5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ダイソー100円ミステリスレッド

1 :密室博士:01/10/15 22:35
立ててみた。
公魚関係以外のダイソーミステリの感想はこちらにどうぞ。

45 :密室博士:01/10/20 21:33
>>44
大失望。全然面白くなかった。
感想書く気力も出ないよ。

46 :名無しのオプ:01/10/20 21:55
全く面白くない。超最悪。犯人ばればれ。

47 :名無しのオプ:01/10/21 10:27
>>44
ミポリンにも負けてる。

48 :名無しのオプ:01/10/21 12:32
筑波は幻影城で泡坂と並ぶ人気作家だったのに

49 :名無しのオプ:01/10/21 12:41
>>48
それは言い過ぎだろう。
単に新人賞入選の同期だっただけ。
人気の差は当時から歴然としてたよ。

50 :名無しのオプ:01/10/21 12:56
筑波耕一郎!
おお!オイラの最長積ん読記録作家だ。
角川文庫のやつ、いまだに本棚にたてたまま、読んでないのだ。
100円ミステリ買ってみたいが、死ぬ迄に読めるだろうか?

51 :名無しのオプ:01/10/21 12:59
>>50
>死ぬ迄に読めるだろうか?

読めないだろう。あまりにもつまらなすぎて。

52 :名無しのオプ:01/10/21 13:03
あのさ、100円ミステリーって本当に存在するの?
いや、ダイソー何件か見ても入ってるとこ見たことないんだけど(汗

ほんとうにあるとして、本社はどのくらい力入れてるものなのかな?

53 :密室博士:01/10/21 13:06
実在はするが、オレの観察したところによると、ドキュソの多い町に
しか入荷していないようだ。
やはり各ショップの仕入れ担当者が客層とか見て判断しているのだろう。
>>52は100円ミステリーのない町に住んでることを誇っていいぞ。

54 :クスクス。:01/10/21 23:53
近所のダイソーへ行ったら、
ダイソー・ミステリーは並んでなかったのだが、
店員のお姉さんに「ダイソー・ミステリーありませんか?」
と尋ねたら、
奥の倉庫から出してきてくれたよ。
店頭に見当たらなくても、
スペースの都合で並べてない場合があるみたいだから、
欲しい人は訊いてみたほうがいい。ただし、
全30点すべてがあるとは限らない。
自分のときは10点ほどしかなかった。
その中から、「ミステリー大賞殺人事件」と
「就職超氷河期の殺人・平成女子大推理研究会」の2点を選んで買った。
まあ、
しばらくは読まないけど。

55 :名無しのオプ:01/10/22 01:40
ガイシュツだったらスマソ。
秋川さんと秋月さんって同一人物?>ダイソーのラインナップ見てオモタ

56 :名無しのオプ:01/10/22 03:19
奥に置いてあるってことは店頭にも並べる価値が無いってことでしょう。
店員の賢明な判断ですな。
>>54

57 :密室博士:01/10/22 21:13
牧南恭子「隣人に花と紅茶を」はマアマア面白かった。

58 :名無しのオプ:01/10/23 00:14
俺も読んでしまった・・。
はっきり言って、俺的にはかなりダメ。>牧南恭子の作品「隣人に花と紅茶を」

ひらがなばっかりで読みにくい。あと、主人公の女にも萎えた。まー、そういう設定だったのなら仕方ないが。
あと、五客、六客としつこい感じもした。

さーて、次は何読もうかな〜。面白いのはあるのかね?
やはり「ミステリー大賞」か。

59 :名無しのオプ:01/10/28 20:52
さいきん入ったらしいんだけど
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mystery&key=1002455305

60 :名無しのオプ:01/10/28 21:01
隣人たちの秘密 百円にしては凄く楽しめたよ。

61 :名無しのオプ:01/10/28 22:05
なーんかタイトルがハヤシマリコの「みんなの秘密」みたい(w

62 :名無しのオプ:01/10/30 13:28
>>28-29
でも、その店、ブックオフに真っ向勝負を挑む気らしいね。
上りのエスカレーターの正面に全シリーズが並んでるよ。

63 :草双紙趣味:01/10/30 17:48
筑波孔一郎、滝原満、田中文雄…?
第二次幻影城ノベルスかよ!
じゃ、じゃあ泡坂、栗本、連城、田中も書くかな
…せめて友成…狩久も生き返っちゃったり

64 :名無しのオプ:01/10/31 10:17
筑波なんかもワカサギの弟子なのか?
どういう関係なんだ、いったい。

65 :名無しのオプ:01/10/31 13:31
うーん・・100円で買ったことも考慮するとそれなりに楽しめました。
通勤ラッシュの中で読みました。>数冊読了

66 :名無しのオプ:01/10/31 17:02
僕も百円の割には読めたものあったよ。

67 :名無しのオプ:01/10/31 17:07
幻影城出身作家のものは買っておくべきかなあ

68 :名無しのオプ:01/10/31 20:05
100円にしては読めた……という、
その作品名を教えていただけませんか?

69 :名無しのオプ:01/10/31 22:21
隣人たちの秘密 コバルトブルーの誘拐 です。

70 :名無しのオプ:01/11/01 06:05
>69
ゴメソ、それネタだよね? コバルトブルーって身代金の運び屋が・・・って
やつだろ(ネタバレにつきメール欄)
それ聞いて100円ミステリー全体を見捨てちゃったよ。

71 :名無しのオプ:01/11/01 09:50
>>70
トリックとしては何だかなあ、であっても、読み物として
面白かったってことじゃないの?
トリックが気に入らないから中味も読まず駄作って判断する
のは、個人の自由だろうけどね。
ミステリーと銘打っても、しょせんはダイソーの本なんだから。
100円分楽しめれば、それでイイのでは。

