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【●】近代的詩5段階評価スレ【●】

1 :【○】K ◆VENk5mkP7Y :03/11/11 04:21 ID:2TBnIP6J
昨今の詩たるや、その多くが、安っぽい現代語にまみれ
詩と呼び難いものになっております。
ここでは近代詩の流れをくむ正統な詩に対してのみ5段階で
評価をするスレッドです。
カタカナ語、極めて現代的な言語で構成された詩は評価の対象外となります。
尚、評価者である私は、誠実かつ客観的評価を心がけます。

因みに私の好きな詩人は伊東静雄、前田鉄之助、立原道造、エドガー・アラン・ポー、
T.S.エリオット、などなど。


2 :名前はいらない:03/11/11 07:01 ID:6wxUlUT0
誠実な評価をする人が
伊藤静雄パクッて天才スレに
嗚呼 さすが2ちゃんねる

3 :名前はいらない:03/11/11 11:27 ID:2TBnIP6J
>>2
目ざといな・・・
あれはムーサがどういう評価するかためしたかっただけ。
勝手に一人で 嗚呼 なんてヘヴィーユーザーっぷり披露してないで、
パクるって意味と著作権を少し勉強しようね。


4 ::03/11/11 13:29 ID:/tOa9wFE
>>3
よし、
俺もおまえを
試してやる。

5 :2:03/11/11 13:35 ID:8Rq6G5FW
>>3
誠実な人間は、人をためしたりしない
誠実な人間は、毒のある言葉を投げつけたりしない

伊藤静雄を利用したりしない。

6 :2:03/11/11 13:39 ID:8Rq6G5FW
>>3
他人の詩の題に手を加えた時点で
パクリだ

誠実な人間だけが
人の吐いた魂を評価できる

7 :名前はいらない:03/11/11 14:26 ID:2TBnIP6J
私は何も誠実な人間だなんていってませんよw

誠実な人間だけが
人の吐いた魂を評価できる

↑評価2(ただ詩に対する熱意がある分、おまけしときます)

まずこの二文においての致命傷は、魂という短絡的な語彙をつかったこと。
(松岡修造は好きですか?)
ニヒルな一面を磨きましょう。自分の中の二面性それぞれがお互いに議論し合う、、
熱いだけではだめです。

〜だけが<これもまずいですね・・・断定は控えましょう。
何事にも疑いを持てる視野を獲得しましょう。



8 ::03/11/11 14:49 ID:3/WOnwQK
>>7
何だかね、本当に
もっともだ、と思ってしまいました。
松岡修造は好きではありません。「魂」は我ながら短絡的でした。

誠実な姿勢を持つ人に
評価されるのが、詩にとっては幸せなのでは
ないでしょうか。

…だめですか?

…騙されてますか?

9 :νヵ`ぉ'ノん祭'ノ ◆KAORINIfWY :03/11/11 15:50 ID:3lV4B5kx
 |  |ノハヽ
 |  |。‘从 <新スレおめでとうございまーす♪
 |_と )
 |桃| ノ
 | ̄|

10 :てす:03/11/13 07:05 ID:JlYC4HjB
ごらんたたきあげる
 鐵の粉が散る
 すると僕の鼓動も
 羊水になって散る
 
 ごらん甲冑が美術館に
 掲げられ、それを西洋人が
 美しいという
 それは、蜜蝋を塗った
 兜
 それは、血を吸った
 刃
 ごらんそれは蜘蛛の
 巣を張った
 美


11 :てす:03/11/13 07:19 ID:JlYC4HjB
ごらんたたきあげる
 鐵の粉が散る
 すると僕の羊水も
 鼓動になって散る

 に訂正します。

12 :名前はいらない:03/11/13 18:08 ID:2f3FGtx5
>>10
少し分かりにくいですね・・・
まず初歩的なことですが、旧漢字を一文字に限定して使うのもいかがなものでしょうか。

分かり易さとは、単に簡素な言葉使いということではありません。
対象への的確な表現を指します。
それと共に起承転結の明快さが、読者の理解には必要とされるでしょう。

この詩は、起承転結でいうところの、その起結しか書かれていません。
となると、的確な表現が不可欠となるでしょう。
羊水という言葉は適切ですか?私はいまいちイメージが湧きません。
短い詩なので尚更、不的確とも思える表現が、この詩の理解への弊害となっている様に感じます。

また、兜、刃、美と一行一文字で表した技法も効果的といえるか疑問です。

私なら、まずこの詩の第一連の鍛錬をもう少し掘り下げて「起」とし、
一連と終連の間にあと二連、時間的歴史的経緯を加えます。
それを終連に繋げて「結」としますね・・・。

短い詩で読者の感興に訴えるのは極めて難しいものです。
紙面上の活字ともなると、尚更その量的必要性も考慮する必要もありますしね。
評価2

ついでに、短詩での稀有な成功例として高村光太郎の「道程」をUPしときましょうか。

13 :名前はいらない:03/11/13 18:09 ID:2f3FGtx5
『高村光太郎』

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
こお遠い道程のため
――『道程』――


14 :てす:03/11/13 21:36 ID:JlYC4HjB
 。。まだ未完成です。。
 もう少し練ってみるよ。

15 ::03/11/13 22:02 ID:G2B34MZ9
俺ならテスに、
この詩を読んでほしいな。

堀口大學

「かなしみ」

かなしみのみぞ
今のわが
かなしき心
かがやかす!



16 ::03/11/14 02:08 ID:bHQExdRv
若葉

秋も深くに
枯れてしまった。

鉛のような
厳しい冬の記憶もなく、

君は
柔らかな産手と、陽春に生まれるだろう。

その潤いに
蝶や蜂や花虻達が君を賑やかし、

その輝きに
誰もが君を賛美することだろう。

枯れ葉の散音に孤独を思う季節。

まばらに降り乱れた雪の凍りつく銀盤の下で、

君は誰と
眠るのだろう。




17 :てす:03/11/14 07:31 ID:tqaLxukA
 あらあら、北さんまたご親切にありがと
「若葉」もいいね
  

18 :てす:03/11/14 10:18 ID:tqaLxukA
ユーラシア大陸よりも大きな
裂け目から、私の胎内が出てくる
踏鞴が胎児を産み落として

ごらん鍛きあげる
 鐵の粉が散る
 すると僕の鼓動も
 バイカル湖の水面に散る
 
 ごらん東洋の甲冑が美術館に
 掲げられ、それを西洋人が
 美しいと云う
 

様式の向こう側に見つける事ができる
甲冑の中の人は、ジェノバにいた。


19 :てす:03/11/14 10:29 ID:tqaLxukA
私と僕と一人称が二人いる。・・私は大陸
 僕は僕です。

20 ::03/11/15 00:46 ID:p/aKrrub
おいっスレタテ!評価はどうしたんだ!

21 :名前はいらない:03/11/15 12:42 ID:mKF7wPkL
>>16
なかなか良い作品ですね。
表面的な見栄えもいいし、枠組みもしっかりしています。

敢えて粗探しするとすれば
「まばらに降り乱れた雪の凍りつく銀盤の下で、」で
「まばら」と「降り乱れる」の意味的一致。
「降り乱れる」は単に「落ちた」などでもよろしいのではないでしょうか?
また、雪の修飾語として「降り乱れた」は頭でっかちで、韻律を乱しているようにも感じます。
また銀盤という言葉は美しいですが、その意味に於いて適正でしょうか?

それと最後のシメも少し単純ですね、この手の命題は古今東西様々な人に歌われているので、
独自の抒情性・表現を追求して、最後に読者の心を捉えるシメであって欲しいものです。

これくらいの作品で更に、抒情性ないしは描写のドラマティックな展開が
示されれば最高評価を付けられるでしょう。
評価4


22 ::03/11/15 13:34 ID:p/aKrrub
おっ、なかなか的をえているな。
ありがとうよ。
またくるぜっ!

