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ダイソー100円ミステリスレッド

1 :密室博士:01/10/15 22:35
立ててみた。
公魚関係以外のダイソーミステリの感想はこちらにどうぞ。

147 :AI(artificial idiot):01/11/26 13:10
>>146さん
そのようですね。ジュブナイルがオリジナルのようです。

コバルトブルー誘拐事件―少年検事 白鳥暁シリーズ(1)―
秋元文庫(S52刊)

じゃ、大先生直々に、×××の知能は2歳児じゃなくて×歳児相当だということも知らんのか!
とかいうような、トンデモ反論を期待しようかな。
まあ、流石にそこまで読解力がない、ということはないでしょうが(w
知能と概念の区別ぐらいはついているでしょうし、普通。
通常、訓練によってコミュニケーションを形成する過程で生成されるものを、
無理やり捻じ込んでみても、無から有は生じないですからね。
でもその辺を追求しちゃうと、ハードSFなみの理論が必要になるだろうし。

これ単純に、犯人の側が相手の概念を習得して、相手の言語(らしきもの)で
刷り込んだ、とすればある意味セーフだったのになぁ。
だとすると、リメークした方の怠慢?それとも遠慮があったのかな(w

148 :ねつてつ:01/11/26 15:31
しかし…
かつて出版された本の手直しや、ジュブナイルをリメイクしたのやら、
箸にも棒にもかからない作品ばっかりな印象。
底の浅い企画だなあ。
仕掛け人の某先生は「出版界に楔を打ち込む」的な発言をしていたが、
第2弾が出るかも怪しいもんだ^^;

149 :名無しのオプ:01/11/26 16:15
全然、全く、何の関係もない話だけど。
昔ハヤカワミステリ文庫から出てたウィリアム・アンダーソンとか
いう作家の「それいけイルカ探偵!」ってどんな話なんだろ?

>>144-145
しかしそこまでやるとチョムスキーとか生成文法とか小難しい
話になってしまいそう……それはそれで読みたくないなあ。
あ、もちろん「コバルトブルー」を擁護するつもりはさらさら
ないけどね。

150 :380:01/11/26 16:17
藤宮弥生「贋作名画殺人事件」(シリーズNO.20)

一応美大出身なので抑えておきましたが・・・





なめんな!

151 :名無しのオプ:01/11/26 16:43
公魚親方の女事件記者シリーズ2冊読んだ。
評価は、一巻がσ(´ー`)、二巻が(´-`;)ゞあたりかな。
一巻は百円という値段を考えればそこそこ楽しめたが、
二巻は半分くらい読んだあたりで密室のトリックが分かっちゃった。

152 :AI(artificial idiot):01/11/26 19:51
>>149さん

いえ、完全にそういうやつでしたら、私もミステリとしては読む気がしません(w
そこをある程度噛み砕いて、読み手の知的好奇心をくすぐるのがプロの力量かと。
事実、単にキャラ萌えだけだったら、京極作品がこれほどのベストセラーになる、
なんてことはなかったと思います。

まあ100円ミステリにそこまで求めるのは酷でしょうが。
でも、単純に>>147のようなやり方でも、処理できたはずなのになぁ。

あと、軍団以外の人で「コバルトブルー」を擁護してやろうという奇特な人が
皆無だとしたら、それはそれでちょっと寂しいかも。
馬鹿ミステリの愛好者としては(w

153 :AI(artificial idiot) :01/11/26 19:52
21 隣人に花と紅茶を
   著者・・・牧南 恭子
   ジャンル・・・知能犯vs警察小説

σ(´ー`)

団地の顔なじみが殺された。好奇心旺盛なフリーライターのヒロインは、
目下煮え切らない仲の恋人である年下の大学院生と共に、事件に首を
突っ込んでいく。大のコーヒー党である被害者の部屋に残されていた、
二人分のカップに隠された謎。五客か六客か、それが問題だ(w

著者は元霧島那智のひとりにして、山村教室の門下生。
上下巻の力作、「帰らざる故国」の著者らしい(すみません、未読です)
肝心の本作ですが、小説としてはまあまあ、ミステリとしては凡庸。

これが(´-`;)ゞにならなかったのは、ひとえに28あたりとのバランス感覚ゆえです。
>>57-58の論議でも判るように、境界線ギリギリの作品だと思います。
ただ、このカップル探偵のシリーズの前作「爪先」って、なんと講談社ノベルスなんですね。
10年前の作品の続編というのも考えにくいので、改作か没作品の手直しの可能性もあり。

あと、どうでもいい突込みですが、あの方法で採取しちゃうと左右逆になるのでは??
別に直接付着したやつを使えばいいと思うんだけどな。あと犯人が被害者の趣味嗜好を
知らなかったというのはまずくなのいかな、各種証言から考えるに。
ま、いいか、そんなこと。やっと1/3か。

154 :名無しのオプ:01/11/26 20:19
ガンバレ

155 :AI(artificial idiot) :01/11/26 20:19
ありゃ、21はジャンル、ミスってました。
ライトミステリー系素人探偵物、
です。

ま、どうでもいいか、そんなこと(クドイ、っちゅうねん)

156 :名無しのオプ:01/11/26 20:33
AIさん、いつも分かりやすい書評をありがとう!
ふと名前が出たので出てきました、このスレの75です(w
前言をくつがえすようで悪いけど、
>その作品世界内では緻密に構成されていれば
自分もある程度の馬鹿トリックはOKです。
例えば「魍魎の匣」のように、あの時代にあの技術が実用できたのか?
という事も、それを許せるだけの世界観やキャラ立てが出来ていれば、いいです。

で、読んでもいない「コバルトブルー」をいきなり許せないと言ったのは、
他の概要もいい加減だったから、トリックの説明もいい加減だろうと判断したの。
まずAIさんがおっしゃるように、×××にどのようにして距離だの場所だの、
人間の概念によって決められた物を刷り込んだのか?が説明されていそうに
なかったし。
それに、以前公魚スレでも出たように、十億円で買ったダイヤは十億円の現金
にはならないし。
アジア圏内でのダイヤの引き取り価格は、バブル崩壊時に日本から放出された
ダイヤがだぶついて市場価格が下がってるから、売値の三分の一以下。
その上、闇ルートで取引だろうから、それで正規の取引価格よりいいわけなので、
まあいいとこ三億くらいになるかな?
誘拐して、荒唐無稽なトリック使って、実際手にはいるのが三億って、どーよ?
あのトリック使って商売始めた方が、ずっと金になる気がするんだが、気のせいか?
ダイヤの取引価格なんて、一介の2ちゃんねる族にも調べられることを調べてない、
馬鹿トリックを、読者を納得させられる形に昇華させない(させられないのか)
・・・その姿勢が許せんのよねー。

157 :名無しのオプ:01/11/26 21:07
しょうがないスよ。作家も本もピンからキリまで、トンデモからケッサクまで。
このスレではそれを踏まえて楽しみましょうよ。
と、いうわけでAIさんお願いします。(・∀・)ノ ガンバッテ 

158 :名無しのオプ:01/11/27 11:01
>>156
読んでない割に的確な批判だなあ(笑)。

159 :名無しのオプ:01/11/30 22:17
AIさん、おうえんあげ!

