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」10レスずつ完結するミステリー小説を書くスレ」

1 :sage:03/06/02 02:38
1レスずつ皆が小説の続きを書いていき、10レス目で1つの小説を
完成させるというスレッドです。10レスごとに、1つの小説が完成
するということです。1レスに書く内容は短い文章でも構いません。
うまくいけば、100の小説が出来上がります。文章が苦手でも
大丈夫です。積極的に書き込んで下さい。どんなストーリーになるのかは
誰も予測がつきません。それこそがミステリーなのです。
では、始め。

「屋敷の地下室」
僕には、気になっていた事があった。僕が住んでいる家から車で10分ほどの
所に深い林に囲まれた大きな古い屋敷があった。あんなに立派な屋敷なのに
住人達は屋敷に関して何一つ言わなかった。僕は、屋敷に住む人がどんな人
なのか見てみたかった。でも、屋敷から人が出てくるところは一度も見たことが
ない。時々、黒い車が止まっているのを見ただけだ。庭にはゴシック調の
悪趣味な置き物が、二つ、三つ置いてあった。僕は、怪しまれないように少し
離れたところから様子を見てみることにした。一つおかしい所があった。1階の
右端の部屋の窓にたくさんの釘で板が打ち付けてあったのだ。まるで何かを
閉じ込めてるかのように。いったい何故?下部にかすかに換気口が見えたこと
から、地下室もあるようだ。僕はいつのまにか屋敷のすぐ側まで来てしまって
いた。すると、後ろから誰かに声をかけられた。振り向くと、仕立ての良い
ジャケットを着た神経質そうな紳士が僕を見ていた。ジャケットには少し
ホコリがついていて薄汚れていた。大体この暑い時に何故ジャケットを?
男「何か用か?」
ショーン「いえ、何も… ただの通りすがりです。」
男「私がこの屋敷の持ち主だ。私はローランド。君は?」
ショーン「ショーンです。」
ローランド「見かけない顔だな。この辺の者じゃなさそうだ。」
あぁ、ばれなかった。僕はほっとした。実はここから10分のところに
住んでると知られてたら、どうなってただろう。
僕は、彼の片目を何度も細める癖を見てると、一体どんな生活を
してるんだろうと思った。クマがあり、不健康に見えた。
髪は赤茶色で顎ひげがあり、中世から飛び出してきたみたいだった。

427 :名無しのオプ:03/11/22 10:34
406 :名無しのオプ :03/11/14 03:44
「てめぇ、どのツラさげてワシに触っとうか!!首へしおられとおなかったら
ここから早いとこ出て行きやがれ、この知恵遅れがっ!!!」

ものすごい勢いで振り返った「彼女」は私の知っている彼女ではなかった。
407 :名無しのオプ :03/11/14 03:57
なぜなら、おかんだったのだ。
408 :名無しのオプ :03/11/14 09:01
俺は思わず叫んだ
「悪寒のおかん…」
それは置いておいて、なぜチンコが生えているかが分からない
しかも10本も、だ
409 :名無しのオプ :03/11/14 22:24
俺はおかんの手に握られていた包丁を奪うと叫んだ。
「エンコ取って詫びんかい!」
おかんはこう言い放った。
「ワシの小指で済むんなら喜んで飛ばしますワ」
おかんは包丁を俺から取り返すと自分の小指を切り離した。血しぶきが俺の顔に
飛んだ。
「・・・これでいいんでっしゃろ?」
震える手でオレに小指を差し出してきた。
410 :名無しのオプ :03/11/15 22:59
俺は間違いなく母親は発狂していると思った。
俺は踵を返すと、玄関から外へ脱出した。

外は肌寒い冬晴れの空
これから俺は何をしよう

428 :名無しのオプ:03/11/22 14:12
俺は今、昔の女の自宅前まで来ている。

俺を捨てて医者のボンボンを選んだアイツに復讐してやりたい。
でも、俺は小心者だ……。バレてムショ暮らしは御免だ。
俺がアイツの家の前でブツブツ呟きながら
行ったり来たりしていると、玄関のドアが開いた。
俺は慌てて植え込みに隠れた。

「行ってくるよ。マイハニー」
「行ってらっしゃい。マイダーリン」

くそぉ。なんて気持ち悪い奴らだ。
この二人を葬ることは世の為、人の為だな!