23 :てす:03/11/15 17:12 ID:5aKensen
 もう一度解説させて
 18の詩は私というのは母なる大地
 僕というのは鐵で、この詩は鐵が一人称だ
 鐵というのは僕の詩のテーマの一つ
 武器になり、兵器になり、そのずっとあとで美術品になる
ジェノバというのは、コロンブスの出身地で東洋美術館が
 有名で、そこに日本の兜や刀などの鉄製品が展示されています。
 鐵はダッタン(踏鞴)人がユーラシア大陸の東と西に
 その精製技術を伝えたと言われています。
 評価よろぽく

24 ::03/11/16 02:00 ID:32FWudZw



引き抜かれた

猿人が蟻を
釣るように

絡みついた
俺たちは

ずっぽりと
引き抜かれた

その隣人の
間抜け面が

互いの足枷を
罵る


25 :名前はいらない:03/11/16 15:55 ID:Zoy2QC3b
>>18
僕=鉄は少し無理がありますね・・・私には読み解けませんでした。
ただ人称代名詞の巧みな使い分けは良い詩の一つのキーとなるでしょう。
テーマは壮大でしかも画期的なので、目のつけどころ良しです。
このテーマならば文脈は無限に広がる可能性を秘めているでしょう。
長詩創作のチャンスではないでしょうか。

またカタカナの言葉3つについて。言葉の具体性は往々にして想像力を削いで
しまいます。人それぞれかもしれませんが私はすきではありません。
もう少し抽象化された言葉にすると含み多い表現になるのではないかと。。

前回の批評で「羊水」はまずいといいましたが、訂正します。
私の読解力の無さですね・・鉄の鍛錬の過程でつける水のことでしょうか?
また鼓動はハンマーダウンの音ですか?
それならば極めて優秀な表現です。

終連は意味が分かりにくいのですが、何となく綺麗な文脈の切りかえしです。
なかなかドラマティックでいいでしょう。

ですがテーマに応えられるだけの文の量をクリアしてるとはいえませんし、
表現の正確さももう一つといったところでしょう。
せっかくの良い題材なのだから、半年くらい試行錯誤してみましょう。
評価3


26 :名前はいらない:03/11/16 16:01 ID:CdcQjxu4
君の手はすごく優しい手だったね
こんなに傷ついた僕を抱きしめてくれた
だけどもうその手は僕の体を握ってくれない
悲しいけど本当の事

今度は僕が君を抱きしめてあげよう
それが僕にできるたった一つのお返し
そばにいてあげる
ずっとずっと君の隣に

だから忘れないで
いつでも君のそばにいる
この想いとともに
「ありがとう」
君に届くように・・・





27 :名前はいらない:03/11/16 16:09 ID:CdcQjxu4
降り続ける雪の中
寒さに耐える命がある
この命は何を思っているんだろう
僕にはわからない

僕はこの場を離れていく
助けてあげられない命
雪は止まない
ずっと降り続けるのかな・・・

振り向いた先に
動けない命がこっちを見てる
誰にも助けてもらえない命
みんな通り過ぎて行く

まだまだ先の春
命は助からない
みんな知っているから
何も感じていないんだ

28 :てす:03/11/16 18:35 ID:hm0AIDJQ
おうー”評価ありがとうございます。
僕もそのくらいの評価です。まだまだ書きたいことがあるんですけど
詩が長くなるのは嫌なので、半年でも一年でも精進するですよ。
よく今思い浮かべるのは、ワシントンDCに展示されてる
エノラゲイを詩にしたいけど、実際見てないので、今はかけない。
反戦の詩だと言われなくて良かった、戦争反対とか賛成とかは
政治家の仕事なので、詩人は詩人の目で今は博物館に鎮座する
鐵の鳥を詩にしたいです。
幻想詩人てす

29 :名前はいらない:03/11/16 19:03 ID:SydrED2V
未来永劫平行宇宙
地平線の彼方の水平線
存在は中心であり環境でもある
空気の摩擦と地面の抵抗
それだけが時間と空間と質量を再認させる

30 :名前はいらない:03/11/16 20:02 ID:vbkIGrXl
「放物線」
私の目にあるとき
放物線が見えた

私が昨日
大嫌いなあの人に向けて
心のなかで
力強く放った悪態は
あいつの頭のはるか上空を通り過ぎ
ビルの真上にぽかっと浮かんだ雲を越え
大気圏を突き抜け
宇宙の彼方のどこかの星の
誰かさんのところへと
行ってしまったようだ
―誰か、それを受け取っただろうか?

私が今日
ちょっぴり好きなあの子に向けて
手を差し伸ばさずに
おずおずと投げた小さな好意は
地球の引力に引きずられ
重力に逆らえず
自らの重みに屈服して
あの子の足元にボトンと落ちてそのまま
みじめったらしい姿を
同じくらいみじめな気持ちの
僕の目に晒したまま
―今も、あそこに打ち捨てられているのか?

31 :30つづき:03/11/16 20:03 ID:vbkIGrXl
毎日毎日
世界のどこかで誰かが放った悪意が
世界のどこかの見当違いの誰かのもとへ
この地平線の向こうの誰かの好意が
全く見知らぬ誰かのもとへ
私たちはそれで
訳も分からぬまま
とつぜん悲しい気分になって
泣いてみたり
ひっそりと優しいなにかを感じて
微笑んでみたり

世界はそういうふうに
たくさんの放物線で成り立っているのを
私は
知った


32 :30:03/11/16 20:09 ID:vbkIGrXl
30です。
ああぁ。ごめんなさい、なんということを。
まだ途中なのにupしちゃいました。
人称がまったく統一されてません・・・すみません。
もういちど載せさせてください。訂正します。

33 :30:03/11/16 20:13 ID:vbkIGrXl
「放物線」
私の目にあるとき
放物線が見えた

私が昨日
大嫌いなあいつに向けて
心のなかで
力強く放った悪態は
あいつの頭のはるか上空を通り過ぎ
ビルの真上にぽかっと浮かんだ雲を越え
大気圏を突き抜け
宇宙の彼方のどこかの星の
見知らぬ誰かさんのところへと
行ってしまったようだ
―誰か、それを受け取っただろうか?

私が今日
ちょっぴり好きなあの人に向けて
手を差し伸ばすこともできずに
おずおずと投げ出した小さな好意は
地球の引力に引きずられ
重力に逆らえず
自らの重みに屈服して
あの人の足元にボトンと落ちてそのまま
みじめったらしい姿を
同じくらいみじめな気持ちの
私の目に晒したまま
―今も、あそこに打ち捨てられているのか?

34 :30:03/11/16 20:14 ID:vbkIGrXl
毎日毎日
世界のどこかで誰かが放った悪意が
世界のどこかの見当違いの誰かのもとへ
この地平線の向こうの誰かの好意が
全く見知らぬ誰かのもとへ
私たちはそれで
訳も分からぬまま
とつぜん悲しい気分になって
泣いてみたり
ひっそりと優しいなにかを感じて
微笑んでみたり

世界はそういうふうに
たくさんの放物線で成り立っているのを
私は
知った

35 :30:03/11/16 20:14 ID:vbkIGrXl
失礼しました・・・

36 :名前はいらない:03/11/18 01:57 ID:8vT19FvX
>>24
残念ですね・・・
遺伝子がテーマでしょうか?
最近では平凡なテーマになりつつあります。
サルが蟻を釣る映像はどこかで見た記憶があります。

また、間抜け面と足枷を罵るの論拠が記されていません。一方的です。
評価猿


37 :名前はいらない:03/11/18 02:11 ID:8vT19FvX
>>26
優しい手だった=過去形
こんなに(傷ついた)=現在形 
時制が一致しておらず違和感を感じます。

君は死んだのでしょうか・・・いずれにせよ良くある話ですね。
また「ありがとう」と結んでいるところで、根本的に名詩とは無縁に感じます。
「僕」はもっと苦悩しなければならないでしょう。
詩以前の文章でしょう。
評価1

38 :名前はいらない:03/11/18 02:22 ID:8vT19FvX
>>27
綺麗なワンシーンです。
ただ言葉と表現が単純すぎます。上述でふれましたが、誰もが書くような
文章では詩たり得ません。言葉のひねり、更には文脈ひねり、更に加えて
思想のひねりが絶唱を形成するのだと思います。
まずは言葉のひねり、そこをクリアすれば詩は出発できるでしょう。
評価2

39 :てす:03/11/18 08:27 ID:YzMt3bJK
 長くもなく、短くもなく
 幹の途中に 生まれた一葉よ
 吹く風に 飛ばされる前に
 滾る血潮に きみが微睡むことはない


40 ::03/11/18 12:13 ID:Y7sCgAm7
>>36
残念だ。
テーマは同じ穴(地球)の狢だ。
ぜんぜん読めてないじゃないか?
懐疑がすぎて変な独断に至りおって!見損なったぞ!