160 :AI(artificial idiot) :01/11/30 22:23
20 贋作名画殺人事件
   著者・・・藤宮 弥生
   ジャンル・・・お嬢様系ピカレスク(?)

(´-`;)ゞ

ヒロインは落ちぶれお嬢様。親の遺したコレクションの贋作を自作しては、何とか糊口を
しのいでいる。よりにもよって税務署が来るその日に、庭で他殺死体を発見したから、
さあ大変!しかも被害者はこの前、贋作疑惑を取材にきた女記者じゃないの。どうしよう、
このままじゃ私が犯人にされちゃう!かくて屋敷を訪れた骨董屋の若旦那を巻き込んで、
お嬢様の大冒険が始まった!

作者は公魚軍団初段。まあ贋作に関しては、「ギャラリーフェイク」を熟読して出直してもらうとして。
これねぇ、基本的なアイディアだけに限って言えば、σ(´ー`)でも十分いいと思うんですが。
ただ>>116にもある通り、いかんせん書き方が悪すぎる。お嬢様が都合よく何でもこなしちゃうし、
メリハリがないというか、もっと次から次に色んなピンチを設定して、滅茶苦茶な方法で強引にそれを
乗り切っていくという展開にすれば、いっくらでも面白くなったと思うんですけどねぇ。

作中、筆跡偽造を練習するくだりで「太陽がいっぱい」にチラと言及していますが(まさか「リプリー」か?)、
作者が見るべきだったのは、明らかにハワード・ホークスの映画でしょう。
特に「ヒズ・ガール・フライデー」と「赤ちゃん教育」。うーん、激しくないものねだりのような気が(^-^;)

前者ではケイリー・グラント演ずる新聞社の編集長が、元妻の有能な記者が再婚するのを妨害しようと、
あの手この手で悪巧みを行うのですが、これが憎めないどころか、爆笑に次ぐ爆笑!
こういう身勝手さだったら、>>117さんもきっと楽しめたはず。
それから後者でキャサリン・ヘップバーンが演じた、豹を飼っているお嬢様。婚約者もいる堅物の
大学教授(180度違う役をケイリーが演じています)を振り回した挙句、人生を滅茶苦茶にしちゃう
あの爽快なまでの強引さ。若旦那とお嬢様の関係は、あんな風にこそ描かれるべきなのになぁ。

結局、この手の話は、往年の都築道夫クラスの才人でなければ手を出すな、ってことかな。

161 :名無しのオプ:01/12/06 11:32
AIさん、とうとういやになっちまったのかしら。
わかさぎ軍団篇に入ってから、ぱたっと書き込みがやんじゃった。

162 :名無しのオプ:01/12/06 12:04
口直しに他のミステリーを読んでるのかな。
でも、そのうちきっと気を取り直して再開してくれる…かも。

163 :名無しのオプ:01/12/06 12:08
AIさん「インターネット殺人事件」を頼む立て直してくれ。
このままだとダイソー100円ミス烏賊だ。
『虚城 〜インターネット殺人事件』ってプププ・・・ジサクジエン。

164 :名無しのオプ:01/12/09 12:11
321 名前:名無しのオプ :01/12/09 12:08
今月号の公募ガイドに100円本作者(アイタタタ)とミポリンが
作家ヅラして座談会してます。かなりイタくてもう苦笑するしかないです(藁)
作家サークルに入った方がいいとか、デビューには人脈が必要とか、
もう、バカサギの毒に犯されて逝っちゃった人たちの大爆笑座談会です。
あいつら、「自分は作家なんだ!」というちっぽけなアイデンティティを
必死になって維持しているがいじらしいです。
そういうことやってるから、彼女らは一生、バカサギコミュニティの人間や
三流作家としか友好関係を築けません。かわいそうに…。
今さえ良ければいいんでしょうかね。わたしは他人事とはいえ、かわいそうで…。
赤い表紙です。立ち読みしてみましょう。

165 :名無しのオプ:01/12/10 01:58
あげ

166 :名無しのオプ:01/12/10 17:39
田代まさしのミステリー書けよ100円本作家ども。
覗きに魅せられたタレントの悲哀をちゃんと描けよゴルァ。
買ってやるから。

167 :名無しのオプ:01/12/10 20:54
age

168 :AI(artificial idiot):01/12/13 01:11
みなさん、どうも申し訳ありませんでした。
このところ仕事が忙しくて、お休みさせていただきました。
現在16を読み始めたところです。
未ウプの分もボチボチ再開するつもり。
心を入れ替えて(w、 がんばります。

169 :名無しのオプ:01/12/13 02:43
AIさんがんばってね♪

170 :AI(artificial idiot):01/12/15 02:38
19 隣人たちの秘密
   著者・・・紫野 直子(http://www.cac-net.ne.jp/~fallmoon/shino11.htm#P989
   ジャンル・・・郊外系サスペンス

(・∀・)ノ

平凡な主婦が人気物件の新興住宅地に越してきて2年。同時に越してきた
隣人達の子供も皆、娘の同級生だった縁で、近所付き合いが始まった。
平穏そうに見えた主婦達の生活にも、一皮剥けば惨劇の種が隠されている。
ある日公園で起きた子供達の諍いをきっかけに、日常の崩壊が始まった・・

現実に起こった事件や世相と上手く絡めながら、大人の筆致で「家族生活」の悲劇が
描かれた作品です。
多かれ少なかれ、誰もが日常の中に暗黒面を閉じ込めて日々を送っているわけで、
ふとしたはずみにそれが表に出てしまうと言う現代社会の得体の知れなさが、
じわじわとこちらの心にリアリティーを伴って浸透していく、そんな印象を持ちました。

作者のHPは現在休止中のようですが、まるで蜘蛛の巣に誘い込まれるように、
ページを進んでいく仕掛けになっていて、作品のスタイルとの共通点が伺えるかも。
>>120さんの絶賛さんの絶賛もうなずける出来です。
終盤、やや展開が急かなという点あるので、いま少し枚数のある企画で、
この作品を書いてもらいたかったなぁ。