72 :名無しのオプ:01/11/01 09:54
金はまだいいんだけど、読んだ時間は返ってこないからなあ

73 :名無しのオプ:01/11/01 10:11
>金はまだいいんだけど、読んだ時間は返ってこないからなあ

そういう方は、ブックオフの百円コーナーで話題書を探すか、
話題の新刊を定価で購入するがよいと思われ。

74 :名無しのオプ:01/11/01 14:07
>100円分楽しめれば、それでイイのでは。

激しく同意。
100円だよ、100円。そのくらいの価値は十分にあると思われ。煽りでもネタではないよ。

75 :名無しのオプ:01/11/01 16:09
>71
そうか、そういう読み方もあるか。
しかし、現在実現不可能な技術をトリックとして使用してしまう
という姿勢が気に入らないんだよね。トリックとしての出来もともかく。
そんなのが許されるなら、連続殺人の第一被害者の死体がクローン体で、
残りの殺人は実は生きていたそいつの仕業、なんてのもミステリー
として許される気がして欝。
フィクションだから何でもあり、は勘弁。
たとえ100円でも、ミステリーと称したトンデモ本を人目に触れる
所に置かないで欲しいよ。
ミステリーファンは、こんなの読んで喜んでると思われたくないからさ。

76 :名無しのオプ:01/11/01 18:28
>>75
>ミステリーファンは、こんなの読んで喜んでると思われたくないからさ。

ダイソーで本買う人は、そういう捉え方はしないと思いますよ。
それに大人気作家の京極夏彦がデビュー作のトリックなんて……
うっ、ごほごほ。

77 :名無しのオプ:01/11/02 01:21
ヤパーリ公魚スレじゃないと、まともな意見も出てくるもんだな >75

78 :名無しのオプ:01/11/02 02:36
本文組が読みにくい。
上下左右に空白がなさすぎると思います。
中身は別として、そうした周辺が
なんか素人っぽい&同人誌っぽいです。

79 :コスモス:01/11/02 14:13
香取俊介著『湯布院温泉・殺意の帰郷』良かったよ。

80 :名無しのオプ:01/11/02 16:14
>79
具体的にどんな感じで良かったの?あ、ネタバレはしないでくれ。

81 :草双紙趣味:01/11/04 09:30
すみません。滝原満=田中文雄でした。
しかし最近草薙圭一郎で架空戦記出してるみたい。
だまってれば映画史(の片隅)に名がのこる人なんだが…

82 :密室博士:01/11/04 09:38
田中文雄プロデュースで映画化された泡坂妻夫「乱れからくり」はなかなかよかったよ。

83 :名無しのオプ:01/11/04 21:24
矢月秀作の「チーム」はまずまずだった。
ノベルスの作品と出来はかわらない。

84 :名無しのオプ:01/11/04 22:26
それなりの作品であれば、大手が版権買い取るってこともあるのだろうか?
そのくらいの作品なら、5〜600円出して買って読んでも良いとは思うが。
今はブクオフで買ってきた100円本が山を成しているのでとても無理。

85 :名無しのオプ:01/11/05 20:35
チーム 僕も面白かった。

86 :名無しのオプ:01/11/06 01:05
実はために1冊買ったことがあるけど、当たりがわるかったのか20ページで挫折。
100円だからしょうがないのかん、とあきらめ放置。
他のモノはおもしろうのだろうか。

87 :名無しのオプ:01/11/06 17:17
やってもーた
ついに、30冊買っちまった・・・

仕事の合間に、少しずつ感想をウプし・・・ゴホ、ゴホ

88 :名無しのオプ:01/11/08 14:48
草薙圭一郎=田中文雄なの?最近見ないと思ってたら別名で架空戦記に逝ってたのか。

89 :執事バンター:01/11/08 18:16
「就職超氷河期の殺人」、内容については触れたくないくらいがっかりしたんですが、聞いてください。
主人公が100円ミステリーを読んでるんです。
で、地の文で「100円だって馬鹿にしてはいけない」とか
「満足できる内容」とか書いてあるんです。
ギャグなのか洗脳を意図した本気なのかわかりません。

90 :名無しのオプ:01/11/08 22:38
>>89
吉村達也ですか、その作者。

91 :名無しのオプ:01/11/09 02:22
若桜木先生いわく『売れている』らしいんですが
ほんとの所はどうなんだろうね?

92 :名無しのオプ:01/11/09 04:13
>87

期待してます(藁)のでぜひウプをー
精神的にツライ作業と思うのでゆっくりでイイっす

93 :AI(artificial idiot):01/11/09 11:48
87です。92さん、お気遣いサンクスです。
誰か分かりやすくするため、しばらくコテハンで参ります。

だいたいの目安として、

ヽ(`Д´)ノ ・・・時間を返せ!100円でも高いぞ、ゴルァ!!(★☆☆☆☆相当)
(´-`;)ゞ ・・・お暇ならどうぞ。100円だしね。(★★☆☆☆相当)
σ(´ー`) ・・・大丈夫、それなりに楽しめます。(★★★☆☆相当)
(・∀・)ノ ・・・100円以上の価値、充分にあり!イイ!(★★★★☆相当)
o(^ロ^;) ・・・頼む、他所で再版を!!埋もれさせてはイカン、マジで。(★★★★★相当)

という、星取り表を付けときます。
作者のプロフィール等は、わかる範囲でリンク先を入れます。

拙評はあくまで主観ですから、購入に際しては、鵜呑みに
したりしないで、くれぐれも自己責任でお願い致しますね(W

94 :AI(artificial:01/11/09 11:53
30 チーム  /女警視・渡辺暢子捜査ファイル 
   著者・矢月秀作(ttp://homepage2.nifty.com/prof.html)
   ジャンル・ピカレスク系クライムアクション
(・∀・)ノ

えてして頭から始めると挫折しやすいので、敢えて逆順で・・・
と思ったんですが、この作品から始めたことを、激しく後悔。
しまったー、もうこれ以上に面白い作品なんて、このラインナップの中に
あるとは思えまへんがな!

