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初心者のためのミステリ用語辞典

145 :死斑:02/03/06 11:49
死後、血液は重力の影響を受けて低位へと移動していきます。
死体が仰向けであれば背面に、腹這いであれば前面に、首つりだったら手足に。
移動は毛細血管などを利用して行われますが、一定時間が過ぎると血管から染み出て組織を染めていきます。
外見からは斑模様が浮き出てきたように見えますが、その模様の広がり具合・色から死亡時期・死因を割り出すことができます。
死斑は死後20、30分から現れます。もともと血液ですから非常に流動的で、指などで死斑を圧迫すれば消えてしまいますし、
死体を動かせば死斑の位置が変わってしまいます。当初は斑状だった死斑も、死後2時間から3時間もすると模様が結合し始めます。
時間が経つにつれて死斑は消えにくくなり、死後7時間から10時間で死斑の移動はなくなります(色が薄くなることはあります)。
そして死後12時間で最強の状態となり、新たな死斑の出現がなくなります。
例外として死体が水中にあった場合は、頻繁に体位が変化するために死斑も弱く流動的です。窒息死の場合は通常よりも死斑が濃く出ます。
通常の死斑の色は、赤みを帯びた紫や黒みを帯びた紫ですが、死因・死体の保存状況によって変化します。
死因が凍死だったり、死体を冷蔵庫で保管していた場合の死斑の色は鮮赤色となります。一酸化炭素中毒の場合も鮮赤色で、死斑は早く現れます。
青酸化合物による中毒死の場合も鮮赤色で、硫化水素の場合は緑を帯びた褐色をしています。
死斑と混同しやすいのが皮下出血で、同様に皮膚の染色が起こります。ですが、すぐに組織を染めるので脱色できない点、
低位に出現するとは限らない点などから判別することが可能です。もっとも、解剖すれば容易に判るのですが。

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