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初心者のためのミステリ用語辞典

1 :名無しのオプ:02/02/13 22:13
ご協力お願いします。

2 :名無しのオプ:02/02/13 22:16
ここじゃあダメなのか
「初心者もミステリーの世界に入りたい」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1012194030/l50

3 :名無しのオプ:02/02/13 22:38
ご親切にありがとうございます。
ですがこのスレッドは、皆様に「ミステリ用語の解説」をしていただき、
ゆくゆくはスレタイトル通り辞典として活用できるようになったらいいなァ、
と思いつつ立てたものなので……いやはや、すみません。

4 :アリバイ:02/02/14 10:39
その時刻、その場所にいなかったことの証明。現場不在証明。
家に宅配便が来たとか、遠く離れた飲み屋で札ビラきっていたとか。
あまりに堅固だと捜査側を発奮させてしまい、結果的に裏目にでることも多い。

こんな感じでいいの?

5 :犯人:02/02/14 10:47
犯罪行為の主体。
犯罪とはいえない場合(カレーを焦がしたとか)でもこう呼ぶことが多い。
註1 人間でない場合もある。
註2 いないときもある。

こんな感じでいいの?

6 :毒薬:02/02/14 10:52
生物を死に至らしめる薬品。
ある時期まではストリキニーネと青酸カリしかないと思われていたが、
他にもあるらしい。
(この項、現在も調査中)

こんな感じでいいの?

7 :安楽椅子探偵:02/02/14 10:53
アームチェア・ディテクティブとも言う。
現場に赴かずとも、人から伝え聞いた話などだけで
事件を解決してしまう探偵のこと。

アームチェアは「肘掛椅子」なのに
なぜかか「安楽椅子」。

とか?

8 :密室:02/02/14 10:56
外部からは入り込めない、あるいは、
内部から出て行けない閉ざされた空間。
多くの場合は建築物の内部の部屋とされ、
死体が発見されたり、いるはずの人間がいつのまにか不在となり、
幻想的な謎を捜査陣および読者に喚起する。

註 完全に密閉すると窒息するため、隙間の存在は認められている。

こんな感じでいいの?(飽きてきた)

9 :怪盗:02/02/14 11:01
泥棒のことであるが、怪人二十面相やルパンのように
一種の騎士道精神を持つかっこいい人を指す。
時に探偵役を買って出、経験を生かした味のある活躍をする。

註 江戸川乱歩によれば「怪盗ジゴマ」というのがいたそうだが、
  私にはなんのことだかサパーリ。

こんな(略

10 :三大奇書:02/02/14 11:11
日本の本格探偵小説史上、
結果としてターニングポイントとなった
夢野久作「ドグラマグラ」
小栗虫太郎「黒死館殺人事件」
中井英夫「虚無への供物」     のこと
埴谷雄高氏らはこれに、
久生十蘭などの異色作家を含めて、「黒い水脈」とも読んだ。
また、竹本建治「匣の中の失楽」を含めて「四大奇書」と呼ぶ人もいる。

註 奇書の奇は、奇妙だとか、怖いとか、珍しい、という意味に近い。
   「新本陣殺人事件」のような駄書とは一切関係ない。

11 :ハードボイルド:02/02/14 11:13
ダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーらによって確立されたジャンル。
感情を抑えた筆致と独特の抒情感を特徴とする……はずが、日本では「エロとグロと
バイオレンス」というよく分からない理解で広まってしまった。何故だ。
主人公は中年以上の男性である例が多く、ミステリの探偵としては例外的なまでに
行動的。そして大抵後頭部を殴られて気を失う。でも死なない。フィリップ・マーロウ
の頭蓋骨は途轍もなく頑丈らしい。
チャンドラーの生み出した主人公、フィリップ・マーロウはミステリ史上有数の人気を
誇る探偵である。彼を評する言葉「卑しい街の高潔な騎士」を以ってハードボイルドの
真髄とする意見も根強い。

ハメット、チャンドラーにロス・マクドナルドを加えた三人を「ハードボイルド御三家」と
称する。

……こんな感じ?

12 :地雷:02/02/14 11:40
1、接近した人や車両を破壊するために地面に埋められた兵器。
コストの割には効果が高いが、紛争が終わっても殺傷力を
維持したままなので回収に苦労する。指向性のもある。

2、読んだ後触ったことさえ後悔する本。ミステリに留まらな
いが、ミステリの駄作を指すことが多い。

13 :密室:02/02/14 11:55
実際の事件ではほとんど見られないがミステリでは
日常的に見られる現場の状態。解明されても
事件解決につながらないことが多いが、探偵は犯人
特定をそっちのけにこの謎に挑むこともある。

14 :名無しのオプ:02/02/14 16:44
ダシール・ハメットもしくはビル・プロンジーニ
の小説シリーズの主人公が劇中で名前を呼ばれないことから、
こう称される。
ダシール・ハメットは探偵社の名前(コンチネンタル探偵社)から
「コンティネンタル・オプ」と呼ばれることも多い。

こんな感じでいいの?