171 :名無しのオプ:01/12/15 22:10
ごくろうさまです。ほんと指針になります。AIさんバンザイ。

172 :AI(artificial idiot):01/12/17 02:58
18 信州安曇野殺人事件
   著者・・・鏡 京介
   ジャンル・・・推理小説(w

(´-`;)ゞ

ボランティア団体を主宰する主婦が、活動のために訪れていた安曇野で、偶然
知り合った大学院生の殺人事件に巻き込まれた。なぜか死体の傍らには、夫が
勤めている会社の教科書見本が落ちていた。一般には出回っていないはずの、
出版前の見本が何故こんなところに?夫にかけられた殺人容疑を晴らすため、
主婦は団体メンバーの私立探偵と共に事件の解明に乗り出した・・・
果たして八面大王の祟りとは、何を意味するのか?(w

ある意味今までのラインナップで、これが一番「推理小説」らしい「推理小説」でした。
割とまっとうだし、何とかσ(´ー`)を進呈したかったんですが。
残念ながら、ミステリの作劇法に重大な欠陥があるためにマイナス一点しています。
作者は、登場人物が知っている情報と読者に開示した情報が、必ずしもイコールには
ならないという単純な原則を無視しているからです。

例えばAが調べたある事実が、読者に開示されたとします。その事実の内容と、
BがAよりも早くその事実を知っていたかどうかは、全く別次元の情報のはずです。
しかるべき描写を通してそのことも読者に伝えるか、あるいは当然そのはずだと、
読者が推察できるように手がかりを出すべきでしょう。

173 :AI(artificial idiot) :01/12/17 02:59
(172の続き)

ところがこの作品、犯人があるブツの正体と素性をどうして正確に知りえたのかという、
重大なことが謎のままなのです。もし犯人がこの情報を知らなかったら、この犯罪は
起きるわけがないので、ある意味作品を成立させるための重要な鍵なのですが。

探偵が捜査の過程で偶然ブツの正体と素性を知りえたからといって、犯人も当然
それを知っていたという前提のまま話を進めてしまうのは、本当に無理があります。
どう贔屓目に読んでも、知りえるはずがないんですよ、このシチェーションでは。

そういえば電話を巡る情報についても、完全に時系列を勘違いしているところが
一箇所あったし、もう少し細部を見直すぐらいはして欲しい。
あと、さんざん八面大王の祟りだと意味ありげに繰り返したんだから放置せずに、
何かの形で有機的に生かしてもらわないと、読む方としては切ないですね。

全体的に辛口になっちゃいましたが、このクラスの作品がもう少し頑張ってくれれば
100円ミステリのレベルもアップするんじゃないでしょうかね。

174 :AI(artificial idiot):01/12/17 23:48
17 血塗られた絆
   著者・・・根津 兵介
   ジャンル・・・追跡行系ハードボイルド

(・∀・)ノ

女子プロレスの女王だったヒロインは、武闘派組長の妻の座に収まり現役を引退。
歴戦の代償に、子供が生めない体になっていたため、当時十歳だったハーフの
美少女を養子に迎えた。稼業も家庭も順風に見えた8年後、惨劇は突如起きた!
二人組の襲撃者に胸を打ち抜かれ、夫を殺害され、娘を連れ去られてしまったのだ。
夫の仇を討ち、娘を奪還する!それだけを思い、今日もヒロインは卑しい街を彷徨う。

元女子プロレスの女王にして極道の妻、これ最強!
「チーム」同様類型的ながら、劇画チックなキャラ造詣の面白さが光る作品です。
脇役も含め、いい味出ていますね。

とにかくタフで懲りないヒロインが、毒舌吐きながら男達を向こうに回して大暴れ!
彼女が執念で突っ走る姿に乗れれば、いささかご都合主義のストーリーなんて、
きれいに忘れて楽しめます。例え萎え!な人でも、σ(´ー`)な1作でしょう。

格闘シーン多し。特に白眉は氷雨の中、河原で繰り広げられる、女子プロ時代に
宿敵だったヒールとの、命を賭けたセメントマッチ。燃えて下さい(w

175 :名無しのオプ:01/12/18 20:49
けっこうおれ好みのジャンルがあるんだな。17とか。
読んでみよっと。

176 :名無しのオプ:01/12/20 05:30
ライトノベル板/2chライトノベル大賞2001下半期のお知らせ

大賞部門
●下半期に発売されたライトノベルで一番良かった作品を投票してください。
●1人3作品まで投票できます。それ以上の投票は無効とします。
●シリーズ、分巻はそれぞれ分けて投票してください。
 シリーズまとめて投票、また何巻かわからない場合も無効とします。

ベストキャラクター部門
●下半期に発売されたライトノベルに登場した生物ならなんでもOK。
 性別関係無く、一番と思うキャラを挙げて下さい。
●一番を決めれない場合は1人3キャラまで投票できます。
 その場合当然複数のキャラに等しく1票ずつ入ります。
● キャラ名(作品名)の形で投票して下さい。

イラスト部門
●あなたが一番気に入ったイラスト、作品に合っていると思ったイラストに
 投票してください。1人1票です。
● 作品名(絵師)の形で投票して下さい。

●投票期間は2002年1月1日から1月20日まで。
●下半期(2001年7月1日から12月31日まで)の作品リストはこちら。
http://green.jbbs.net/movie/bbs/read.cgi?BBS=170&KEY=1008018030
●リストはあくまで参考です。リスト以外の作品でも、
 対象期間内に発売されたものであれば、投票できます。
●あなたが投票した理由も書くと他の人の参考になります。

http://natto.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1004001978/l50

177 :AI(artificial idiot) :01/12/30 17:02
またまたスレストで、申し訳ありません。
実は100円ミステリのラインナップそれ自体に、あるトンデモ・トリックが仕掛けられていた!
という事実に気がついたものですから、証拠の品を入手しようと奔走しておりました。

残念ながら現時点で、半分しか証拠を入手できていません。肝心な証拠の方が入手困難なもので。
(その代わり「夏アス」のオリジナル版GET....って、師走の忙しい時に何やってるかな>自分)
ですがこれ以上かかると、こちらの気力も萎えてしまいますので、新年の適当な時期に再開するつもりです。

それにしても....「これ」はないよなぁ。読者を何だと思っているんだろうか、本当に。


それでは皆様、良いお年をお迎えください。

178 :名無しのオプ:01/12/30 23:40
↑それって一体、どういうことなんですか??
気になって年を越せそうもありませんよお!

