばかり離れて
 立っている木を指差し、
「ほら、ちょうど日よけになりそうな木も立ってる事だし。休憩しましょう、休憩」
 一瞬の沈黙の後、
「……休みましょう」
 バンダナの王女、ミハルが口を開いた。
「レバンの言う通りです、一旦休みましょう。気分も晴れますわ」
 そう言うと、ミハルはレバンの手を引き、小走りにそちらに向かった。残りのメンバーも仕方無さ
 そうにそれに続いた。
 ミハルとレバンの2人が集団から少し離れると、ミハルはレバンの耳元に口を近づけた。なんだと
 言うヒマもなく、ミハルはそっと囁いた。
「この空気……最悪ですわ」

95 :名無し物書き@推敲中?:04/03/01 20:55
なんかキャラの設定がゲームっぽいな;
漏れはそういうの好きだからいいけど

96 :名無し物書き@推敲中?:04/03/02 05:34
いっそ台詞をカイジ風にしろage

97 :名無し物書き@推敲中?:04/03/02 10:31
そもそもファイアーエムブレムそのものが厨作品だからな・・・
それを下敷きにまともなファンタジーを書こうとしても難しいんだろうな。
まあ、がんがれ1!

98 :名無し物書き@推敲中?:04/03/02 10:42
>>87->>88
確かに小説書き初心者は「・・・」を多用する。
それによって微妙な間や雰囲気を表現したいのだろうが、
出来るところは描写やセリフでした方が良いんじゃないかな、と個人的に思います。
あ、カイジ系の独特の世界観を出したいための策だったら、上に書いた事は的はずれだけど。

99 :名無し物書き@推敲中?:04/03/02 20:29
>>96->>98
いいんす。リア厨で初心者だから。
アドバイス、参考にします。

100 :1:04/03/02 20:30
と俺が言ってました;
ついでに100頂き。

101 :1:04/03/02 20:48
「あちー……疲れた」
 木陰にたどり着くや否や、ゲルハルトが間の抜けた声を上げる。彼はその
 ままドサリと体を地面に預けた。
「ボヤくな、王女はまだ音を上げてないぞ」
「アレク……厳しすぎ」
「フン」
 アレクはだらしなく横になるゲルハルトの側に腰を降ろした。身につけた鎧
 ががちゃつき、少しうるさい。
「邪魔なようなら、脱いでもいいんだぞ?」
 緑色の鎧の主が言った。
「ん〜。でも、騎士の誇りってのもあるしさぁ」
 赤色の鎧が返す。
 彼は寝返りを打ち、そのまま寝息を立て始めてしまった。
「先が思いやられるな……まったく」


102 :1:04/03/02 20:50
101のタイトルは「やるきナイト」です。

103 :昼飯:04/03/02 21:13
「王女、隣いいですか?」
 そちらを振り向いた。立っていたのは――――魔道士。手には
 包みをぶら下げている。
 返答を待たず、彼はそこに座った。
「1人っぽかったから。一緒に昼飯食べません?」
 そして、何も言ってないのに膝の上にその包みを広げ始めた。
「結局、あのままじゃ昼飯にもありつけそうになかったから、作っ
 ておいたんです。はい、どうぞ」
 彼は自分の分もしっかり口に入れつつも、その内の1つを差し
 出した。
「……これ、あなたが?」
「ああ、そうですけど?」
 思わずまじまじと見てしまった。
 驚きで目を大きくする自分に気付き、慌ててそれを受け取った。
 そして、それを口に運ぶ。
 驚きを通り越して、驚愕だった。
 一級の……おにぎり。米のやわらかさ、塩加減、海苔の量、大き
 さ、完璧だった。
 信じられない。これが庶民の味!?
「おいしい……」
 その言葉が漏れ出すように自然に出てきた。
「……上手いのですか?料理」
「え?ああ、そうですね……。確かに上手、って言われた事はあり
 ますね」

104 :昼飯:04/03/04 18:54
「誰に?」
「え?えーっと。まあ、助手、ですかね?」
「それは……?」
「い、いや別に。それより、この話はもう止めにして」
 結局、誰?助手って。
 まあいいや。先は長くなりそうだし、旅を続けながら少しずつ聞き出していこう。