15 :執事:02/02/14 17:02
最も胡散臭い人物。
絶対に犯人ではない人。または犯人であってはいけない人。
これを犯人しているものは駄作とされる。
戦前の作品には多かった。
アジア系であることが多い。
しかし、何らかの秘密は握っている。

よく見かける「羊バンター」とは無関係。


16 :中国人:02/02/14 17:08
シナ人とも呼ばれるが、そちらは現在のデフォルト漢字変換では出てこないことが多い。
西洋では、中国人は神秘的な存在であり、魔法を使うと思われていた。
そのため、ノックスの十戒(別項)では、執事(別項)とともに、
合理的な解決を望むミステリーでは真犯人にしてはならないと規定された。

エラリィ・クイーンの傑作「チャイナオレンジの秘密」とはあまり関係ない。

17 :名無しのオプ:02/02/14 17:11
これもはっとくか
「ミステリーの定義って?」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1006352277/l50
類似スレ「ミステリーに何を求めますか?」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/979905337/l50


18 :死亡推定時刻:02/02/14 17:19
1 死体の状態を様々な医学的角度から調べて、割り出された時間のこと。
捜査関係者が判断することが多いため、信頼される反面、
(医者や検死官などの)自作自演である可能性もあり、予断を許さない。

2 作家によっては後になって唐突に「間違っていた」といわれるだけのこともあるので恐ろしい。

19 :倒叙:02/02/14 17:30
倒置叙述の略。
もともとは、ミステリーの基本形(既に起こった事件の真相を、名探偵が
捜査、解明していく)をひっくり返して、逆に事件が起こるまでの経過を
描いていくものを倒叙ミステリーと呼んでいた。(例:「伯母殺人事件」)
しかし現在では、上記の基本形を踏襲している作品などほとんどなくなった
こともあり、単に冒頭から犯人が誰なのか明らかにされている作品を指して
倒叙と呼ぶことが多い。(例:刑事コロンボ)

ミステリーの形式が多様化した今となっては、死語となりつつあるようだ。

20 :ネタバレ:02/02/14 17:52
ミステリー好きの夫婦(友人、恋人)が、トリックをばらしてしまったため、
殺人事件(絶交、離婚、破局)に発展したという神話がある。
このスレッドもある意味相当危ない。

註 しかしいろんな半端なメディアでこのことを知ったので、
この神話の典拠はよくわからない。

21 :名無しのオプ:02/02/14 18:30
そのアホ夫婦は以下のスレそのものだ

「ミステリ好きは人生の敗北者」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1009276160/l50

22 :1:02/02/14 18:38
皆様、ご協力ありがとうございます。引き続きこんな感じでお願いします。
別に、『著名な作家とその代表作』、だけでも構いませんので。
(出来れば作品名に出版社名等を付記していただければ非常に助かります)

それから皆様>20にはくれぐれもお気をつけ下さい(汗

23 :流水大説:02/02/14 21:27
清涼院流水氏の作品を指す呼称。
信者じみたファンが喜んで使い始めたのかと思いきや、ご本人が最初にこの呼称を使いだしたと
いうのだから凄まじい。その理由は、なんでも「小説という定義には収まりきらないから」だとか。
事実、ミステリという枠を超越しきった作品が揃っており、波長が合うととことん楽しいが波長が
合わないと殺意を覚えるほどつまらない。激しく人を選ぶ作品群であると言えよう。
その特性から、「中身を見ずに買ってはいけない作品」の筆頭としてしばしば挙げられる。
立ち読み、もしくは図書館などを利用して自分に合うかどうか見極めた上で買わないと激しく
後悔する危険性あり。しばしば地雷(別項参照)の例として挙げられるが、ファンが多数いる
ことも事実であり、客観的に駄作と断じることもできない。よくも悪くも扱いにくい作品である。
現代ミステリを読むのであれば、一度は目を通しておきたい作品と言えよう。ただし二度読む
価値があるかどうかは人による。ちなみに編者は一度読んで精魂尽き果てた。

なお、「これはもはやミステリではない」との主張が擁護派・否定派の双方から頻出している
ことも付記しておく。

24 :パスティシュ:02/02/14 21:35
パロディ。ある作品を元に、ファンが想像を膨らませて作った二次創作物。
元になった作品の主人公を登場させ、原作中で語られなかった挿話の一つという
形をとって書かれることが多い。
パロディとパスティシュの差は曖昧だが、ミステリでは「原作の雰囲気をそのまま
模倣したもの」をパスティシュ、「原作を茶化したり戯画化したもの」をパロディと
いう傾向がある。


25 :メタミステリ:02/02/14 22:10
途中まで書いたところでプロットの破綻に気づいた作家が
用いる非常手段。「そこまでの部分は実は作中作だった!」
ということにすれば、たいていの場合はごまかせる。

26 :叙述トリック:02/02/14 22:34
作者自らが読者に仕掛けるトリック。
フェア、アンフェアで賛否が分かれる場合が多い。
また、多くの政治家も、叙述トリックの名手といえる。
(例)
「私は確かに言ったが、命令した覚えはありません。
それは相手が勝手に命令と受け取ったのです」


27 :名無しのオプ:02/02/14 23:15
今日、ついに「コズミック」買っちゃいました。
ブックオフで700円でした。今から読んでみます。

28 :名無しのオプ:02/02/15 02:32
「ミステリ的には」を多用する人は、自称ミステリ通である。

29 :京極夏彦:02/02/16 19:13
何故か同人界で圧倒的な人気を誇るミステリ作家。
有栖川有栖と並ぶ「日本で最も同人作品を創られているミステリ作家」である。その同人人気は
半端なライトノベルなど足元にも及ばない。
本人の作風は特に耽美めいているわけでも美青年が登場するわけでもなく、何が腐女子の心を
それほど掴んだのかは一切謎とされている。「京極作品の最大のミステリは、あの異常なまでの
同人人気」と言われる所以である。
なお、ご本人の名誉のために書き添えておくならば、純粋にミステリとして良質の作品を発表
し続けている作家でもある。(純粋な謎解きとしては、卑怯に思われる点もあるが)