首都圏で続く密造銃による連続殺人の捜査に行き詰まった女警視が、
内部の密通者の目を欺くために、密かに曲者揃いの囚人4人を集め、
特捜チームを編成、組織犯罪に立ち向かって行く!
舌先三寸の詐欺師、傭兵上がりの美しき女強盗、極道ターミネーター、
ヒッキーハッカーと、ステロなキャラクター造詣ではあるが、それが
劇画的な展開にピッタリはまり、テンポ良く読ませてくれます。

何でも他社で出る予定がお蔵入り、500枚近くを350枚くらいに縮めた、
ということですが、やはりもう少し枚数使って一波乱ないと、展開が
あまりにトントン拍子すぎて、そこだけが残念でした。
作者のホームページによると、実は廣済堂から出ている『烏の森』は、
この作品の改作バージョンとのこと。
作者曰く「似て非なるモノなんで、大丈夫。」ということですが、どうかな。
取りあえず、そっちも読んでみたいですね。

95 :名無しのオプ:01/11/09 13:04
>>93
星4つで「100円以上の価値」といわれても・・・・(藁
まあ年間ベストに入るほどではないが、一般のミステリとして読んで損の無いレベル、と思っておけばいいでしょうか?

96 :名無しのオプ:01/11/09 13:08
http://www.nt.sakura.ne.jp/~rose/

97 :AI(artificial idiot) :01/11/09 17:27
基本的にはそういうことです。
でも例えば30にしても冒頭に、

深夜。
誰もいない山奥の採石場跡地に、一台のベンツと数台のバイクが集まっていた。

とあって、「誰もいない」だぁ?せめて「普段は人気のない」と書いてくれー、
と思ったりもしたわけで、世の中には、そういうので萎えちゃう人もいるだろうし。
「損の無い」って表現しちゃうと、ちょっとプレッシャーかかっちゃいますね。
まあ、星取り表はあくまで主観的な評価ですから、目安程度にお考え下さい。

98 :AI(artificial idiot) :01/11/09 17:28
では続きを


29 さようならが言えない
   著者・佐治 渉
   ジャンル・社会派?系ハードボイルド?分類難しいな、これ
ヽ(`Д´)ノ

単なる交通事故に見えた姉の死の裏には、首相を巡る疑惑と、その鍵を握る
秘書の自殺事件が関係している!しがないルポライターが単身、執念で事件の
核心に迫っていく。

ああ、やはり早くも・・・
メリハリのない地味な文章がダラダラ続きます。しかも構成が雑で、思いついた
ことをそのまま並べているのか、数ページあとに明らかに矛盾した記述が頻繁に
出てきたりして、ミステリ以前にハァ?の嵐です。

例えば、姉が口にしたサマタという名前の男のことが、8月の新聞に出ている
らしいということで、図書館で調べていくシーン。
ようやく探し当て、「総理秘書とはこんな顔をしているのかな」と言ってるくせに、
私は佐間田とは(話したことはないが)二度会ったことがあるとか書くし。

99 :AI(artificial idiot) :01/11/09 17:29
(29の続き)

妻に「本当もクソもあるか。おまえも犯人を捜してくれ。そうだ、明日、野比へは、
おまえの方で行ってくれんか」と電話したあとで、
「だが、二人の間で約束したことがある。
それはいかに貧しくとも、お互いの立場を尊重し合うことである。そのことが、
『おい、お前』と呼べない原因にもなっている。」と書いてあったり。

とにかく、この手のことが多すぎる。
ある意味ナチュラル叙述トリックですがな。ハッキリ言って読み通すのが苦痛。

ミステリとしても充分トホホだし。
犯人が被害者の存在そのもを知る機会がないだろ、これじゃ。
ということは、犯行の必然性もないぞ?
最後のアクションシーンだって、わざわざ犯罪を露見させるために行動している
としか思えんだろ、この連中は?

せめてトンデモな要素でもあればまだしも、本当に見事なぐらい何もないです。
おまけに真相は早々と明らかになっていて、ただそれを裏付けようとする
主人公の行動が書き連ねてあるだけですから。

・・・ふう、あと28冊もあるのか。

100 :AI(artificial idiot):01/11/11 00:35
28 貴婦人の食卓
   著者・上條 千晶
   ジャンル・ライトミステリー
σ(´ー`)

元伯爵夫人にしてマナー研究家という華々しい肩書きを持つ、ゴージャスタレントの
経歴詐称疑惑が発覚、騒動の渦中、彼女はバスタブで溺死体となって発見された。
第一発見者は、ひょんなことから彼女の臨時秘書を務めていたB級グルメライターの
ヒロイン。持ち前の探究心で、事件の真相に迫る!

手堅いですね。文章も読みやすい。犯人も真相も凡庸なのですぐに見破れますが、
犯人が知らないはずのこと、犯人しか知りえないことといった手がかりの構成は、
基本に則ってキチンと処理されています。
階下の鍵っ子との交流、その子の級友の不登校問題、ヒロインの恋愛など、
ストーリーに幅を持たせようという努力も見られ、何と言うか、教科書に忠実に
執筆された典型的な作品という感じですかね。

究極のチャーハンを作る朱さんとか被害者とかの、どこかで見たようなキャラが
登場したり、ヒロインの職業に関連した美食ネタが出てきたりと、このまま2時間
ドラマ化されても違和感がないでしょうね。
もっとも、どこぞの大先生だったらオンエアー後に、あのクラスのマンションなら
エレベーターには防犯カメラがあるはずだから、犯人はすぐつかまらなければおかしい、
C級ミステリー、と評すかも。

電車の中の時間つぶし程度には、持ってこい。
実際私も、横浜渋谷を往復する間に読了しました。

101 :名無しのオプ:01/11/11 00:49
>>AI氏
解りやすいね。これからもよろしく。全部書いてね。

102 :名無しのオプ:01/11/11 01:51
すごい、久々見たら100いってる(w おめでとあげ

103 :名無しのオプ:01/11/11 19:34
名スレになりつつあるAGE

104 :名無しのオプ:01/11/12 00:27
桜庭輝人・りえ「ミステリー大賞殺人事件」読みました。

ミステリーとしてはアレで登場人物は薄っぺら、
部分部分はそれなりに面白いものを上手くまとめられていない。
にもかかわらずそれなりに楽しんで読めたのは
セミプロ作家とアマチュアの狭間であがく作者の
夢とかヨリドコロにしているらしいものの
香りがそこかしこから芳しく漂ってくるから。
そのあたりに興味があれば+1点。
前後半でのあからさまな方向転換は
共作の賜なんだろうな、とどうでもいいことに納得しました。
σ(´ー`)

105 :クスクス。:01/11/12 01:42
>>AI(artificial idiot)さん

頑張って!
応援してるよ!