「それにしても」
 一面の芝生に身を預けながら、レバンは言った。
「何か良いですねー。ミハル様って」
「え?」
 少しの間その目は宙を舞っていたが、すぐに首を横に曲げ、
「だってホラ、何ていうか……女の子っぽいじゃないですか。可憐で、品があって
 ……これで王族じゃなかったらなぁ」
 また目を空に向けた。その空の色は、彼の瞳の色とよく似ていた。
 はぁ、と小さくため息をつき、重そうに上半身を持ち上げた。
「王族ではなかったら……どうするのですか?」
「うーん。そうだなぁ」
 特徴的なその眠そうな目を全く動かさず、彼は言った。
「結婚する」
「……ッ!?」
「ははは。冗談ですよ。少し」

105 :10:04/03/04 20:39
ヤター! まだミハルが登場している!
1さんありがとね。

106 :名無し物書き@推敲中?:04/03/06 00:17
ここまでのあらすじ書いてくれないかね。
場合によっては、俺にもそれなりの覚悟がある。

107 :1:04/03/06 09:50
>>105
ミハルさん、レギュラー確定です;

>>106
それじゃ簡単に。

このクラスト大陸は、なんだかんだ言って平和だった。昔大きな戦争があったらしいが、
昔すぎてもう伝説化しちまってる。
さて、今日も今日とて平和だったクラスト大陸だったが、いきなり西の大国「ダロス」が
戦争始めやがったじゃねえか!
ダロスは隣にある「ビゼン」、「へイストス」に侵攻、次々と拠点を落として行きやがる。
 さて、東の大国「ヤーファ」はこの知らせを聞き、一刻も早く連中を止めなければと考え
た!しかしヤーファは国の新体制作りで兵も金もない!仕方なくヤーファ国王は大陸中に名
を馳せた傭兵を集め、ダロスに立ち向かわせた!
 傭兵の1人は孤高の女剣士エーヴェル=カシスタミア。
 もう1人は今失われつつある魔道の力の持ち主、レバン=フェレシウス。
 彼らは宮廷騎士のアレクとゲルハルト、ヤーファ王国第三王女のミハルと共に、何となく
無謀な戦いに身を投じる。
 しかし、彼らは監視させられていた。謎の青髪の男、シグルド=フランヴェルジェと、
 剣士シーザ=アレドヴァル、騎士レアナ=ブリュンヒルドによって……

108 :名無し物書き@推敲中?:04/03/07 01:03
>>107
悪いがそれじゃあんまりわからん。
もう一回やりなおしてくれ。

109 :名無し物書き@推敲中?:04/03/07 01:20
>>108
わかるだろ
つーか人に頼む言い方かよ

110 :1:04/03/07 10:55
>>108
うう、頭が痛い。あらすじなんて思い出せ……た。
ちょっと長くなりますが、ご了解を。

111 :あらすじ:04/03/07 11:23
 クラスト大陸。そこには天敵を持たぬ「人」が大陸中に広がり、独自の文化や生活観
を持ち、小さな争いこそあれ、平和な毎日を「人」は送っていた(伝説では、4000年前に
大陸中を巻き込む戦争が起こったらしいが、真偽は定かではない)。
 しかし、クラスト新暦4204年。大陸西に国土を持つ武の大国、「ダロス帝国」は隣に位
置する王国「ヘイストス」、和の国「ビゼン」に侵攻し始めた。
 突然の奇襲に「ビゼン」の要所は瞬く間に陥落。「ヘイストス」の要所も次々と破られて
いるらしい。
 この知らせを聞いた西の大国「ヤーファ」は自国を守るため、兵を向けようとした。
 しかし、ヤーファ王国は国の新体制作りに追われ、兵も資金もない。
 仕方なく、ヤーファの国王はその名を使って傭兵を募った。もう頼めるのは傭兵しかい
ない。
 ほとんどの傭兵はその要請を辞退したらしいが、2人だけ、それに応じた者がいた。
 1人は大陸中にその名を馳せる、凄腕の女剣士、エーヴェル=カシスタミア。
 もう1人は今では失われつつある魔道の力を持つ魔道士、レバン=フェレシウス。
 彼らは宮廷騎士団の若き騎士、アレクとゲルハルト、ヤーファ王国の第三王女の
ミハルと共に、先が見えない戦いに身を投じる……。
 その一方で、謎の青髪の男、シグルド=フランヴェルジェが動く。その配下には、剣士
シーザ=アレドヴァルと騎士レアナ=ブリュンヒルドがいた……。