30 :無惨:02/02/16 22:55
むごたらしいこと。残酷なこと。いたわしいこと。ふびんなこと。

一般的に日本初のミステリーと称される黒岩涙香の1889年の作品。

31 :ノックスの十戒:02/02/16 23:32
ロナルド・A・ノックス(1888〜1957)が「1928年度傑作探偵小説集」の
序文の中で提唱 した、ミステリ作家が読者に対してフェアであるために
守らなければならないルール。

 1・犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。又、
   読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない。
   (例・物語の記述者が犯人)

 2・探偵方法に超自然力を用いてはならない。(例・神託、読心術など)

 3・秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。

 4・科学上未確定の毒物や、非常にむつかしい科学的説明を要する毒物を
   使ってはいけない。

 5・中華人(中国人≫16)を登場せしめてはいけない。

 6・偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。

 7・探偵自身が犯人であってはならない。

 8・読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。

 9・ワトスン役(探偵の助手)は彼自身の判断を全部読者に知らせるべき
   である。又、ワトスン役は一般読者よりごく僅か智力のにぶい人物が
   よろしい。

10・双生児や変装による二人一役は、予め読者に双生児の存在を知らせ、
   又は変装者が役者などの前歴を持っていることを知らせた上でなくて
   は、用いてはならない。

江戸川乱歩(別項)「幻影城」(別項) より

ノックス曰く、探偵小説(別項)とは、作家と読者という二人の競技者間のゲーム
にほかならないので「専門的なルールが必要」ということらしいが、どこまで
本気だったかは定かではない。

ノックスは、あまりにも有名な密室トリック(別項)が出て来る「密室の行者」(1925年)
という短編の作者でもある。

32 :1:02/02/17 00:28
少々早いですが一応、途中経過。目次です。

>>4 アリバイ(ありばい)
>>5 犯人(はんにん)
>>6 毒薬(どくやく)
>>7 安楽椅子探偵(あんらく‐いす‐たんてい)
>>8 密室(みっしつ) 追加記事 >>13
>>9 怪盗(かいとう)
>>10 三大奇書(さんだい‐きしょ)
>>11 ハードボイルド(はーど‐ぼいるど)
>>12 地雷(じらい) 参考例 >>27
>>14 名無しのオプ(ななし‐の‐おぷ)
>>15 執事(しつじ)
>>16 中国人(ちゅうごく‐じん)
>>18 死亡推定時刻(しぼう‐すいてい‐じこく)
>>19 倒置叙述(とうち‐じょじゅつ)
>>20 ネタバレ(ねた‐ばれ)  参考スレッド >>21
>>23 流水大説(りゅうすい‐だいせつ)
>>24 パスティシュ(ぱすてぃしゅ)
>>25 メタミステリ(めた‐みすてり)
>>26 叙述トリック(じょじゅつ‐とりっく)
>>28 自称ミステリ通(じしょう‐みすてり‐つう)
>>29 京極夏彦(きょうごく‐なつひこ)
>>30 無惨(むざん)
>>31 ノックスの十戒(のっくす‐の‐じっかい)

現在23項目。書き込みして下さった皆様、ご協力ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
このスレに目をとめられたその他の方々も、
新規項目、補完レス、スレの感想等なんでも結構ですので、是非ともご参加くださいませ。

33 :名無しのオプ:02/02/17 03:04

おお、まとめたんだ〜 ごくろうさん。
用語解説じゃ無いのでsage

34 :メフィスト賞:02/02/17 19:09
講談社が主催する新人賞。
メフィスト賞の募集する作品は「広義のエンターテイメント」とされており、厳密には
ミステリに限った賞ではないのだが、ミステリ作家を多く輩出していることからミステリ
作家を対象とした新人賞として認識されている。
枚数制限なし、賞金なし、選考は全て編集者によって直に行われる(下読みが行われない)、
という特異な形式を採っているため、一般受けする「優等生的な作品」以外の個性的な
作品がしばしば受賞する。だがその反面、清涼院流水氏や蘇部健一氏など極めて個性が
強すぎる作家を輩出したことから「色モノ志向」とも評されている。
ミステリ系新人賞としては最大級のブランドの一つだが、「メフィスト受賞作は名作か色モノか」
と言われるアクの強さのため、敬遠する読者も少なくない。

35 :百円ミステリ:02/02/17 19:16
百円ショップ・ダイソーが発行しているミステリ文庫(?)。第一弾として30冊が刊行された。
百円ショップ内で販売されており、一般の書籍流通には乗っていない。
「百円でミステリ小説が読める!」を売りにしたシリーズだが、中古書店が隆盛している
影響か、あまり売れ行きは芳しくない様子。つーか、そもそも売ってる店舗をなかなか
見かけねぇ。内容はピンキリで、なかなかの力作もあるらしい。

参考スレッド:「ダイソー100円ミステリスレッド」
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1003152950/

36 :34を要約すると・・:02/02/17 19:53
【富士見ミステリ文庫】
メフィスト賞の中にたまに紛れ込んでいる、極めて色モノ思考の強い作品群の名称。

37 :後期クイーン的問題:02/02/17 20:11
作家エラリークイーン(別項)がぶつかった壁。
探偵小説(別項)空間内における”探偵の存在の根拠の希薄さ”に関する問題。
物語の最後に偉そうに自らの推理を披瀝することに、必然性はあるのか。また、
物語内で中立的立場、つまり、”事件の構成要素と足り得ない探偵”などは存在するのか。