106 :執事バンター:01/11/12 10:18
僕は「夏色のアストレーア」というのを読んでみました。
わりとおもしろかったです。
軽薄な初期東野という感じの青春もの。
でもなあ、トリックらしいものがよくわかりませんでした。
AIさんにタッチ。

107 :AI(artificial idiot):01/11/13 04:33
暖かいお言葉、ありがとうございます>>all
マラソンに挑む芸能人って、こんな感じ?
やめるにやめられない(W

27 帰ることのない旅
   著者・西村 紅一郎
   ジャンル・推理小説(昭和3,40年代のスタイルで、ありがちなヤツ)

ヽ(`Д´)ノ

多摩川の河川敷で、ポケットに粘着テープとチューインガムの詰まった轢死体?が
発見された。一方、十年前に死亡した画商の土蔵から発見されたピカソ、ルノアール、
クレーの作品3点の贋作疑惑を追うフリーのルポライターは、電話取材した美術館
館長が、ヘルメットを被ったままで首吊り死体として見つかったことを知らされた。
やがて二つの事件をつなぐ点と線が浮上、画商が貞奴とヨーロッパの巨匠との間の
落とし子ではないかと感じていたにすぎなかったルポライターだったが、いつの間にか
贋作を巡る連続殺人の核心に近づきつつあったのだ・・・

何かね、もう傾向見えましたね。トップ屋の出てくる作品は読むな、ってことです。
だいたい今時少ないでしょ、トップ屋が主人公のミステリ書こうなんて作家。
つうか、この人作家なの?
編集もさぁ、目を通そうよ。29よりはましだけど、矛盾が結構あるぞ、これも。
ところが最後に来て、数の不利を超える、最大の矛盾が登場。
それは------意外な犯人(の、つもりなんだろうなぁ)。

108 :AI(artificial:01/11/13 04:34
(27の続き)

一応途中までは(´-`;)ゞで勘弁するつもりだったけど、それ読んで、もうね、
犯人はアホかと。馬鹿かと。狂牛病の牛でも食べたのかと。
あのな、お前が犯人がだったら、犯行行くたび、足つくだろう。ボケが。
(以下、ネタばれ箇所につき、中略)
で、犯人は、殺された三人のうち、一件は自分じの犯行じゃないとか告白しているんですよ。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、次のページの遺書で「殺害した三人とも」と何度も書いてるんだよ、ボケが。
得意げな顔して何が、「この三人が主として」だ。
だいたい、ひとりは「主」じゃねぇだろうが。
お前は本当に自分の犯罪を覚えているのかと問いたい。問い詰めたい。
小1時間、問・い・詰・め・た・い。
・・・・と思わず吉牛しちまうほど、矛盾しまくりなんですわ。

念のため書いときますが、犯人は嘘の告白なんかしていませんからね。
犯人の言う通り、一人だけは絶対に殺してない。ある決定的な描写があるもの。
終盤に差し掛かって、もしこれもこいつが犯人だったら、滅茶苦茶アンフェア、
いやそんな次元どころの話じゃない、ミステリ史上に残る大嘘か?、それとも
犯人はヤコブ病にでもかかっているのか?と、ハラハラさせられましたよ、本当は。
で、違うのね、良かった良かった、設定覚えてくれてたのね、と安心したのも束の間、
次のページめくって空いた口が塞がりませんでした。

109 :名無しのオプ:01/11/13 09:31
気のせいかAIさんが少しづつ壊れてきているような・・・
恐るべしダイソーミステリー

110 :名無しのオプ:01/11/13 11:51
>>108
なんか、読みたくなってきた(藁

111 :名無しのオプ:01/11/13 12:49
なんだかAIさんがかわいそうになってきたよ…
無理しないで…全部読んで(w

112 :執事バンター:01/11/13 13:38
がんばれ!

113 :名無しのオプ:01/11/14 23:41
祥伝社400円文庫みたいな感じで、一冊の分量は少なくてもいいからもっといろんな作家を連れてきてほしい。
わかさぎ軍団の総崩れD級ミステリーばかりじゃねえか。
松岡弘一や横溝美晶の伝奇アクションとか読みてえ。だから「チーム」は楽しめた。

114 :AI(artificial idiot) :01/11/15 00:56
AIです。皆様の応援でがんばっています。でも正直、今日買ってきた
新趣味傑作選や岡田鯱彦名作選等を、先に読みたい気分です・・・

26 殺し屋は舞妓がお好き
   著者・・・あすか みちお
   ジャンル・・・ドタバタ・サスペンス

(´-`;)ゞ

バイクを駆っ飛ばし、ライブハウスで熱唱する行動派のヒロインは、只今舞妓修行中の
現役女子高校生。そんな彼女の身の回りに、危険が迫る。どうやら彼女のまだ見ぬ
父親は、闇の世界の超大物で、組織の跡目争いが起きているらしい。果たして彼女は
殺し屋達の魔手をかいくぐって、無事に父親と対面できるのか?

父親の名前が、全てを物語っています。
ドン・ブリコ。
万事このセンスで、とにかくチープなドタバタが、全編に渡って繰り広げらます。
それでも作者は立派なプロ作家。
描写は皆無ですが、情報伝達手段としての文章は、ちゃんと機能しています。
少なくとも何を言いたいかは判りますから(w

で、作者のプロフィールを調べていて見つけたんですが、どうやらこの作品は、
広済堂出版から出ていた「殺し屋はMAIKOがお好き」の短縮改稿版のようです。
同じヒロインが出てくる、続編もあったようです。
何となく読めてきましたが、100円ミステリは幾つかのルートで作家を集めていて、
そのひとつが広済堂出版ライン。おそらく元編集者か何かが、広済堂出版で
絶版や没になった作品をかき集めたんでしょうね。
このラインの作品は、一応まともなものが揃っていると言えるでしょう。

115 :名無しのオプ:01/11/15 09:08
>114
ワラタ。>ドン・ブリコ
全然誉めてないのに読みたくなってきた。

116 :名無しのオプ:01/11/16 06:47
藤宮弥生「贋作名画殺人事件」(シリーズNO.20)