179 : :01/12/31 10:13
>>177
さて、読者の諸君。
必要な情報はすべて出揃いました(か、どうかは知らないけれど)
ここで一度スレを読む手を休めて推理をしてみましょう・・・
答えは新年の適当なところで。

ということでしょうか?(w
ああー、オレも気になる。
俺の推理は・・・全部焼きなおし(と再発)?

180 :名無しのオプ:01/12/31 11:33
おれは「わかさぎ弟子」のだけ書き下ろしが混ざっていて、
あとは全部焼き直しと再発なんじゃないかと思います。
結局「わかさぎ文庫」ってことか。

181 :柏木美南:01/12/31 15:42
今年一番の優良スレ!!age

182 :蝙蝠男@負け組:01/12/31 23:16
わしの推理はタイトルが暗号になってワカサギ氏を讃えている、とか(自嘲藁

183 :AI(artificial idiot):02/01/05 01:55
新年おめでとうございます。
それでは、「100円ミステリのラインナップそれ自体に仕掛けられた
トンデモ・トリック」の解決編と参りましょう(w

皆さん、焼き直しと再発に関係していることは薄々お気づきのようですが、
これは空前絶後、まさに究極の焼き直しトリックと言えるでしょう。
しかもそれを隠蔽するために、100円ミステリのラインナップ自体に、
あるトリックが仕掛けられていたのです!

何と100円ミステリの中には、ある同一作家の焼き直しとそのオリジナルが
両方とも収録されており、しかも片方だけペンネームを替えることで、
別人の作品に見せかけたものが存在していたのです・・・・
そう、一人二役。まさにミステリの王道(w

謎解きの前に、まずは以下の2作品の概要をご覧下さい。

184 :AI(artificial idiot):02/01/05 01:57
16 就職超氷河期の殺人
著者・・・淺川 薫
ジャンル・・・ライトミステリー系素人探偵

(´-`;)ゞ

平成女子大推理研究会の会長は、只今入社試験25連敗中。
ある日ボーイフレンドの新米刑事と共に、美人女子大生を万引き犯と
誤認してしまう。しかもその女子大生が抗議めいた遺書を遺して
自殺したから大ショック。だが他殺の疑いが浮上、持ち前の好奇心で
事件解決に乗り出した。

15 夏の終わりの三重殺
著者・・・玉川 散歩
ジャンル・・・ライトミステリー系素人探偵物

(´-`;)ゞ

ヒロインは目下就職浪人転じて司法試験浪人中。彼女の男友達の
父親が殺され、その部下が犯行を自白する遺書を遺して自殺した。
しかし何かが引っ掛かる。ヒロインは被害者の旧友であった窓際族の
父親と共に、真相究明に乗り出した。

185 :AI(artificial idiot)@連続ご容赦:02/01/05 01:59
一見別物のように見えるこの2作品、しかし読み進んで行くうちに、
私はある疑惑を覚えざるをえませんでした。
偶然にしては、似すぎている点が多すぎる!

両作ともヒロインは落ちこぼれ、優秀な姉がおり、父親は窓際族。
16は刑事のボーイフレンドから、15は憧れている新聞記者から
捜査情報を提供してもらいます。
そして双方自殺に見せかけた殺人事件に巻き込まれるのですが、
16は自筆の遺書、15には被害者の声で留守電に遺された遺言の
メッセージが存在し、それをどうやって捏造するかというトリックが、
基本的に同系統の発想に基付いたものなのです。
しかもダミーの容疑者をFAXで呼び出すという手口が全く同じ。

ヒロインの身近に容疑者が出るや、彼らのとる行動パターンも、
ヒロインが容疑者リストから彼らをはずす論理も完璧に同じ。
それからとどめは両作品とも、自分の息子が犯人だと誤解し
た母親が嘘の自白をするという展開がある上に、彼女達は
揃ってガンで余命幾ばくもないという設定なんですから。
類似点は、あげれば他にもまだまだありますが・・・

でも一番トホホだったのは、双方のアリバイトリックでしょう。
これもまた同系統の発想に基付くもの。創作上これ使うと、何でも
できちゃうから禁じ手にして欲しいし、現実面でも露見し易いから
普通やらんでしょうというトリックを、堂々と使っているんだもんなぁ。

186 :AI(artificial idiot)@連続ご容赦:02/01/05 02:01
そして疑惑が確信に変わったのは、15のこの描写。
「というのも、このあいだ読んだ『就職超氷河期の殺人』というキャンパス・ミステリーに、ガンに冒された母が、息子の身代わりに自分が犯人だという遺書を書いて自殺をはかった例があった。」

やれやれ。アリバイ工作の挙句、尻尾出したようなものです。
早速調べると、16と15は玉川散歩名義で廣済堂から出ていた
作品の再発であることが判明しました。
つまり、淺川 薫氏と玉川 散歩氏は同一人物だったのです!
出版年度から見て16がオリジナル、15が後にそれを焼き直して
別物に仕立てた作品だと考えてもいいでしょう。

わざわざ15を別名義に変えてラインナップに加えた上、それを
堂々と連番で並べてしまうあたり、まさに100円ミステリの真骨頂
と言えるでしょう。          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ただひとつ作者の名誉(?)のために弁護するとしたら・・・
>>89でも判るように、この人単なる再発じゃなく一応手を加えてます。
今回、こんな事態になって一番あせったのはこの人なのでは?
で、別名義にして、特に15には色々手を加えたんじゃないでしょうか。
そうじゃないと、16に比べて15の破綻は酷すぎるんですよ。

第一の事件の動機が全く辻褄が合わなくなっている上、ある殺人犯が
何事もなかったかのように熊本で働いていることになっているし??
なるべく別作品になるように手を加えたすぎて破綻したのか、以前
焼き直した時から既にそうだったのか、現物を入手して確かめたかった
・・・って、全然弁護になっていませんな(w  弁護の余地もないし。
有罪!ヽ(`Д´)ノ

187 :名無しのオプ:02/01/05 09:26
なるほど。ちょっと15と16ってえのが引っかかりますね。
このあとはもしかして、14≒17、13≒18、(中略)・・1≒30とかなってたら
それこそすごいことですね。(藁

AIさん、いつもながらの鋭い鑑識眼には敬服しております。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。

188 :名無しのオプ:02/01/05 10:43
謎解き面白かったす。ご苦労さま>AIさん

それはそれとして、>>180はどうなの?公魚と無関係な書下ろしってあるの?