クイーン自身がどこまでこの問題に自覚的だったかは定かでないが、現代の探偵小説
には必然的に関わってくるものである。
九八年刊行された笠井潔『探偵小説論I・U』も、『U』の第八章をその言及に費やし、
その発生を「探偵小説形式は避けることはできない」と定義付けして見せる。
「後期クイーン的問題」を最初に問題視したのは誰だったのか、判然としないけれど、
『探偵小説論』でも引用されるように、エラリィ・クイーンが『十日間の不思議』や『九尾の猫』
で直面した問題を、柄谷行人らのポストモダニズム的言説を用いて説明づけたのは、
法月綸太郎ではなかったろうか。法月自身もミステリ作家としておおいに悩んでいる(らしい)。

38 :壁本(かべほん):02/02/18 00:32
読了後、壁に投げつけた本のこと。
具体例は枚挙にいとまがない。
価格が高いほど、壁に飛ぶ速度が速くなる。
地雷の類語。
英)throw a book

39 :コージーミステリー:02/02/19 18:03
狭義には、家庭内を主な舞台に、夫婦・親子・隣人問題などを扱った推理小説

40 :36を更に要約すると……:02/02/19 18:08
【富士見ミステリ文庫】
そろそろ誰か止めてやれ。

41 :新本格:02/02/19 18:26
80年代後半より、講談社ノベルズを中心に登場した新人作家たちによるムーヴメントのこと。
87年に綾辻行人が『十角館の殺人』で登場したことを嚆矢とする。
#ちなみに「新本格」の名前が商業的に初めて用いられたのは同作家の『水車館の殺人』の背表紙から。
翌88年より、斉藤肇、歌野晶午、法月綸太郎、我孫子武丸、黒崎緑らが続々と登場。
さらに平行して東京創元社より折原一、山口雅也、有栖川有栖、北村薫らがデビューを飾った。

これらの作家のの傾向を一言で言い表すのは不可能であるが、無理に総括すれば、
「謎解きを最重要課題に置いたミステリーらしいミステリーの復権」を目指したと言えるだろうか。

70年代後半には竹本健治、笠井潔、島田荘司らが登場しているものの、
書店を制していたのは、社会派やトラベルミステリーの類であり、これら先輩たちも沈黙を余儀なくされていた。
こうした状況を打破したのが、新人作家たちの大量デビューであり、「新本格」は商業的なレッテルとして多大な効力を発揮した。
反面、こうした枠組みに入れられることを当の実作者たちは困惑をもって受け入れていたようである。

「新本格」は、95年以降、京極夏彦が、西澤保彦、森博嗣らの登場により、実質的な終焉を迎えた。
この世代交代に絶えられなかったのか、綾辻、法月、我孫子らは一様に寡作となっていった。

さらに現在においては、清涼院流水、乾くるみ、高田崇史、霧舎巧、殊能将之らの登場により、
「新本格」という言葉が体現していた理念や商業的パッケージは完全に解体してしまっている。




ちなみに「新本格」という言葉自体は、森村誠一がデビューした当時にも用いられており、決して新しい用語ではなかった。



42 :時刻表トリック:02/02/23 11:37
アリバイ(>>4)トリックのひとつ。というより、アリバイトリックの代名詞といっていいかもしれない。
交通機関をうまく利用して、犯行現場と別の場所の移動時間を常識的に考えられる移動時間より短くすることで、
犯行時刻に犯行現場にいることができなかったと思わせるもの。

43 :早業殺人:02/02/23 11:42
密室(>>8)トリックの一種。殺害時間を錯覚させる方法。

密室状態におかれたまだ生きている被害者を目撃者に見せ死んでいるように思わせた後でドアを破るなどして“密室”に入り、その時に目撃者に気がつかれないようにして被害者を殺害する。これによって、被害者は密室状態で殺されていたように錯覚させることができる。

被害者が密室状態で死んだように見える状態でいるとか、目撃者に気がつかれないように被害者を殺害するというのは、非常に都合がよすぎる感も否めないので、それを改良した次のような変形もある。

1.共犯者が被害者を装って密室内にいる。犯人は、それを目撃者に見せた後、目撃者を誰かを呼びにやるなどして遠ざける。その間に本物の被害者を運び込む。
2.1で共犯者=被害者の場合。

44 :プロバビリティの殺人(犯罪):02/02/23 12:01
probability。多分そうだろうという可能性の程度。確率。公算。
〜の殺人――殺したい相手を直接殺すのではなく、何らかの仕掛けで死ぬ可能性を高め、結果として死にいたらしめるという方法。
谷崎潤一郎「途上」は世界初の「プロバビリティーの犯罪」モノとして有名な作品で、後に乱歩の「赤い部屋」などを生み出すことになる。

45 :名無しのオプ:02/02/23 13:52
>>44
山風にもあるね

46 :愉快犯:02/02/23 16:30
愉快な犯人

47 :時刻表トリック(裏):02/02/23 16:54
もっともらしく時刻表がでてきても、実際は交通機関を利用せずに時間を短縮したりすることもままあるので、だまされてはいけない。

48 :時効:02/02/23 17:58
犯罪を犯して、捕まらずに逃げ回るのはかなり精神的につらいだろうし、
そのつらさで十分反省するだろうと思うので許してやりましょうという制度。

49 :名無しのオプ:02/02/23 20:39
原理的にはあらゆる人間
(ネットにアクセスできる動物などでもよい)を指す。
これを用いればバールストン先行法や自作自演などの
高度なトリックが君にもいますぐできるようになるぞ!
しかし初めて名無しのオプたちが集う場所にきた初心者は
意味がわからず絶句するという。

参考文献 ビル・プロンジーニ「名無しのオプ」シリーズ

50 :山風:02/02/23 22:14
山田風太郎の略。他に「鮎川哲也=鮎哲」など

51 :巽昌章:02/02/23 23:25
生年〜没年:1957.4.5〜
三重県上野市生まれ。京都大学推理小説研究会出身。小説に「夜の顔」など、評論に「暗合ということ」、「『二』の悲劇―法月綸太郎論」など。本業は弁護士だが法廷ミステリは苦手(自筆プロフィールより)

要するにSF界にいる評論家、巽孝之と間違えないことが一番のポイントである

52 :名無しのオプ:02/02/27 13:38
質問してもいいですか?