男が出社したあと、アイツは
「なにが”マイハニー”よ気持ち悪いったらありゃしないわよ!」
と言いながら、家の中に戻っていった。
夫が留守の今がチャンスだろうか?

その時、ポンっと背中を叩かれた。ビックリした俺が振り返ると

429 :名無しのオプ:03/11/22 22:37
その夫が立っていた。俺は驚愕で顔を歪めた。
「あなたは妻と付き合っていた方ですね?」
俺は動揺した。しかし悟られないように平然とした態度で言い返した。
「なんのことだかよくわかりませんが・・」
夫は口元を歪めると昔の写真を見たことがあることを言い放った。
「しかしそんなことはどうでもいいのです。」夫はそう言うと俺を
近くの喫茶店に誘った。彼の顔は良く眺めると疲れきっていて何か
思いつめた表情をしている。俺は逡巡したが彼の誘いに応じた。

駅前のチェーン展開している喫茶店につくと彼は切り出した。
「あの女にはほとほと参っているのです。」俺は耳を疑った。
あの女とは・・・俺のそんな表情を察したのか彼は口の端を引き上げ言った。
「あなたならご存知でしょう。あの女の正体を。見かけは美しいかもしれないが
心は腐り切っていますよ。僕ともお金目当てで結婚したのでしょう。あなたという
恋人がありながらね」一息に言い放つと少し肩が揺れている。彼は珈琲をぐいと
飲み干した。
「私のことを知っていたんですか?」彼は少し落胆した様子で頷くと低頭した。
俺はこの男が惨めに見えてきた。だがあの女に対しての憎悪は無くなる事は無く
むしろ増幅していた。
顔を上げた彼はそのまま低い姿勢で頭を俺に近づけて声を潜めた。
それまではまわりに聞かれることを恐れたほどだったが極端な男だ。
彼の口は少し動いたが声が低すぎて聞き取れなかった。俺は椅子から乗り出し
彼の声に耳を傾けた。

「・・・・あいつを殺しませんか?」

430 :名無しのオプ:03/11/24 22:16
「すこし考えさせてもらえませんか……」

そう言うのが精一杯だった。
俺は会計を済ませると、ふらふらと店を出た。
頭がぐらぐらする。彼の話は唐突すぎた。

最初は勢いであの女に復讐してやろうと思っていた俺だが
まさか他人に誘いかけられるなどとは思ってもいなかった。

俺はそのあと三日間逡巡した結果、彼から教えられた職場の電話番号に
連絡した。

「例の件ですが……

 乗らせてもらいます……」

431 :名無しのオプ:03/11/24 23:07
電話越しの彼も息を呑んだようだった。
彼にしてもただ話を聞いてもらいたかっただけだったのかもしれない。
暫しの間沈黙が続いた。
俺は勇み足だったのだろうか。俺の背中には冷たい汗が流れ出していた。
もしかしたらあの女と共謀して俺を嵌めて笑っているのかもしれない。短い間に
そこまで邪推してしまう。
「・・・・そうですか。受けてもらえると信じていました。
・・・しかし私はあの女の為に犯罪者になるつもりはありません」
まわりを気にしてか低い声でそう言うと同意を求めてきた。
「・・・勿論ですよ。あの女のせいで人生を棒に振る気は更々ありませんよ」
「ならば綿密に計画を練る必要があると思います。」
彼はそう言うと様々な殺害方法についての知識を話し始めた。
少し声高になり揚揚とした口調である。俺は困惑した。

もう後戻りは出来ないのかもしれない。


432 :名無しのオプ:03/11/27 00:19
それから俺たちは時間を見つけては
策を巡らした。

殺害の方法
アリバイ工作
死体の始末
……

過去の男と現在の夫……
この二人が警察に徹底的に洗われるのは目に見えている。

その後、俺たちは電話で打ち合わせることを不安に思い
人気のない公園や河川敷で語り合うようになっていった。

433 :名無しのオプ:03/11/27 21:57
自分達が疑われない為にはどうしたらいいのか。
これは難儀な問題だった。

殺害方法で一番はじめに考えられたのは事故に見せかけることだった。
交通事故などである。しかしこれはよくメディアなどでも取り上げられるように
鑑定人などがいて中々難しそうだ。
そして次には自殺に見せかける案である。
高層ビルや駅の構内から飛び降りるなどである。服毒させるという手もある。
しかしあの女に悩みなどあるようには思えない。警察に不審がられるのが関の山である。
次は普通に殺害し、山中などに死体を蔵匿する方法である。
そして夫が失踪宣告をし七年経てば死亡扱いになる。
この方法には完璧な隠匿方法と七年という期間を耐え抜く忍耐が必要である。
俺たち二人はたかが女で心が病むほどの精神の持ち主だ。
七年という期間を耐え抜く精神は持ち合わせていない。