189 :名無しのオプ:02/01/05 10:57
AIさん、いつもおもしろい情報提供ありがとうございます。
いやー、旧版と改版の同時出版か……すげえ水増し。
ここからはネタだが、高村薫も別名義で「わが手に拳銃を」再販したらどうだろう。
百円ミステリで、三分冊くらいでやれば全部収録できるんじゃないか。

190 :179:02/01/05 11:53
AIさん、お疲れ様でした。
なんと、そんな恐ろしい事が起きていたとは。
いや、ほんとミステリー。今度手にとってみよう。<買わないけど

191 :名無しのオプ:02/01/05 20:07
近来希に見る良スレだ・・・・・・

192 :名無しのオプ:02/01/06 01:33
 今日、友人宅でのパーティで、1000円程度の本を持ち寄り、交換会をしたので、
100ミスを10冊、後ろから買って包装し、さらにAIさんのレビューをおまけにつけて
出品しました。もらった人がミステリー好きだったので、良かったかも。

 にしても、驚きの結末だな。堂々と同じ物を並べるあたり、さりげなくやれば
疑われないという常套手段かも。ある意味、感動的です。
 関係者を全員広間に集めてからAIさんに謎解きして欲しかったな。

 恐るべし、100ミス。

193 :名無しのオプ:02/01/07 04:44
私も、この馬鹿トリックを皆にも知らせて笑ってもらおうと思って、
「コバルトブルーの誘拐」を友人らにクリスマスプレゼントしたのだ
けれど。
(結果、殆どの人が馬鹿トリックに辿り着く前に読むの挫折だった(w)
「コバルト〜」の馬鹿トリックを凌ぐ、そーんな大トリックが100
ミス自体に仕掛けられていたなんて!
次回のプレゼントはその二作に決定ですわ!(藁

194 :名無しのオプ:02/01/09 03:49
この掲示板の趣旨には合わないことをはじめに謝ります。
ごめんなさい。
そのうえでどうしても教えていただきたいことがあります。

「石川誠壱」氏

なる人物について、御存知の方はいらっしゃいますでしょうか。
Google検索の結果、この掲示板に過去3回ほど名前が登場しているのですが、
彼(と思われる人物→ハンドル名酷似)がとあるミステリ系ページの平穏を乱しています。

ファン同士が語り合う穏やかな掲示板に誹謗中傷を書き散らし、
得意げに自説だけを振り回して去っていくという暴挙を3回されました。
ネチケットの一つもわきまえない彼を許すわけにはいかないと思っていますが、
彼の情報が一切手に入りません。

この掲示板が最後の頼りなのです。
ミステリを愛する皆さんに、「ミステリページ荒らし」駆逐に力を貸していただきたいのです。
「石川誠壱」氏について情報をお持ちの方、些細なものでもいいので教えてください。
皆さんのご協力をよろしくお願いします。

この書き込みがこの掲示板の趣旨に合わず、
不愉快なものであると判断された場合には削除してください。
改めて非礼をお詫びいたします。

195 :名無しのオプ:02/01/09 04:14
石川誠壱を相手すると調子に乗るから
無視しろって。

196 :名無しのオプ:02/01/09 12:58
AIさん、ご苦労さま&お疲れさまです。
あまりの展開にびっくりです。

> そして疑惑が確信に変わったのは、15のこの描写。
> 「というのも、このあいだ読んだ『就職超氷河期の殺人』
> というキャンパス・ミステリーに、ガンに冒された母が、
> 息子の身代わりに自分が犯人だという遺書を書いて自殺を
> はかった例があった。」

これ、わざわざ言及するってことは、作者は両方が出版される
ことを承知の上で、両方買わせようと思ってのメタ・サービス(?)
のつもりだったんじゃないでしょうか。(そもそもの廣済堂の元本
は絶版なんですよね?)

そんでもって、15は「(別人の作品であるはずの)16とも関連の
あるミステリ」というつもりで書き下ろされた(焼き直された)
ものなのでは。

作者は別の作品を書いているつもりで、しかし同じような思考回路、
同じトリック、同じアイデアしか書くことができず、結果として
焼き直しのような作品になった(が作家本人は気づいていない)
――という、
より「情けない」状況に1票入れてみます。

すごい、考え出すと本当に、100円ミステリ自体がミステリーだ……。

197 :名無しのオプ:02/01/11 01:56
AI(artificial idiot)さんって、もしかしてとみさわ昭仁さん?

198 :とみさわ昭仁:02/01/11 05:58
はいそうです。
いやーバレましたか。ふぉふぉふぉ

199 :名無しのオプ:02/01/11 15:11
>>198
マジですか。

200 :名無しのオプ:02/01/11 16:00
200get

201 :名無しのオプ:02/01/11 16:00
とみさわ昭仁さんの創作を見守るスレも作って欲C〜

http://homepage2.nifty.com/tomisawa/index.html

202 :AI(artificial idiot):02/01/11 20:01
>>199さん
もちろん違いますよ。198さんのメール欄を御覧下さい。
じゃあ私は、AI(artificial idiot)=玉川散歩説に一票。これぞ意外な犯人(w

さてみなさん、御感想どうもありがとうございました。
我が身を削って酔狂をやっている身としては、大変励まされました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
現在、No.12を読み始めたところなのですが、まだどうも引っ掛かることが(お前はコロンボか?

これが本物のミステリなら、御都合主義の誹りを免れないかもしれませんが...
実は先日偶然に入った古本屋で、何と廣済堂から出版されていた玉川散歩名義の3作目、
「殺意の協奏曲」という新書を発見してしまったんです。

まず驚いたのが、この人、「就職〜」と「夏の終わり〜」以外にも作品書いていたこと。
まさかこれ、2回めの焼き直しだったりして、と苦笑しながら手に取ってみると...
どうやら「夏の終わり〜」の探偵役、窓際父娘コンビのシリーズ第2弾のようです。

そこで沸き起こった新たなる疑問、その1。

まったくの別作品がありながら、なぜ作者はこっちを100ミスに収録しなかったのか?
そうすれば、わざわざオリジナルと焼き直しを、別名で収録しなくても済んだのに。
単なる版権の問題?でもこれも明らかに絶版のようだし...
などと考えながら、私は何気なく裏表紙の作者紹介欄を広げて見たのです。

----何ぃ?
そこには、私の予想だにしなかった、ある新事実が書かれていたのでした。
果たして私が見たモノとは?----続く(w

203 :199:02/01/11 22:19
恥かいた。「逝ってきます」って、こういうときに使うのかな……
AIさん、謎解き篇、たのしみにしています。
玉川散歩、この異常に筆名っぽい筆名の作者に、さらなる驚愕の秘密が!
霧島那智軍団だったら笑っちゃうな……

204 :名無しのオプ:02/01/12 01:01
>202
気になるage

205 :名無しのオプ:02/01/12 01:37
>AIさん
 ウェブページの袋とじなんてどう?