・ロジック
・フーダニット

について教えてください。


53 :ロジック:02/02/27 14:49
論理.論理学。
ミステリーにおいても、謎、トリックを解き明かすのに使われるものであるが、
トリックそのものよりもロジック展開を主にする場合もある。例 >>7

54 :フーダニット:02/02/27 14:51
Whodunit――Who has done it?(誰がやったか)を縮めた言葉で、普通の推理小説でもお馴染みの犯人探し。何人かの容疑者が登場して、その中から犯人を当てさせる趣向。

推理パズルの種類として他に、ハウダニット、ホワイダニットなど

55 :後期クイーン的問題(補遺):02/02/27 14:54
才能の枯渇を正当化するための理論。

56 :名無しのオプ:02/02/27 15:18
どなたか書いてくれると嬉しいです。

 ・トリック
 ・レトリック
 ・探偵
 ・孤島
 ・館
 ・糸
 ・映画化

57 :名無しのオプ:02/02/27 15:24
52です。
>53 >54 どうもありがとうございました。

58 :レトリック:02/02/27 15:48
修辞学。修辞――ことばを巧みに美しく表現する‐こと(技術)

ミステリーの感想などで使われる場合、
「ユーモアとレトリックの妙をお楽しみいただければと思います。」
「法廷場面でのレトリックとロジック、私の好みだ。」

59 :探偵:02/02/27 15:53
ミステリーの登場人物の役割のひとつ。
“神”から事件を解決する役割を与えられている。これがあくまでも“事件を解決する役割”であり“事件を解決する能力”でも“事件を防止する役割(能力)”でもないことが、探偵の宿命的な悲劇である。
例外はあるが。


60 :レトリック(その2):02/02/27 16:02
作中で探偵が自慢げに語る場合はたいてい詭弁かジョークにすぎず、
後にもっとまじめな謎の解決がなされる。
例 デュパンやホームズ

しかし、レトリックとトリックの区別がなされてない場合がたまにあり、
多くは意味不明である。
例 「黒死館殺人事件」

レトリックを弄ぶのは近代リアリズム小説においてはダサいこととされるが、
ミステリーではなぜか尊敬の対象となることがある。
例 「火蛾」

ちなみに、俺の友達で、自称「レトリシャン」がいた。
自分では気の利いた言葉を吐いているつもりらしいが、
単につまらないだけだった。くだらなかった。
例 「なるへそ、それを聞くと上杉謙信の無念がわかるようだよ」

61 ::02/02/27 16:06
・・・・・・なにを語ってもネタバレになるような気がする古典的なトリック装置。
現代では死滅したと思いきや、金田一君やコナンタンで生きながらえているトリック界の長老。

62 :探偵小説:02/02/27 16:09
戦前の日本では「探偵小説」という言葉が使われていた。
この言葉は英語のdetectiv story (あるいはdetectiv function)の和訳であるのに英米と意味が大きく違っていた。
英米では個性的な名探偵が不可解な謎を解く小説をさすのに対して、日本の探偵小説という言葉は本来のなぞ解き小説以外に、怪奇・幻想小説、科学小説、犯罪小説など広範囲なジャンルを含む用語として使われてきた。
戦後、探偵小説という言葉は、「偵」の字が当用漢字でなくなったことをきっかけにあまり使われなくなり、 次第に現在の推理小説やミステリーに変わっていった。

63 :推理小説:02/02/27 16:13
1946年雄鳥社が「推理小説叢書」を発刊した時、監修者の木々高太郎が命名したもので、
犯罪事件、特に殺人事件の犯人、犯罪の方法、動機などにまつわる謎を論理的に推理、解明することに興味の重点がある小説。
謎の定義、論理によるなぞ解き→意外な解決を基本としている。
また、推理小説と犯罪小説を区別して、あらかじめ計画された巧妙な犯罪を読者に提示し、読者とその犯行方法、犯人などの事件の解決を競い合う読者参加の小説をいい、
江戸川乱歩は犯罪に関する難解な秘密の解かれていく経路の面白さこそ小説の主眼で、数式やパズルと通じるものがあるとしている。

64 :ローカルルール:02/02/27 16:13
ある限定された世界でのみ通用するルール。
最初から提示されていないと単なる詐欺である。
例 山口雅也「生ける屍の死」は死者の蘇りが多発する世界での殺人事件を扱う。

作中の人物はローカルルールについて文句は言えるが、
その前提を内部から疑うことは出来ない。
例 なんでJDCなんかあるんだよ、糞が!とJDCメンバーは決していわない。

ローカルルールに違反すると作者によって存在を抹消される可能性がある。
例 書斎魔神

65 :映画化:02/02/27 16:18
クリスティやクイーンは映画化に積極的だったという。
しかし、犯人や事件の真相を映像によって隠蔽する作業は
きわめて難しく、映画製作者の気合いにかなり左右される。
まして叙述トリック作品は高いハードルだ。