サブタイトル(美築豪邸、陽当たり良好、死体付き)

(事件の始まり)
主人公綾音が自宅の庭で女の死体発見。しかし警察には通報できない事情があった。
綾音は絵画の贋作を売りさばいて稼いでいたが、殺された女は数日前に綾音を訪ねて
彼女が贋作を売っていると言い寄ってきた人物だったからだ。警察の捜査が進めば
自分の悪事が露見してしまう・・・

主人公は没落名家の令嬢。自然V子と比較してしまうのだがV子ほどの魅力には欠ける。
そのかわり嫌味も少なめ。だから感情移入はしやすい。
物語の導入ではその主人公が大まじめにキレた行動に走るのだが、それをさらりと
書いてるところが面白い。そこまでは良かったのだが・・・
あとはひたすらだらだらと起伏の乏しい話が続いて終わる。
読み始めてから気づいたが公魚門下初段。
また釣られてしまった。
(´-`;)ゞ

117 :名無しのオプ:01/11/16 08:56
>>116
>感情移入はしやすい。
>物語の導入ではその主人公が大まじめにキレた行動に走るのだが、それをさらりと
>書いてるところが面白い。
へえ、そうなんだ……
私はヒロインがただの自分勝手なわがまま女にしか見えなくて
全然感情移入なんてできなかったな。後々ああいう話にしたいん
だったら、あの導入部分は最低だと思った。
逆にその後の話の転がし方は、公魚一味の中では一番ましだと
感じた。まああくまで「公魚一味の中では」ってことで、
一般的な基準からすればちっとも上手くないけどね。
これの前に読んだ「祇園舞妓地獄変」が酷すぎたせいかな……
「祇園舞妓」の感想ウプもお待ちしてます〜。

118 :名無しのオプ:01/11/16 09:36
>>117
そう言わずに、君も感想を書いてくだされ。

119 :116:01/11/17 06:30
>>117
>私はヒロインがただの自分勝手なわがまま女にしか見えなくて
おっしゃる通りのわがままっぷりが私には面白かったのです。
好み?の問題ってことでしょうか。
それはともかく、
>逆にその後の話の転がし方は、公魚一味の中では一番ましだと
>感じた。
公魚一味の作品は>>104が初めてだったので(つーかミステリの
数もこなしてないのですけど。。。)比較の話をするのもなんですが
贋作はミステリー大賞よりはまとまっていたとは思います。
だったら評価をワンランク上げてもいいのかなあとか思いますが
すんなり読めた分、なんかモノ足りなさを余計に感じてしまうのです。
>これの前に読んだ「祇園舞妓地獄変」が酷すぎたせいかな……
あえてそれを読めとおっしゃるか(ワラ

120 :名無しのオプ:01/11/17 06:36
紫野直子「隣人たちの秘密」(シリーズNO.19)

サブタイトル(桜台住宅連続殺人)

(事件の始まり)
2年前に新興住宅地に引っ越してきたばかりの主人公の主婦美緒。
ある日ベランダで洗濯物を干していた彼女の前を救急車が通り過ぎ
近くの公園の前で止まった。その公園には間近に小学校入学を控えた
6歳の娘が遊びに行っている。不吉な予感を覚えた彼女は家を
飛び出して公園へ走る。幸いにも娘は無事だったもののブランコの
下には頭から血を流した女児が倒れていた。怪我をした子供の母親と
怪我をさせた子供の母親が禿げらましく罵り合う。彼女らは美緒の
家の両隣に住む隣人なのだった。翌日、怪我をさせた子供が行方不明に・・・

>>60>>69で誉められてたので読みました。
現代社会を蝕む病巣を抉り出す社会派ミステリ。だけどハレクイン
味つけも忘れてないヨ。
という感じ。
もし社会派ミステリに真正面から取り組んでいたら、なんぞ賞でも
取れたんじゃないか、というのは誉めすぎか。この作者なら
ターゲットを定めればそれができたと思うのだが。
といううらみはあるものの、面白いことには間違いない。
誤植だか脱字だかわからん細かいアラには目を瞑って読んでください。
(・∀・)ノ

121 :AI(artificial idiot):01/11/18 00:25
25 京都陰陽殺人事件
   著者・・・馬場 祥弘
   ジャンル・・・アリバイ崩し系?警察小説

(´-`;)ゞ

神戸の同窓会に出席するはずだった東京の主婦が、なぜか京都の円山公園の
晶子桜のそばで死んでいた。彼女の当日の足取りを追って、刑事達の執念の
捜査が始まった。

著者は架空戦記では中堅以上の作家さんなのでしょうか?著書は多数です。
しかし本作はとにかく地味で、おまけに散漫な印象しか残りません。
大勢刑事が出てきて、地道な捜査を続けるのですが、誰が誰やら判らない。
時折キャラ立ちしそうな刑事も出てくるのですが、大半は使い捨てなのです。

一応アリバイトリックなども使われているのですが、まじめに付き合っては
いけません。
何しろ、総ページ数222pの164pになって、今までほとんど出てこなかった容疑者が
突然薄弱な根拠で急浮上し、わずjか2,3ページで鉄壁のアリバイが語られるのです。
しかも211pになって、今まで一度も登場したことのない犯人の協力者を突如発見、
アリバイを崩したことが告げられると、212pのわずか3行で、セキュリティの厳重な
建物をどうやって脱出したかというトホホな方法が解説されるのです。やれやれ・・・

122 :AI(artificial idiot) :01/11/18 00:26
(25の続き)

なお、タイトルに陰陽殺人事件とありますが、オカルトとは何の関係もありません。
桜の薀蓄が語られたり、陰陽道に凝っている刑事の妻が出てきて意味ありげな
言葉をもらしたりもするのですが、全然ッ関係ありませんから。
ただ、事件が解決した後に、作者はしみじみと記すのです。