41 ::03/11/18 12:37 ID:Y7sCgAm7
しかも評価猿とはどういうこった。猿に失礼じゃないか?猿にばれなかったらいいのか?おまえはそういう人間なのか?
つり上げられた蟻の顔を人間にして思ってみろ。
猿はご先祖にカットアップして読んでみろ。俺たちも人間という足枷で繋ぎがれている。同じ朝を迎えてどうしてそこで助け合わないんだという反戦の詩だ!


42 :名前はいらない:03/11/18 20:33 ID:dOwmXhbY
30ですー。
急かす訳じゃないけど最近詩作を始めたばかりの者で、
参考にしたいので、どなたでもいいので、感想を聞かせて下さったら
うれしいです。

43 :名前はいらない:03/11/18 22:12 ID:kbsQz/Zd
『街灯』
刻まれてゆく時をも
全てかなしみに擬えながら
わたくしは街灯の下にいる

溜める壷もなく
涙は靴紐に真っ直ぐ
滲入ってゆくのだ

喉にも胸にも鎮められぬ
この噴上るような感情は
今宵にもわたくしを駆逐し
闇へ走込ませるだろう

首を擡げて合図の室内灯を
確めたいわたくしと
垂直な涙で立去りたい
わたくしとが
街灯の下でひとり罪を
かなしみに擬えている


44 :名前はいらない:03/11/19 09:42 ID:CSSUhjXU
やっと暇が取れたので評価でもするか(ぷー
>>29
物理を扱った詩、私は好きですね。

平行宇宙 >そうであるか疑問です
存在は中心であり環境でもある >どこかで聞いたような気がしますが、良い表現です。

ただこの5行で詩として成立しているかどうか疑問です。
短歌でさえ5行です。
短い詩(文)を創るのは非常に楽です。なので必然的に評価は低くなります。
評価1


45 :名前はいらない:03/11/19 10:14 ID:CSSUhjXU
>>30
まあコンセプトは良いでしょう。構成もまあまあでしょう。
ただ二連目が悪意、三連目が好意に対応しているのならば、
三連目はもう少し爽やかな好意のやりとりを描くべきではないでしょうか。
悪意も受け取られない、好意も受け取られない、それなのになぜ最後に
「世界はそういうふうに成り立っているの」を知れたのでしょうか。

ただ実体験を無理に枠にはめている感があります。
このあらすじの欠陥を補い、解決するために「フィクション」が必要でしょう。
評価2


46 :名前はいらない:03/11/19 12:36 ID:CSSUhjXU
>>39
これは人生の中途の意欲あるあなた自身の事でしょうか?
滾る血潮 >すこしおじさん臭いですね・・・もうすこし円みある表現でも良いでしょう。
何を意図し、云わんとしているのかは、作者のバックグラウンド無しに、この詩だけで
判断するのは難しいですね。詩集という全体像があれば別ですが・・・。

何度もいいますが、短詩、しかも極めて抽象的な詩は、
こういう一回的な場でその全てを評価するのは難しいものです。
いくら含み多い詩でも、詩人の全体像を知らない私に、完全な解釈を求めるのは無理です。
評価不明

47 :【○】:03/11/19 13:32 ID:CSSUhjXU
>>40
もう一度評価しましょうか・・・
「猿人」に進化を、「足枷」に類を、
そして題名の「鎖」に遺伝子の螺旋構造を想起するのは至極自然の解釈でしょう。

「引き抜かれた」という言葉と、そのリフレインに、文脈内での意図が欠落しています。
単に「間抜け」と語呂合わせした、意味の不明な挿入といったところでしょうか。

それともう一度いいますが・・・
「間抜け面が互いの足枷を罵る」の論拠が記されていません。
なぜあなたが、同じ穴の狢どもを「間抜け」と断じるのか、
極めて一方的で短絡的です。
いうなれば戦争反対のプラカードを持って練歩く人々と同類です。
あなたが彼らを「なぜ」間抜けと思うのか、「なぜ」助け合わあいんだと思うのか
そこに思索すべき詩的対象があるべきでしょう。

まあそもそも反戦詩などというジャンルには、くだらなすぎて私には興味ありませんが。
評価 蟻

48 :30:03/11/19 15:54 ID:C2qEcGdA
>>45
にゃあるほど〜〜〜<詩人が使う言葉ではないな、、、
評価、どうもありがとうございました。勉強になります。
3連目を好意のやり取りにすべき・・・かぁ。そうかなあ、、、
もう一度考えて練り直してみます。
自分では、3連目まではとても気に入っているのですが、
最終連(31)がどうも陳腐に終わっていて、気に入りません。
3連目は表現自体については考慮すべき点があると思いますが、
コンセプトとしてはこれを保ちたいのです<ちなみに実体験ではありません。
評価者様のご意見では、3連目→最終連へのつながりも問題、ということ
ですから、3連目までの骨組みは生かしたまま、最終連を練り直してみる、
ではダメでしょうか。やっぱり3連目がいちばんの問題ですか?
それとももうひとつ連を作って、「自分が意図しない相手に放物線を辿って
思いが伝わる(偶然に)」ケースを加えてみればいいのでしょうか。

49 :30:03/11/19 15:56 ID:C2qEcGdA
5日ほど前から詩作を始めた初心者ですが、
これは私が生まれてから今までに作ったなかで3つめの詩です、、、
他のスレにもいくつか投稿しました(これを合わせて4つ)。
ところで、他のスレでもスルーされるので、とても悲しくなって、
評価者のOKさんを急かすような発言をしてしまいました。
北さんはお気づきでしょうか。
そうです、あそこのスレでもスルーされてる者です。
昨夜はお相手いただき、ありがとうございました。
なぜ私の詩はどこでもスルーされてしまうのでしょう
凡庸過ぎるからでしょうか・・・偶然でしょうか・・・<まだスルーされ続けています

今はもう消えてしまった「天才募集中」のスレにも2篇ほど投稿したことがあり
(厳しい評価を受けましたが、役に立ちました)、そのうちの1篇を、
受けた助言を元に練り直したものがあります。
そのうちこちらに投稿させて頂いても、よろしいでしょうか。
こんな若輩者の私ですが、それでも詩人らしくコテハンが欲しく思います。
以後、「30」と名乗らせて頂きます。

長文失礼致しました。評価たいへんありがたく思っています。
せめて平均点の3をもらえるように、以後も精進してまいります!

50 :【○】:03/11/19 17:45 ID:CSSUhjXU
要するに

世界のどこかで誰かが放った悪意が
世界のどこかの見当違いの誰かのもとへ
この地平線の向こうの誰かの好意が
全く見知らぬ誰かのもとへ
世界はそういうふうに
たくさんの放物線で成り立っている
「そういうことを私は知った」

訳ですよね。これが結論なわけですよね。
となると、この結論から演繹的に組み立てられる基本的な脈絡(ストーリ)としては

@私の悪意が  (見当違いにも)誰かに届いた
 誰かの好意が (見当違いにも)私に届いた

A誰かの悪意が (見当違いにも)私に届いた
 私の好意が  (見当違いにも)誰かに届いた

が妥当なわけです。それを上の結論に結んでいくのが基本的な脈絡なわけです。
あなたの場合は
○私の悪意が (見当違いにも)どっかいった(or誰かに届いた)
●私の好意が (見当違いにも)届かなかった
わけですよね?
これならば、○はかろうじてかみ合うが、●は結論とかみ合わないわけです。


51 :【○】:03/11/19 17:54 ID:CSSUhjXU
>>30
ただ一番出来がいいのは 三連目(私が今日〜)です。
何も変える必要も無いでしょう。
自分の気に入っているスタンザを基底として、結論を構築してもいいわけですから。


52 :30:03/11/19 20:29 ID:C2qEcGdA
>50-51
評価者さま。わざわざ説明を加えて頂いて、ありがとうございます。
とっても参考になります。
この詩も、助言を元に推敲をして、またそのうち、また投稿してもいいでしょうか?
私も自分で三連目好きなので、もちろん出来の悪い詩のなかで相対的に・・・
ということは分かっていますが、出来を誉めてもらえて嬉しかったです。
「人の気持ちのやり取りって放物線だよな〜」という結論が先に浮かんだ詩なので
(特にきっかけや体験があったわけではないのですが)、
そのコンセプトと、気に入っている三連目は生かす方向で、
一旦バラバラに解体して、構成から何から、書き直してみます。
ありがとうございました。

53 :【○】:03/11/20 19:17 ID:edFJMVgg
>>43
この板に相応しい詩ですね。こういった詩らしい詩だと評価者も楽で気分良い
ものです。
少しストーカチックですが、こういうの嫌いではないですね。

良い表現
「今宵にもわたくしを駆逐し闇へ走込ませるだろう」
「合図の室内灯」
いまいちな点
「垂直な涙で立去りたい」
「街灯の下でひとり罪をかなしみに擬えている」

手練れた言葉使いに短くない詩歴を感じます。私のアドバイスなど不要でしょう。
評価 3(4より)

54 :43:03/11/21 07:49 ID:7XwAK991
>>53
評価ありがとうございます。
詩を書き始めてから今日で2ヶ月になります。
どう直していったらいいのか、、アドバイスをいただけると
たいへん嬉しいのですが、お願いできませんか?