112 :1:04/03/07 11:25
あとは本編を読んでください。

113 :104の続き:04/03/09 17:35
 乾いた笑い声を上げながら彼はまたごろりと寝転んだ。
 どことなく面倒くさそうな動作だった。しかし、その姿を見ていると
何故か怒りがわいてこない。
「はははは。はぁ」
 急に笑い声が止まり、いつも以上にだらしのないため息が追って
出てきた。
「……どうしました?」
 ミハルが恐る恐る聞いた。というか、慎重に。
「……疲れたなぁ」

114 ::04/03/13 20:37
 軽い昼食をとって、彼らはまた半日ほど歩いた。
 彼らの次の行き先は、貿易によって栄える都市、ドーター。様々な品物、
情報が絶えず飛び交い、その賑わいは日が落ちようとも変わる事がない。
 しかし、ソラディアからドーターまでの距離は、どんなに急いでも2日はか
かる。しかし、3日はかからない。
「大分日が落ちてきたなぁ……」
 彼らの周りにはすでに漆黒の闇が漂い始めていた。ひらひらと舞う小さな
虫はすでに姿を消し、緑色の草原は暗いオレンジ色に染まっている。
「隊長、今日はこの辺で休みましょう。その内足元も見えなくなりますよ?」
 そう提案したのは、魔道士であり、ヤーファ王国に雇わた傭兵レバン=フェ
レシウスである。術を使う者が着る一般的なローブとは異なり、その風采は
剣士に近い。動きやすいやや厚手の布製のズボン、刺のように尖った不思議
なマントなど、魔道士には見えない格好をしている。
 もっとも、その不思議な格好もこの闇に包まれれば無きに等しい。ただの暗
い色の服である。


115 ::04/03/18 14:00
「……いや、ダメだ」
 そう答えたのは、レバンから少し離れて佇む金色の剣士。
「徹夜で歩けば今日中にドーターには着く。ドーターにさえ着けば、
十分な食事、宿もとれるだろう。……こんな所でグズグズしてい
るヒマはない、そうだろう?」
「そりゃ、そうですけどねぇ……」
「なら良いだろう。徹夜で歩く」
 金色の剣士はそう言って歩き始めた。
 しっかりと耳に入っていたのか、他のメンバーもそれに続いて歩き
出した。
 驚いて、レバンは剣士に駆け寄り、肩を掴んだ。
「ちょっと待って下さいよ。夜歩いてる途中に奇襲でもかけられたら
どうするつもりですか?」
 それを強引に振り払うと、剣士はその瞳をレバンに突きつけて言っ
た。
「私達の事が知られているわけないだろう。私達は騎士団として戦場
に行ってはいない。こっちだって情報を流した覚えは無いし、そもそも
ロクな情報がないだろう、私達には!」
 毅然とそう言い放ち、剣士は踵を返して歩き始めた。そして、他の者
もそれに続く。
 しかし、1人だけ腕を組んだまま動かない者もいた。
 バラッド=シェイル。百発百中の弓騎士だ。
 彼は腕を組んだ姿勢のままレバンに歩み寄り、言った。
「……甘いな、あの剣士さんは」
「剣の腕はいいよ。だけど……腕がいいだけだ、軍団戦や各々の素性、
集団の難しさっていうのが……分かってない」
「だな。そもそも、お前が敵のスパイじゃない、なんて保証、どこにも無
いんだからな」

116 :名無し物書き@推敲中?:04/03/21 21:44
1つ言っておくぜ、1よ。
お前はこれから、もしかしたら、あるいはだが、この創作・文芸板の神になってしまうかも知れん。
文はまだ荒削りだが、俺は可能性、素質があると思う。なんとなくだが。
最近書き込みが少ないようだが、頑張れ。

俺は応援している。がんばれ1。

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