434 :名無しのオプ:03/11/30 20:04
何かいい案はないものだろうか。
例えば、人目につかない山の中に誘い込んで
ガケから一気に突き落とすとか。

ううむ。そんなに上手くはいかない気がする。

考えてみれば何も、俺たちが直接手を下す必要もないな。
第三者にアイツを殺すように仕向ける、というのはどうだろう?
だが、どうやって?
カタギの人間がアカの他人を殺さなくてはならない
理由はどうすれば生じるだろうか。

と、そこで一つの案を思いついた。
あの女は俺たちで殺害する。
そのあと、その場に無関係の第三者を巻き込む。
酔っ払って前後不覚に陥った男が眼を覚ますと
そこに女の死体が転がっており、血痕の付いた石を手に持っていたとしたら……
誰でも自分がやってしまったと思い込まないだろうか。
もしかしたら、死体を片付けてくれるかもしれない。
その他にも、夜道で車の前に死体を放置して、誰かに自分が轢いてしまったと
思わせるというのも考えられる。

435 :名無しのオプ:03/12/02 22:48
しかし第三者をうまく巻き込むのはなかなか難しい。
それほどうまい該当者がすぐに現れるとは限らない。
泥酔した人間を利用するのも手だが、どこまで意識混濁状態なのか
判断が難しいし、その人間にすべてを知られる危険性もある。
うまく該当者が見つかっても殺害時刻との差異があっては警察に
怪しまれるのが落ちであろう。

やはり自分達で手を下すしかないのだろうか。
しかし俺たちは第三者の線をリストアップし始めていた。
多重債務者や労務者、生活困窮者など何があってもおかしくない人間を数人
調べ上げていた。地位のある人間だと大事になるかもしれないからである。



436 :名無しのオプ:03/12/06 05:55
俺はいまリストに挙がった中で、多額の借金に苦しんでいる男を尾行している。
この男は過去に彼女と金銭面でトラブルになっている。
彼女に金を貢ぐために借金を始めたらしい。

住居はボロアパート
昼間は塗装工、夜は警備員のバイトか……
俺は少し同情してしまった。

437 :名無しのオプ:03/12/07 22:41
この男に彼女を襲わせるという手もある。
借金苦により強盗を働いたというものだ。そしてなんらかの暴行を働かせるのである。
そこで死に至らなくても後は俺たちが実行する。
あの女は今の夫と結婚したおかげで羽振りがよい。
しかもこの男は酒好きと見える。彼のアパートの入り口には焼酎やウイスキーの瓶が
散乱している。
俺はこれは使えると確信した。
泥酔状態の彼をそそのかすのだ。

438 :名無しのオプ:03/12/11 06:35
俺は彼に連絡を取った。
彼は泥酔状態の男を利用するトリックに多少の疑問を
持っているようだったが、最終的には納得してくれた。
これから計画の細部を詰めることになる。

439 :名無しのオプ:03/12/16 00:50
彼との通話を終えて電話を置いた。
完璧な計画を練るためにもう少し慎重に考えようということで一致した。
なにしろ殺害当日には俺たちのアリバイを作らなくてはいけない。

「トゥルルルル……」
電話を切って五分もしない内に部屋の電話が鳴った。
彼は言い忘れたことでもあったのだろうか?
「はい、もしもし……」
「久しぶりね。私よ」

アイツか!しかし、一体どうしたんだ!
「な、なんだよ。おまえと話す事なんてないぞっ!」
俺は動揺を悟られないように話した積もりだったが
明らかに言葉が震えてしまっていた。