55 :【○】:03/11/21 19:18 ID:JYeYHV1M
>>43
あなたは基本的なことがすべて出来ている人ですから、あんまり必要ないでしょう。
自身の古い文章に顔をしかめるように、この先の経験と時間が欠点を浮彫りにしてゆくのでは?

まあ私ならもう少し感情をはぐらかしますかね。暗喩で悲しみを表しますね。
それと、街灯のスポットライトのイメージを何かに(例えば過去とかに)
かこつけますかねぇ。室内灯も何らかの形で街灯とりんくさせますかね・・・
あとはもう少し透明なかなしみ、クリアな抒情で仕上げますかね。
あなたの詩ですので、最終的にはご自分の感性で。


56 :名前はいらない:03/11/22 07:47 ID:jHImAz0T
「柿」

竹箒の庭に
今、陽が落ち

柿暖簾は括られ
陽色の肌と染まり
密な果肉が重く垂れ
風を浴びて深く揺れ

傍らに皮は刻まれ
白菜樽に圧され

80の手仕事
90回の実り
黒々と一世紀の幹

空の縁から
夕闇にむかう秋
わたしは柿を見
ときの紡ぐ唄にひたる


57 :54:03/11/22 07:51 ID:69mCAFDc
>>55
ありがとうございました。

>この先の経験と時間が欠点を浮彫りにしてゆくのでは?

そう思って書いていきます。


58 :名前はいらない:03/11/23 03:20 ID:U+zrJKTn
>>56
絞り染めの風情、素晴らしい和の牧歌ですね。
15行ですがソネットみたいですね、脚韻のR音は意識して為されたのでしょうか?
完璧ですが、敢えて難癖をつけるとすれば
「80」を「八十」に 「90回」を「九十」にされてもよろしいのでは?
しかし四連目の出来は素晴らしいの一言につきます。
何処かで聴いたことのあるような気がしますが、詩のかもしだす郷愁の由来でしょうか・・・

現代人でこれほどの詩を書ける人はなかなかいないのでは?
評価5

59 :【○】:03/11/23 03:23 ID:U+zrJKTn
間違えてageてしまいました。
できたら常にsageでお願いします。

60 :56:03/11/23 07:43 ID:x2UbjAKF
>>58
「街灯」も「柿」も、ほぼいっしょに生まれました。「柿」のR音は、
「陽は落ち」で始まったので、思い切って重ねてみましたが、自分では変かも
知れないと少し不安でもありました。ありがとうございます。丁寧に読んで
いただけたことを感謝します。



61 ::03/11/23 11:35 ID:CfcfwMTa
>>47
そっか。
俺は前作より好きなんだが蟻に悪いんでもういいや。新作です。




嫉妬が歩みを
止めたとき、

大きな
夕日の下で、


キュンと


僕は
黒ゴマ
みたいに
小さくなった


ここまで来て
本当によかった。



62 :【○】:03/11/25 02:07 ID:xUvXdDaS
>>61
根本的に、私が高い評価をつける詩とは違いますね・・・
見る人によって評価の相違が顕著に現れるのが詩という文献でしょうから
ほかの人は或いはこの詩を評価するかもしれませんが
私は評価できませんね。

とにかくこの詩は軽い。いうなれば相田みつをです。
相田よりはまだましかもしれませんが・・・詩と思って読むのは無理です。
日記といったかんじでしょうか。

自分でわかりますよね?私がこの詩に何点つけるか。
私の評価(私ごときの評価ですが)を勝ち取りたいならば
もう一度「若葉」でも読んで、考えてください。


63 :名前はいらない:03/11/25 10:55 ID:w0bmrEH8
「農道」

後肢を水田に
しっとり活け
僅かな紅を差し
もう狐は

輝きわたる
上質な外套の艶々と
跳ねる背中
稲穂の
子狐の

さりげない秋の夕暮

瞼うすく
質素な伽半
尾に雫

触れるな
荘厳の声広々と
見はるかす山裾


64 :63:03/11/25 18:27 ID:ZG5R796y
>>1
二連目、表現力不足で意味不明でした
すみません

65 :名前はいらない:03/11/26 15:56 ID:bDcu9A1T
「動かない季節」
まだ暗い朝の目覚めは
鶏ではなく烏の声

枯れて干からびている七草
埃のかぶったその姿その瞳 内裏雛
色褪せ動かない鯉のぼり
湿った音を落とす笹に飾った風鈴

吐き出した白い息が宵の明星を隠し
雨を含んだ黒い雲が東天の月を覆う

戸が倒れ吹き抜けた風が
人形の埃を取り去り
鯉の絵に命を入れて
笹と風鈴を鳴らし
枯れ葉を舞い上げる
そして、一人の者の動きを止めた

後に残る一輪の菊の花

66 :【○】:03/11/27 03:07 ID:VEPceIQl
>>63
充実した語彙の数々には、あなたの深い見識を感じずにはいられませんが
これはどうでしょう。私にただ読解力がないだけでしょうか。よくわかりません。
狐が実際にいるのですか?稲穂を狐に模しているだけでしょうか?
後ろ肢(あし)という言葉から察するにやはり狐がいるのでしょうか。
しかし「活ける」となると稲穂でしょうか?
まあ稲穂のことでしょうが・・・
「紅を差し」というのもよく分かりません。
「質素な伽半」は稲の葉でしょうか?
「触れるな」とは狐の様な神聖な稲穂に触るなということですか?
言葉が先行し過ぎて、逆に言葉足らずな感がありますね・・・
それと「さりげない秋の夕暮れ」という表現は少し幼稚ですね。浮いています。

ただ、稲穂を狐に模しているという私の解釈が適正だとすれば
この作意はみごとでしょう。美しい試みです。
ぜひ言葉を補い、この詩をものにして欲しいものです。
評価3


67 :63:03/11/27 06:51 ID:GDZWeSro
訳の分からないものを出してしまって、失礼しました。

口元の僅かな出血だけで狐は死んでいます。後肢は
豊かな水田に植物のよう差し込まれています。狐の肢先は白く、
大地に還る旅のための伽半に見えます。狐の艶は水田の稲穂に
吸い上げられ、水田はますます輝きを増します。
稲の実りのカーブはまるで狐の背中に見えるのです。

「触るな」は、尾の雫にもかかっていますが、厳粛に向き合っている
自然の姿(稲と狐のやりとり)に、人間が触れるな、という声で、

…やり直しにかかります。ありがとうございました。

68 :67:03/11/27 17:37 ID:gsSQ9uuC
>>1
申し訳ありません。もう一度だけ同じものをお願いします。
「農道」

微かな赤に髭を染め
後肢を水田に漬けて
もう狐は

上質な外套の艶を重ね
ますます輝きわたる稲穂
跳ねる狐
稲の

尾に雫
肢に帰路の伽半
瞼うすく

穏やかな秋の
収穫と
回帰

触れるな
荘厳の声広々と
見はるかす山裾


69 :30:03/11/28 03:34 ID:lgIt0AzA
前に他スレに投稿して評価して頂いた後に、それを参考にしながら
ずいぶん加筆訂正した私の詩作第一号です。
とても上手な方のあとでお目汚しなんですが・・・勉強したいので、
どうぞよろしくお願いします。

「白磁」
そっと手を伸ばして
両の掌に包み込んでみたそれの
思いもかけぬ冷たさに
心をきつく握り潰されて
はっと取り落としそうになる

雪さえも降らないほどに
冷え乾き切った真冬の寒さ
無音の音をたてて
頬に残酷に切りつける
真空のときのような
何も映さない
冷淡な白 厳酷な白

しっかと掌の中にあってさえも
何らおもねることのない凛冽さ
ちっぽけな自尊心は
ただ平伏すのみ

いつかまたお前の前に立つとき
この両の掌にふたたびお前を抱くとき
そのときはお前を屈服させてみせよう

今は身体を天にしゃっきりと伸ばし
ためらわず大きな歩幅で
振り向きもせずに遠ざかってゆく

70 :【○】:03/11/28 20:46 ID:j+nw3Jfb
>>65
よく出来た象徴詩ですね。
良質で高尚な主題を扱った詩だと思います。
ただなぜかぱっとしませんね・・・すこしあからさまに名詞を並べすぎたから
でしょうか。
題名の「動かない季節」もぱっとしませんね。
なぜぱっとしないか、自分でもいまいちつかめませんが・・よく出来てるのに
なぜでしょう・・・。
後半の方と、最後の二行は綺麗です。
評価3

71 :【○】:03/11/28 21:07 ID:j+nw3Jfb
口元の僅かな出血だけで狐は死んでいます
<そんなに簡単に死にませよ・・・ギャグですか?