 にしても、100ミスの数倍は面白いのは、なじぇ?

206 :名無しのオプ:02/01/12 09:14
わくわく

207 : :02/01/12 11:22
AIさんたらまたこんな気になるじらし方を・・・
早く、早く答えを教えてくだされ!

208 :名無しのオプ:02/01/13 02:17
早く答えが知りたい。まだ?

209 :名無しのオプ:02/01/13 03:36
だーかーらー とみさわ昭仁は、いま自分でミステリ書いてるんよ。

210 :名無しのオプ:02/01/13 12:20
 近所のブクオフ行って探したが、さすがになかったよ>玉川散歩

211 :名無しのオプ:02/01/14 02:20
AIさん連休はお出かけですか?

212 :AI(artificial idiot):02/01/14 03:01
すみません。さっきまで仕事に追われていました。トホホ。

さて、問題の玉川散歩第3作「殺意の協奏曲」の裏表紙には、
こんな文章が載っていました。
「小説やノンフィクションも書く、二人の脚本家の合作ペンネーム。」
そう、一人二役の張本人は、二人一役でもあったというドンデン返し(w
まさにミステリ的。

この紹介文は、こう続いています。  ※括弧内は私の心の声です

「エラリー・クイーンにあやかったわけではないが(おい!)『文殊の
知恵』で(一人足りねぇYO!)無い知恵をしぼりだし(微量すぎ!)
『窓際族・加納父娘』の探偵コンビを基本に(その先があるのかよ!)、
パソコン通信で情報交換しつつ(...時代だなぁ)執筆」

しかし私が予想だにしなかった新事実とは、実はこの先の件りなのです。

「一人は都内北部に住み散歩と路上徘徊が趣味。一人は鎌倉に住み、
犬の散歩とテニスが趣味。父娘コンビの小説として『夏の終わりの
三重殺』(廣済堂出版)がある。」

一見、何の変哲も無い文章に見えますが、ここには玉川散歩の謎を
解くための、重要な鍵があるのです。
現在私が入手しているのは、この第3作と「就職超氷河期の殺人」の
元本の処女作「キャンパスはミステリー」ですが、「キャンパス〜」の
裏表紙の著者紹介欄には、こんなことが書かれています。

「東京郊外に生まれる。某国立大学卒。サラリーマンをへて文筆業に。
限りなくO型に近いA型。『街が書斎』派。主に公園のベンチ、プラット
ホーム、喫茶店、待合室などで執筆。趣味は、路上観察・路上徘徊、
写真。好きな言葉『お前の敵はお前だ』。」

213 :AI(artificial idiot)@連続御容赦:02/01/14 03:04
第3作のプロフィールと見比べてみて下さい。
もともと玉川散歩は一人しかいなかった、ということなのです!
ここから先は2作目の「夏の終わり〜」が未入手である以上、私の
推測でしかありませんが...

多分、2作目に行き詰まったオリジナル散歩が知人のミスターXに
協力を仰ぎ、ミスターXが処女作を大幅に焼き直すことを提案、
その結果できあがったのが「夏の終わり〜」ではなかったのか。
そして3作目では、ほとんどミスターXがイニシアティブを執り、
オリジナル散歩の貢献が非常に少なかったのかも知れません。

この結果、事実上玉川散歩は解散、100ミスにはオリジナル散歩の
単独作品「就職超〜」とオリジナル散歩に元アイディアが帰属する
「夏の終わり〜」しか収録できなかった。
そしてこの二つを別名儀にする際に、単独作品「就職超〜」には
浅川薫を当て、協力者のいた「夏の終わり〜」は玉川散歩のままに
しておこうとオリジナル散歩は考えた...

214 :AI(artificial idiot)@連続御容赦:02/01/14 03:06
まったくの別作品がありながら、なぜ作者はこっちを100ミスに収録
しなかったのか?という謎を、私はこのように推理しています。
もちろん、これらは全くの仮説にすぎません。
もしかすると大はずれで、滝に打たれて出直す羽目になるかも(w
しかしそれでも私は、玉川散歩の謎を解きたいと思うのです。

それはなぜか?
実は、ミスターXの正体が何となく見え始めたからです。
しかも彼がまるで読者に挑戦するが如く、自分の作品の中に、「俺が
ミスターXだ!」という痕跡を残して回っているとしたら?
何とも推理魂を掻き立てられるではありませんか。
では、もうひとりの玉川散歩の正体に迫る!という話は、いずれ改めて。
次回は、再び100ミスの感想でお目にかかりましょう。

鬱だ、明日も仕事...

215 :名無しのオプ:02/01/14 03:11
どー考えてもワカサキ先生じゃないのか? それは。

216 :名無しのオプ:02/01/14 07:10
>自分の作品の中に、「俺がミスターXだ!」という痕跡を残して回っているとしたら

馬鹿詐欺だったら、改行の癖で一目瞭然だしょ

217 :名無しのオプ:02/01/14 08:00
http://www.max.hi-ho.ne.jp/~http/

218 :名無しのオプ:02/01/14 22:24
おお、玉川問題、すげえ展開になってきた。まるで大沢在昌の中篇みたいだ。

219 : :02/01/15 02:31
ああ、なんとまたミステリー

220 :名無しのオプ:02/01/15 05:07
『隣人たちの秘密』 心理描写が秀逸。次作希望

221 :名無しのオプ:02/01/19 15:11
センセと美納瑞鳳だったら笑っちまうな。
つまり「霧島那智」。

222 :名無しのオフ:02/01/20 17:36
>>37
>ネットで著作権フリーとして公開している小説とか、
>勝手に100円で本にされても文句言えないのかな?
著作権だけフリーで版権は著者帰属なら、他者がそれを発行することは著者許諾が
ない限りできない


223 :AI(artificial idiot):02/01/22 03:43
さて、現在15までウプさせていただいたわけですが、12の
「祇園舞妓地獄変」を読み終えて、極度の脱力感を覚えました。
この先7まで、公魚軍団のオンパレードであることを考えると、
仕事も忙しいし、正直身も心も もちそうにありません。

そこで気分を変える意味でも、1から順番に読み進めることに
してみました。というわけで今回は、

1 納沙布岬殺人事件
   著者・・・伊吹 卓也
   ジャンル・・・昭和スタイル系「推理小説」

(´-`;)ゞ

元大学助教授の主人公が、納沙布岬でみかけた美しき謎の女性。
市川に戻った主人公は、顔馴染みの野暮天から恋の悩みを相談され、
そのお相手が雰囲気こそ違え、謎の女性に良く似ていることに驚く。
やがて主人公は謎の女性とも意外な形で再会するが、彼女の勤める
古美術商の血族が連続で殺害され、事件の渦中に巻き込まれていく。