「あなた、私を殺そうとしてるでしょ」

440 :名無しのオプ:03/12/20 11:37
「何を言っているんだッ!」
「隠しても無駄だから。夫とあなたが共謀していることも知ってるの」

「……これ以上訳の分からない事を言うと」
「ねえ。あなた私の夫が憎くないの?わたしはそう思っていたけど。
 私じゃなくて、彼を殺してしまわない?」

441 :名無しのオプ:03/12/20 11:56
第七章



442 :名無しのオプ:03/12/24 15:04
その後、俺は彼女に言いくるめられてしまった。
つくづく、自分は主体性のないヤツだと思う。
彼女を殺そうという話も、もともと彼女の夫に持ちかけられたものだった。

それにしても彼女はどうやって俺たちの計画を見破ったのだろう。

443 :名無しのオプ:03/12/25 14:14
俺が、物を考えるという用途には適していない脳味噌で考えている間にも、

忍耐強く、一途にこちらに向かってくる物があった。

その物がこちらを目指してからずっと、俺は彼女の事を考えていたのだが。

まあいいさ、俺は成り行きでどちらかを殺せばそれでいい。知った事か。

煙草を灰皿に押しつけて、残り香を安ウィスキーで空きっ腹に流し込んだ時、

神の怒りで召される様な光線に眼が眩み、轟音と爆風に五体をねじ切られた。

共産主義を唱える近国から発射されたミサイルが、この都市を直撃したのだ。

俺の体は、続く業火に焼かれ、黒い炭となってくすぶった。

まあいいさ、知った事か。

444 :名無しのオプ:03/12/25 14:58
妻は、豪華なマイホームを潰しかねない激震から立ち直ったばかりだったが、

慌てふためくキャスターが、騒々しく告げるテレビの臨時ニュースを見つめていた。

呼吸をするのも忘れていた。あの都市が消滅した。あの男の住む町が。

何という事だろう。こんな馬鹿な事が。信じられない。

妻は、かたわらで眠る夫の顔を呆然として眺めた。もう目覚める事はない。

この手で殺したのだから。罪はすべてあの男に被せる手はずだったのに。

この家を出なくては、どこか遠くに行かなくては、もっと遠くに。

ベットサイドの宝石箱から、色とりどりの宝石類を一つずつ取り出して、

その一つずつをすべて身に付けると、

妻は、怒号と悲鳴が渦巻く通りに裸足で歩いて行った。黒い雨が降り出した町へ。

445 :名無しのオプ:03/12/25 15:06
※443、444です

 10レスずつ完結って書いてあったけど、すでに無視されてるみたいだったし、
 このまま続けてもダラダラしそうだったから、締めくくってみました。
 おもしろかった。ありがとう♪

446 :名無しのオプ:03/12/25 15:20
※さて、次のお題です。締めくくっちゃった者の責任かと…
=====================================