狐の肢先は白く、大地に還る旅のための伽半に見えます。
<これは一般的に言われてることでしょうか?だれか研究者か文学者が、或いは
神話などで取り扱われたものでしょうか?
あなたならではの見識ならば、他人には理解しにくいものだということを
了承しておいてください。

「触るな」は、尾の雫にもかかっていますが、厳粛に向き合っている
自然の姿(稲と狐のやりとり)に、人間が触れるな、という声で、
<「触れるな」という言葉だけから、これだけの意図を感じ取れるひとはあなた
以外にいないと思います。

改訂版もまだぜんぜん言葉足らずです。表現も不明確です。
これでは狐が死んだという筋書きを読者は読み取れないのでは?
「跳ねる狐」という言葉も、死を想起させる妨げとなりませんか?
狐が死に、水田、稲穂の輝きになるという過程を
明確になり、暗になり、もうすこし示した方がよいでしょう。
評価変わらず 

72 :【○】:03/11/28 21:10 ID:j+nw3Jfb
失礼。
口元の僅かな出血だけで狐は死んでいます

口元の僅かな出血だけで狐は死んでしまいます
と読み違えてました。
まあしかし「紅」や「赤」だけでは死をあらわすには少し弱いでしょう。

73 :名前はいらない:03/11/28 21:22 ID:G38TCE/O
>>71
(狐は交通事故で本当に外傷はありませんでした)

>狐が死に、水田、稲穂の輝きになるという過程を
>明確になり、暗になり、もうすこし示した方がよいでしょう。

またしつこく何度も同じもので来ます。ありがとうございました。




74 :65:03/11/28 21:44 ID:AY3QFqYv
>>70
ぱっとしないのも仕方がないかな…
うまくまとまらないので諦めてしまったからなぁ
自分で読み返してもなんだかなぁって感じるね
力不足

75 :65:03/11/28 21:45 ID:AY3QFqYv
おっとっと一番大事なことを言い忘れた

評価してくれてありがとう。

76 :73:03/11/29 21:15 ID:EmRVfj/4
何度もご迷惑をおかけしてすみません
よろしくお願いします。

「農道」

口を微かに開け
後肢を水田に浸して
もう狐は

水田は命を迎え
稲穂に継ぎ

上質な外套の艶に
輝きを増す稲穂

黄金の稲
稲の背
狐の

瞼うすく
大地に還る狐
尾に田の雫

命の収穫と
回帰

荘厳の声は広々と
見晴るかす山裾

77 :30:03/11/29 22:28 ID:WxKMk4yc
「放物線」書き直してみました・・・。
このスレは、こういうのもありですか?(一旦評価を受けたものを、推敲し直して
再投稿すること)もしもダメだったら、ご指摘くださいませ。

「放物線」
嫌な人に思い切り投げつけた物言わぬ悪態
まぬけに浮かんだ雲のあいだを抜けて
ぴゅん、とどこかに飛んで行ってしまった
世界のあちら側のどこかに

手を差し伸ばすことさえ出来ずに
ひそやかに投げ出した小さな好意
すぐに自らの重みに屈服して
足元に残骸を晒す

絵葉書を拾う
擦れたうすみどりのなかに読み取れるたった数文字
「風が・・・草の・・・香り・・・」
鬱々と湿った雨の空気を深く深く吸い込むと
そこにあたたかで乾いた草の香りを嗅いだ

78 :30:03/11/29 22:31 ID:WxKMk4yc
(「放物線」つづき)
誰が誰にあてたものかは知らないが
だがその思いは確かに届いた
行き先は見当違いだったけれども

世界を飛び交う放物線が見えた

たくさんの好意と悪意
ちぐはぐなキャッチボール
ストライクはなかなか入らない

腹が立つ泣きたくなる嬉しくなる
理由もないのにそんな気分になる
差出人不明行き先違いの
誰かのボールが脳天を直撃して

私のボールは
いまごろ
どこに

79 :名前はいらない:03/11/29 23:21 ID:HvjluXZM
「9月/小旅行」

私鉄沿線に乗り、漁港が見渡せる町で降りた
その景観は
灰色い築材と砂浜が共鳴的な海岸線を
よく表現できていたので
そのミニチュアのような港を数刻
傍観していた

その内
港へと向う道を
数十メートル離れた先で
2、3の子供たちが(諍いでもあったのだろう)
音響劇を演じはじめた
一人の少年が少女に向って何事かを
強い顔で言っている
少女はスカートを風に吹かれながら
また何事かを受け答えている
あの欲望の正姿さえ知らない
その少年を眺めていると
目の前の港町とあい間って

私もずいぶん遠い所に
来たもんだ


甘い字句を思い浮かべることになり
苦笑した

80 :名前はいらない:03/11/29 23:26 ID:Vp+fevaQ
競馬板からのお知らせ
競馬板では今年の有馬記念ファン投票において、シルクボンバイエという馬をプッシュしています。
『白面の貴公子』の異名を取るその姿を、ぜひ年末の大一番で見たいのです。
皆様の投票もあり、第一回中間発表では、下のクラスの馬としては大健闘の79位にランクインしています。
http://sports.yahoo.co.jp/horse/event/vote/arima/result_01_2.html
しかし、大目標は1位です。ですからなおいっそうシルクボンバイエに1票投じてください。お願いします。

【画像】 http://tyostd.hp.infoseek.co.jp/bombaie/s_bombaie1.jpg
【戦績】 http://keiba.nifty.com/db/horse.php?hid=2000102376
【投票画面】http://www.jra.go.jp/fan03a/fanent0.html
投票画面では、馬番号は空欄 馬名シルクボンバイエと書いて投票してください。1頭だけ書いて、あとは空欄でも可です


81 :【○】:03/11/30 03:50 ID:3B8bdxvb
>>69
詩作第一号ということだけあって(悪い意味で)初々しいですね。
どうでしょう、全体的に表現が大仰ではないですか?

テーマも扱いにくいものではなかったですか?
こういった類の詩は感動出来る読者も限られてきますので・・・
ちなみに私は「白磁」がどういったものかはっきりと理解できていません。

「何らおもねることのない凛冽さ」<このおもねるという言葉は、どうしても
寺尾関の辛口一献を連想してしまうのですが・・・個人的なことで申し訳ないのですが。

ちっぽけな自尊心は〜以下すべて大仰です。特に終連の

今は身体を天にしゃっきりと伸ばし
ためらわず大きな歩幅で
振り向きもせずに遠ざかってゆく

これはあなたのことですよね?「白磁」がメインなのに一転
あなたがヒロイックに描かれています。これはどうでしょう・・・
全体を通して、磁器なら磁器なりの慎ましさというか、侘び寂というか
もう少し然るべき表現があるのではないですか?