「青春にはいつの時代にも夢と蹉跌があるものだ。
 源頼光、和泉式部、安倍晴明らはどんな青春を送ったのだろうか。
 もし、現代に陰陽師安倍晴明が蘇ったならば、彼は拝金主義の悪霊が世の中にはびこり、その
犠牲にとなった人々の怨霊が無数にさまよっているのを知って驚くだろう。
 だが、それから彼はどのように振舞うのだろうか。
 敢然として、現代の政治家や役人たちの妖怪ぶりと拝金主義の悪霊に立ち向かうだろうか。
 あるいは、現代人が繰り返す愚かしいやり取りを悲しげに見守るだけなのかもしれない。
 ××と××(被害者の名前)の怨霊が、堀江や鳥塚をはじめとする、東京、京都、広島の刑事たちの
活躍のおかげで、巷をさまよい続けることにならなかったのは、不幸中の幸いだった。」

むう・・・

123 :名無しのオプ:01/11/18 01:55
>一冊の分量は少なくてもいいからもっといろんな作家を連れてきてほしい。
同意。
D級推理もいいけど、
冒険小説とかSFとかホラーもあったほうがいいよな。

124 :名無しのオプ:01/11/18 07:29
>>123
うむ、同意だ。

125 :AI(artificial idiot) :01/11/19 03:57
24 夏服のアストレーア
   著者・・・秋月 達郎(http://www.cac-net.ne.jp/~fallmoon/
   ジャンル・・・青春ミステリ

(・∀・)ノ

卒業式の夜、羽目をはずして深酒したぼくは、一匹のリスと、男勝りの同級生、
それからぼくに星の魅力を教えてくれた先生と、運命的な出会いをしたんだ。
先生は、ぼくに言った。「奇蹟ってやつを信じるかい?」
翌日誘われるままに、その時期にはまず見えることのないカノープスという
星を見にでかけたぼくたちは、奇蹟に立ち会うことができた。
ぼくは忘れない。あの、カノープスの美しさを。そして、先生の言葉を。
だからぼくは信じない。あんな形で、先生が事故死しただなんて。
もしも先生が誰かに殺されたんだったら・・・ぼくたちで犯人を見つけ出す。

みなさん、おはようございます。獅子座流星群はご覧になりましたか。
これは正に、昨夜のような夜にこそ、ふさわしい小説でした。
青春の出会いと甘酸っぱい日々、そして大人達の美しき思い出、
それらが手際よく、星というキーワードに絡めて描かれています。
ミステリというよりも、手堅い青春小説としてお奨めの1作ですね。
(謎とき自体は、全然大したことないですから)

タイトルの夏服のアストレーアは、ヒロインの星座、天秤座にちなんだもの。
神話に曰く、その天秤は正義の女神アストレーアが人間の罪を
はかった天秤だとか。洒落たタイトルだと思います。
相米慎二亡き今、アイドルを主演にしてこれを映画化できる監督は
誰かな、なんてことを考えてしまいました。

ところで気になることがふたつ。
バンターさんがよくわからなかったというのは、どの辺なんでしょうか?
それからサブタイの「ミルキーウェイ探偵団」って、作者が89年に集英社
コバルト文庫で出した「ミルキー・ウェイ探偵団」と関係あるんでしょうか?
まさか、また改作ですか?まともな作品って、やっぱり改作しかないの?

126 :名無しのオプ:01/11/19 12:43
これまで、(AIさん以外も含めてだが)結構ヒット率高いじゃん。
100円ミステリ侮り難し!
とはいえ、公魚軍団がまだ後に控えてるから先行き不安もあるが。(w

127 :名無しのオプ:01/11/19 20:54
>>126
きっとみなさん「100円にしては」という割引評価ではありますから……

128 :名無しのオプ:01/11/19 21:13
>>127
それは違うって話になってなかったっけ。
>>95>>97あたりの議論を見る限りでは。

129 :名無しのオプ:01/11/19 21:25
清涼院や霧舎が100円なら、納得価格だったかもね。

130 :AI(artificial idiot) :01/11/19 23:00
>>127さん

もちろん「100円にしては」、という割引評価から完全に自由では
ありえないと思います。
ただし、100円といえど書籍である以上、読むには相応の時間が
かかるはずです。そして時間は、金銭には代えられません。
だから私の場合は、時間を費やすに値するかも、評価基準なのです。

つまり、
ヽ(`Д´)ノ は、例え100円でも時間が無駄になるだけ大損
(´-`;)ゞ は、暇が余ってしょうがないなら、100円だし読んでもいいかな
σ(´ー`) は、読むのに費やされた時間は、それなりに納得できる出来
(・∀・)ノ は、仮に100円以上したとしても、読んで楽しめると思う
o(^ロ^;) は、金や時間がなくても、何がなんでも読んでおきたい、
という感じでもあるんです。

それと、主観や趣味嗜好も入ってきますから、σ(´ー`)と(・∀・)ノは
ちょっと微妙なケースもあるかも。
例えば24の「夏服のアストレーア」なんかは、個人的に+1点
しちゃったかな、というとこも正直あります。
あと、100円以上と言っても、700円クラスなのか400円クラスなのか、
それとも1000円以上なのかとかは不問ですしね。

まあでも、(・∀・)ノだったら、「100円にしては」という割引評価
ではないと考えて下さっても結構です。
で、今のところ5冊に1冊のペースで(・∀・)ノなんですが、これを
>>126さんのおっしゃるようにヒット率高いと感じるかどうかは、
人によって判断の分かれる微妙なラインかもしれません。
ああ、でも・・・
これまた>>126さんの言われるように公魚軍団が控えてるし、意外に
ヒット率高いとで思わないと、この愚行は続けられないかな・・・
好き好んで、金に代えられないはずの時間を無駄にするAIでした。
idiot!