俺は、身も心も疲れてボロボロになった体に鞭打って、最終電車に駆け込んだ。

はぁ〜間に合った。今日もタクシーじゃ、安月給の少ない小遣いでは賄いきれない。

眠り込みそうな眼を必死に開けて、車内を見渡した。ガランとして人っ子一人いない。

貧乏暇なしは俺だけか…太宰治よろしくジッと手を眺めた時、それが視界の片隅に入った。

俺がだらしなく腰掛けている隣の席に、それは何気なく置いてあった。

それは、古びた黒い革表紙の日記帳だった。

447 :名無しのオプ:03/12/25 16:04
俺は、上に向けて開いた両手をそのままにして、黒い日記帳を見つめた。

ところどころ剥げかかった金文字で、Diaryと書いてある。

バツの悪さを感じた。日記帳なんて、家族にだって見せるものじゃない。

それが何でこんな所に?人気のない車内に置き去りにされてるなんて、

読んで下さいと言ってる様なものじゃないか。

少し迷った末に、その黒い日記帳を手に取って、ページを開いた。

その時、窓に映る俺の顔が、ニヤッと笑った様な気がした。

448 :名無しのオプ:03/12/25 16:53
○月×日

今朝も、彼女は元気いっぱいで明るかった。

拓也〜今日のお弁当はサンドイッチよ、って

待ち合わせの駅のホームでにっこりする笑顔がかわいいくて。

忙しくて朝の通勤時間でしかデートできないし、

毎朝、僕のお弁当まで作ってくれて、すまない。

449 :名無しのオプ:03/12/25 16:57
○月×日

今日は彼女の誕生日だった。

昨日、お昼休みに抜け出して買っておいたプレゼントを渡した。

彼女が前から欲しがっていたネックレス。

何やら人気のブランドでえらく高かったが、仕方がない。

喜ぶ笑顔には変えられない。お誕生日おめでとう。

450 :名無しのオプ:03/12/25 17:02
○月×日

忙しい毎日が続く。

開業資金を持たない俺は、このまま一生こき使われて終わるのか。

彼女にも何もしてやれない事が多いのに、毎朝元気をもらうばかり。

この微妙なハートの形が好きなの、って、プレゼントしたネックレスを大事にしてくれてる。

少し辛かった。

451 :名無しのオプ:03/12/25 17:07
○月×日

出張先で、取引先の社長に娘を紹介されて、一緒に食事をした。

何の苦労も知らないんだろう。屈託のない笑顔でよく笑う。

でも、同じ笑顔なのに彼女の笑顔より新鮮で、僕も久しぶりに思いっきり笑った。

452 :名無しのオプ:03/12/25 17:12
○月×日

彼女に会うのが辛くなった。

今朝、待ち合わせの駅のホームで待つ彼女の姿を見かけたら、

なぜだかわからないけど、一番近いドアから電車に飛び乗ってしまった。

彼女はそんな僕の姿を見て、同じ電車に飛び乗り、車内を移動してそばに来た。

話す言葉もなく、黙って目的地で降り、お弁当も受けとらなかった。

なぜだかわからないけど、彼女と一緒にいるのが嫌で仕方がない。

453 :名無しのオプ:03/12/25 17:17
○月×日

駅で彼女に会っても、声をかける事もなく、一緒に電車に乗る事もなくなった。

だいぶ経つのに、彼女は相変わらず、車内を移動して同じ車両に来る。

それでもそばに来る事はなく、少し遠くからこちらの様子をうかがっている。

別れ際の修羅場なんてごめんだ。このまま自然消滅をねらう。

454 :名無しのオプ:03/12/25 17:21
○月×日

今日、僕はこの土地を離れる。

あの社長の会社に入って、あの娘と結婚し、会社を継ぐのだ。

苦労したこの土地とも今日限り。新天地でがんばるぞー!

455 :名無しのオプ:03/12/25 17:28
黒い日記は、そこで終わっていた。

よく聞く話しで、とりたてて面白い事もなかったが、眠気冷ましにはなった。

俺は、今どの辺だろうと思い、あくびをしながら窓の外を覗いた。

その時、隣の車両をつなぐドアが開いた。

拓也…呼びかける女の胸元には、変わった形をしたハートのネックレスが揺れていた。

456 :名無しのオプ:03/12/25 17:34
※10スレで慌ててまとめるのって難しいですねぇ、スマソ…
 でも日記形式で語るって、掲示板に合ってるかも。

457 :名無しのオプ:03/12/25 21:59
※次のお題。10レスじゃ難しいかも…
=====================================

ある日の事、お師匠様が私をお呼びになって、こう言った。

猫よ、この箱を持って、十二支のところをそれぞれお訪ねなさい。

そして、黙って箱の中身を見せるのです。

各々が何を言うか、よ〜く聞いて、私に知らせておくれ。

私は、一番最初にネズミのところを訪ね、黙って箱の中身をネズミに見せた。

458 :名無しのオプ:03/12/26 03:03
ネコ「・・・何かいう事は?」
ネズミ「食べないで下さい。」
ネコ「はぁ?いやいや、食べたりはせんよ。」
ネズミ「食べない・・・で下さい。泣きますよ。」
ネコ「だから、・・・」
ネズミ「も、もういいから・・・帰って・・・帰れ!」

しょうがない・・・私はウシの所へ向かった。
ネコ「ウシさん・・・何かいう事は?」
ウシ「なんで、俺には胃が4つあるの・・・かな?」
ネコ「う・・・うんそれはいいんだけどね、箱の中を見て、それで一言・・・。」
ウシ「いっつも食事に3時間ぐらいかかるんだよね、やだな、箱の中身?」
ネコ「そ、そう、箱の中身について・・・。」
ウシ「ノーコメント、君には教えたくない。帰れこのモサモサ。」