しかしそもそも・・・ダイナミックな場面の展開が必要な気がしますね、
こういう詩を作るのであれば・・・。その一場面に白磁を登場させる程度ですかね。
直接白磁そのものの美を歌い上げるのではなく、遠まわしに遠まわしに。
場面場面の関連で白磁の美しさを歌い上げるといった手段をとりますかね・・・
私がやるとしたらですが。。。

82 :【○】:03/12/01 01:24 ID:KoWhZFuR
>>76
ずいぶんと良くなったのではないでしょうか?
ただ「もう狐は」「狐の」「外套」というところがまだ少し不可解ですかね。
それともう少し述部を補った方が良いかもしれません。

稲穂と狐が見事にマッチングしていて良い作品でしょう。
言葉を凝縮することにこだわらなければ、まだまだ発展する作品だと思いますよ。
評価4

83 :【○】:03/12/01 02:10 ID:KoWhZFuR
>>77
四連目までは良かったのですが(とりわけ絵葉書のくだりはよく出来ていますね)
その後ガクガクと悪くなってしましましたね。
脳天を直撃するところは笑いどころでしょうか?言葉尻は面白いのですが。

ちょっと即席に作ってみましたので参考程度に読んでみてください。
「放物線」
時おり理由もなく心が動かされるのは
差出人の知れない手紙が
私に届いたからだろうか

いつか嫌な人に思い切り投げつけた物言わぬ悪態
まぬけに浮かんだ雲のあいだを抜けて
ぴゅん、とどこかに飛んで行ってしまった
世界のあちら側のどこかに

いつか手を差し伸ばすことさえ出来ずに
ひそやかに投げ出した小さな好意
あの人に受け取られることもなく
今頃どこかをさ迷っているのだろうか

また或る晴れた日には絵葉書を拾う
擦れたうすみどりのなかに読み取れるたった数文字
「風が・・・草の・・・香り・・・」
鬱々と湿った雨の空気を深く深く吸い込むと
そこにあたたかで乾いた草の香りを嗅いだ



84 :【○】:03/12/01 02:16 ID:KoWhZFuR
誰が誰にあてたものかは知らないが
だがその思いは確かに届いた
行き先は見当違いだったけれども

今日も宙に向けて小石を投げ上げる
何処へ届くかわからないけれども
ただ小石は空高く舞いあがり
いつもの放物線を描いた


85 :76:03/12/01 11:51 ID:0haTVZL2
>>82
何度もお教えいたたき、ありがとうございました
「もう狐は」のあとに「死んでいた」等と加えると、その後も全部
補わなければならないような気がして、できませんでした(これからやってみますが)
あなたのレスにお辞儀をしてから、感謝を込めてこれを送信いたします。

86 :名前はいらない:03/12/03 00:23 ID:oL/MtCos
崩れたビル 片隅に伏せ睨む猫は 首輪があるのに噛み付きそうだ
目の前で揺れてる 魔女のつくった銀色の霧に 僕の記憶がさらわれて
理性は溶け 覚醒する身体 映し出された獣の姿 誰なのかわからない

まだ足りない もっと欲しい 諦めを知らない愚かな真相
あっけない 血も出ない 理を知らない哀れな末路



87 :名前はいらない:03/12/03 10:42 ID:1vYAotSM
「托鉢僧」

雑踏に紛れて
微かに鳴る鉦は
代わりに佇むひと

私は暖かく寛ぎ
友達と紅茶を飲む

代わりに耐えているひと
汚れた足袋で鉢を捧げ

私は苺をつまんで
爪の汚れを気にする

代わりに贖っているひと
鉢のかたちに指は冷え

私は電車に飛び乗り
柔らかな椅子に座る

代わりに頭を垂れるひと
静かに目は空を捉え

初冬の風を渡り
沁み入る鉦は
私を赦し
代わりに祈っているひと

88 :  :03/12/04 18:06 ID:WBfX0Kon
よくわからんがageちゃえ ( ´∀` )えいっ

89 :名前はいらない:03/12/04 18:06 ID:Nl7qAu6t
☆もうすぐクリスマス☆
http://homepage3.nifty.com//hot-hot/7254.html

90 :【○】:03/12/05 18:45 ID:jIN3oKih
>>79
これまた老巧な物言いというか何というか。
若い方じゃないような気がしますね。
「甘い字句を思い浮かべることになり苦笑した」
美辞麗句の羞恥の側面を理解している奥ゆかしい物言に、
とりわけそれを感じます。

光景、情景をありありとイメッジさせる表現力には感心します。
ただ少し物足りない気もします。
この詩はこの詩で完成しているのですがね。
評価3(4より)


91 :【○】:03/12/05 18:51 ID:jIN3oKih
>>86
どこにでもある凡庸な内容です。インターネットでアンダーグラウンドを徘徊すれば
いくらでもこのような文章を目にすることが出来るでしょう。
残念ながら、評価の余地すらない作品です。

92 :【○】:03/12/07 01:47 ID:AGRsjDRQ
>>87
よく出来た詩ですね。
優れた詩材をつかむその感性には毎度?感心します。
ただ、「〜ひと」「〜ひと」がくどくどしいですね・・・一回説明すれば十分
解ります。一連目(ないしは二連目まで)のそれだけで十分といった気がします。
とりわけ最後の「〜ひと」は相当な欠陥ですね・・・
「ひと」という二文字が相当な蛇足に成り果てています。
この普通の人では感じられないような心的な一場面を捉え、詩材として
切り込んでゆく感性と能力は高く評価します。(評価4)
ただ、上記のように大きな欠陥により、作品としての価値は2くらいでしょうか。


93 :てす:03/12/07 02:27 ID:ai2iXGE4
寝付きが悪いのね、ママンが僕の首を締め付けるからだよ。
 ママンの身体が重たいよ。

 不安なんだ。このまま死んでゆくんだね。
 不安なんだ。生きてゆく前に自分の事をもっと知らなくちゃね。
 不安なんだ。ママンねぇ。ねぇママン。
 夜中に、目が覚める。突然、息が出来なくなる。
 胸が、締め付けられる。突然、胸の中が騒がしくなる。

 ママンの白い足が、僕の足に絡まりついて、どっちが
僕の足かわからないよ。
 ママンの白い股が、僕の足に裸体の温もりを伝えてくる
僕は頃合いを見つけてるよ。
 ママンの身体を拒絶する時間を
 ママンの身体が浸食する空間を
 不安なんだ。ママン。

 

94 :【○】:03/12/07 03:16 ID:AGRsjDRQ
>>93
本気ですか?
本気ならすみません・・・こういう詩を評価させるのは勘弁して下さい。
ママンとか言われても困ります。
確か他にも評価板があったと思いますので、そちらで評価してもらうと良いのでは?


95 :てす:03/12/07 04:25 ID:ai2iXGE4
いいのよ、マルテ 
 私のマルテ あなたはいろんな女をこれから知るでしょう
 港町の娼婦、貴族の娘、貧乏な声楽家
私には、わかっているのあなたが、最後には私に戻ってくることを
 あなたが、女を初めて知ったのは、わたしの体から
 あなたが、女を初めて拒絶したのは、わたしの体だったから


 スレ主様ご免なさい。リルケのマルテの手記に捧げるソネット(別に形式的には自由詩だけど)
でした。

96 :30:03/12/07 14:53 ID:Fa6X5reO
お返事(?)が遅くなってすみませんでした。

>>81
「悪い意味で」初々しい、厳しいですね(>_<)
高村光太郎が好きで(もちろん他にも好きな詩人がたくさんいます)、
彼のような強くて厳しくて切れ味のある表現の仕方を目指すつもりで、
詩作第一号のこの「白磁(>>69)」は作りました。
表現が大仰というのは、多分そのとおりだと思います。
しばらく時間がなくて2chにも来れなかったのですが、時間が経って
自分で見てみると、表現がこなれていなくてぎこちないと感じます。
最終連で一転、白磁のことではなく白磁を見つめている人間に視点が移るのは、
そもそもこの詩は、「白磁を称える」ことに主眼があるわけではないからです。
それが伝わっていないのは、ひとえに私の力不足のせいで、評価者様に原因が
あるわけではないのですが・・・。
凛とした白磁を前にしたときの自分の情けなさ・・・みたいなものを表現したかった
のです、、、
テーマとして扱いにくかったということは、ありませんでした<つもり。
なのでこれも、また推敲しながら、何年もかけて(?!)完成させていきます。
評価、どうもありがとうございました。

97 :30:03/12/07 15:06 ID:Fa6X5reO
それから、>>83-84
「放物線(第2弾>>77-78)」についての評価も、ありがとうございました。
評価者様が書き直して下さったものも、ありがたく拝読いたしました。
ただ、正直な本心を申し上げますと、たとえどんなに未熟なものであっても、
自分が一生懸命素材を探りあてて練り上げた愛着ある作品を、
このように「他の人に書き換えられてしまう」のは、参考程度に・・・と言われても、
評価はもちろん添削の域さえも越えているのではないかと、疑問に感じました。
なんていうか・・・大切なものを傷つけられたような盗まれたような気がしたのです。
初心者でなにも分からないのに、生意気なことを申し上げまして、すみません。