131 :名無しのオプ:01/11/20 04:15
ただ、有名な作家だと図書館で置いている場合があるから、
0円てこともありえそう。
ほんま、ブックオフとかで100円より安い本もあるのに、冒険だなあ。

132 :名無しのオプ:01/11/20 09:37
ブクオフで探す時間考えれば
あとまだ誰もきづいてないいい本みつけた時の喜び

133 :執事バンター:01/11/20 17:30
AIさん。夏服のアストレ、子供たちが最初の事件について
「あれは殺人だ」といいだす理由がいまひとつぴんとこなかったんです。
速読したのがよくなかったんでしょう(ワカサキ先生じゃないんだし)
読み直すべき、なんですかね・・

134 :名無しのオプ:01/11/21 03:47
辻村真琴「祇園舞子地獄変」(シリーズNO.12)

サブタイトル(殺人鬼、五人目のターゲット)

(事件のはじまり)
京大院生でバーのマスター(アルバイト)もやってる男前でカコイイ宮沢君が
お散歩中に疎水の中に美女死体ハケーン。宮沢君はその顔を見て思った。
これは従妹、春奈の親友でミス着物クイーンの篠田真知子ではないかどすえ?
間もなく現場に宮沢君の予備校時代の友人で立命館出身の江波警部補が
駆けつける。連続殺人鬼VS江波のデムパユンユン推理の幕が切って落とされた!

好意的に憶測すると作者は時間的に切迫した状況下でこの話を仕上げなければ
ならなかったのだと思う。ハァ?な部分がいたるところにちりばめられている。
でもストーリー自体は楽しめました。美女はどんどん死んでいくし、中盤
ダレるが最後の追い込みはワクワクしました。
なんでも許せる広い心をお持ちの方はお試しください。
ただし衝撃的なラストに備えて周りにワレ物がないところで。
(ちなみに作者は公魚一門師範代四段!)
(´-`;)ゞ

135 :117:01/11/21 08:32
ああ、のろのろ書いてたら先に感想が……
私も辻村真琴「祇園舞妓地獄変 殺人鬼、五人目のターゲット」の感想です。

まず冒頭、ひとけのない早朝の川辺を歩いていて死体を発見すると
いう *ぼろ雑巾のように手垢にまみれた* シチュエーションに
激萎え。その後、捜査と連続殺人が進行するにつれて容疑者が絞り
込まれていき、結局真犯人もその中の一人。トリックもロジックも
構成もストーリーの起伏もリアリズムもサスペンスも意外性も人間
ドラマもどんでん返しも何にもありゃしない。はたして作者は何を
やりたかったのか、それがこの作品最大の謎(藁

犯人と動機はmail欄。そのまんまで何のひねりもなし。

そもそも、いったい誰が主人公なのかすらわからない。初め
に宮沢っていう死体発見者が細かく説明されてたから、こいつが友
人の刑事と協力して事件に挑むっていう話になるのかと思ったら、
こいつは途中で作中から消えるし、じゃあ江波っていう刑事が主人
公なのかというと、刑事はクライマックスであたふたと慌てるだけ
で全くいいとこなし。カバー裏のあらすじの *江波と宮沢は殺人
犯を執念で追いつめる!* は大嘘。犯人はちっとも追いつめられ
ず、やりたいことやりつくして大満足で逝きました。
もしかして *五人目のターゲット* となる女がヒロイン?しかし
こいつが救いようのないバカ。親友が殺されてもあっけらかんとし
ているのはまだしも、殺人犯に殺されそうになる場面で、狂気に満
ちた犯人の告白を聞いてるときに頭の中で考えてることが、
(センセ、もしかして、ロリコン?)
てめーなんざさっさと逝け、という気分にさせられた。

バカトリックを笑うこともできないし、あらゆる意味で読む価値は
ないと思います。

136 :AI(artificial idiot):01/11/21 10:56
>バンターさん
「なかなか死ねないよなあ、こんな奇蹟に出会うことがあるんだから。」
という言葉が、印象に残っていたので、自殺だとは思えない。
かといって、事故だとも考えにくい。
先生は一滴も呑めないのに、泥酔状態だったから。
その上運転に関しては、A級ライセンスを持つほどの腕前で、免許をとってから
無事故無違反だったし。

考えてみると、妙に急いで信州に出かけた経緯に疑問が残る。
「また、星の観測?」と聞かれ、「そんなところだ。」と答えたのに、観測道具
一式を置いていっているし。
合宿の深夜に漏れ聞いた、かつての恋人らしきひとの会話にヒントがありそうと
と考えて、先生の部屋を調べに行ってみると、何者かに荒らされていた。
で、疑惑が確信に変わったわけです。

でも、一番大きな理由は(私の推測では)、ヒロインが「犯人を探すわ」と
口にしたからでしょう・・・なぜなら、彼女はアストレーアだから。
「ぼく」が、殺人だと思うには充分すぎる理由だと思いますよ、これ(w

書物もひとつの出会いなので、義務感で読み直すことはないと思います。
縁があれば自然に読み直すチャンスが来るでしょうし、もしもその機会に
恵まれなかったら、バンターさんにとってはそれまでの本だったというだけのこと。
「同じパーティーに出ていても、出会わない二人。世界の果てに離れていても
出会ってしまう二人」というのと、同じでしょう、多分。

それにしても、会いたくないものと出会っちゃたな、100円ミステリ・・・

137 :AI(artificial idiot) :01/11/21 10:57
23 子猫の館殺人事件
   著者・・・芦川 淳一
   ジャンル・・・ハーレクイーン系サスペンス

(´-`;)ゞ

妊娠し、結婚を間近に控えていた親友が投身自殺?
納得できないヒロインは、後追い自殺したと思われる婚約者が言い残した、
「子猫の館」という店に手がかりがあると直感する。
そこは夜毎エロチックなショーの繰り広げられる、怪しげなスポットだった。
炎噴きの芸をする、野生的な顔立ちの俊敏な獣のような雰囲気を漂わしている
男と出会ったヒロインは、彼にどうしようもなく惹かれていくのだった・・・

作者は公魚一味と共著などのある作家さん。
ポプラ社なんかのジュブナイルものが多いようです。

ミステリとしては凡庸もいいところで、真相はすぐに察しがつきます。
ただし小説自体は、σ(´ー`)でもいいちゃあいいんですが、全体的に
古くさ過ぎるセンスゆえにマイナス一点となりました。
殺し屋が、ヒロインを今まさに殺そうとする段になって、
「昼下がりの男って、どういう意味?」
「クライアントのことは、口にしねえことになってる」
「いいでしょ、わたし死ぬんだから」
「だから、今のは、あんたに大サービスってわけさ。」
などという会話の出て来る本に、21世紀にもなってお目にかかるとは。