ネコは家に帰りたくなってきた・・・。


459 :名無しのオプ:03/12/27 01:58
次は・・・トラだ。大丈夫かな?
トラ「よぉ、ネコじゃねぇか。久しぶり金貸してくれ。」
ネコ「や、やだなぁ、ありませんよ。」
トラ「んじゃ、食うか・・・。」
ネコ「ちょ、ちょっと・・・それよりこの箱の中を見て一言、お願いします。」
トラ「ん?なになに・・・・・ハッ・・・ネ、ネコさん・・・冗談は止めて下さいよ・・・。」
ネコ「えっ・・・どうしたんですか?」
トラ「こ・・・こんなもの持ってるなんて、ひ、ひどいなぁ・・・僕、帰りますね、んじゃ。」

訳がわからない・・・一体、中には何が入ってるんだろう?とにかく今度はウサギの所へ。
ウサギ「にんじん、食べる?」
ネコ「食べませんよ、にんじんなんて。」
ウサギ「にんじん、食べるでしょ?」
ネコ「・・・箱の中見て下さい、で、何かいう事は?」
ウサギ「にんじん・・・。」
ネコ「まったく・・・にんじんはどうでもいいから。早く言いなさいよ。」
ウサギ「んじゃ・・・。」
ネコ「んじゃ・・・?」
ウサギ「小松菜、食べる?」

もう、やだ・・・ネコの頬を一筋の涙が伝った。


460 :名無しのオプ:03/12/27 20:45
ネコはそれでもへこたれずにリュウのところに向かう
リュウ「小松菜、食べる?」
ネコ「お前もかよっ!」
リュウ「あ、愛玩動物がキれた」

リュウとネコは3時間ほどお互いを罵り合った。


461 :名無しのオプ:03/12/28 12:59

 
  ※前のカキコ見て、次に期待する事読んで書かないと、落ちないし、
   10レスじゃ終わんないし、大変だから唐突な締めになるけど、
   このスレって行き当たりバッタリ好きな事書き捨てるスレかなと
   んじゃつまんないしミステリ板らしい文化も育たないかなと
   情けないからもちっと考えれ 458−460やり直しかなと




462 :名無しのオプ:03/12/28 14:37
最初からこのスレに書いている者だが
10レスで締めるルールなんてとうの昔に無くなってる。
まずはとにかく完結させようということで
いくつか話がスタートしたが、そのたびに駄ネタでゆがんでいった。

10レス制限は無視してなにか適当にかけばよいのでは。

463 :名無しのオプ:03/12/29 02:28
>>461
とりあえず「箱の中身」は何なのか?って事や何故、十二支に見せてまわるのか?
といった一応の謎があるんだからチャチャ入れないで静観するのも大人の対応かな、と思われ。

文章からして、高校生?ま、あまり文章書きなれていないんだろうな、とは思うけど。

独り言なのでスルー希望。


464 :名無しのオプ:04/01/01 10:59

>458-460

ほらみろ。止まっちゃったじゃないか。

465 :名無しのオプ:04/01/01 14:38
止めたのは
>>458-460じゃなくて
>>461-465(俺含む)だろどう見ても

466 :名無しのオプ:04/01/07 23:53
とりあえずほしゅっとくか

467 :名無しのオプ:04/01/23 20:25
ぶっちゃけ懐かしいよこのスレ

468 :名無しのオプ:04/02/13 10:26
260 名前:名無し草 投稿日:04/01/26 19:03
宇宙人はいると思うか?


261 名前:名無し草 投稿日:04/01/26 19:04
ぃゃぁ…
宇宙人なんて、はいんないよぉ……


262 名前:名無し草 投稿日:04/01/26 19:16
だめぇ お兄ちゃん 宇宙人おっきいよう。
ああん だめぇ いいっ 宇宙人 いいっ
はいっちゃうっ はいっちゃうぅ 宇宙人 はいっちゃう
ああん お兄ちゃん 宇宙人 きもちぃぃ