脳天を直撃する、は、決して自分では笑いどころではないのですが・・・
もっと言い方を考えるべきところですよね。
(意地を張っているわけではなく)私には私の表現の仕方や好みがあるので、
評価者様が書いてくださった「放物線」は、私の詩とは全く別のものとして、
お言葉どおりただの「参考」に留めさせていただこうと思います(^_^
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
どうもありがとうございました。

98 :仮にななし:03/12/08 00:03 ID:8JZSTesm

「国道沿いのマンション」

室内に車は走りません
ただ騒音は入ってきます
血気盛んなバイク集団が迷惑です
人命救助のサイレンが迷惑です

眠るには静かが一番です
でも騒音は入ってきます
道路工事の朝は不機嫌です
酔っぱらいの夜も不機嫌です

選挙前には候補者が笑顔で大声です
休みの日には勇ましい軍歌の行進です

とても窓など開けられません
閉め切ってクラシックとか聞いています

フィリピンアパートで殺しがありました
高級住宅に盗みが入りました
パトカーが何台も走っています
競い合うように走っています


99 :仮にななし:03/12/08 00:21 ID:8JZSTesm
初です、
詩になっているかどうか不安ですが、
おながいします。

カタカナ語を使いまくっているので、
評価者さんの意向から外れているかもしれません。
スレに適してなければスミマセン、帰ります。

ここの雰囲気が凄く良いので書き込みたく思ったのです。
評価者さんの指導を受けたく思ったのです。
力作を連発しておられる方がいて萎縮してしまうのですが、
私も力を付けたい。

100 :30:03/12/08 01:02 ID:NqP5bxU/
100ですね。
他のスレにも投稿したものですが、こちらにも投稿してよろしいでしょうか?
このスレの評価者様を、勝手ながら個人的にとても信頼しているので・・・。
ちょっと、重厚感漂うこのスレにはそぐわないかもしれません。
最後に「あなたという電車」とあえて明言するか否かでで悩みました。

「途中下車」
切符は正しく買えたのに
ホームを間違えて
偶然この電車に乗り込んだ

あるべき風景と違うだろうことに
とうに気付いているのに
降りることが出来ずにいる

変わりゆく車窓を楽しんで
乗客たちが交わす世間話を聞いて
うとうとと心地よくうたた寝をして

101 :30:03/12/08 01:03 ID:NqP5bxU/
(つづき)
分かっているのに
切符の期限の時刻がくるまえに
この席を立って あのドアを抜けて
正しいホームから 正しい電車に
乗り換えなければ
なのに いつまでも
降りる決心がつかずにいる

あのトンネルを抜けたら
次のドアが開いたら
駆け足で降りていこう

切符の期限が来るまえに
あなたという電車から

102 :30:03/12/08 01:07 ID:NqP5bxU/
実は私の恋人が物書きで、詩人ではありませんが、かなり長いあいだ趣味で
詩を書きつづけています。彼が私に贈ってくれた短い次のような詩を、
彼の許可を得て、ちょっと長い詩にしたのが上の「途中下車」です。

「切符は正しく買ったのに/乗るホームをまちがえて/偶然/君はぼくの横に座った
風景がちがうことに気付いているだろうに/君はまだ/この席を/立たないね」

103 :30:03/12/08 01:30 ID:NqP5bxU/
>>98さん
私も初心者で何も分からず、ここの評価者ではないのですが、
(ここでもかなり厳しい評価をいつも頂いています ^^;)
韻が踏んであるためかリズミカルで、内容も言葉の選び方も、
私個人は、とても好きな詩です。
自信もってください っていうか私が自信なくしちゃったです、、、(泣

104 :30:03/12/08 03:25 ID:NqP5bxU/
>>87
神谷美恵子「‘らい’の人に」という詩を彷彿とさせますね。
「・・・なぜ私たちでなくあなたが?
 あなたは代ってくださったのだ
 代って人としてあらゆるものを奪われ
 地獄の責苦を悩みぬいて下さったのだ
       ・・・・・
 ゆるして下さい らいの人よ
       ・・・・・
 ことばもなくこうべたれれば
 あなたはただだまっている
 そしていたましくも歪められた面に
 かすかなほほえみさえ浮べている。」

105 :散文ですが…:03/12/10 00:11 ID:DuJ3dEaM
六差路を過ぎて行路を急ぐと、色黒な、引き込みの女によって、声を掛けられ、呼び
止められた。
まるで泥のように陽灼けした黒褐色の肌の上に、濃紫のマスカラや、太々と刷かれた
造り睫毛や、下品に湿った、薄桃色の唇が、きらきらと趣味の悪い輝きを放恣している、
何とも醜悪な、何とも厚かましい女である。どうやら絵画か何かの、或る展示会への勧
誘であるらしい。構わず先を急ぐ。なおもまた、呼び止められる。放って置いて、歩
く速度を更に速める。女はピタリと傍に附いて尚も離れず、遜った様子で、卑しく笑いな
がら執拗に話し掛けてくる。決して構わず、舌打ちしながら前へと進む。突然女は身を引
き、ゆっくりと下がっていったかと思うと、噛み付くような勢いで『死ね』という口汚
い罵声が、後ろの方から飛んで来た。侮蔑の言葉を投げ返すように強く、鋭く、女を
睨む。慌てて女は目線を反らし、急いでその場を立ち去った。
-------------止め処ない怒りは次から次へと湧き上がり、膨張し、決して上昇はせず、重た
げな沈殿物となって、体の底へと蓄積してゆく-----------------
頭上のビルの巨大なモニター画面で、沢山の芸術家達が、踊り、回って、そして歌って
いる。恰も何処かの外国人のように、ずぼらな、倦気な服を身に纏った、数人の男達
のグループが、同じく何処かの外国人のように、悪びれた早口言葉を捲し立て、やはり
何処かの外国人のように、錆の歌詞は忠実に英訳されて、そして、その様を見た本物
の黒人が、大口を開け、狂ったように笑い転げている。拙劣な歌唱力、聞き覚えのあるメ
ロディ、紋切り型で退屈な歌詞…誰もが、芸術を自負する『自分自身』こそ『芸術』で
あると、堅く信じて疑わなかった。無意識の内に、僕はそのメロディを口ずさんでおり、
苛立たしくなり、また腹立たしくもなって、途中で止めた。


106 :続き:03/12/10 00:14 ID:DuJ3dEaM
何も無いはずの寂幕の荒野で、僕達は、
何か途方もなく大きな物に、つまずき、打たれ、
透明な、まやかしの縄目によって、縛られて、ふと気付けば、
僕達はこの世の全ての女と、不潔な、生温い性交を終えてしまっている
自由はすべてを喰い尽し、投げたナイフはかならず
自分のもとへと、帰って、くる
時の終わりに

------------------何か卑俗なものを否定するには、『言葉』はもはや余りに脆く、そして何
かを拒否せんと行為に走れば、僕達は何よりも先ず、卑俗を餌に醜く育った、自身の肉
体を破壊することから、始めなければならない。『自由』という、草一本生えぬ、不毛か
つ荒涼たる砂漠地帯で、真に可能な行為とは、『自殺』のみである。即ち、僕達は『生き
る』ために、『死ぬ』責任と義務を背負って、この世界に産まれて来たのだ。が、僕達は
自決用のナイフを、何処か遠い所に置き忘れ、それを誰かに奪われてしまった。既に死
とは嘘であり、行為とは、誰かの女々しい装飾具であった。よって、何もない砂漠で僕
たちにできるのは、自分達の伐採し尽くした木や、森の幻影を求めて、当てのない彷徨
を続けることのみである。立ち止まれば、足元には底の無い『自己肯定』の蟻地獄が待
ち受けている--------------------------


107 :名前はいらない:03/12/10 03:13 ID:qqzDeEep
馴れ合い共産主義国万歳!!村祭り万歳ですね?
長文知識ひけらかし自己満足、自作自演万歳ですね?

108 ::03/12/10 03:22 ID:3W0OKHwB
>>107
あー情けない!
どこを観ても君ばっか!
ひねくれてるねー、君の性格。
寂しいの?
おっぱい吸うか?

109 :名前はいらない:03/12/10 04:59 ID:qqzDeEep
>>108

どこもかしこも見てるんか、貴様は?
暇だなw年で物忘れが激しいみてえだから
もう一度言おう、
つまらんから消えろ!!