成功例 「配達されない三通の手紙」・・クイーンを日本で再現する度胸。
成功例 「そして誰もいなくなった」・・クリスティ自身の気合いの入った脚本。


失敗例 「不連続殺人事件」・・出演者の内田裕也の滑舌がわるく聞き取りにくかった。

66 :名無しのオプ:02/02/27 17:25
>>58
>>59
>>60
>>61
>>65
ありがとう嬉しいです。

よろしければコレも。

 ・死体
 ・見立て

67 :孤島:02/02/28 10:04
事件の舞台設定のひとつ。
外部との往来が閉ざされた島で事件が起こり、外部犯という可能性を予め排除してある。
限られた登場人物数名の中で真相究明が行われるため緊張感を出しやすく
論理的展開も重視されるため、推理・探偵小説の醍醐味を味わえる設定のひとつである。
クローズド・サークルの一種。

例)「そして誰もいなくなった」A.クリスティ
  「十角館の殺人」綾辻行人 「孤島パズル」有栖川有栖
類義)吹雪の山荘

68 :死体:02/02/28 10:17
多くの推理小説で、これを発見することにより事件が明るみに出る端緒となる。
バラバラであったり、首がなかったり、顔の判別がつかないほど崩れていたりと
その一部が欠損している場合がある。
また、吊されていたり麗々しく飾られてある場合、移動の跡が見られる場合、
いったん発見された死体が消失してしまう場合などバリエーションは様々であるが、
なぜそのような状態で発見されたのかを作品内で明確にしておかないと、
駄作扱いされる一因となりかねない。

69 :死体(補足):02/02/28 11:49
「じつは死んでいなかった」というケースがある。(特にクローズドサークル)
読者自信も推理し、謎に挑戦する場合、死体がでてきたら要注意。
死体の描写、また死体を観察する人物の行動に注意して読むことが重要。
つまり、確実にそれが死体であることを確認すること。
書き手としては、駄作扱いになるかどうかの分岐点なので、表現に気を使うところ。


70 :見立て:02/02/28 16:12
日本文化を特徴づける概念のひとつ。
直接には関連しない2つ(ないし複数)の事物の間に、
形態や構造の平衡性を見いだすこと。

例 雨の中を傘をささずに歩く女を描いた浮世絵版画によって、
  「色っぽい濡れ場にはまった愛欲」を示唆する。

欧米ではすぐに「象徴」「暗示」などの偉そうな言葉になってしまうので、
日本の「見立て」概念はその点軽くて、とても使い勝手がよい。
しかし単に似ているというだけでは

見立てにはならず、単なる勘違いとして処理される。

例 既に書くのも恥ずかしいがムネオと某芸人

ミステリーの世界では、殺人現場で妙な格好をしたり、
変な演出をされて放置されている死体が出てくることがあり、
これを見立て殺人などと呼ぶことがある。
しかし、特殊なものに見立てられるとトリックの所在がわからなくなるので、
唐突に「大学時代そのテーマで卒論を書いたことがある」レベルの
人間が起用され、中世の悪魔主義などについて分不相応はうんちくを唐突に語り始める。

71 :ネタにマジレス:02/02/28 16:36
探偵役が証拠がないまままくしたてた推理に
ついマジレスしてしまいボロを出す犯人の姿が
しばしば見受けられる。
ある意味カコワルイ、というより哀れである。

72 :萌え:02/02/28 16:40
キャラクターなり作家なりへの(;´Д`)ハァハァ。
ミステリーも免れぬ対象であり、いやむしろ、
有栖川有栖だの京極夏彦、森博嗣らの作品は
萌えの対象として広く愛されている。

注意 狙って失敗すると目も当てられない。
例 霧舎、高里etc.

73 :見立て(補足):02/02/28 16:43
推理小説においては特に連続殺人の証拠とされることが割とある。
A,B,Cの三つの殺人がありそれらに共通した見立てがなされている場合、
その為にその三つの殺人は連続殺人=同一犯とみなされる。
が、実は…(というのがやたら多いような気がしてならない)

74 :ジサクジエーン:02/02/28 16:58
一人二役トリックとも呼ばれ、1人の人物が複数の人間として振る舞うこと。
一人三役という例も存在する。
逆に、複数名が1人の人物であると偽装するトリックもあり、
これは一般に”騙り”とも呼ばれる。

75 :見立て(補足):02/02/28 17:32
連続殺人の場合、犯行の動機をあえてターゲットたちに見せ付けるときに使う。
見に憶えのある者たちは、それに気付き、恐怖におののく。
たいていは探偵役等、他人には知られたくないことなので、
ターゲットたちはしらを切りとおす。
途中、「ま、まさかアノことが……そんな!」と言い、アノことを明言しないまま
殺害されることによって、読者の興味を引きつける。

76 :バカミス:02/02/28 22:06
バカミステリーの略。驚愕を通り越した結末や解決、論理があるミステリのこと。
作者の意図するしないには関わらない。
霞流一が命名し、本人も実作にて実践している。
バカとは書いてあるが批判的な意味合いではなく、ある種の感服、同情を持って
使われる事が多い。
ただ、読者の好みにより、「壁本」「地雷」にもなりうる。