まずこの小説には、強烈な謎と呼べるようなものがありません。
ただ事件が起って、凡庸な真相が明らかになっていくだけです。
一応、犯行の動機がポイントではあるのですが、それも推理に
よって見当がつくようなものではなく、素人探偵の主人公が
北海道で聞き込んできた因縁で説明されたりします。

犯人の計画の中核をなす重要な事実すら、後出しジャンケンの
ような形ででてくるし、しかも地の文でアンフェアな前振りが
されています。

224 :AI(artificial idiot)@連続御容赦:02/01/22 03:47
何というか、2時間ドラマをみながらのコタツ談義で出される
推理もどき(ただの思い付きとも言います)そのものの展開で、
真っ当なミステリ読みならこのわずかな地の文で、その事実を
あらかじめ可能性から除外しちゃうはずだと思うんですがね。
なんであそこを、伝聞形で書かかなかったんだろう?

ただし、全体的に古臭くさいものの、作者の文章力は100ミス
作家の中では断トツに抜きん出ています。それは確かです。
(古臭〜いベッドシーンなどのサービス描写も忘れていません)

それもそのはず、どうやら作者の伊吹卓也は2の「紫陽花寺
殺人事件」の著者、吉岡道夫と同一人物のようです。
吉岡道夫と言えば、漫画原作やシナリオの分野ではベテラン、
88年には『鬼火列車』、89年には『メービウスの魔魚』で乱歩賞の
候補にもなった人物。
100ミスの中では間違いなくビッグネームに入るでしょう。

文中、主人公のことを警視庁の警部が以前東大寺お水取りの
事件で協力してもらったことがあると語っていることから、
シリーズものの再発と当たりをつけたまでは良かったのですが、
いくら検索しても伊吹卓也なる作家の手がかりは皆無でした。

225 :AI(artificial idiot)@連続御容赦:02/01/22 03:48
一方、2の中にも「おやじギャル」等々、時代を感じさせる
言葉が散見されるので、旧作の再発と踏んで調べていく内に、
吉岡道夫の作品の中に「東大寺お水取り殺人事件」(92)と
「納沙布・死の霧笛」(92)というのがあることを発見し、1=2
であるのが推測できた次第です。

何だ、また一人二役かよ!ということで、>>187さん惜しい!
1=2、それから>>81さんによると3=4、...ついでに5=6
なんてことは、まさかないでしょうね(w

でも玉川散歩が別名使うのは分かりますが、なんで吉岡道夫は
わざわざ別名儀にしたのでしょうか。
やっぱり、1は2より格段に不出来だから?
もしかして、自分のビブリオグラフィから抹殺したいとか?
作中登場する映画のタイトルをグリーン・マイルに変えるとか、
多少手を加えたりしているのに、ちょっと不可解です。

現在2を読み終えているので、残りはいよいよ9册です。
そのうち、公魚軍団が5册。ふぅ。

226 :名無しのオプ:02/01/22 17:06
>なんで吉岡道夫はわざわざ別名儀にしたのでしょうか。

ぼくの考えでは、同じ作者名がふたつ並んでいたら、片方の本しか売れなくなってしまうかも……
という、営業上の理由ではないでしょうか。
やっぱり、同じ作者の本を2冊買うよりは、ちがう作者の本を1冊ずつ買ってみるような気がします。
おもしろいかどうか読んでみないとわかりませんし。100ミスはとくに。
逆に、同じ名前で2冊出している作家は、目立ちたかったんでしょう。おれは活躍してるぞ!というアピール。

227 :名無しのオプ:02/01/24 21:54
「血塗られた絆」AIさんのおすすめどおりおもしろかったです。
会話や比喩が気どりすぎではずかしいところもありますが、ちゃんと力はいってます。
若い頃の大沢在昌を連想しました。

228 :名無しのオプ:02/01/28 01:59
うちの近所のダイソーでは100円ミステリ売ってないんだが…
都内だと、どこで売ってます?


229 :名無しのオプ:02/01/28 02:37
渋谷だと確実。


230 :AI(artificial idiot):02/01/28 04:02
>>226さん
なるほど!そういう可能性もありますね。
ただ、矢島誠などは日記から判断するに、そんな目立ちたがりとは
考えにくいですね、少なくとも大センセよりは常識人ぽい(w

>>227さん、御感想ありがとうございます。
誰にでも薦められるかどうかはちょっと微妙かなと思ったんですが、
そう言っていただけると、思いきって(・∀・)ノをつけた甲斐が
ありました。

>>228さん
私はサンシャイン地下の池袋店で購入しました。
ダイソーに入ったのはその時だけなので、今も置いてあるかどうかは
判らないのですが。余りお役に立てなくて、申し訳ありません。


さて、では、伊吹卓也こと吉岡道夫の作品です。

2 紫陽花寺殺人事件
   著者・・・吉岡 道夫
   ジャンル・・・人間ドラマ系「推理小説」
σ(´ー`)

人気若手俳優の元に届いた、奇妙な脅迫状。たたけば埃の出る身の
若手俳優は、劇団の同期生に差出人のカラスなる人物の正体を
突き止め、話を付けてくれるよう強引に頼み込む。
一方若手俳優の妻は、夫の浮気に苦しむうちに、かつての恋人である
その同期生への思いを募らせていくのだった。
三角関係の人間模様の中、若手俳優が撲殺死体となって発見された。

231 :AI(artificial idiot)@連続御容赦:02/01/28 04:06
(2の続き)
おそらくこれも、再発作品。
オリジナルは90年に廣済堂から出版された「署名(サインはカラス」
だと思われます。

作品の核になる脅迫状の宛先間違いというアイデアは、ひとひねり
すれば、叙述トリックなんかにも使えると思うのですが、作者は
そんなことには全く関心がないらしく、脅迫状の差出人やそれを
受け取った側の人間模様を描くことに終始しています。
だからミステリを求める方には、あまりアピールするところのない
作品かも知れませんが(事実、真相はかなり凡庸)、小説としては
手堅く出来ているので、まずまず安心して読める作品です。

多分、脅迫状の差出人カラスの孤独な肖像や悲しい思いをもう少し
感情移入できるように掘り下げてあれば、もっと良くなったはず。
しかしそうすると、ヒロイン達の側の人間模様も、カラスの正体を
追っていく内に、彼ら自身がカラスに深い共感を覚えていくような
パラレルな構造として描かない限り、二重視点の分裂した作品に
なってしまうだろうなとも思いますが。

現在、もう一人のビッグネーム田中文雄の3を読み終え、別名儀の
4を読んでいるところです。
この二人を100ミスラインナップの1〜4に持って来ているというのは、
意外にも真っ当な並べ方のような気が...