469 :名無しのオプ:04/02/13 11:52
460の続き

もうわけがわからなくて嫌になってきたけれど、お師匠様に言われたことだ
から守らなくてはいけない。
猫は何を言われてもそれをそのままお師匠様に伝えるだけでいいんだと開き
なおって、何も考えずに蛇のところへ行った。
「あのう、この箱の中を見て何か一言いただけませんか」
「……」
蛇は箱の中をのぞき、ゆっくり視線を上げて猫を見つめた。
「あの・・・」
猫は言葉を待っている。
「これはいったい何の真似だね、猫よ」
「これは私のお師匠様から言われたことで、私には全然わからないのです。
何か一言言っていただければそれでいいのです」
「君のお師匠とやらが何を考えているか知らないけどね、もうこんなことは
やめなさい。さもないと大変なことになるよ。」
蛇は言い終わった後、長くて細い舌をしゅるると出した。
猫は気味が悪くなって次のところへ持っていこうかどうか思いとどまってし
まった。


470 :名無しのオプ:04/02/13 12:52
家に帰るとうちの犬が死んでた

471 :名無しのオプ:04/02/13 21:01
家、というのは言うまでもなく自分の生まれた時から世話になっている人物
二名が社会的に義務を負い、育てようという意思を向けつつ自分たちの生活
範囲を作り上げた場所のことで、物理的にも、抽象的にもそういう場所だ。

などと、意味の無い理屈を捏ねながら僕は現実を認識しようと努力していた。

犬が死んだ、死んでないというのは言うまでも無く…という二番煎じを試み
ても認識できない。なにかのジョークのようにしか思えなかった。
そもそも、やっと高校受験を終えて、やっとの思いで帰宅した自分は
認識する力も残っていなかった。通り過ぎて、自分の部屋へ入る。

僕はとにかく眠ることにした。夕食ができれば母が起こしにくるだろう


472 :名無しのオプ:04/02/13 23:18
「ご飯よ」
 自室のドアがわずかに開いていて、母親が様子を伺うように覗き込んでいた。
いつもならずかずかと断りもせずに入ってくるのに。
「うん」
 僕はのそのそと起き上がった。
眠ろうと思っていたけれど、全然眠れなかった。僕は布団のなかで、僕の犬
のことを繰り返し繰り返し考えていたんだ。それでも不思議と泣けなかった。


473 :名無しのオプ:04/02/13 23:27
僕はどうしていいのか分からなくなり、極度の錯乱状態へ陥った。
徐々に視界が狭くなっていく、意識が飛びそうになる…。
僕の視界に何か動く物が見えた。
「ポポポポポポポポポポポポポポポポポポチイイイイイイィィィィィ」
ポチだった、大好きなポチだった。
「おおいおいおいおいおいおおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい」
僕は更に興奮する、視界が広がってゆく。
朦朧状態だった意識が正常化する。
そこにはポチはいなかった。
母上様の呼ぶ声が聞こえる。
「太郎、おい太郎おらんのかぁ?」

474 :名無しのオプ:04/02/13 23:28
そして、取りあえず僕の犬の歯ごたえを味わう。
他の国によく批判されて悲しくなるけど、
食べれるものは食べれるようにすべきだと思うし、
普通においしかった

とにかく、高校受験も終わったし、ひさしぶりに落ち着いた気持ちで
食事を終えた。

「顔はちゃんと埋葬してあげましょうね」

母が包丁を洗いながら聞こえるギリギリの音量でそう言った。
おいしいけれど、やはり悲しいことに変わりは無い。あの犬はもう二度と
戻ってこないのだ。犬の目を僕の手で閉じてあげたときにそう痛感した

475 :名無しのオプ:04/02/13 23:36
>>470から急に前衛的になって激ワロタ

476 :名無しのオプ:04/02/14 22:41
「悲しいのはわかるけど…、犬を飼ったときの約束、覚えてるわよね」
 母はちらりと僕の顔を見た。
「うん…」
 僕は小さく答えた。
 食うに事欠いたら、食料にする。
 忘れるわけないじゃないか。
 母は僕が帰ってくる前に、僕の犬を手にかけたのだ。いつか必ず
この日が来るのはわかっていた。
「あのさ、母さんの飼ってるガチョウはさ…」
「あれはもっと太らせてから、フォアグラを売るわ」
 母は平然と言った。僕は時々この母親が怖くなる。
「明日、あなたの腎臓、売るわ」
 包丁を拭きながら言った母の言葉には迫力があった。
 この家にいたら、いつか僕が母の食料になってしまう。
 僕は今後の身の振り方を考えなければならない。   

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