77 :名無しのオプ:02/03/01 02:59
なんだか良いスレッドですね。

78 :読者への挑戦:02/03/01 08:51
1、緻密なロジック物で作中の探偵が犯人に気付いた時点で挿入される
読者に対する挑戦文。
例「ここまでの文中に犯人を特定する為の手がかりは全て提示されている。
探偵○○は読者と同じ条件のもとにたった今犯人を知ったことを
お知らせすると共に、読者へ挑戦する。
××を殺した犯人は一体誰か?」

2、エラリィたんハアハアな作家が好んで使いたがる。
これが入ってると無条件に喜ぶ読者も多いが、
こんなものどうでも良くて読み飛ばしてしまう読者も同様に多い。

79 :見取り図:02/03/01 09:54
主に「館モノ」と呼ばれる作品に記載されている。
緻密に描かれているもの、手書きの少々お粗末なもの、
それぞれに独特の趣がある。
まず冒頭に全体図が、その後事件発生の都度、現場周辺の拡大図が記載される。

書き手としては、その建物の構造により発生する死角等を、より説得力を
持たせる為、また読者の推理がより円滑に行われるよう配慮して記載する
場合が多いが、読者としては
 ・見取り図があると推理に役立つし、雰囲気も盛り上がる
 ・見取り図は不要、むしろあるとムカツク
と大きく二つに割れているのが現状。


80 :ミステリーの起源:02/03/01 10:46
これについては諸説があるらしい。
1 一説にはエドガー・アラン・ポーが1841年に
「モルグの殺人」という短編を書いたことに始まるという。
彼はそれ以前にも多くのいわゆるゴシック小説
ないしホラー(「アッシャー家の崩壊」などの名作数多し)
を手がけていたが、この作品で、
「探偵(胡散臭い)がぶっ飛んだ謎を屁理屈で説明する」パターンを構築した。

2 しかしそれ以前の古代文学(ギリシャの悲劇)や
 東洋(特に中国)のある種の文学に起源を見いだす人もいる。
 我が国では「源氏物語」のいくつかの章に謎解きの要素があるという。

3 1994年、京極夏彦が登場。
  さらに有栖川有栖の「火村シリーズ」も軌道に乗り、
  それに後押しされるようにして
  森、清涼院らキャラ萌えメフィスト作家がブレイク。
  それしか読まないという「ある意味ミステリーファン」が
  大量に生まれた。
  彼らにとってはミステリーの起源などどうでもいいことである。

81 :交換殺人:02/03/01 10:53
二人の人物が、それぞれお互いのターゲットを殺すことにより、
捜査の手から逃れようとする手口。
殺人が二つ(またはそれ以上)あった場合、この可能性も考慮する必要がある。

また映画ではあるが、あまりにも有名な失敗例が存在するので、
(メール欄)に記載しておく。

82 :赤かぶ検事:02/03/01 11:03
和久駿三の傑作シリーズの主人公。
法廷闘争を扱ったものであるが、
毎回趣向を凝らしたトリックとナイスな脇キャラが楽しい。
故フランキー堺扮するドラマシリーズで、お茶の間の人気も高い、
今や国民的探偵の一人である。
・・・はずなのに、なぜか名探偵を語った本やスレでは
ほとんど相手にされないのが不思議である。

註 現在のドラマでは橋爪功が赤かぶ役。
  娘は高田麻由子だが、かつての美保純人気もいまだ高いらしい。
  親父たちの好みはわたしにはサパーリわからん。

83 :名無しのオプ:02/03/01 11:08
>>39
狭義でない定義も知りたい。。。

84 :39:02/03/01 11:21
詳しくは判らんのだが、狭義にしないと“ユーモアミステリー”と
いった言葉と区別がつきにくくなるのかも。

ちなみにコージーとは「心地よい」といった意味。

85 ::02/03/01 14:32
ミステリー草創期に《プルートォ》の名で登場したのが嚆矢か。

そのときの役割は被害者、そして(メール欄)だったが、その後
目撃者、犯人、そして名探偵と、さまざまな後輩たちが登場する。
ナゼか黒猫であることが多い。

なお、この項目における「者」は全て「猫」と読みかえること。

86 :アンボイナ:02/03/01 14:58
通称イモガイ。
殻長 6〜10cm、特徴は魚食性で被害例も多く、危険である。
刺症は患部の痛みのほか、神経毒であることから、
20〜30分後に体の自由が奪われ、呼吸困難、血圧降下、全身麻痺など、死亡する例もある。
船戸与一氏お気に入りの殺害毒。死亡後体内から検出されることなく、
心筋梗塞等の診断をされるとあるが、事実は不詳。

87 :オランウータン:02/03/01 15:20
ショウジョウ科

分布
東南アジアのボルネオ島、
スマトラ島
(パリ)

オランウータンとはマレー語で「森の人」の意味。ボルネオ島とスマトラ島に 生息する。
妊娠期間は264日で類人猿中最も長く、授乳期間は約4年。
ほぼ完全な 樹上性でドリアン、マンゴーなどの果実を好むが、葉、樹皮、昆虫なども食べる。
雌雄とも単独で生活しており高い木の枝に1頭ずつ巣を作る。生息密度には0.1〜5頭/ 平方キロメートルと地域によって大きな違いがある。
30000〜50000頭の生存が 見込まれているが、近年の熱帯林の伐採により急速に生息数を減少させている。
もしかすると煙突から入ってきて殺人を犯すかもしれないので、ペットにする場合は十分に注意が必要。

88 :さて、皆さん。:02/03/01 15:40
古典本格ミステリーで、名探偵が謎解きを開始する際に発する言葉。
なお、このときには犯人を含む全ての主要な登場人物(殺害された
者を除く)が一堂に会していることがほとんどである。

89 :名探偵 みなを集めて さてと言い:02/03/01 21:17
88の状況を表す川柳?