232 :名無しのオプ:02/01/29 01:08
http://tcup71.tripod.co.jp/7123/sakka.html

新シリーズ 投稿者:若桜木虔  投稿日:01月28日(月)04時38分23秒

 ダイソーの百円文庫の新シリーズは、2月中旬発売との編集さんの話です。
 また、ミステリーも売れ行き絶好調なので、第二弾を企画するそうですが、内定段階で、決定までは行っていない模様で
す。


233 :名無しのオプ:02/01/29 08:19
少し古いですが…

>沼津情報 投稿者:若桜木虔  投稿日:11月09日(金)15時22分46秒

>法事がてら、沼津駅南口の富士急デパート新館6Fのダイソーを見てきました。
>30点全作が15冊ずつ入っています。ただ、発売から相当日数が経過しているので、何巡目に入っているのか分かりません。
>拙著『W殺人の謎』に関しては正誤表が添付されていました。
>この作品は印刷ミスで、81P→83P→82P→84P……の順番で読まないと辻褄が合いません。

AIさんお気をつけ下さい。

234 :名無しのオプ:02/01/29 10:11
百円文庫新シリーズか……ハーレクインもどきのような気がする。なんとなく。
ミステリ第二弾は、もっとバイオレンス風味を増してほしい。
「チーム」「血塗られた絆」のような作品、もっと読みたい。
松岡弘一や今野敏の旧作、引っ張ってこられないかな……



235 :名無しのオプ:02/01/29 13:49
ダイソー100YENミステリー大賞という新人賞が設立されたりして (w

236 :名無しのオプ:02/01/29 15:23
>>235
ヤパーリ賞金は100円ですか?

237 :名無しのオプ:02/01/29 15:28
>>235
マジで設立されるかも

主任選考員は・・・ワカサキ?

238 :名無しのオプ:02/01/29 16:52
> 主任選考員は・・・ワカサキ?

ううう、応募したくないよう。しくしく。

239 :名無しのオプ:02/02/03 19:14
うち、埼玉の草加なんですよ。
東急ストアの入ってるショッピングビルの三階にダイソーがあって
広いんです。
そこで、100円ミステリー発見しちゃいました。
でね、意外に売れてるのもあったよ。
地名ものっていうのかなあ。なんとか殺人事件みたいなのは減ってました。

一番売れてないのが、「映画なんとか殺人」。
いま酔っぱらってんのでいい加減でゴメンち。

240 :名無しのオプ:02/02/03 23:04
このスレ面白すぎ。
読みたくなるもん、どんな駄作といわれても、その駄作ぐあいを確かめずにはいられない気が…
AIさんがんばってください。

241 :AI(artificial idiot):02/02/04 03:21
>>233さん、情報どうもです。危ない危ない、さすが100ミス。
>>240さん、応援ありがとうございます。ゴール間際が一番辛そうです(w

3 冬の旅殺人事件
   著者・・・田中 文雄
   ジャンル・・・家族の悲劇系私立探偵(オプ)もの

(・∀・)ノ

今時、探偵社と看板を掲げるオプの元を訪れた、奇妙な依頼人。
姿を消した恋人を捜して欲しいが、名前も住所も知らない上に、
写真すら無いのだという。手掛かりは彼女を描いたスケッチのみ。
気乗りはしなかったが、依頼人の青年にどこか親しみを覚えたオプは、
彼女を捜し始める。だが、そんな人間は実在しなかった。
やがて依頼人の青年の溺死体が発見され、事件は意外な方向に...

日本ではハードボイルドというと、バイオレンス風味とかセンチ
メンタリズムを増幅したものが好まれがちなので、はっきり言って
この手の中期以降のロス・マク風作品は、地味だとか退屈だと
思われてしまうかも知れません。

細かい点で矛盾した描写も2、3見受けられますが、この渋さは
個人的に捨てがたいので、敢えて私立探偵(オプ)ものと呼称し、
プラス一点してみました。

気の効いた警句やへらず口こそ叩きませんが、「わたしはわれ知らず、
耳の後ろを指先でかいていた。」などという、思わずニヤリと
させられるような描写もあります。

242 :AI(artificial idiot)@連続御容赦:02/02/04 03:31
それもそのはず、著者の田中文雄は、まずまず名の通った映画人。
でも彼がプロデュースした作品を改めて見ると----
(参考 http://www.jmdb.ne.jp/person/p0295050.htm
何か今は無き大井武蔵野館で見た作品がやたら多くて、ちょっとカルト入ってますね。
ああ、「惑星大戦争」もかよ!
http://www.vega.or.jp/~bazil/junkvideo/wakusei.htmを見て下さいっ)

しかし宝石短編賞で乱歩に選ばれ、滝原満名義で幻影城新人賞の佳作を泡坂妻夫と共に受賞し、
ファンタジーやSFのジャンルでも一定の評価を受けている人が、最近の架空戦記では酷評され、
ついには100ミスに参加したりしているっていうのは、うーん...

現在、5まで読了。残すは6から11のみ。

243 :AI(artificial idiot)@連続御容赦:02/02/04 03:38
すみません。
書き忘れましたが、この作品も89年に廣済堂から出ていた本の再刊です。
でも、「冬の旅殺人事件」などというタイトルは余りにダサダサで、
どうせ100ミスが勝手な改題したんだろうと思っていたら、何と----
オリジナルもこのままのタイトルだったんですねぇ。

内容はいいのになぁ。トホホ

244 :名無しのオプ:02/02/05 06:22
>242
田中文雄は作家としてもそこそこ名が通ってるのでは?
もっともホラー畑の作家としてだけど。
オレは80年代に読んだヒロイックファンタジーの印象が強い。
いや、内容はまるで覚えてないんだが、
当時は国産のヒロイックファンタジーなんてほとんどなかったからね(w

245 :名無しのオプ:02/02/05 20:06
AIさんはご自分のホームページなどお持ちでないのでしょうか。
100ミス批評が全作完成したあかつきには、総集編を残る形で
残すべきだと思います(へんな日本語になっちゃった)。
そのくらいの偉業です。これからも期待しております。

246 :名無しのオプ:02/02/05 20:37
>244
大魔界シリーズですね。あまりうまくないけど印象に残るシリーズだった
ような気がします。
初期作品の「夏の旅人」はよかったなぁという印象も<田中文雄

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