110 ::03/12/10 05:22 ID:3W0OKHwB
>>109
おっ、勢いついてきたな。
よしここらで、
君をこれから無視するね。バイバイ

111 :新種のアユだってさ!!すげえ!!:03/12/10 05:31 ID:qqzDeEep
110は構ってもらいたいだけの暇人オタ
まあがんばってその他大勢のオタオサーン共と
過疎版を、オタ版に作り上げてけよ藁藁

112 :87:03/12/11 12:11 ID:JifWDQY8
>>92
はじめに、最後の「〜ひと」を取って音に出してみたら
本当に蛇足なのがしみじみわかり大笑いしてしまいました
2連目まで残して、少しずつあとを変えて、楽しい作業になりました
御礼申し上げます。

113 :名前はいらない:03/12/11 12:23 ID:U7Js0YPH
「墓地」

落葉樹の小路に
目印の白い椿

童女の墓石に苔
乾いて赤くかざぐるま
百年前の女の子

寒椿
百年前の四つの子
花の首が風に戯れ

墓参りを見つめる目を
人々は知らず
寺の箒を聴く耳を
箒の手は知らず

今供える
藍色のお手玉ふたつ

遥々巡る夕暮れの風
かざぐるまが揺れる

114 :名前はいらない:03/12/12 23:16 ID:lXjDvBgL
「鷹と月」
光を遮るように翼を広げても
月は輝きを増すばかりであった
鷹は吐き捨てるように大きく鳴くと
立ち枯れた巨木の天辺に身を躍らせた

暗幕の天に雲はなく
故に雨季と乾季の別もない
ただ砂が風に乾き
苔の僅かな湿り気さえも奪った
月は彼方まで光を届かせると
世界はかくあるべきと
無言のうちに讃えているようだ

鷹はじっと影を見ていた
満たされると共に飢えてゆく
捕食者は生来孤独である
深く沈殿した苦悩は
眠りに落ちる度に
熱を放ち夢を蝕むのだ

やがて暁の頃となれば
全ての業は燃え落ちて
空腹に促されるままに
野鼠を獲って喰らうのだろう


115 :  :03/12/12 23:55 ID:uY0Wvwet
へーいへいへい ときにはおこちぇよむーぶめぇんと〜

116 :【○】:03/12/13 02:18 ID:57AphZWe
忙しくて来れませんでしたが・・・
少し趣向を凝らし、評価方法を変えようと思います。細別された評項目によって
より多角的に作品を分析できるのではないかと。

外部(表現) ―詩藻(適切な言葉を選ぶ・豊富な語彙力)
       語感(詩韻・言葉のあや)
       体裁(活字としての見た目)
内部1(詩調)―内的韻律(詩の基底にあるべき流れるような音響、抒情の流動)
       視覚的印象(イメッジの流れ)
       詩品(詩の品格・詩趣)
内部2(主題)―思想、主張、題材、詩想、着想 これらの優位劣位


これらはそれぞれに相関的で、表現を詩調が支え、更にそれを主題が支えている。
逆に、表現が詩調支え、主題を支えるのも当然です。
表現力だけが優れていても頭でっかちに終わるでしょうし、優れた主題を歌い上げても
表現力が伴わなければ宝の持ち腐れですね。
これを参考に評価を見てください。コメントは以後控えることにします。
         

117 :【○】:03/12/13 02:22 ID:57AphZWe
それと他の方もどうぞ、評価に参加してください。
より多くの読者に分析された方が作者の為になるとおもうので。

118 :【○】:03/12/13 02:30 ID:57AphZWe
>>98
外部 ―2(語感3)
内部@―3
内部A―2(着想3)

面白い詩ではありますが、まあ・・・感動したりとかはしませんね・・・

119 :【○】:03/12/13 02:47 ID:57AphZWe
>>30
盗んだりなんかしませんよw説明がもどかしくて、つい書き込んだだけです。
>>100
三連目が少し不可解ですかね、楽しんでいるのか焦燥に駆られているのかよく
わかりません。
それと最後の一行は最悪です。
私は、内容の具体性というものは、往々にしてイメッジを制限するものだと
思います。この作品の場合、最後の一行によって、恋愛詩に決定付けられます。
それ以上の飛躍がないわけです。ほかのイメッジ、主題にも、読者は当てはめることも
出来るでしょうに・・・最後の言葉がそれを制約しています。

外部 ―2(体裁3)
内部@―2
内部A―2


120 :名前もなく:03/12/13 08:55 ID:mxkVSjqU
いつか会えるその日まで
僕は祈り続ける
君の長く永い幸せを
初めて出会ったあの冬を消えてしまったあの夏を
僕は今でも忘れられないでいるんだ

海の泡となった美しい君は
きっとワダツミのもとで微笑んでいるのだろう

美しすぎた罪からあんなにも早く召されていってしまった
あまりに愛でられた君は。。

ねぇもう一度だけ 僕の名前を呼んで
優しい声色で
高い声で
そしていつか
君の隣に往けるように

いつかまた会える日がくるまで
僕は愛し続けよう

ワダツミの君へ



121 :【○】:03/12/14 03:21 ID:y/vFrinj
>>105-106
「自殺」もまたその他累々たる卑俗な、女々しい装飾具のような「行為」と
同一線上にあるものだと思いますが・・・・
それと105のスタンザと106の関連性がなかなか見出せません。故意にそうしたのでしょうか?
多少関係しているのは解るのですが・・・

外部 ―4
内部@―2(105の視覚的印象4)
内部A―2(3?)



122 :30:03/12/14 18:55 ID:0NH0z0WR
>>118-119
わゎゎ、、、もちろん、「盗まれた」なんて言ってるつもりはありませんでした(>_<
ただ何て言うか、自分の詩を【全とっかえ】されてしまうと、自分のじゃなくなった
ような気がしてしまう...と...。うまく言えないのですが。
偉そうなことを申しあげまして、すみませんでした。
○さんの評価はとても勉強になるので、これからもよろしくお願いします。

>>98についての評価、どうもありがとうございました。
最後の一行についても、、、納得です。やっぱり、ですね。
この一行を入れることによって、チープになってしまったと思います。
解釈者に解釈を
委ねる余地を持たせることが詩に広がりを持たせるってことですよね、
勉強になります。
三連目が「楽しんでいるのか焦燥に駆られているのか不可解」というのは、
半分狙い通り・・・というか、それを意図しているところがあります。
しかし、それならそれで、そのような心情に持っていくような「つながり」が
どこかに必要だというこですよね、、、
これも作り直し行きです。 お忙しいなか、どうもありがとうございました。

123 :【○】:03/12/20 20:07 ID:iH9NHA/R
>>113
解りにくいです。見たままの景色を盛り込んだのでしょうか?
また、赤い靴はいてた女の子ならわかるのですが、この少女がどなたか想像しにくいですね。
色彩の対照はよくわかりますが。
外部 ―3(語感2)
内部@―3
内部A―3

>>114
初見ではすごく良い作品に感ぜられましたが、読み込むうちに・・・
所々これぞ文芸という様な素晴らしい表現が見受けられますが
主題が散漫して感じられるのは私の読力の責任でしょうか?
高次の段階で、まだ的確さに欠ける様に思います。もう一息でしょうか。
外部 ―4
内部@―4(詩品5)
内部A―4



124 :【○】:03/12/20 20:18 ID:iH9NHA/R
>>120
こういう詩を書くのならその前にポーのAnnabel Lee(アナベル リー)を読むことを
お勧めします。

外部 ―2
内部@―2(詩品1)
内部A―1(ベタベタです)


125 :   ◆BLNBXTBKxU :04/01/05 19:17 ID:EbAwtdR+
ここまで廃墟化したスレッドも貴重だなをい(ゲラゲラ

126 :てす:04/01/10 08:33 ID:Gte25PB2
 四月は残酷な月
    tΣ エリオット

127 :てす:04/01/10 08:45 ID:Gte25PB2

子供の頃は、プラモデルに入っていた
セメダインの匂いが好きだった。
 今では、メンソール煙草にそれを
求めている俺。

 例えばこの詩を、日本語だけにすると・・・

子供の頃は、模型玩具に入っていた
接着剤の匂いが好きだった。
 今では、薄荷煙草にそれを
求めている俺。

 カタカナの方が格好いい気がするなあ。
カタカナが好き、でもいいじゃん。批評家の〇さんへ


 

128 :名前はいらない:04/02/03 02:58 ID:VfmauZ+t
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