90 :リノリウム:02/03/01 21:36
抗菌性、耐磨耗性、防災性、帯電防止性に優れた床材。

舞台となる建物の床材として、なぜかミステリには多く登場する。
その原因は未だ不解明。

91 :肩を竦める(すくめる):02/03/01 22:13
肩をちぢめるしぐさをする。
恐れ入った、あきれた、不本意だ、などの気持ちを表す。

ほとんどのミステリにおいて、作中人物の誰かが必ずする動作。
現実と照らし合わせてみると、海外作品には当然出てくるべき動作。
しかし国内作品においても、作中人物は堂々とそれをやってのける。
その原因はこれまた不解明。


92 :少し遅い朝食:02/03/01 22:54
時間にして朝10時過ぎの、場合によっては朝食兼昼食となることもある。

本格ミステリの場合、トーストにハムエッグ、それに紅茶もしくはコーヒーという
メニューになり、ほとんどの場合ご飯に味噌汁、焼き魚、納豆等の和食にはならない。
その原因は不解明。


93 :鹿爪らしい顔:02/03/01 23:12
御手洗が良くやっている顔。
どんな顔なのか誰か教えて。

94 : :02/03/01 23:25
>93
こんな顔らしい。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~cw6h-otk/easyball.gif
ttp://www.asahi-net.or.jp/~cw6h-otk/urasugao.html


95 :信者:02/03/01 23:58
何かを信じている人のこと。
ある作家のやることなすことはすべて肯定できる、羨ましい人々。
大別して、

1 どんなにトチ狂ってもなぜか離別できない詐欺師(例 島田某)
2 本来最低の性格なのにageたくなる変人(例 森某)
3 難解という評判でカルト化する作家(例 麻耶某)
4 午後12〜13時に「小鳥遊に萌えな人」をあげる奴(やめてください)。



96 :名無しのオプ:02/03/02 01:27
>95
午後12〜13時ってかなり分かり難い時間だ。

97 :ストリック:02/03/02 10:46
「アクロイド殺害事件」などの、叙述上に仕掛けをして、ストーリーがトリック
となる作品群を総じて、推理作家の斎藤栄が名付けた名称。
だが、一文字かえるとdでもないことになる上、当時は作品も少なかったために
なじまず。今では叙述ミステリの名称が一般化したため、誰もこの名称を使う事
が無くなった。
(類似)叙述、メタミステリ。

98 :モダン・ホラー:02/03/02 11:02
現在、ホラーというと、かつての「怪奇幻想小説」ではなく「モダンホラー」を指すことが多い。
しかし、モダンホラーの定義は本場アメリカでも確立しておらず、実体は意外とあいまいだ。
アメリカで初めてモダンホラーの言葉が登場したのは六〇年代。
テレビ番組「ミステリー・ゾーン」などを原体験とする作家らが、映像的感性を大胆に取り入れて書きはじめたという。
しかし、この語が一般化するのはやはりスティーブン・キング登場以後で、
日本の「ホラー作家」たちもキングらに多大の影響を受けている点で共通する。

「怪異現象そのものを描くのが古典ホラーで、その怪異に立ち向かう人間を描くのがモダンホラー」
「モダンホラーとはジャンルではなく、いわばジャンル融合、ゴッタ煮のエンターテインメントを指す“運動”」
といった認識の仕方もある。
既存のホラーよりさらにミステリーとの境界線があいまいである。

小池真理子、篠田節子、坂東眞砂子、小野不由美、恩田陸といった女性作家の作品がこう呼ばれることが多々ある。

99 :ノワール:02/03/02 11:33
NOIR フランス語で「黒」の意。 

この数年、〈ノワール〉と名づけられた小説群が注目を浴びている。

そこに正義のヒーローが勝利する勧善懲悪の甘い結末はない。
むしろどうすることもできず堕(お)ちていく男女の影にこそ、この世の真実を見ている。
金や名声や異性に対する止めどもない欲望、モラルや理性をこえた情念、不条理な運命。
すなわち「人間存在の真実」を強く深くとらえた小説 (文芸評論家・吉野仁 定義)

もともと戦後フランスでロマン・ノワールと呼ばれ人気を博していた作品は、
ほとんどペイパーバックで発表された読み捨てのアメリカ犯罪小説だった。
このノワール(暗黒)小説の復刊ブームや再評価が八〇年代中期から英米中心に、
世界中で巻き起こった。『ポップ1280』のジム・トンプスンはその代表作家。
その一方で、ジェイムズ・エルロイを筆頭に、すぐれたノワール系の書き手が続々と登場してきた。
そして日本でも馳星周の登場によりこの言葉が急速に広まっていく。
しかしその後、なんでもかんでもノワールに入れてしまえば売れる、という風潮も生まれ、ある種インフレ化している傾向もある。

100 :過剰解釈:02/03/02 11:47
100だよな? ズザーーーーー。


名探偵はしばしば、現実から遊離したペダンティックな推理を展開する。
時として、単なる偶然に象徴的な意味を読みとってしまう。
これを過剰解釈と呼ぶことがある。
小栗虫太郎やヴァンダインの名探偵がよくやるが、
アントニー・バークリーやエラリ・クイーン(特に後期作品)はこれに対して
「名探偵の推理、あぼーん」というシニカルな姿勢を示して批判した。

たとえばこのレスで100となるわけだが(たぶん)、
ねらっていたわけではありません。
単なる偶然です。

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