138 :AI(artificial idiot) :01/11/21 11:00
あ、一行ぬけてました。
23は、
官能描写(w、数個所あり、
です。

139 :執事バンター:01/11/21 11:28
丁寧な解説、ありがとうございました。
僕はそれまでのがワカサキ先生の2冊と就職氷河期だったので、
最初から馬鹿にして飛ばし読みしたようです。
心を入れ替えました。

140 :名無しのオプ:01/11/23 09:35
香取俊介「謎・第三の男」(シリーズNO.13)

サブタイトル(映画界・殺人シナリオ)

(事件のはじまり)
話題の映画「ランナウェイ」のクランクイン直後、プロデューサーが
死体となって発見された。シナリオライターの結城は泥酔して
意識の定かならぬうちに事件発生現場に置き去りにされていた。
彼は何者かに嵌められたのだ・・・

ダイソー・ミステリーの真打ち登場!
物語は主人公の結城と死んだプロデューサーの姪のふたつの視点から
描かれます。同じ事柄についてしばしば繰り返し書かれているので
叙述トリックでは?と前のページを読み返すこと幾たびか。が、やがて
単に「文章」が下手くそなだけということに気づきます(さっさと気づけよ)。
しかし真打ちには真打ちたる巧みがあるのです。激しく無用な地理説明、
名所解説やストーリーと無縁の蘊蓄を散りばめ、理不尽な主人公たちの
言動や、つじつまの合わない部分を適所に配することで読み手を攪乱する、
この技。
ふとページを繰る手を止めたとき、「それ」を待ちこがれ期待に胸ふくらませて
いる自分に慄然とするのであった。
ヽ(`Д´)ノ

141 :名無しのオプ:01/11/24 03:25
スゴイ面白そう

142 :名無しのオプ:01/11/24 11:00
うん、ここのレビューは面白いっす
きっと本編より面白いものがあるに違いない
ヽ(`Д´)ノランクの奴とか

がんばってください!

143 :名無しのオプ:01/11/25 00:15
>>140
買っちまったよ……
ほかに同時購入・読了したのは「チーム」「アストレーア」。
その落差で読んだら二倍落ち込みそうだ。

144 :AI(artificial idiot):01/11/26 04:16
22 コバルトブルーの誘拐
   著者・・・瑞納 美鳳
   ジャンル・・・知能犯vs警察小説

(´-`;)ゞ

大会社の社長令嬢が誘拐された。身代金の要求額は、何と10億円!
次から次に奇手を繰り出してくる犯人の前に、捜査陣は翻弄され続ける。
果たして社長令嬢のボーイフレンドで、警視総監の息子でもある新米
警部補は、この恐るべき知能犯を追い詰めることができるのか?

待ってました、公魚軍団!これが初遭遇作品なので、かなり期待して読みました。
なんだ、なんだ、意外と真っ当だな、σ(´ー`)でいいじゃん、と途中までは
思っていたのですが、解決編に至ってマイナス1点せざるをえませんでした。

いや、別にトリックが実現不可能とか荒唐無稽だから、という理由からでは
ありません。むしろ、こういう馬鹿トリックは大好きな人間ですし。
ただね、馬鹿トリックというのは、思いつきだけではまずいと思うんですよ。
例え馬鹿でも、その作品世界内では緻密に構成されていなければ駄目です。
(だから>>75さんの言われるようなトリックでも、論理的に首尾一貫してればOK)
これはアイデアのみで、細部が適当という、駄目な馬鹿トリックの典型例。

例えば核になっている、超音波を使って痴呆状態にさせて犯人の都合の
いい情報を書き込むというアイデアは、それ自体を拒否したりはしません。
でもね、痴呆じゃまずいでしょ、せめてタブラ・ラサ(白紙状態)じゃなきゃ(W
例をあげると、私が非現実的手段で現存するラテン語の文学作品を全て
記憶させられたとしましょう。果たして、私はラテン語の達人になれるか?
当然、駄目ですね。音と意味の対照が組織されていないから。
ベラベラと、自分でも意味不明な異言を並べ立てるしかできません。

145 :AI(artificial idiot):01/11/26 04:17
(144の続き)
この程度は、シニフィエとシニフィアンを持ち出すまでもなく、自明なことでしょう。
では、辞書と文法書も刷り込んだとしたら?何とかいけるかもしれません。
でもそれは、私が文法とか会話という概念を既に持っているからです。
もし私が2歳児だったら?この方法を以ってしても、駄目でしょう。

この作品では、2歳児に刷り込むよりもさらに無茶なことを、「すごい理論」
だとか言われていて、萎えてしまいます。
だから「言葉」ではなくて、概念のないところに概念をどう植え込むかとか、
全く別種の概念らしきものと我々の概念をどうすり合わせるかといった、
ディテールを作りこめば、面白くなったはずだと思うのですが。
頭のいい馬鹿トリックは大歓迎ですが、頭の悪い馬鹿トリックは願い下げ。

身代金の××の運搬方法も、思いつきだけの細部のない大馬鹿トリック。
緻密とか言われてるくせにこの犯人、台風は考慮しなかったかのか?

とどめは、逮捕されても身代金を手に入れるために犯人が打った手。
金の出所さえ明らかにならなければ、ギャンブルで入手したと言い張れるし、
しかも外れ馬券等を10億円相当の60万枚も集めておいてそれを必要経費
として申告すれば、税金さえも払う必要がないんですって。
あのね、税務署は甘くないよ。現実に必要経費として認められるかどうかは
別にして、当てたレースにかかった金か、せいぜい同一日に費やした金しか
認めてはくれないでしょう。
大サービスで、全部OKだとしても、合計10億円分の馬券等を買うのに費やした
費用そのものは、どかこから捻出したというの?当然、それだけの収入が
あったのに、税金をはらっていないかったということで脱税になりますがな。
脱税犯は5年以下の懲役と罰金、罰金は脱税した金額まで課すことができるし、
追徴金以外に税金も考慮したら、下手すりゃ大赤字です。やれやれ。

170 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)